PS5の最新ゲームから注目作を筆者の独断でピックアップ! 2024年5月は「ELDEN RING(エルデンリング)」のスピンオフ作品や、名作FPS最新作などの期待作が発売される。
※2025年5月1日
掲載時、「ELDEN RING NIGHTREIGN」をDLCと記載していましたが、正確にはスピンオフ作品にあたるため、削除して追記いたしました。謹んでお詫び申し上げます。
2025年5月15日
ベセスダ・ソフトワークス
1993年に発売され強烈なゴア表現や爽快感あふれるゲーム性でFPS(ファースト・パーソン・シューティングゲーム)を一大ゲームジャンルに押し上げた「DOOM」。2016年にリブート作として発売された「DOOM」(2016)は高く評価され、次作である「Doom Eternal」(2020)は数多くの賞にノミネートされた。本作はそんな「DOOM」リブートシリーズの第3作である。
本作が描くのは「DOOM」(2016)と「Doom Eternal」(2020)の前日譚。最大の特徴は屈強でパワフルな往年のシリーズらしい戦闘を現代によみがえらせたことだ。前作の「Doom Eternal」は操作が難しくなりシンプルさに欠けていたことが一部から批判された。しかし、本作ではその部分を改善し、さまざまなアクションをボタンひとつで実行できるうえ、攻撃のブロックやパリィ、近接攻撃を駆使する”タンク”的な立ち回りを中心としたゲームに変貌している。
中世ヨーロッパと地獄の造形が入り混じったような本作ならではの世界観と、シリーズ史上最大級のボリュームを誇るマップも見どころ。FPSに探索や発見を盛り込んだ初代「DOOM」の長所を継承するとともに、難易度もより自由化することでプレイヤーはさらに進化した「DOOM」体験が楽しめる。
「DOOM」シリーズは初プレイでも熱中する人が続出するほど爽快なので、シューティングゲームが好きな人はぜひチェックしてみてほしい。
2025年5月23日
CAPCOM
2002年にPlayStation 2で発売された「鬼武者2」は、現在でも多くのファンから愛される伝説的なアクションゲームだ。そんな「鬼武者2」がリマスター版として復活する
”幻魔”の力でよみがえった織田信長に一族を殺された主人公「柳生十兵衛」(モデル:松田優作)の復讐劇をとおして迫りくる”幻魔”との死闘が繰り広げられる。
「鬼武者」シリーズでは敵の攻撃にタイミングよくボタンを押すことで強襲を仕掛ける技「一閃」が特徴だった。「鬼武者2」では「一閃」が連続化する「連鎖一閃」が非常に爽快感のあるアクションとしてファンから愛されている。
ほかにも敵の魂を吸収することでさまざまな恩恵を受けられる「魂吸収」や、紫魂を5つ集めることで一定時間無敵になれる「鬼武者」への変身など、敵を切り伏せる爽快感をとことん味わえる。愛と悲しみに満ちあふれた物語のなかで、敵を倒していくアクション性が大きな魅力だ。
新要素である超高難易度モード「修羅」は、一撃でも攻撃を受けると死亡してしまうモードで往年のファンをさらに高ぶらせるものになっている。ほかにもデモシーンのスキップ機能やオートセーブ機能、メニューを開かずに武器切り替えができる簡易武器切り替え機能など、より遊びやすくなった部分も抜かりない。
現在プレイしてもアクションゲームとしての爽快感がしっかり味わえる作品なので、アクションゲームが好きな人はぜひチェックしてみてほしい。
2025年5月30日
バンダイナムコエンターテインメント
2022年に発売されGame Of The Year(The Game Award 2022)にも輝いたフロム・ソフトウェアの傑作「ELDEN RING(エルデンリング)」のスピンオフ作品。シングルプレイが基本の本編の内容とは大きく異なり、協力型のオンラインモードということでフロム・ソフトウェアの挑戦作として話題を集めている。
本作は最大3人でプレイするサバイバルアクションで、仲間と協力し新たな大地”リムベルド”を探索していく。マップ構造は新しくゲームを始めるたびに変わり、敵の撃破やダンジョンの攻略をとおして自分や仲間のステータスを強化したり、装備を整えたりしていく。
時間経過とともに外周からダメージゾーンが迫ってくるのだが、最終円では中ボスと遭遇し、中ボスを倒すとダメージゾーンがなくなり再度探索が可能になる。そして3日目に訪れる”夜の王”を討伐すればゲームクリアとなる。
「エルデンリング」本編のゲームデザインをベースにしつつ、また新たなゲーム体験を目指したオンラインモードであり、ボスもこれまで以上の強さとなっている。
「エルデンリング」が好きな人はフレンドと一緒にクリアを目指すのが楽しそうタイトルだ。