ソニー・インタラクティブエンタテインメントが開発したPlayStation 4専用VR(バーチャル・リアリティ)システム「PlayStation VR」(以下,PS VR)が本日ついに発売です。発売を記念して、東京・銀座のソニーストア銀座で発売記念イベントが行われました。イベントには、ソニー・インタラクティブエンタテイメントジャパンアジアの盛田厚プレジデントのほか、プレイステーションのアンバサダーを務める俳優の山田孝之さんが登場。山田孝之さんによるPS VRのデモンストレーションを交えながら、PS VRの魅力をアピールしていました。
発売記念イベントに登場したSIEJAの盛田厚プレジデントと俳優の山田孝之さん
盛田厚プレジデントはイベント冒頭の挨拶で、「PS VRは、家庭内の映像体験としてはテレビ登場以来のイノベーション。いままで映像体験というと、テレビの前に座って映像を見るという形だったが、これからはテレビの中に入って体験できる。多くのゲームユーザーが夢見たゲームの中に入ってプレイするというのをついに実現する。コンテンツについても、ファイナルファンタージやバイオハザードといった人気シリーズタイトルのVR対応や、VRならではの体験ができる新作タイトルなどのゲームコンテンツだけでなく、シン・ゴジラとのコラボコンテンツや、L'Arc〜en〜CielのVRミュージックビデオなど、普段ゲームをやらない人にも楽しんでいただけるコンテンツを用意した。これからもさまざまな施策を展開していく予定なので、ぜひご期待していただきたい」とアピールしていました。
“PS VRはテレビ登場以来のイノベーション”と語る盛田厚プレジデント
続いて、プレイステーションのアンバサダーを務める俳優の山田孝之さんが登場。ゲーム好きで、去年のゲームショウでPS VRを初めて体験してから発売を待ちに待っていたという山田孝之さんは、司会者からPS VRを求めて朝早くから多くの人が並んでいることを聞くと、「その気持ちはわかります。僕も早くやりたいです」とコメントしていました。
プレイステーションのアンバサダーを務め、PS VRのCMにも登場している山田孝之さん
イベントでは、山田孝之さんによるPS VR体験デモも行われました。1タイトル目は、バットマンになりきってゴッサム・シティの謎を解くというアドベンチャー「バットマン:アーカム VR」をプレイ。体験時間が短く、バットマンスーツを身に付けてバットマンになるというタイトル導入部分のみのプレイだったため、司会者からバットマンになったら何をしてみたいかと聞かれると、「これ(バットマン:アーカム VR)の続きをやりたいです」とゲーマーらしいコメントが飛び出し、会場は大きな笑いに包まれました。
Moveコントローラーを持ち、「バットマン:アーカム VR」を真剣にプレイしています
2タイトル目の「イーグルフライト」は、鳥になって空を自由に飛べる体験をできるというタイトル。今回は、建物にぶつかると最初からプレイやり直しとなる「フリーモード」をプレイしていたのですが、初プレイながら狭いルートでも建物に一度もぶつかることなく華麗に飛び続け、盛田厚プレジデントも「上手ですね」と感心していました。
PS VRの装着も楽々こなす山田孝之さん。さすがアンバサダーです
2タイトルの体験を終えたところで、盛田厚プレジデントから「おそらく遊び足りないと思うので」ということで、山田孝之さんにPS VRがプレゼントされるサプライズも。突然のプレゼントに山田孝之さんは、「予想してなかったので、めっちゃうれしいです」と大興奮! PS VRの魅力については、「面白さを伝えないといけない立場だけど、PS VRの面白さを伝えるのはなかなか難しい。体験した自分から言えることはとにかくやってくださいということ。スゲー面白いです」と語ってくれました。
PS VRがプレゼントされると聞いて目を輝かせています
発売記念イベント終了後には、予約者向けの販売セレモニーも行われました。ソニーストア銀座で最初の購入者となった男性は、盛田厚プレジデントから直接PS VRを手渡されていました。
ソニーストア銀座で1番目の購入者となった男性。「早く帰ってプレイしたい」と話していました