2016年9月12日、日本マイクロソフトはプレス向けイベント「Xbox Showcase」を同社品川本社で開催した。イベントでは、「ReCore」や「Forza Horizon 3」、「DEAD RISING 4」といった今秋以降発売予定となっているゲームタイトルが紹介されたほか、8月に米国などでの販売がスタートした薄型の新型Xbox「Xbox One S」の年内発売が改めて発表された。
comceptの稲船敬二氏と「メトロイドプライム」の開発陣がタッグを組んだアクションアドベンチャー「ReCore」。イベントには稲船敬二氏本人も登場した
人気カーレースシリーズの最新作「Forza Horizon 3」も紹介された
大人気ゾンビアクションシリーズ最新作「DEAD RISING 4」。シリーズ初の日本語ボイスが収録されることが明らかにされた
Xbox One Sは、「E3 2016」で同社プレスカンファレンスで発表された「Xbox One」の新モデル。これまでACアダプターとして外側にあった電源が内蔵され、現行の「Xbox One」から40%の小型化を実現。機能面では、4K動画やHDRに新たに対応。家庭用ゲーム機ながら、Ultra HD Blu-rayの再生に対応しているのもポイントとなっている。海外では、500GB/1TB/2TB(限定モデル)がラインアップされ、価格は299ドルからだ。
Xbox One S。これまで同様、国内は年内発売予定とだけアナウンスされ、価格等の詳細は今回のイベントでも明らかにされなかった
イベント会場には、Xbox One Sの参考展示もされた
Xbox One Sの背面
なお、プレス向けイベントでは、同じくE3 2016で発表のあった4KやVRに対応するXbox Oneのハイエンドモデル“Project Scorpio”にも触れられたが、こちらも現時点でのアップデート情報はなかった。ただ、イベント最後に行われた質疑応答では、「“Project Scorpio”の個別の国や地域についてはまだ発表していないが、2017年ホリデーシーズンでの国内発売については日本法人側でも出来る限り対応していきたい」(マイクロソフト担当者)ともあったので、今後の情報に期待したいところだ。
E3 2016でのトレイラー映像を使い、“Project Scorpio”について触れる日本マイクロソフトの高橋美波氏