レビュー

数時間経ってもシュワシュワ!ビールもOKな炭酸飲料を保冷できるタイガー「真空断熱炭酸ボトル」

2022年1月21日にタイガーが、アルコール飲料も含む炭酸飲料を保冷できる「真空断熱炭酸ボトル」を発売。実際に、どのくらいの保冷と炭酸をキープできる性能を備えているのかを試してみました。なお、真空断熱炭酸ボトルには容量0.5Lの「MTA-T050」、0.8Lの「MTA-T080」、1.2Lの「MTA-T120」、1.5Lの「MTA-T150」の4サイズが用意されています。

4サイズとも、カッパー(左写真)、エメラルド(中央写真)、スチール(右写真)の3カラー展開。サイズは、MTA-T050(0.5L)が10.5(幅)×7.5(奥行)×21.2(高さ)cm、MTA-T080(0.8L)が10.5(幅)×7.5(奥行)×29.3(高さ)cm、MTA-T120(1.2L)が10.5(幅)×9.1(奥行)×29.1(高さ)cm、MTA-T150(1.5L)が10.5(幅)×9.1(奥行)×34.2(高さ)cmとなっています

4サイズとも、カッパー(左写真)、エメラルド(中央写真)、スチール(右写真)の3カラー展開。サイズは、MTA-T050(0.5L)が10.5(幅)×7.5(奥行)×21.2(高さ)cm、MTA-T080(0.8L)が10.5(幅)×7.5(奥行)×29.3(高さ)cm、MTA-T120(1.2L)が10.5(幅)×9.1(奥行)×29.1(高さ)cm、MTA-T150(1.5L)が10.5(幅)×9.1(奥行)×34.2(高さ)cmとなっています

炭酸飲料を入れてもふきこぼれない仕組みとは?

一般的な保冷ボトルは、炭酸飲料を入れるとボトル内の圧力が上がり、キャップなどが破損したり、キャップを開けた際に飲料がふきこぼれるおそれがあります。そこで「真空断熱炭酸ボトル」は、「Bubble Logic(バブルロジック)」構造を採用した炭酸飲料対応の栓を開発。キャップ開栓時にボトル内の炭酸ガスを抜く「炭酸ガス抜き機構」と、ボトル内の内圧が異常に高まった際に自動でガスを抜く「安全弁」の2つの機構を組み込むことで、長時間、炭酸飲料を入れておいても安全に使用できるようにしたそうです。

今回使用したのは、容量0.5Lの「MTA-T050」。見た目は、一般的な保冷ボトルと変わらない印象ですが、炭酸飲料の炭酸ガスでボトル内の圧力が異常に高まった時に作動して圧力を逃がす「安全弁」が栓に付いています

今回使用したのは、容量0.5Lの「MTA-T050」。見た目は、一般的な保冷ボトルと変わらない印象ですが、炭酸飲料の炭酸ガスでボトル内の圧力が異常に高まった時に作動して圧力を逃がす「安全弁」が栓に付いています

さらに、ふきこぼれや飛び散りを防ぐため、キャップを開ける際には炭酸ガスが抜けるようになっています

さらに、ふきこぼれや飛び散りを防ぐため、キャップを開ける際には炭酸ガスが抜けるようになっています

実際に、キャップ開栓時にふきこぼれないのかを試してみましょう。ただ単に炭酸飲料を入れてキャップを開けるのではなく、持ち運びをした設定で、炭酸飲料を入れたあとにボトルを振ってから開栓。たっぷりシェイクできるように、炭酸飲料はボトルの8分目で入れるのをストップしました。

普通に持ち運びする状況では起こりえないほど激しくボトルを振ったので、ボトル内には、相当、炭酸ガスが溜まっていたはずですが、上の動画のとおり、ボトル内の飲料はふきこぼれませんでした。キャップを回すと「プシュー」と炭酸ガスが抜ける音がしましたが、これが栓に施された「炭酸ガス抜き機構」の効果。最初から勢いよくキャップを回すとボトル内の飲料が飛び散る可能性があるので、ボトル内のガスが抜ける音がするまではキャップをゆっくり回しましょう。

炭酸の気化を防ぐ工夫も

さらに、ボトルの内面に「スーパークリーンPlus」加工を施しているのもポイント。ボトルの内面に凹凸があると炭酸がぶつかって気化が早まるため、表面をなめらかに仕上げることにより炭酸が持続するそうです。

「スーパークリーンPlus」加工を施されたボトルの内面は、光沢のあるなめらかな仕上がり

「スーパークリーンPlus」加工を施されたボトルの内面は、光沢のあるなめらかな仕上がり

タイガーが調査したところ、「スーパークリーンPlus」加工をしたほうが炭酸の気化はゆるやかだったそうです

タイガーが調査したところ、「スーパークリーンPlus」加工をしたほうが炭酸の気化はゆるやかだったそうです

「真空断熱炭酸ボトル」に炭酸飲料を入れ、1時間放置し、どのくらい炭酸が保持されているのかをチェックしてみました。少し飲んで、炭酸飲料が減った状態でのキープ力を調査したかったので、ボトルの8分目までしか炭酸飲料は入れていません。

