選び方・特集

今年はどうなの!? 2024年PS5向けゲーム期待の最新作まとめ

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2024年内に発売予定のPS5向けゲームの中から、注目の期待作14本をピックアップ。2024年はどんなゲームが登場するのか、覇権を握るゲームははたして出るのだろうか。

なお、本記事は2024年1月時点で判明している情報に基づいているので、ご注意いただきたい。特に発売日については急遽延期されることもありえる。

龍が如く8

セガ
2024年1月26日発売

 「龍が如く」シリーズ8作目となる最新作。春日一番と桐生一馬というシリーズの新旧キャラクターの両方が主役のダブル主人公システムを採用している。新マップである南国の楽園、ハワイを堪能できるほか、シリーズ最大級の新プレイスポット「どんどこ島」をはじめとする「龍が如く×ハワイ」を遊びつくせる数多くのアクティビティーが登場予定だ。

コマンドRPGとアクションRPGの両方が楽しめるうえに、バトルシステムも前作から大幅に進化していることがうかがえる。そして、何より人生最後の戦いに身を投じる桐生一馬にどのような運命が待ち受けているのか、シリーズのファンには重要な意味を持つ作品になりそうだ。

鉄拳8

バンダイナムコエンターテインメント
2024年1月26日発売

格闘ゲームの人気シリーズ最新作「鉄拳8」。PS5の高速ローディングによるストレスフリーな対戦や、ど派手なグラフィックを生かしたアクション表現など、今世代機だからこそ実現できるゲームデザインにより、歴代シリーズ作から大きな進化を感じさせる。

「鉄拳」という歴史ある格闘ゲームのIPが、最高水準の技術でこれまで以上に豪華で洗練された最新作として登場することは、格闘ゲームファンにとって非常に重要だ。日本国内にとどまらず、海外からの注目度も非常に高くなっている。

昨年発売された「ストリートファイター6」の大成功もあり、新規ライト層獲得の基盤ができつつある格闘ゲーム業界だが、本作もこの流れに乗ることができるのか? 注目したい。

スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ

ワーナー・ブラザーズ
2024年1月30日

DCコミックのアウトサイダーヒーローグループ「スーサイド・スクワッド」を題材にした今季注目のアクションゲーム。「バットマン:アーカム・ナイト」などの名作を手掛けたロンドンの老舗ゲームスタジオ、Rocksteady Studiosの最新作だ。

ハーレイ・クイン、デッドショット、キャプテン・ブーメラン、キング・シャークの4人のヴィランを操作できることに加えて、無料アップデートの第1弾ではジョーカーが加わることも明らかになっている。洗脳されたスーパーマン、ザ・フラッシュ、バットマンたちが率いるジャスティスリーグを相手に、広大なメトロポリスのオープンワールドを舞台に戦いが繰り広げられる。

国内ではそこまでだが、海外では開発スタジオのブランド力の高さから非常に高い注目を集めている。洋ゲーファンであればプレイ必須の作品だろう。

FINAL FANTASY VII Rebirth

スクウェア・エニックス
2024年2月29日発売

2020年にPS4で発売された「Final Fantasy VII Remake」の続編であり、FF7リメイクプロジェクトの2作目に当たる。The Game Award 2023で「Most Anticipate Game」(最優秀期待作)も受賞するなど、世界的な規模でも注目度の高い、2024年の大本命作品だ。

オリジナル版のワールドマップを彷彿とさせる広大なフィールドと新たな戦闘システム、PS5の描画性能を存分に生かしたグラフィック、そして、原作に沿いながらも重要な脚色を匂わせるストーリーなど見どころは満載だ。

原作では物語後半に存在の判明したザックスが、今作では積極的に描かれることが示唆されている。文字どおりFF7の「生まれ変わり(Rebirth)」の瞬間に立ち会える作品になることだろう。

ドラゴンズドグマ 2

カプコン
2024年3月22日発売

カプコンが2012年に発売したRPG「ドラゴンズドグマ」の続編がついに登場。AIによる自由意志で動くポーン(仲間)を従え、オフラインでありながらも疑似オンラインRPGのような体験が味わえる。

オープンワールドライクのフィールドは前作の4倍の広さになり、現実世界の物理法則を取り入れたリアルで創造性のあるアクションバトルが楽しめる。カプコンのゲームエンジン「RE ENGINE」による写実的なグラフィックにも注目。カプコンが持ちうる最新技術によって紡ぎ出される本作は、前作の評価を超えてくるのか、今から非常に楽しみだ。

