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10年越しの大作RPG「ファイナルファンタジーXV」はオープンワールド

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「ファイナルファンタジー」シリーズと言えば、スクウェア・エニックスが誇る看板タイトルのひとつ。1987年に第1作が発売されて以来、2017年で30周年を迎えるシリーズの最新作が15作目となる「ファイナルファンタジーXV」(2016年11月29日発売)だ。自由度の高いオープンワールドの採用、アクション性の高い爽快なバトルの導入などにより、これまでにない最高の自由と臨場感を味わうことができる。新たな世代へと突入したファイナルファンタジーが、全世界のプレイヤーを待っている!

15作目 のストーリーは王国の奪還

リアルとファンタジーの融合により生み出される、圧倒的な世界観とグラフィック、そしてゲーム性。最新ゲーム機が発売されるたびに、そのスペックの限界に挑んできたファイナルファンタジーシリーズだが、最新作もまたその姿勢を崩さず、新世代ゲームにふさわしいクオリティで登場。今作の世界観もまた、プレイヤーの心を引きつけてやまない魅力的なものに仕上がっている。そのストーリーを簡単に紹介しよう。

王国ルシスと帝国ニフルハイム、長きに渡った2国間の戦争が終わろうとしていた。停戦協定の調印式を数日後に控えたルシスのノクティス王子は、友人とともに王都を後にする。その目的は、2国間の和平の証として、帝国属州テネブラエの令嬢ルナフレーナとの結婚式を執り行うためだった。信頼できる仲間と巡る初めての世界は、光に満ちあふれているかに思えた。だが、予期せぬ一報で、ノクティス王子たちの旅は一変してしまう。

それは、帝国の裏切りであった。そのことにより崩壊した王国を取り戻すため、若き王子ノクティスは旅を続ける。仲間との絆、父との親子の絆、そして愛の絆。どんな困難に直面しても決して壊れない強い絆が、ここから先の物語をつむいでいく……。

仲間との絆、父との絆、愛の絆……絆を信じ、王国を取り戻すための物語がつむがれていく

仲間との絆、父との絆、愛の絆……絆を信じ、王国を取り戻すための物語がつむがれていく

ノクティス・ルシス・チェラム(CV:鈴木達央)ルシス王国の正統な王位継承者。フレール家の令嬢ルナフレーナとの結婚式にのぞむため、親友3人とともに王都を離れた時から彼の物語が始まる。王族の力である武器召喚を用いて、仲間とともに敵に立ち向かう

プロンプト・アージェンタム(CV:柿原徹也)ノクティスとは高校時代に知り合い、その後は無二の親友となる。ルシス王家とは縁のない一般家庭の出であるが、重い運命を課せられた仲間たちの役に立ちたいと常に願っている。道中は、ムードメーカーとして仲間たちを盛り立てていく

イグニス・スキエンティア(CV:宮野真守)幼少より、次期国王たるノクティス王子の側付きとしてともに育てられた。王家側近として受けた英才教育はイグニスに冷静知略な頭脳を与え、旅の最中では参謀として力を発揮する

グラディオラス・アミシティア(CV:三宅健太)ルシス王家を守護する“王の盾”の一角を担う、アミシティア家の若き総領。ノクティスとは、家柄を越えた親友でもある。旅では、訓練を通じて鍛え上げられた強大なパワーで3人を守る、兄貴的な存在

オープンワールドの採用で、どこまでも広がる、どこまでも行ける世界に

今作では、広大な世界を自由に動き回り探索・攻略ができるオープンワールド形式を採用。時間経過や天候の変化により、世界の状況はリアルタイムで変化していく。そこを舞台に、プレイヤーは目的地に向かい移動したり、時には世界に隠された謎を探索すべく生い茂る森や深く暗い洞窟に入るなど、自由に行動を選択することができるのだ。その一挙手一投足が、すべてプレイヤーの意志にゆだねられる!

