「G-SHOCK」今月の衝撃!!!
永遠のスタンダード「5600」に新顔登場!

【G-SHOCK】粋なチラリズム! 黒×赤の新バンドを採用する名機「5600」の新作

カシオ計算機から2019年2月に発売されたG-SHOCK「GW-B5600HR-1JF」

カシオ計算機から2019年2月に発売されたG-SHOCK「GW-B5600HR-1JF」

「G-SHOCK」の絶対的な顔である「5600」シリーズに、また新しい仲間が加わった。

2019年2月に発売された「GW-B5600HR-1JF」は、新構造のバンドを採用しており、ブランドのアイデンティティである「タフネス」に拍車をかけている。

ハイエンドモデルで使われていたハイテク素材を「5600」に導入!

「5600」シリーズは、これまで数多くの派生モデルを生み出してきた。そのうち、圧倒的大多数にスタンダードな樹脂バンドが起用されているが、リストバンド風の「G-5600L-1JF」(2004年)やバリスティックナイロンを使った「DW-5600B-1AJF」(2005年)、強じんなカーボンファイバーインサートバンドを採用した「GW-S5600-1JF」(2010年)など、たびたび趣向を凝らしたバンドを取り入れてきた。

左から、「G-5600L-1JF」「DW-5600B-1AJF」「GW-S5600-1JF」。どれも生産終了製品

左から、「G-5600L-1JF」「DW-5600B-1AJF」「GW-S5600-1JF」。どれも生産終了製品

そして今回、「GW-B5600HR-1JF」が採用したのは、複数の駒で構成されるブレスレットタイプだ。自分の手首の太さに合うようにあらかじめ設定しておけば、あとは容易に着脱可能。高級時計にも使われている、最も汎用性の高いバンドと言える。

世に出回るブレスレットタイプのバンドのほとんどはステンレススチール製だが、そこは「G-SHOCK」。タフネスと使い勝手のよさを求めてたどり着いたのが、今回採用された新構造バンドだ。

H字状に形成された外駒は、中心部にメタルパーツを埋め込んだ樹脂で生成されており、堅牢性と軽さを確保。そして内駒には素材「ファインレジン」を採用し、こちらでも強度と軽さを両立させた。

中駒には、軽くて高耐久なナイロン系樹脂「ファインレジン」が使われている

中駒には、軽くて高耐久なナイロン系樹脂「ファインレジン」が使われている

「ファインレジン」とは、メガネのフレームなどに使われているポリアミド樹脂をベースに強度や耐摩耗性、耐変色性を高めたハイテク素材だ。G-SHOCKでは2012年に発売された「グラビティマスター GW-A1000FC-1AJF」で「フライトコンポジットバンド」として採用したのを皮切りに、2015年発売の「MTG-G1000D-1AJF」の「レイヤーコンポジットバンド」など、ハイエンドモデルで使用してきた実績がある。その高品位素材が、ついに「5600」シリーズにもやってきたというわけだ。

ワンプッシュ三つ折れ式の留め具を採用

ワンプッシュ三つ折れ式の留め具を採用

着用してまず驚くのは、圧倒的な軽さだ。ブレスレットタイプを目にすると、どうしてもズッシリした重量感があるのでは?と想像してしまうが、イメージに反して相当に軽い。「5600」の樹脂バンドモデルの多くが53g前後であるのと比較すると、今作は85gと重さが勝ってしまうのは事実だが、気になるレベルではない。腕の太さによっては駒の数もだいぶ減らせるので、より軽くなるはずだ。

外駒は、マットに仕上げられている。中駒もマット系だが、外駒よりもややツヤがあり、質感の違いが個性的な表情を生み出している。腕に沿わせることで、レッドに染まった中駒の内側の一部がチラ見えするのもアクセントになっている。

新構造バンド。中駒のレッドがチラリとのぞく

新構造バンド。中駒のレッドがチラリとのぞく

文字盤は、反転液晶を用いてブラックで統一。ベゼルの色埋めにはレッドを採用し、タフネスな印象を高めている。

「G~SHOCK」らしいタフネスさを感じるカラーリング

「G~SHOCK」らしいタフネスさを感じるカラーリング

スマートフォン連携で使い勝手もイイ!