Rise of the Ronin

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2024年3月22日発売

「デッド オア アライブ」や「仁王」を手掛けたコーエーテクモゲームスの制作チーム、Team NINJAによる新作アクションゲーム「Rise of the Ronin」。幕末を生きるひとりの浪人を主人公に、日本の政治が再編される時代を正面から描く挑戦作だ。

オープンワールドの探索要素、幕末時代のさまざまな武器や道具による多彩なアクション、そして歴史上の重要人物も登場し、関わるキャラクターとの選択肢によってストーリーが分岐するゲーム性などを特徴にしている。

本作は、PS5独占ローンチ作で、Team NINJA がPS5の性能をフルに生かした野心的な作品になるとの期待もかかる。小規模なTeam NINJAにはこれまで難しかったオープンワールドのゲームデザインで描かれる歴史アクションゲームということもあり、PS5ユーザーなら要チェックの作品になるだろう。

黒神話:悟空

2024年8月20日

近年ソシャゲーを中心に存在感を増しつつある中国ゲーム業界だが、この「黒神話:悟空」は今世台機向けに開発された作品。西遊記の世界観をモチーフに、Unreal Engine 5で開発された美麗なグラフィック、そして壮大で爽快なアクションバトルが堪能できるようだ。

そこにダークファンタジーテイストの影響を色濃く感じるビジュアルとゲーム性が融合することで、中国産ゲームの新境地を切り開くことができるのだろうか。注目していて損はない作品だろう。

聖剣伝説 VISIONS of MANA

スクウェア・エニックス
2024年夏発売

スクウェア・エニックスが手掛けるアクションRPGの名作のひとつに数えられる「聖剣伝説」シリーズが、16年ぶりに完全新作を引っさげて帰ってくる。ファンであれば、この事実だけでも胸の高鳴りを感じずにはいられないだろう。

自然とのつながりを感じさせるゲームコンセプトや、心温まるグラフィックなど、シリーズの伝統はそのままに、セミオープンワールドへと進化し、シームレスな探索が楽しめるとのこと。加えて、立体的な動きでスピード感あふれる戦いが楽しめるバトルシステムもアピールされている。

近年はリメイク作品を通して、かつてのファンだけではなく新規ファンを獲得してきた「聖剣伝説」シリーズだが、現代の最新技術で名作アクションRPGがどのように飛躍するのか、今から楽しみだ。

Star Wars Outlaws

Ubiソフト
2024年内

ゲーム史上初となる、映画「スター・ウォーズ」の世界を舞台にしたオープンワールドゲーム。開発は、「DIVISION」シリーズなどで有名なMassive Entertainmentが手掛ける。

宇宙が舞台という広大な世界観、そして多種多様な見た目の種族が登場することなど、オープンワールド化するには難しい要素が多い「スター・ウォーズ」だが、今世代機のマシンスペックによってようやく実現化にこぎつけた。

Massive Entertainmentは、同じく映画をオープンワールド化した「アバター:フロンティア・オブ・パンドラ」でもその高い実力を存分に発揮しており、同作で「スター・ウォーズ」をどれくらい再現しているのかに期待が高まる。

メタファー:リファンタジオ

アトラス
2024年内

アトラスのヒット作「ペルソナ」シリーズの制作チームを中心に構成されたStudio Zeroによる完全新規タイトルの「メタファー:リファンタジオ」。「ペルソナ」シリーズなどで培われた技術や独自性あふれるビジュアルなどを踏襲しながらも、ファンタジー世界を舞台にした新たな作品として生み出される挑戦作だ。

王道RPGを起点にしながら、ミステリアスな展開と魅力的かつ不思議なキャラクターたちとの出会いによって、この作品でしか味わえない物語体験を目指しているとのこと。「ペルソナ5」のコマンドRPGバトルとアクションの融合を図ったことで誕生した新たなバトルシステムにも注目したい。

「ペルソナ」シリーズに長年携わってきた豪華クリエイター陣がどのようなファンタジーを新たに生み出すのか。見どころの多い作品になりそうだ。

サイレントヒル2 リメイク版

コナミ
2024年内

「サイレントヒル」シリーズは、2000年代の国産ホラーゲームシーンにおける最重要作品のひとつであり、以降のゲーム業界全体のシナリオデザインに大きな影響を与えた。そのなかでも「サイレントヒル2」はいまだに神格化されるほどの名作。世界中のファンが本作の復刻を望んでいたと言っても過言ではない。