移動先が草原なら鳥たちが舞い、街であれば笑い声が響くなど、行く先々にはそれぞれ独自の世界が広がっている。見た目の美しさだけでなく、旅先の雰囲気も感じとれるように細部まで作り込まれているのだ

そんな広大なフィールドを移動するのに欠かせないのが、移動手段となる乗り物。最初は、ノクティス王子が父親である国王・レギスから譲り受けた車「レガリア」を使うことになる。レガリアは地上を走るだけでなく、飛行形態を取ることで爽快な空の旅をも楽しめるのだ。ほかにも、海を渡る時は船に乗るなど数多くの乗り物が用意されているのだが、シリーズおなじみの愛らしい黄色い鳥のチョコボも、もちろん健在。

オーソドックスな移動手段となるレガリア。通常は車だが、飛行形態をとることで空の旅も楽しめる

オーソドックスな移動手段となるレガリア。通常は車だが、飛行形態をとることで空の旅も楽しめる

海を渡る際には、船で移動することもできる。空を飛ぶのとはまた違った、旅の情緒が味わえるだろう

海を渡る際には、船で移動することもできる。空を飛ぶのとはまた違った、旅の情緒が味わえるだろう

もちろん、シリーズおなじみのチョコボに乗っての移動も可能。もしかすると、チョコボでしか行けない場所もあるかもしれない!?

まるで実際に旅をしているかのような楽しみが味わえるゲーム体験

プレイヤーが主人公やその友人たちとともに冒険していく様は、まさに旅のよう。物語を進めるためにはメインとなるクエストを攻略していく必要があるが、あえてそれ以外のミッションなどを受けることもできる。その際にも行き先がマップ上に表示されるので、迷うことはない。

行くべき場所はマップに表示されるので、迷わず目的地まで到着できる。オープンワールドでは迷子になりやすいが、本作ならそんな心配は無用だ

王国を取り返す目的に向かい突き進むのもよいが、各地で発生するサブクエストや討伐依頼を請け負い、パーティーを強化するのもアリ

ユニークなのは、キャラクターの成長システム。通常のRPGであれば、敵と戦い経験値が一定値を越えたところで自動的にレベルアップするが、「ファイナルファンタジーXV」ではキャンプや宿泊を行うことで初めて成長するのだ。ゲーム内世界でも時間が流れており、夜間は移動するには危険をともなう時間帯となっている。そこで、日が暮れたらフィールド上ではキャンプを張り休むのだが、この時点で1日に稼いだ経験値が精算され、レベルに換算される仕組みとなっているのだ。

キャンプや宿泊を行うことで、経験値がレベルへと換算される。寝ずに行動することは、現実と同様に効率が悪いということだろう

また、ゲーム中に食事をすることもできるようになった。メニューに応じてステータスがアップする仕組みも用意されているので、さまざまな食べ物を食べたくなるはず。この世界の珍味を食せば、一部ステータスが突出して上がる、なんてこともあるかもしれない!?

PS4ハードの性能を駆使した、本物と見間違えてしまいそうになるほどのリアル感タップリの食事。効果も気になるが、空腹時にプレイすると俗に言う“飯テロ”になってしまう危険性も(笑)

新システムを搭載したバトルシーンは迫力満点

さまざまなバトルシステムにチャレンジしてきた「ファイナルファンタジー」シリーズだが、最新作では初となるアクションバトルを採用。戦闘中、武器を放ち突き刺した場所へ瞬時に移動する“シフト”や、一度高所に移動してから地上の敵を狙いダイブするなど、縦横無尽に戦う爽快なアクションが簡単な操作で可能になっている。敵の攻撃をガードではじき返してのカウンター攻撃「パリィ」なども、アクションの腕に自信がある人ならば狙うこともできるので、戦闘が単調にならないのも特徴だ。

敵の攻撃をジャストタイミングでガードできれば、相手は体勢を崩すので反撃のチャンス!

