毎月のスマホ代が高いと感じるなら、格安SIMへの乗り換えを検討するべきです。ところが、メインキャリアでは一般的だった「かけ放題」のプランも、格安SIMになったとたんに複雑に感じてしまい、どれを選ぶべきか迷ってしまいます。
そこで、この記事では、通話料金が定額になる「かけ放題」のプランを検討している人に向けて、おすすめの格安SIMプランと選び方を解説します。
乗り換える前に知っておきたいポイントを確認しながら、価格.comに集まるユーザーの声やデータ、専門家の意見を参考に、あなたにぴったりな「かけ放題」プランをご提案します。
監修:通信系フリーライター 松村武宏さん
モバイル情報を発信するフリーライター。気になった格安SIMは自分で契約せずにはいられません。担当する価格.comの長寿連載「格安SIMの通信速度を徹底調査」は7年目に突入。実際の検証結果を基にしたリアルかつ最新の格安sim情報をお届けします
格安SIMへの乗り換えで、多くの人が不安に感じる「通話品質」や「手続き」について、最新の情報を解説します。
この記事で紹介する格安SIMは、自社で回線を所有する事業者(MNO)の6キャリアだけです。そのうち、ドコモ回線の「ahamo」、ソフトバンク回線の「ワイモバイル」と「LINEMO」、au回線の「UQ」と「povo」は、メインキャリアと同等の通話回線が利用できるため、通話品質が劣る心配はありません。
いっぽう、「楽天モバイル」も自社で回線を所有するMNOですが、無料通話アプリ「Rakuten Link」は、データ通信を利用する「IP電話」方式のため、通信環境によって品質が変動する場合があります。ですが、無料で通話がかけ放題のため、価格を大きく抑えたい場合には魅力的な選択肢と言えるでしょう。
メインキャリアから格安SIMに乗り換えるのに、面倒な手続きが必要だと思っている人は多いはず。しかし、今は”MNPワンストップ”という制度により以前より乗り換えが簡単になっています。
”MNPワンストップ”とは、電話番号はそのままでキャリアを乗り換える場合でも、転出元での手続きが不要な新しい乗り換え方式です。これから契約するキャリアだけで手続きすればよいので、お手軽・お気軽に乗り換えられます。

格安SIMとはいえMNOの電話通信には自社回線を使うので、音声通話の品質はメインキャリアと同じと考えて問題ありません! ただし、楽天モバイルの「Rakuten Link」は、データ回線を使っているため、通信環境によっては「こもった声」に感じる場合があります。
格安SIMの「かけ放題」は、基本のプランに含まれていないことが多く、オプションとして追加する場合が多いです。そのため、実際の支払い金額を把握するには、プランの基本料金と「かけ放題」オプション料金を合算した合計金額を計算する必要があります。
多くの格安SIMには、「5分かけ放題」「10分かけ放題」「無制限かけ放題(24時間かけ放題」といった通話時間の異なる「かけ放題」オプションのバリエーションが用意されています。人によって通話時間は異なるでしょうが、この記事では、通話時間の制限がない「無制限かけ放題」を軸にプランを紹介します。
また、楽天モバイルのように、かけ放題が基本料金に含まれる(実質0円)プランや、「5分かけ放題」のような時間制限のある「かけ放題」が基本料金に含まれているahamoなどの例外もあります。詳しくはそれぞれのプラン詳細で紹介します。

仕事の連絡やお店の予約など、音声通話を使う機会は意外とあるものです。毎月の通話料金が合計1500円〜2000円を超えている人は、「かけ放題」オプションを検討するとよいでしょう。
この記事でおすすめする6つの格安SIMは、いずれも自社で回線を所有するMNOなので、メインキャリアと同等の高品質な通話回線が使用できます。
そんなMNOのなかでも、サブブランドに分類される「ワイモバイル」と「UQモバイル」は、全国にある店頭でのサポートも受けられ、価格を下げながらもメインキャリアと同じようなサービスが提供されています。もし、メインキャリアから格安SIMへ乗り換えたいが、回線の品質やサポートに不安があるのなら、メインキャリアとサービスの質に変化の少ないサブブランドへの乗り換えをおすすめします。
また、オンラインサポートだけでも不安がなければ、“オンライン専用プラン”の「LINEMO」「povo2.0」「ahamo」にすることで、さらに安いプランを検討できます。
いっぽう、この記事では紹介していませんが、大手キャリアから回線の一部を借りているMVNOは、MNOよりも月額料金を安くできるメリットがありますが、お昼休みなど混雑する時間帯になると、データ通信の速度が極端に遅くなったり、不安定だったりと、快適に使えない可能性があることは理解しておきましょう。

