BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)、通称ビルケンと言えば、もはやファッション好きにはおなじみのブランドです。ところで、あなたの頭に浮かぶビルケンって、どんな形でしょう? つま先だけ隠れたつっかけ風のBOSTON(ボストン)? 適度に足をホールドしつつも、通気性バツグンのZURICH(チューリッヒ)? FLORIDA(フロリダ)やGRANADA(グラナダ)なんかも定番モデルですね。いずれにせよ、夏向けのサンダルといったイメージが強く、冬にはどうも…という方が多いのでは?
でも実は、ビルケンにはシューズタイプもあるのです。下で紹介している写真はLONDON(ロンドン)という型。履く際にベルトを締めなくてはならないのがちょっと面倒ではありますが、それ以外は至って快適。今日はいっぱい歩くかもという日にはこれを履いて出かけています。
ビルケンを語る上で、はずせないのはやはりフットベッドでしょう。ラテックス、麻、コルク、スエードの4層構造で足裏を快適に支えてくれるのみならず、足裏にある3つのアーチをしっかり機能させ、かつ、かかとをホールドする形状となっています。このフットベッドが要なのです。足は第2の心臓と俗に言われますが、この第2の心臓をきちんと動かすためには、足を正しく動かすことが重要。足を正しく動かすためには、本来は裸足がよいのですが、現代の生活では、裸足で暮らすわけにはいきません。そこで、裸足で歩いた時と同じように足を機能させるフットベッドを持つ、ビルケンの出番というわけです。そしてビルケン印のシューズには、もちろんこのフットベッドが搭載されています。
![]() |
このフットベッドが要。足型がついているのがわかりますか?履くほどに持ち主の足になじむのがビルケンのフットベッドの特徴でもあります |
これ以外にも、ブーツやレースアップシューズタイプのビルケンもありますから、あなたの服装にあわせて選択可能ですよ。
また、ビルケンのうれしいところは、履きつぶす靴ではなく、リペアが可能なところ。最初はちょっと高いと思うかもしれませんが、リペアで長く使うことを考えたら、最終的にはお得ではないでしょうか?(一部商品はリペアができない場合もあるそうです)
「第2の心臓」を機能させる靴で、毎日のおでかけを健康的なウォーキングに変えてみて!
(回遊舎/番場由紀江)
暮らしの中のかゆ〜い所に手が届く。そんな調査結果をお届けしていきます☆