プロダクション・アイジーは、2016年6月30日より、渋谷マルイ7階にあるProduction I.Gオフィシャルストア「I.Gストア」にて、VR映像作品「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」の有料視聴体験を開始すると発表しました。
攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver
「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」は、脳とコンピューターネットワークをつなぐ電脳化技術により、バーチャルリアリティが高度に発展した攻殻機動隊の世界観を、現代のVR技術を使って体験できるVR映像作品で、「攻殻機動隊 新劇場版」の世界観をベースにした約15分間のストーリーが楽しめます。360度立体映像として制作されており、VRデバイスを用いて視聴することで、作品世界に飛び込んだような圧倒的な没入感を得られるのが特徴です。2016年夏以降、Google PlayとAppStoreにて配信を予定しており、価格480円(予定)となっています。
アプリの配信に先駆け、関東を中心とする57箇所の複合カフェ等の店舗にて提供されているVR体験サービス「VR THEATER」にて、6月1日より有料視聴体験を開始していましたが、今回、渋谷マルイ7階にあるProduction I.Gオフィシャルストア「I.Gストア」でも有料視聴体験がスタートしました。
「I.Gストア」での有料視聴体験では、サムスンのスマートフォン「Galaxy」シリーズを装着してVRコンテンツを楽しめるモバイルVRヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」と、VRコンテンツの音と連動して振動が伝わってくるVR4Dシステムを搭載したボールチェア「Telepod」を使って「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」を楽しめます。体験料金は600円となります。
モバイルVRヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」
VR4Dシステムを搭載したボールチェア「Telepod」
今回、有料視聴体験に先駆けて体験させてもらいましたが、VRによる圧倒的な没入感が「攻殻機動隊」という作品の持つ世界感とまさにピッタリで、15分という時間があっという間に感じるくらい引き込まれてしまいました。目の前で繰り広げられる迫力のあるアクションシーンも、圧倒的な没入感と「Telepod」から伝わる振動で、迫力がホントにすごいです。また、本作品は360度立体映像として作られているため、首や体を動かして見る角度を変えることで、映像作品内の360度を自由に見ることができるわけですが、「I.Gストア」での有料視聴体験では、「Telepod」と組み合わせて体験ができるので、イス回転させて真後ろを見るといったことが容易にでき、見る角度を変えて何度も試したくなってしまいました。
巨大なロジコマのとなりでVRの視聴体験ができます
「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」では、映像作品の中を360度自由に見ることができます
本作品は2016年夏以降にアプリが配信される予定になっているほか、「PlayStation VR」での展開も検討しているとのことですが、「Gear VR」と「Telepod」との組み合わせで圧倒的な没入感を楽しめるのは、現時点では「I.Gストア」のみとなっています。視聴体験の予約等は必要ないとのことなので、「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」やVRについて興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかかでしょうか。
©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会