この名作のリメイクが2024年内に発売予定だ。加えて、ローンチから1年はPS5向けにしか販売されない時限独占タイトルとなる。

トレーラーを見る限り、光の陰影表現などの点ですでにPS5の高い処理能力が垣間見え、恐怖の深淵から湧き出る美しさを描く高い芸術性に期待がかかる。ゲーム史に残る超名作ホラーゲームがどういった形で現代に復活するのだろうか。

METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER

コナミ
2024年内

「サイレントヒル 2」と同様、こちらもコナミの名作として語られることが多い「メタルギアソリッド3 スネークイーター」のリメイク版。トレーラーにて2024年発売が示唆されている。

筆者を含め、「メタルギア」シリーズを愛してやまないファンにとっては感激以外の何者でもない。後生に語り継がれるべき作品を、しっかりと復活させ未来に残していくことは非常に重要なことだと感じる。

原作の「メタルギアソリッド3 スネークイーター」がPS2の作品ということもあり、グラフィックやゲームシステム、操作性の一新により、ステルスとサバイバルを重視したゲーム性が飛躍的に進化することを期待したい。

Towers of Aghasba

Dreamlit Inc.
2024年内

「Towers of Aghasba」は、インディーズゲームスタジオのDreamlit Gamesが発表したオープンワールドクラフトビルダーゲーム。「もののけ姫」や「風の谷のナウシカ」に影響を受けた世界観やビジュアルが特徴でありながら、ゲームデザインでは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」「牧場物語」「ワンダの巨象」などを踏襲している。

広大な大地、Aghasbaで繰り広げられる探索性あふれるゲームプレイ、さまざまなものが作れるクラフト、ビルダー要素。そして、美しくも過酷な世界を生きる巨大な生物との交流、自然と人間社会の対比をテーマに反映させ、神秘的でエキゾチックな体験に満ちた唯一無二のオープンワールドゲームになるとされている。

オープンワールド好きには要チェックのタイトルだろう。

Stellar Blade

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2024年内

スマートフォン、PC向けゲーム「勝利の女神:NIKKE」の開発元である韓国のゲームスタジオShift Upによるアクションアドベンチャーゲーム「Stellar Blade」。PS5の独占タイトルとしてアナウンスされている。

地球から追放された人類が、地球を侵略する異星生命体と戦い、プレイヤーは主人公イブとなって地球奪還を目指すというのが大枠のストーリーだ。フォトリアルなグラフィックで描かれる風景と美麗なキャラクターデザイン、スタイリッシュなアクションなどが特徴だ。

元々はPS4を含める前世代機込みでの開発が予定されていたが、クオリティアップを目的として最終的にPS5の独占リリースとなった。特に、グラフィックにおけるクオリティの高さは、今世代機ならではの完成度に期待。韓国デベロッパーが送る新規タイトルとして注目の価値があるだろう。

まとめ

2024年は、SIE Stdiosからの新作発売の予定がないなど、2023年に比べるとやや豪華さに欠けるという印象は正直ある。ただし、PS5向けタイトルの発売本数自体は非常に多く、特にコアゲーマー目線ではプレイしておきたいタイトルがズラリと並んでいる印象だ。

また、インディーズゲームを始めとする小規模スタジオの台頭が目覚ましい現在のゲーム業界の動向や、発売未定のタイトルが突如2024年内に発売される可能性を踏まえると、2023年発売の「バルダーズゲート3」のように、予想外の大作が出てくることも十分期待できる。

ぐう実況(ゲーム紹介系YouTuber)
Writer
ぐう実況(ゲーム紹介系YouTuber)
YouTubeを中心に活動するゲーマー。PSやPCのソフトを中心にゲーム紹介をする機会が多く、同分野を専門に活動しています。プライベートでは任天堂などの作品も頻繁に遊びます。
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水川悠士(編集部)
Editor
水川悠士(編集部)
デジタル系メディアから価格.comへ。スマホ、スマートウォッチなどのガジェット周り、ゲーム関連を担当。触ってきた製品は数えきれないほど多いです。価格.comマガジンのYouTubeにも出演中。
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