エレクトロニック・アーツが手がけるバトルロイヤルゲーム形式のFPS「Apex Legends」ですが、ようやくPlayStation 5版がリリースされました。PS5版では4K出力やHDRの対応、シャドウマップの高解像度化、LOD距離の拡大といったビジュアル面での強化に加えて、フル60Hzでのゲームプレイに対応しています。そこで、今回は「PS5版Apexっていったいどうなの!?」ということで、PS4 Pro版と比較して強化されたポイントを中心に検証してみました。
最初に画質関連の強化ポイントからチェックしていきましょう。
PS5版は、さすが4Kということもあって、オブジェクトを中心にグラフィックがより精細に描写されています。オブジェクトの輪郭がハッキリと見え、岩肌のテキスチャもリアルになっています。全体的に鮮明さがPS4 Pro版と比べて大きく向上しているという印象です。
影の描写もよりリアルに近づきつつも、HDR対応により明るくなっているのも注目ポイントです。
PS4 Pro(左)、PS5(右)
PS4 Pro(左)、PS5(右)
遠くのオブジェクトに関しても、2機種の差は明確で、以下の画像は301カービンに1倍ホロスコープを装着してのぞいているのですが、PS5版のほうがPS4 Pro版よりも的の輪郭がハッキリとわかるほどクリアです。これは、遠くの敵などが見やすくなるといったメリットがあると感じました。
PS4 Pro(左)、PS5(右)
FPSについては、PS4 Pro版は安定しつつも開幕ジャンプや、乱戦時など多くのエフェクトが発生するときに60FPSから40FPSまで落ちることがしばしばあるという感じ。しかし、PS5版は終始58〜60FPSをキープできており、フル60Hz出力の恩恵が感じられました。
PS4 Pro版は、FPSが乱戦時に60から40台にまで落ちることがありました
PS5版は、エフェクトなどが発生してもFPSは58以上を常にキープ
このほかにも、細かなグラフィック比較や、PS5版「Apex Legends」に移行する際の注意点などを冒頭の動画にて解説していますので、よろしければそちらもご確認ください。
最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。