強炭酸の炭酸飲料を「真空断熱炭酸ボトル」の8分目まで入れます。しっかり栓とキャップを閉めて1時間放置

強炭酸の炭酸飲料を「真空断熱炭酸ボトル」の8分目まで入れます。しっかり栓とキャップを閉めて1時間放置

炭酸飲料を入れて1時間放置した「真空断熱炭酸ボトル」と未開封のペットボトルの中身を比較し、炭酸がどのくらいキープされたのかを確かめてみました(下の動画参照)

炭酸飲料を入れて1時間放置した「真空断熱炭酸ボトル」と未開封のペットボトルの中身を比較し、炭酸がどのくらいキープされたのかを確かめてみました(下の動画参照)

上の動画を見た限り、開封したてのペットボトルの炭酸飲料とシュワシュワ感はほぼ同じ感じ。「真空断熱炭酸ボトル」で保冷しておいた炭酸飲料はいったんボトルに移し替えているので、その分、炭酸は弱くなってしまいますが、十分、キープされていると言っていいでしょう。

もう少し長い時間保冷した場合も気になったので、「真空断熱炭酸ボトル」の8分目まで炭酸飲料を入れ、6時間放置してみました(下の動画参照)。動画ではわかりづらいですが、シュワシュワ感は、前述の保冷1時間後の状態とまったく変わっていないくらい強いもの。なかなかのキープ力です。

ちなみに、同じプロセスで、ペットボトルでの炭酸のキープ力も試してみたところ、「真空断熱炭酸ボトル」と変わらないレベルで炭酸が保持されていました。冷蔵庫が近くにあれば、ペットボトルのまま保冷しておけばいいのでは?と思いましたが、ペットボトルタイプの炭酸飲料には「開栓後はすぐにお飲みください」という注意書きが! 開栓したペットボトルを長時間冷蔵庫に入れておくのは推奨されていないのかもしれないので、注意しましょう。

今回は、冷蔵庫に開栓した状態で4時間30分入れておいても問題ありませんでしたが、開栓後の長時間の保冷は推奨されていないかもしれません

今回は、冷蔵庫に開栓した状態で4時間30分入れておいても問題ありませんでしたが、開栓後の長時間の保冷は推奨されていないかもしれません

当然、冷たさもキープできる。そして、結露しない!

ペットボトルでもシュワシュワ感はキープできましたが、「真空断熱炭酸ボトル」は保冷もできます。これまでタイガーは真空断熱ボトルをたくさんリリースしていますが、そのノウハウを「真空断熱炭酸ボトル」にも採用。保冷性能はボトルサイズによって異なりますが、6時間の保冷効力は容量0.5Lの「MTA-T050」が8℃以下、0.8Lの「MTA-T080」と1.2Lの「MTA-T120」が7℃以下、1.5Lの「MTA-T150」が6℃以下となっています。

ということで、保冷性能をチェック! 保冷ボトルは液体がたくさん入っていたほうが保冷性能は高くなるので、ちょっと難度を上げます。ボトルの8分目まで炭酸飲料を入れ、暖房が効いた部屋で数時間放置してみました。

スタート時の室温は23.5℃で、ボトル内の炭酸飲料の温度は5℃

スタート時の室温は23.5℃で、ボトル内の炭酸飲料の温度は5℃

1時間後、室温は25℃を超えていましたが、ボトル内の炭酸飲料は6℃と、ほぼ温度上昇は見られず。そのまま6時間放置しておくと、ボトル内の炭酸飲料の温度は8℃になりましたが、カタログの数値どおり。冷たい炭酸飲料が味わえました

1時間後、室温は25℃を超えていましたが、ボトル内の炭酸飲料は6℃と、ほぼ温度上昇は見られず。そのまま6時間放置しておくと、ボトル内の炭酸飲料の温度は8℃になりましたが、カタログの数値どおり。冷たい炭酸飲料が味わえました

また、冷たい飲料を入れてもボトルが結露しないのもポイント

また、冷たい飲料を入れてもボトルが結露しないのもポイント

このように、保冷性能は上々。炭酸飲料ではない普通の飲料も保冷できるので、普通の保冷ボトルとして使うのもアリ。ただし、保冷専用ボトルなので、熱いものを入れるのは禁止されています。また、腐敗・変質の原因になるため、牛乳や乳飲料、みそ汁、スープなど塩分を含んだものには対応していません。

まとめ

今回試した限りでは、ボトルに入れた時の炭酸の強さは長時間キープできました。ただし、キャップや栓の閉め方が甘いと炭酸は抜けます。筆者も何回か失敗してしまい、強炭酸の飲料が保冷1時間で微炭酸になってしまうことがあったので、しっかり閉めるようにしましょう。

正しく閉栓できていれば、冷たさも炭酸もかなりキープできます。メーカーが公表しているのは6時間後の保冷効力のみですが、炭酸の保持性能も6時間後までは担保されているとのこと。実際に試してみましたが、確かに6時間後でもしっかり炭酸が残っていました。当然ながら、飲むためにキャップを開けると、都度、炭酸は抜けるため、徐々にシュワシュワ感は弱くなります。とはいえ、勤務中に数時間おきに飲んでも、6時間経っても冷たく、炭酸の刺激も十分残っていました。

少しずつ飲んでも、仕事が終わるまで、ずっと冷たくてシュワシュワな炭酸飲料を飲むことができました。冷蔵庫にいちいち取りに行く手間もないので、これはイイ!