敵の攻撃をジャストタイミングでガードできれば、相手は体勢を崩すので反撃のチャンス!

また、バトル中にリアルタイムで武器を切り替えて戦う“武器召喚”システムを搭載したほか、パーティーメンバーの力を借りて攻撃を繰り出す“連携技”なども駆使できる。さらに、今作での魔法は天候や地形が影響をおよぼすため、それらを加味して発動させることが重要になるなど、単なるボタン連打では勝利をつかむことが難しいのだ。ただし、アクションゲームが苦手な人のために、簡単操作でダイナミックな戦闘が楽しめるように工夫されているので、誰でも気軽に遊べる。

大剣なら攻撃範囲が広かったり、銃はシフトできないものの装填されている弾数だけ連射ができるなど、武器ごとの特徴をとらえることで効率のよいバトルが行える

シリーズおなじみの召喚獣も健在だが、そのスケールは従来をはるかに凌駕。規格外で圧倒的な存在感のもと、敵対する存在に絶対的なダメージを与えるのだ。入手方法や攻撃内容は召喚獣によって異なるので、コンプリートするのも楽しみのひとつとなるだろう。

今作での召喚獣は、神様に近い存在でストーリーにも関わってくる。特定条件を満たさないと召喚できない召喚獣もいるので、集めようと思ってもひと筋縄ではいかないだろう

待ち望んだ超大作は、その名にふさわしい完成度に

本作は元々、2006年に「ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII」として発表されたものだが、10年の歳月を経て「ファイナルファンタジーXV」にパワーアップし、世に送り出されたシリーズ最新作。映像の美しさやシリーズ初の戦闘システム搭載、オープンワールドの採用など、待っただけのことはある中身となっている。体験版も用意されているので、購入前にどんな感じなのかを確かめたいという人は、そちらをダウンロードして遊んでみるのも良いだろう。

“絆”をキーワードとしたメインストーリーを進めるも、脇道にそれて世界を自由に探索するのも、すべてはプレイヤー次第。ファイナルファンタジーXVという舞台で、自由気ままに遊びまくろう。

通常版のほか、数量限定となる「FINAL FANTASY XV DELUXE EDITION」も用意。こちらは「FINAL FANTASY XV」本編に加えて、映像作品「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」が同梱されている。また購入特典として“ルシス王の礼服”衣装と、レガリアのカラーリング“プラチナリヴァイアサンエディション”、武器“政宗/FINAL FANTASY XV オリジナルモデル”のほか、ドラマCD「FINAL FANTASY XV Prologue 〜旅立つ者、残る者〜」も。価格は12,960円(税別)で、特別BOXに収録されている。

(C) 2016 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. MAIN CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA

音無 欒

音無 欒

主にコンシューマ&ソーシャルゲームの記事を手がけるMac好きIT系ライター。ゲーム歴は40年弱。80年代のマイコン弄りや深夜アニメなどが元気の素。

製品 価格.com最安価格 備考
ファイナルファンタジーXV [通常版] [PS4] 3,670 「オープンワールド」を採用したファイナルファンタジー
ファイナルファンタジーXV DELUXE EDITION [PS4] 3,800 「オープンワールド」を採用したファイナルファンタジー
ファイナルファンタジーXV ULTIMATE COLLECTOR'S EDITION [PS4] 35,000 「オープンワールド」を採用したファイナルファンタジー
ファイナルファンタジーXV [通常版] [Xbox One] 4,978 「オープンワールド」を採用したファイナルファンタジー
ファイナルファンタジーXV DELUXE EDITION [Xbox One] 4,120 「オープンワールド」を採用したファイナルファンタジー
ファイナルファンタジーXV ULTIMATE COLLECTOR'S EDITION [Xbox One] 35,000 「オープンワールド」を採用したファイナルファンタジー
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2017.4.26 更新
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