仕事柄、毎日パソコンに向かっているせいで肩こりが激しい筆者。肩こりにも効くという巷で噂の「かっさマッサージ」を実際に試してみることにしました。
「かっさ」とは2500年前から中華圏に伝わる伝統の民間療法で、牛の角や天然石などで作られた専用の板「かっさプレート」を使って皮膚をこすることで、滞った「気」と「血」の流れを整え、新陳代謝を促し、老廃物(毒素)を排出するというものです。その効果として、肌のつやがよくなったり、風邪予防、冷えやむくみ、便秘などの解消が期待できるのだとか。
とはいえ、どこをどうマッサージすればよいものか? さっぱりわからないので、本を見ながらやってみることにしました。本には「美点」と呼ばれるツボが書いてあり、どのツボを押すとどんな効果があるのかがわかりやすく解説されています。筆者は肩をマッサージしてみました。「かっさプレート」でしっかりこすると、血流がよくなり、温泉に入った後にマッサージ機で凝りをほぐしてもらったような感覚になりました。毎日3分ずつ続けることで効果も上がっていくようです。顔を中心にすれば、美肌や小顔効果があるそう。自宅で手軽にできる「かっさマッサージ」。あなたも始めてみませんか?
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「かっさマッサージ」は本を見ながらやると、きちんとツボを覚えられます。気になる箇所に合わせて毎日3分、自分のペースで無理なく続けてみましょう |
(回遊舎/柏崎招子)