お昼の休憩時間にSNSを見たり動画を再生したりする時に、MVNOでは読み込みが遅くなる場合があります。「スマホ決済の二次元コードがなかなか表示されない」なんてこともあるので、難しいことがわからない場合は、MNOが無難です。
格安SIMでの通話には、大きく2種類の通話方法があります 。
この記事で紹介している格安SIMのうち「ワイモバイル」「UQモバイル」「LINEMO」「povo2.0」「ahamo」の5キャリアは、事前に「かけ放題」オプションを契約しておけば、スマホに標準搭載されている電話アプリからそのまま発信するだけで「かけ放題」が適用されます。
いっぽう、楽天モバイルの”無料かけ放題”を適用するためには、専用アプリ(Rakuten Link)から発信する必要があります。この専用アプリは、通話回線ではなく、データ回線を利用したIP電話なので、通話の品質はデータ回線の混雑具合や通信環境に左右されるため不安定です。ですが、月額0円で通話がかけ放題になるという大きなメリットがあります。
価格はやや高いけれど通話品質を重視するか、不安定だが安さを重視するかで、選ぶべきキャリアが変わります。たとえば、仕事など重要な用件で通話をすることが多いのであれば通話品質を重視してメインキャリアの「サブブランド」や「オンライン専用プラン」を。反対に、お店の予約など短時間で終わる通話がメインならば「楽天モバイル」を、といった具合に選びましょう。

楽天モバイルの「Rakuten Link」の場合、普通の音声通話と比べたときに声がこもった感じに聞こえたり、音が乱れるノイズや音の遅延を感じたりすることもあります。ですが、徐々に回線は改善されているようで、まったく会話にならないことは、あまりありません。
<基準1> メインキャリアから乗り換えても変わらない環境で使える
<基準2> 「通話品質」と「データ通信速度」が安定している
<基準3> サポート体制と料金のバランス
※ 掲載している情報の正確性については万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。
※ 掲載している商品やサービス等の情報は、価格.comにて掲載されている2025年12月01日時点の情報をもとに作成したものです。
※ キャンペーン・特典は、予告なく変更、終了、または期間が延長される場合があります。
※ 各種割引や特典は事業者より提供されます。お申し込みの際は事業者による注意事項や規約等をよくご確認の上お手続きください。
| プラン | 事業者ロゴ | 月額料金(かけ放題オプション含む) | 詳細を見る | 通信速度(下り) | 店頭サポート | 公式特典(価格.com経由でも適用) | 国内通話料金 | 通話オプション | 回線 | 初期費用 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ワイモバイル シンプル3 S 5GB | ![]() |
5,038円 | 詳細を見る価格.comへ | ◎ 133.41Mbps | ○ あり | ・[MNPかつデータ増量オプション加入]5,000円相当のPayPayポイントコードプレゼント ・データ増量無料キャンペーン3 |
22円/30秒 | ・880円/月(10分かけ放題) ・1,980円/月(かけ放題) |
ソフトバンク | 3,850円 |
| UQ mobile コミコミプランバリュー 35GB | ![]() |
4,928円 | 詳細を見る価格.comへ | ◎ 100.78Mbps | ○ あり | ・増量オプションU 7か月間無料キャンペーン ・家族セット割 |
10分以内無料(10分超過後30秒あたり22円) | ・1,100円/月(かけ放題) | au | 3,850円 |
| LINEMOベストプラン 10GB 段階制 | ![]() |
2,640円〜3,740円 | 詳細を見る価格.comへ | ◎ 117.72Mbps | × オンラインのみ | ・[新規]PayPayポイント3,000円相当プレゼント ・[MNP]PayPayポイント10,000円相当プレゼント |
22円/30秒 | ・550円/月(5分かけ放題) ・1,650円/月(かけ放題) |
ソフトバンク | 3,850円 |
| povo2.0 トッピング制 | ![]() |
2,640円(3GB30日間/990円をトッピングした場合) | 詳細を見る価格.comへ | ◎ 98.52Mbps | × オンラインのみ | ・[MNP]本気割 (au PAY 残高50%相当還元) ・[MNP]ささやか割(au PAY 残高20%相当還元) |
22円/30秒 | ・550円/月(5分かけ放題) ・1,650円/月(かけ放題) |
au | 0円 |
| ahamo 30GB | ![]() |
4,070円 | 詳細を見る価格.comへ | ○ 59.31Mbps | × オンラインのみ | ・[MNP]20,000dポイント進呈(期間・用途限定) | 5分以内無料(5分超過後30秒あたり22円) | ・1,100円/月(かけ放題) | ドコモ | 0円 |
| Rakuten最強プラン 無制限 段階制 | ![]() |
1,078円〜3,278円 | 詳細を見る価格.comへ | △ 22.10Mbps | ○ あり | ・[新規]7,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー) ・[MNP]10,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー) |
0円(Rakuten Linkアプリ使用時) | ・0円(Rakuten Linkアプリ使用時、かけ放題) ・1,100円(Rakuten Linkアプリ未使用時、15分かけ放題) |
楽天 | 0円 |

