MSIがゲーミングデスクトップPCの日本市場に本格参入する第1弾モデル

世界最小サイズなのにVRもサクサク動く! 小型ゲーミングPC「Trident 3」を発売

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マザーボードやグラフィックボード、ゲーミングノートPCなどを日本で展開してきたMSIが、日本のゲーミングデスクトップPC市場への参入を表明した。その第1弾として発売されるのが「Trident 3(トライデント 3)」だ。同モデルは、家庭用ゲーム機サイズのコンパクトなボディにCPU「Core i7-7700」とGPU「GeForce GTX 1060 6G」を搭載し、高度なグラフィック処理性能が求められるVRコンテンツもサクサク動作させられる。コンパクトながらVRコンテンツに対応するパワーを秘めているという本製品の特徴をレポートしたい。

ゲーミングデスクトップPC参入第1弾の「Trident 3」はVR対応の高いスペックを備えながらもコンパクトなボディを実現したモデル

世界最小のVR対応PC、静音性や冷却性能もバッチリ

MSIは、インテルの第7世代Coreプロセッサー「Kaby lake」を搭載したゲーミングPCシリーズ「G.A.M.E. UNLIMITED」を海外市場で展開しており、そのなかのひとつがこの「Trident 3」だ。VRコンテンツを楽しめる高いスペックとコンパクトなボディが特徴だが、そのいっぽうで、静音性や冷却性能も備わっている。市場想定価格は198,000円。

製品発表会で展示されていた「Trident 3」(右側面)。本体サイズは346.25(幅)×232.47(奥行)×71.83(高さ)mmで、重量は3.17kg

「Trident 3」は、ボディ内部のエアフローにMSI独自の「Silent Storm Cooling 2」という機構を採用。CPUとグラフィックボードの区画を分けることで、主要部品の熱源を分離し排熱効率を高めている。また、CPUのファンは、ブレードに圧力がかかるエリアを増やして空気の流出速度を向上させたり、ブレードの数を減らして気流を増加させたりなどの工夫が凝らされている

MSIの静音技術「Zero Fronzr」が採用されているのもポイントだ。「Zero Fronzr」はMSIが2008年に発表した静音技術で、カジュアルなゲームのプレイ時やムービーの再生時など、CPUやGPUの低負荷(50℃以下)時にはファンを完全に停止してノイズを0dB(無音)にする

CPUに「Core i7-7700」(3.60GHz、最大4.20GHz)、GPUに「GeForce GTX 1060 6G」を採用し、16GBのメモリーを搭載する「Trident 3」は、VRコンテンツを手軽に楽しめるのも大きな特徴。「VR Link」と名づけられたHDMIポートが本体前面に取り付けられており、VRヘッドセットを接続するだけで不要なソフトウェアを終了するなど、自動的に全システムをVR向けに最適化してくれる

本体前面には各種インターフェイスが並んでおり、一番下にあるHDMIポートが「VR Link」。なお、このほかには上からマイク端子、ヘッドホン端子、USB3.1 Type-Cポート、USB 3.1 Type Aポート×2が並んでいる

本体背面にはUSB 3.1 Type-Aポート、USB 2.0ポート×4、HDMIポート(入力)、HDMIポート(出力)、HDオーディオ、LANポートなどを搭載

以下のムービーにはゲーム「For Honor」のベンチマークテストを「Trident 3」で実施した様子が収められている。気になる人はチェックしてみてほしい。

高機能、かつ洗練されたデザインを併せ持つ

昨今のゲーミングPCにはスペックだけでなくすぐれたデザイン性も求められる。「Trident 3」は、MSIのRGBライティング機能「Mystic Light」に対応しており、ボディに配置されたLEDの色や発光・点滅パターンをカスタマイズ可能。専用アプリ「Mystic Light APP」を使えばスマートフォンやタブレットからLEDカラーをリモートコントロールでカスタマイズすることもできる。また、デザイン界のオスカー賞と言われるドイツのiFデザインアワードも受賞するほど、洗練されたデザインも魅力のひとつだ。

「Mystic Light」を使えば思い通りのライティングを設定できる。展示されていた「Trident 3」は本体上部の角に取り付けられたLEDが多彩な色やパターンで発光していた

オーディオにもMSIのこだわりがつまっている。「Trident 3」に採用されている「Nahimic」は、ゲーム内の敵を音だけで探知できるくらい品質と正確性が高いサウンドテクノロジーだ。フランス軍の戦闘訓練シミュレーターに採用されており、その技術の高さはお墨付き。ゲーム中の音源の方向を視覚的に示してくれる機能もあり、ゲームプレイを補助してくれるというわけだ

市場想定価格は198,000円。4月10日から予約販売開始

「Trident 3」の市場想定価格は198,000円で4月10日から予約販売が開始され、4月後半から5月前半までにはユーザーの手元に届くとのこと。ゲーミングPCシリーズ「G.A.M.E. UNLIMITED」の最上位モデル「Aegis Ti3」や、ハイレゾ音源の再生に対応した「Aegis X3」も順次日本市場に投入される予定だ。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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2017.12.16 更新
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