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UQ mobile、2回線目以降を毎月500円割り引く「UQ 家族割」を発表

UQコミュニケーションズは、2017年6月1日に、新製品および新サービスの発表会を開催し、格安SIMカード「UQ mobile」の家族向け割引サービスや、新たに取り扱いを開始する新型スマートフォン2機種などを発表した。

全国でオンエア中の「UQ mobile」のテレビCMで3姉妹役を演じる、永野芽郁さん(写真左)、深田恭子さん(写真中央)、多部未華子さん(写真右)が、新CMの衣装をまとって登場した

2回線目以降の料金を月額500円割引きする「UQ 家族割」

今回の発表会の目玉は、UQ mobileのサービスとして6月8日よりスタートする新たな割引きメニューの「UQ 家族割」だ。これは、家族でUQ mobileの回線に契約している場合、親回線にひもづく子回線の月額料金を、毎月500円割り引くというもの(この記事中の価格は税別で統一している)。対象となる料金プランは、音声通話付きの「ぴったりプランS/M/L」および「おしゃべりプラン S/M/L」。これにより月額料金は、「おしゃべりプラン S」と「ぴったりプラン S」が1,480円に、「おしゃべりプラン M」と「ぴったりプラン M」が2,480円に、「おしゃべりプラン L」と「ぴったりプラン L」が4,480円となる。なお、子回線として「UQ 家族割」の対象となるのは最大9つまで。親回線はUQ家族割の対象には入らず、従来の料金のままとなる。

「UQ 家族割」を使えば、2GBの通信が可能な「おしゃべりプラン S」や「ぴったりプラン S」なら、音声通話と2GB のデータ通信(当初26か月まで、それ以降は1GB)を月額1,480円で利用できる

防水・防塵ボディとFeliCaポートを搭載した新型スマートフォンを2機種発表

防水・防塵ボディと、FeliCaポートなどを備えた、Androidスマートフォン2製品も披露された

防水・防塵ボディと、FeliCaポートなどを備えた、Androidスマートフォン2製品も披露された

今回の発表会では、UQ mobileが取り扱うAndroidスマートフォンの新製品として、「AQUOS L2」(シャープ製)と、「DIGNO V」(京セラ製)が発表された。いずれも、防水および防塵に対応するほか、FeliCaポートも備えるなど、利便性の高い製品となっている。各製品の詳細を順に解説しよう。

「AQUOS L2」は、前モデル「AQUOS L」の後継となる製品で、720×1280のHD表示に対応する約5.0インチのIGZO液晶を搭載したエントリーモデル。IPX5/8等級の防水と、IP6X等級の防塵仕様をそれぞれクリアしているほか、IGZO液晶を採用することで電力消費の少なさと発色のよさを両立させている。また、メインカメラに、約1,310万画素のイメージセンサーを搭載し、手持ちでもきれいな仕上がりの撮影が行えるほか、“くっきり”や“ふわふわ”など撮りたいイメージに合った画質に簡単に調整できる「おすすめプラス」モードを搭載する。カラーバリエーションは、UQ mobile専用カラーのラベンダーのほか、ホワイト、ブラックの3色が用意される。発売は6月2日。

画面サイズ(解像度):約5.0インチ(720×1280)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約71×143×8.3mm
重量:約138g
CPU:Snapdragon 430 MSM8937(1.4GHz×4+1.1GHz×4)
RAM容量:2GB
ストレージ容量:16GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.0
バッテリー容量:2,700mAh
連続通話時間:約1440分(au VoLTE)
連続待ち受け時間:約950時間(au VoLTE)
受信時最大通信速度:150Mbps
USB:microUSB
NFC:非搭載
FeliCa:搭載
ワンセグ/フルセグ:非搭載/非搭載
メインカメラ:約1,310万画素
サブカメラ:約500万画素