【MNO/サブブランド】
【かけ放題の月額料金:5,038円(基本料金3,058円+オプション料金1,980円)】
【データ容量:5GB】
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド。ソフトバンクの回線を利用した高品質な通信・通話環境と全国にある店舗での対面サポートなど、メインキャリアと同じように使える安心感が魅力。とはいえ、ソフトバンクよりも月額料金を大きく下げられるので、「安さ」と「安心感」を両得できるでしょう。
さらに、2回線目以降の月額料金が1,100円割引される「家族割引サービス」の効果が大きく、家族でまとめて乗り換える場合には大きな恩恵があります。「かけ放題」のオプション料金は月額1,980円と高めですが、家族割と合せることで、月額料金を賢く抑えましょう。
メインキャリアから格安SIMへ、家族でまとめて乗り換えたい人には、おすすめできる有力なプランです 。
なお、データ容量が5GBでは足りないという人には、30GBの「シンプル3 M」と、35GBの「シンプル3 L」の大容量プランも用意されています。出勤や通学などで、外出先でのデータ通信を行う頻度の多い人は、こちらの大容量プランを検討するのがよいでしょう。
■かけ放題の月額料金:5,038円(基本料金3,058円+かけ放題オプション料金1,980円)
■初期費用:3,850円
■データ容量:5GB
■国内通話料金:22円/30秒
■回線:ソフトバンク
■主なキャンペーン:
【価格.com特典】
・[MNPかつYouTube Premium加入]20,000円相当PayPayポイントコード贈呈
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[MNPかつデータ増量オプション加入]5,000円相当のPayPayポイントコードプレゼント
・データ増量無料キャンペーン3
・PayPayカード割(通常カード)
・PayPayカード割(PayPayカード ゴールド)
・おうち割光セット(A)
・家族割引サービス
・60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン

【MNO/サブブランド】
【かけ放題の月額料金:4,928円(基本料金3,828円+オプション料金1,100円)】
【データ容量:35GB】
auのサブブランドであるUQモバイルは、安定した通話品質と店舗サポートが魅力です。メインキャリアからの乗り換えで、オンラインでの手続きや設定に不安がある人には、対面で相談できる安心感が何よりのメリットとなるでしょう。
UQモバイルには、30GBまでの段階制「トクトクプラン2」と、35GBの「コミコミプランバリュー」の2種類のプランがあります。
「トクトクプラン2(5GB〜30GB 段階制)」
・基本料金:2,948円〜4,048円/月
・オプション料金:1,980円/月
・合計月額料金:4,928円〜6,028円/月
「コミコミプランバリュー(35GB)」
・基本料金:3,828円/月
・オプション料金:1,100円/月
・合計月額料金4,928円/月
2つのプランの基本料金とかけ放題オプション料金の合計金額は同じなので、データ量を多く使える「コミコミプランバリュー(35GB)」一択となります。
LINEMOやpovoといったオンライン専用プランと比較すると割高に感じますが、対面でのサポートが受けられる「安心感」と「高品質なau回線」に価値を感じる人には、有力な選択肢と言えるでしょう。
また、「コミコミプランバリュー」には、基本プランとして「10分以内の通話かけ放題」が含まれています。もし通話が10分以内で終わることが多い場合は、無制限かけ放題をオプションせずに、月額料金を安くすることも検討してみましょう。
■かけ放題の月額料金:4,928円
(基本料金3,828円+かけ放題オプション料金1,100円)
■初期費用:3,850円
■データ容量:35GB
■国内通話料金:22円/30秒
■回線:au
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・増量オプションU 7か月間無料キャンペーン
・ [MNPかつ増量オプションU加入]au PAY残高20,000円相当ポイント還元