少しずつ飲んでも、仕事が終わるまで、ずっと冷たくてシュワシュワな炭酸飲料を飲むことができました。冷蔵庫にいちいち取りに行く手間もないので、これはイイ!

ちなみに、16時間保冷しておくとボトル内の飲料の温度は7℃上昇しましたが、それでも冷たさに不満はなし。炭酸は若干弱くなったような気はするものの、強炭酸が微炭酸になるほどではなく、わりと刺激は強めです。ただし、今回の検証は、炭酸飲料を入れた「真空断熱炭酸ボトル」を室内に置いておいただけなので、持ち運びをしてボトルが揺れたりすると、結果は違ってくるかもしれません

ちなみに、16時間保冷しておくとボトル内の飲料の温度は7℃上昇しましたが、それでも冷たさに不満はなし。炭酸は若干弱くなったものの、強炭酸が微炭酸になるほどではなく、わりと刺激は強めです。ただし、今回の検証は、炭酸飲料を入れた「真空断熱炭酸ボトル」を室内に置いておいただけなので、持ち運びをしてボトルが揺れたりすると、結果は違ってくるかもしれません

そして、何よりも「真空断熱炭酸ボトル」は、炭酸飲料を安全に持ち運べるのがいい。前述の検証のように、激しくボトルが振られても開栓時に液体がふきこぼれなかったので、アウトドアに炭酸飲料を持って行ったり、ビールピッチャーとして屋外で使用するのにも最適でしょう。また、量り売りをしてくれるお店で、クラフトビールを購入する際にも役立ちます。実際に、量り売りのクラフトビールを「真空断熱炭酸ボトル」に入れてもらいましたが、お店から会社に戻るまでの道中、ボトルが振られないようにと慎重になる必要もなくて気楽。今回クラフトビールを詰めてもらったお店では、通常、ボトル代が100円かかりますが、今回はボトルを持参したのでその出費も抑えられました。ひと言加えておくと、ボトル内の飲料は、めいっぱい入れるとあふれる恐れがあるので注意しましょう。栓の下に1cmくらい下で留めておくようにと取扱説明書にも記されているので、クラフトビールを入れてもらう時には、そのことを伝えておいたほうが安心です。

ボトルが結露しないため、布製の袋にもそのまま入れて問題なし。今回使用した「MTA-T050」(容量0.5L)のボトル単体の重量は約290gなので、液体をめいっぱい入れても800g以下。重さが持ち運びの負担になることはないでしょう

ボトルが結露しないため、布製の袋にもそのまま入れて問題なし。今回使用した「MTA-T050」(容量0.5L)のボトル単体の重量は約290gなので、液体をめいっぱい入れても800g以下。重さが持ち運びの負担になることはないでしょう

あえてボトルが振られるように走って帰ってきましたが、開栓してもふきこぼれはせず。購入してから10分くらいしか時間が経っていないので、お店で飲む時のままの炭酸具合と冷たさを味わえました。ただ、容量0.5Lの「MTA-T050」では、足りない! クラフトビールを買いに行くなら容量1.5Lの「MTA-T150」を用意しておきたいと思いました

あえてボトルが振られるように走って帰ってきましたが、開栓してもふきこぼれはせず。購入してから10分くらいしか時間が経っていないので、お店で飲む時のままの炭酸具合と冷たさを味わえました。ただ、容量0.5Lの「MTA-T050」では、足りない! クラフトビールを買いに行くなら容量1.5Lの「MTA-T150」を用意しておきたいと思いました

もちろん、普通の飲料にも対応しているので、どうせ保冷ボトルを買うなら「真空断熱炭酸ボトル」を選んでも損はしなそう。ボトルのカラーも落ち着いた色合いで安っぽくないので、プレゼントにするのもよさげです。

キャップと栓のパッキンは分解して洗浄可能。ストラップも取り外して洗えます

キャップと栓のパッキンは分解して洗浄可能。ストラップも取り外して洗えます

グラスに注ぎ入れるほか、飲み口から直接飲むことも可能。飲み口(栓)とストラップには抗菌加工が施されおり、さらに、飲み口部分のプラスチックには菌の繁殖を抑えるため、銀系(Ag)抗菌剤が練り込まれています

グラスに注ぎ入れるほか、飲み口から直接飲むことも可能。飲み口(栓)とストラップには抗菌加工が施されおり、さらに、飲み口部分のプラスチックには菌の繁殖を抑えるため、銀系(Ag)抗菌剤が練り込まれています

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいます。

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