夜、シャンプーするのが面倒だな、そんな時間があったら一刻も早く寝たいのに! そう思うことってありますよね。シャンプーだけで済めばまだいいのですが、女子たるもの、シャンプーの後にはコンディショナーやトリートメントが必須。特に夏は、強い日差しによるダメージが髪に蓄積される時期なので、手を抜くと、切れ毛や枝毛、ともすれば薄毛なんてことにもなりかねません。ですが、コンディショナーやトリートメントを使えば、必然的にケアにかかる時間は2倍、水の消費量も2倍となってしまいます。リンスインシャンプーなるものも市場にはございますが、やはりアレには女子の命たる黒髪のケアは任せられません。あぁ、リンスインシャンプーじゃなくて、トリートメントインシャンプーがあればいいのに…そんなことを一度でも思ったことがあるあなたに朗報です!
「わたしはシャンプーをやめる」…。なんてセンセーショナルなキャッチコピーでしょう。そう、この商品、トリートメントなのですが、地肌のケアも、シャンプーも、もちろん上質なトリートメント効果も兼ね備えた逸品なのです。汗やホコリなどの水性の汚れも、スタイリング剤や頭皮の毛穴詰まりといった油性の汚れもしっかり落とし、アーモンド油、オリーブ油、ローレル油、ラベンダー油、カミツレ花エキスといった髪のダメージを補修する成分でしっとりサラサラの髪を実現。
さっそく夜のシャンプータイムに試してみました!
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パッケージのこの形状も珍しくないですか? |
使用量は、ミディアムヘア15g(ピンポン玉1個分)ショートヘア12g、ロングヘア18gとのこと。ちなみに現段階で筆者の髪は、ウエストまであるスーパーロングです。本来なら18gなのでしょうが、取りあえず、ピンポン玉くらいで試してみました。
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この量でチャレンジ! |
いっぺんに頭の上に載せるのではなく、手に取ったものを少量ずつ指の腹にとって、地肌にすべらせるように塗布しつつ、地肌をマッサージします。ピンポン玉大の量を全部使わなくても、十分にいきわたりました。それはそうですね、髪の長さと頭の大きさは関係ないですからね。
さて、地肌全体にいきわたったところで、余ったトリートメントを髪に塗布し、手グシで根元から髪の先へトリートメントを伸ばしていきます。するすると手グシが気持ちよくとおります。うーんでもちょっと毛先5cmくらいが物足りないかも…ということで、結局パール1粒分くらい足してしまいました。本来はそのまま5〜10分置くとより潤いが浸透するそうなのですが、今日は時間がないのですぐにすすいでみます。洗い上がりの地肌はスッキリ爽やか、髪はしっとりつややか。かすかな薄荷(ハッカ)の香りで、気分もシャキッ! 時短にもなって、ミントの香りで目も覚める…これは夜の時短だけでなく、朝シャン派の方にももってこいです。ちなみに筆者のスーパーロングの髪ですが、翌朝ももつれることなく、艶やか。そして残業タイムになっても地肌のべたつきは気になりませんでした。この手軽さで、この効果。これはやみつきになりそうです。
(回遊舎/番場由紀江)