IGZO液晶を搭載し、高画質かつ省電力を実現

IGZO液晶を搭載し、高画質かつ省電力を実現

メインカメラは約1,310万画素。撮影モードのひとつ「おすすめプラス」を使えば、「くっきり」や「ふわふわ」などイメージに合った画質で撮影できる

上側面にはヘッドホン端子が配置される

上側面にはヘッドホン端子が配置される

下側面には、データ転送や充電に使うキャップレスのmicroUSBポートが備わる

下側面には、データ転送や充電に使うキャップレスのmicroUSBポートが備わる

右側面には、ボリューム調整および電源の各ボタンと、ストラップホールが配置される

右側面には、ボリューム調整および電源の各ボタンと、ストラップホールが配置される

もう1機種の「DIGNO V」は「DIGNO W」の後継機で、上記「AQUOS L2」と同じく、720×1280表示に対応する約5.0インチの液晶ディスプレイを備えるエントリーモデルだ。IPX5/8等級の防水仕様とIP5Xの防塵仕様に加えて、米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」の「落下」、「振動」、「高温動作」、「高温保管」、「低温動作」、「低温保管」の6項目に対応するタフネスボディが特徴。また、ディスプレイ表面を覆うガラスをスピーカーとして利用する「スマートソニックレシーバー」を備えており、騒がしい場所でも通話時の音声が聞き取りやすい。カラーバリエーションはホワイトとネイビーの2色。発売は、7月中旬を予定している。

画面サイズ(解像度):約5.0インチ(720×1280)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約73×146×8.9 mm
重量:約139g
CPU:Snapdragon 430 MSM8937(1.4GHz×4+1.1GHz×4)
RAM容量:2GB
ストレージ容量:16GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.1
バッテリー容量:2,600mAh
連続通話時間:約1,300分(au VoLTE)
連続待ち受け時間:約650時間(au VoLTE)
受信時最大通信速度:150Mbps
USB:microUSB
NFC:非搭載
FeliCa:搭載
ワンセグ/フルセグ:非搭載/非搭載
メインカメラ:約1,300万画素
サブカメラ:約500万画素

タフネス仕様のボディが特徴。画面全体がスピーカーとなるスマートソニックレシーバーを備える

タフネス仕様のボディが特徴。画面全体がスピーカーとなるスマートソニックレシーバーを備える

背面はマットな質感の樹脂製で、ホールド感がよい

背面はマットな質感の樹脂製で、ホールド感がよい

下側面には、ストラップホールと、microUSBポートが配置される

下側面には、ストラップホールと、microUSBポートが配置される

上側面には、キャップで覆われたSIMカードおよびmicroSDXCメモリーカードスロットと、ヘッドホン端子が配置される

ボディ前面に見えるのは、ホームボタンではなく電源ボタン

ボディ前面に見えるのは、ホームボタンではなく電源ボタン

オプションサービスをまとめたお得なパックメニューを2種類用意

このほか、UQ mobileのオプションサービスとして、「UQあんしんパック」と「家族みまもりパック」が発表された。

「UQあんしんパック」は、オペレーターが電話やリモートアクセスでスマートフォンの設定や操作をサポートする「UQ あんしんサポート」(月額350円)と、各種データを自動でクラウドサーバーにバックアップする「クラウドバックアップ by AOS Cloud」(月額300円)と、セキュリティサービス「UQ SNS セキュリティ by MyPremissions」(月額350円)という、既存のセキュリティ系3サービスをひとつのパッケージにまとめたもの。料金は、個別に3サービスを契約した場合の半額にあたる、月額500円に抑えられている。

もうひとつの、「家族みまもりパック」は、家族の居場所をリアルタイムで確認できる位置情報共有サービス「みまもりサービス by Family Locator」(月額200円)と、子どものSNS利用を監視する「filii(フィリー)」(月額300円)の2サービスをひとつのパッケージにまとめたもの。料金は、2サービスの合計である月額500円よりも安い、380円となる。

いずれのサービスも6月8日よりサービスを開始する。

「UQあんしんパック」は、個別に契約すると月額で1,000円かかるサービスを500円で利用できる割安なメニュー

「UQあんしんパック」は、個別に契約すると月額で1,000円かかるサービスを500円で利用できる割安なメニュー

「家族あんしんパック」は、合計で月額580円となる2サービスを300円で利用できる

「家族あんしんパック」は、合計で月額580円となる2サービスを300円で利用できる

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田中 巧(編集部)
Writer / Editor
田中 巧(編集部)
通信を中心にしたIT系を主に担当。Androidを中心にしたスマートデバイスおよび、モバイルバッテリーを含む周辺機器には特に注力している。
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