今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、スクウェア・エニックスのアクションRPG「インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険」や、Razerのアーケードコントローラー「Razer Kitsune」、富士フイルムのミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX100 II」を紹介する。
2023年9月28日(木)発売
スクウェア・エニックスからは、アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」を題材にしたアクションRPGが登場。対応機種は、PlayStation 5、PlayStation 4、Nintendo Switch、Steam、Xbox Series X|S、Microsoft Store。なお、Steam版、Xbox Series X|S版、Microsoft Store版はダウンロード版のみで、Steam版が9月29日の発売となる。
また、通常版とデジタルデラックス版を用意し、デジタルデラックス版には、ゲーム内で着用できる「伝説の魔法使い衣装」「伝説の僧侶衣装」「伝説の武闘家衣装」「伝説の魔剣士衣装」「伝説の戦士衣装」「伝説の勇者衣装」「勇者の家庭教師」が同梱される。
価格は、通常版が7,480円、デジタルデラックス版が9,680円。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は、1989年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった漫画で、2020年には約30年ぶりに完全新作アニメが作られた。本作はその世界を舞台にしたアクションRPGとなる。
ゲームモードは、ストーリーモードとオリジナルダンジョン「記憶の神殿」の2つモードを用意。ストーリーモードでは、アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の物語を追体験し、自らの手で主人公ダイを操作し、魔王軍と戦う。オリジナルダンジョン「記憶の神殿」では、プレイするたびに異なる的や仕掛けが出現するオリジナルダンジョンとなっており、最下層を目指して敵と戦う。
このほか、プレイ人数は1人。対象年齢はCERO B(12歳以上)。
(C) 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
(C) 2020-2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
2023年9月29日(金)発売
Razerから、レバーレスアーケードコントローラー「Kitsune」が登場する。
左手部分にレバーの代わりに4つのボタンを配置したレバーレスコントローラー。従来のレバーコントローラーと比較して、入力ミスを減らせるのが特徴だ。
スイッチには、高速で精度の高い入力を可能にする「Razer リニアロープロファイルオプティカルスイッチ」を採用。アクチュエーションポイントが1.2mmと一般的なメカニカルスイッチよりも短く、ボタンを押してから、ゲーム内で操作が反映されるまでの時間を短縮。0.1秒を争う格闘ゲームにおいて、有利に試合を進められるという。
また、厚みが約19mmとスリムで持ち運びやすい形状や、ケーブルが外れないようにロックできる機構、不要なボタン入力を防ぐためのトーナメントロックスイッチなどを採用。PlayStation公式ライセンスも取得している。
このほか、本体サイズは210(幅)×19.2(高さ)×296(奥行)mm。重量は815g。ボディカラーはブラック。
なお、10月27日には、デザインが異なる、Chun-Li EditionとCammy Editionも発売される。
2023年9月28日(木)発売
富士フイルムから、ラージフォーマットセンサーを搭載したミラーレスカメラ「GFXシリーズ」の「FUJIFILM GFX100 II」が発売される。
35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサーを搭載したミラーレスカメラ「GFX」シリーズのフラッグシップモデル。新開発の1億200万画素高速センサー「GFX 102MP CMOS II HS」と画像処理エンジン「X-Processor 5」を採用しており、センサーの読み出し速度を現行比最大2倍に向上させることで、8コマ/秒の高速連写を実現している。
また、アルゴリズムの改良により進化した顔・瞳AFに加え、ディープラーニング技術を用いて開発したAIによる被写体検出AFを搭載。動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローンを検出。ピントを合わせたまま狙った被写体を自動的に追尾するため、シャッターチャンスや構図に集中して撮影を楽しめる。
手ブレ補正では、新開発のボディ内手ブレ補正機能を搭載。画像情報を使用してブレを検知することで補正の精度を向上させ、同社最大の5軸・8段の防振性能を実現。夜景などの暗い撮影シーンでも、快適な手持ち撮影を可能にする。
動画撮影では、「GFXシリーズ」として初めて8K/30Pの撮影に対応。4K/60Pの映像を4:2:2 10bitで内部記録も可能。複数のフォーマットで動画撮影が可能な「動画フォーマット」モードを新たに搭載。マウントアダプターを装着することで、3種のレンズ(「Premista」「35mmフォーマットレンズ」「アナモフィックレンズ(35mmフォーマット)」)を装着したときに最適なフォーマットでの撮影が可能だ。
加えて、向上した信号読み出し速度と、被写体を自動的に追尾してフォーカスを合わせるトラッキングAFとのかけ合わせにより、さまざまなシーンの動画撮影に対応する。
本体には、Ethernet、HDMI、USB Type-C端子を装備。記録メディアは、CFexpress Type BカードとSDカードに対応したデュアルスロットを採用。USB Type-Cケーブルで外付けSSDを接続することで、写真や動画を外付けSSDに直接記録することもできる。
ファインダーは、倍率1.0倍、944万ドットの高倍率・高精細で着脱式のEVFを採用。ファインダー使用時に、瞳の位置ずれにより発生する像流れや歪みを抑制し、高い視認性を実現。表示フレームレート約120フレーム/秒のブーストモードを搭載しており、被写体の速い動きを正確に把握できる。
このほか、背面モニターには、3方向チルト式タッチパネル対応の3.2型液晶(約236万ドット)を搭載。本体サイズは152.4(幅)×117.4(高さ)×98.6(奥行)mm(EVF装着時)。重量は約1030g(EVF装着時、バッテリー、メモリーカード含む)。