本機は、時計単体でワールドタイムやストップウォッチ、アラーム、タイマーといった機能を操作できるが、Bluetoothでスマートフォンと連携することで、扱える機能が拡張される。

スマホとBluetoothで連携。本機の画面右上には、Connectを意味する「CNCT」の文字が出る

スマホとBluetoothで連携。本機の画面右上には、Connectを意味する「CNCT」の文字が出る

操作は簡単だ。専用アプリ「G-SHOCK Connected」をダウンロードしたスマホを用意し、時計左下のボタンを3秒長押しするだけ。1度登録しておけば、2回目からは同操作だけですぐに連携させられる。

アプリ上では、5本分のワールドタイムの設定やアラーム、タイマーなどの設定が行える。時計本体での設定だと、小さなボタンをプッシュしながら「進む」「戻る」の操作をチマチマしなければいけないが、スマホ画面ならラクちんだ。

左がワールドタイム設定画面、右がアラームやタイマーなどのユーティリティ画面

左がワールドタイム設定画面、右がアラームやタイマーなどのユーティリティ画面

アプリ「G-SHOCK Connected」には、「タイム&プレイス」という独自機能も有している。これは、時計本体の右下ボタンを短押しした時間と場所をメモし、スマホで確認できるという機能だ。一般的にロケーションを記録するには地図アプリに情報を入力するかあるいは写真に撮るといった方法もあるが、これなら腕に装着した時計のボタンを押すだけなので迅速に行える。スマホでメモも入力できるので、あとで何のロケーションだったかを追記できる。

ロケーションを記録できる「タイム&プレイス」

ロケーションを記録できる「タイム&プレイス」

リマインダー機能も備わっている。特定の日付や期間、曜日になると知らせが時計に届くよう、アプリ上で最大5つまで設定が可能だ。「ア」なら「ア」の文字を1回タップ、「イ」なら「ア」の文字を2回タップするトグル入力でタイトルを設定。半角カナやアルファベット、数字の入力が可能で、当日になると時計画面の右上には「REM」という表示が点滅する。時計右上以外のボタンを押すと、画面にリマインダーのタイトルが表示される仕組みだ。画面では3文字分のスペースしかないため、タイトルの文字数が多いとスクロール表示される。

リマインダー機能。「タンジョウビ」を表示させたところ

リマインダー機能。「タンジョウビ」を表示させたところ

なお、スマホとの接続はデータの移行や各種設定時のみで、常時接続ではない。時計のボタンを操作すると、スマホとの接続は自動で切れる仕組みだ。

【まとめ】ひと味違う「5600」はこれからのスタンダードの一角に!

本機は、2018年10月に発売された「GW-B5600BC」の後続モデルでもある。「ファインレジン」を使った新構造バンドやBluetooth接続を使ったConnected機能といった仕様は、すべて同一だ。

ただし「GW-B5600BC」はソリッドカラーでまとめられ、ファッション志向の高いデザインに仕上げられていた。いっぽうで「GW-B5600HR-1JF」は、文字板表記の内容が比較的オーソドックスで、ブラック×レッドといういかにもなカラーリングで表現されているため、より多くの「G-SHOCK」ファンの心を射止めるだろう。

また、「マルチバンド6」対応で、日米欧中の広範囲で正しい時刻を表示できるうえ、Bluetooth連携でスマホからも時刻情報を取得できるため、そのほかの地域でも正確性は担保される。充電の手間がいらないタフソーラーというのも信頼できるポイントだ。

すぐれた実力を秘め、ブレスレットタイプというひと味違ったデザインを採用した「GW-B5600HR-1JF」。定番的人気を博すモデルになるのは間違いない。

G-SHOCK「GW-B5600HR-1JF」。公式サイト価格は、28,080円(税込)

G-SHOCK「GW-B5600HR-1JF」。公式サイト価格は、28,080円(税込)

「GW-B5600HR-1JF」
【SPEC】
●ガラス素材:無機ガラス
●防水仕様:20気圧防水
●ケース・ベゼル材質:樹脂
●駆動時間(フル充電からのソーラー発電なしの状態):機能使用の場合約10か月、パワーセービング状態の場合は約22か月
●そのほかの性能や機能:耐衝撃構造(ショックレジスト)/ワンプッシュ三つ折れ式中留/コンポットバンド(メタル/樹脂)/タフソーラー/電波受信機能/モバイルリンク機能/ワールドタイム5本/ストップウォッチ/タイマー/時刻アラーム5本・時報/バッテリー充電警告機能/パワーセービング機能/フルオートカレンダー/12/24時間制表示切替/操作音ON/OFF切替機能/日付表示/曜日表示/LEDバックライト
●ケースサイズ:42.8(幅)×48.9(高さ)×13.4(奥行)mm
●質量:85g

横山博之

横山博之

カバン、靴、時計、革小物など、男のライフスタイルを彩るに欠かせないモノに詳しいライター。時代を塗り替えるイノベーティブなテクノロジーやカルチャーにも目を向ける。

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