【MNO/オンライン専用プラン】
【かけ放題の月額料金:2,640円〜(基本料金990円〜+オプション料金1,650円)】
【データ容量:3GB〜10GB 段階制】
ソフトバンクのオンライン専用プランLINEMOは、コストパフォーマンスにすぐれています。
最大の特徴は、月額990円(3GB)という安い基本料金です。データ通信が3GBまでならかけ放題込みで月額2,640円、3GBを超えても10GBまで使え月額3,740円(かけ放題込み)と、高品質かつ高コスパを実現します。
また、「LINEギガフリー」機能により、LINEアプリでのトークや音声・ビデオ通話がデータ容量を消費しません。普段の連絡をLINEで済ませることが多く、データ消費を抑えたい人にはこれ以上ないメリットです。
ソフトバンクと同等の高品質な回線を利用できるため、通話品質や通信速度もきわめて安定。オンラインサポートに抵抗がなく、データ使用量を10GB以下に抑えられる人には最適なプランでしょう。
もし、毎月のデータ量が10GBを超えてしまうのであれば、30GBの「LINEMOベストプランV」が用意されています。こちらのプランには「5分以内のかけ放題」が含まれているので、日々の通話時間が短くデータ使用量が多い人人はこちらの方がお得な可能性があるかもしれません。
■かけ放題の月額料金:2,640円〜3,740円
(基本料金990円〜2,090円+かけ放題オプション料金1,650円)
■初期費用:0円
■データ容量:3GB〜10GB 段階制
■国内通話料金:22円/30秒
■回線:ソフトバンク
■主なキャンペーン:
【価格.com特典】
・[公式より前倒し受け取り]最大14,000円相当PayPayポイントプレゼント
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・通話オプション6か月間550円割引

【MNO/オンライン専用プラン】
【かけ放題の月額料金:2,640円※(基本料金990円※+オプション料金1,650円】
【データ容量:3GB※ トッピング制】
※掲載金額は3GB/30日間をトッピングした場合の一例です
auのオンライン専用プランpovoは、使い方に合わせてプランを柔軟にカスタマイズしたい上級者向けです。トッピングの一例ですが、「3GB/30日間」990円と、「かけ放題(1,650円/月)」を組み合わせれば、2,640円/30日間とかなり安い金額でかけ放題のプランを設計できます。
格安SIMですが、auの高品質な回線を利用できるので、通話品質も安定しています。
トッピングの管理が必要なので、データの使用量などを都度確認して過ごす必要がありますが、自分の利用スタイルが明確な人にとっては、むだを排除し適宜調整できる柔軟なプランと言えるでしょう。
■かけ放題の月額料金:1,650円
(基本料金0円+かけ放題オプション料金1,650円)
■初期費用:0円
■データ容量:0GB トッピング制
■国内通話料金:22円/30秒
■回線:au
■主なキャンペーン:
【価格.com特典】
・「データボーナス5GB(3日間)」プレゼント(コード「KAKAKU5GB」入力)
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[MNP]本気割 (au PAY 残高50%相当還元)
・[MNP]ささやか割(au PAY 残高20%相当還元)
・かけ放題 デビューキャンペーン

【MNO/オンライン専用プラン】
【かけ放題の月額料金:4,070円(基本料金2,970円+オプション料金1,100円)】
【データ容量:30GB】
ドコモのオンライン専用プランahamoは、「かけ放題」オプションが月額1,100円と安く、基本プランと合わせても月額4,070円。楽天モバイルやLINEMOの最安プランと比較すると高額に見えますが、ahamoの基本データ容量が30GBと多めなので、最初からある程度のデータ量が必要な人にとっては、高コスパです。
さらに、データ量を80GB増量できる「大盛りオプション」(月額1,980円)を追加も可能 。基本プラン(30GB)+大盛りオプション(追加80GB)+「かけ放題」オプションだと月額6,050円で、110GB+「かけ放題」が使えます。金額だけを見ると高く感じますが、内容はボリューミーでコスパは抜群です。
■かけ放題の月額料金:4,070円
(基本料金2,970円+かけ放題オプション料金1,100円)
■初期費用:0円
■データ容量:30GB
■国内通話料金:22円/30秒
■回線:ドコモ
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[MNP]20,000dポイント進呈(期間・用途限定)

【MNO】
【かけ放題の月額料金:1,078円〜(基本料金1,078円〜+オプション料金0円)】
【データ容量:3GB〜 段階制】
楽天モバイルは、”通話料を0円にしたい”、”とにかく月額料金を安くしたい”、というニーズに強く応えるサービスです 。
他社では月額1,000円以上のオプションとなる「無制限かけ放題」ですが、専用アプリ「Rakuten Link」経由なら無料で通話できるのが最大の魅力です。
料金プランは段階制で、データをあまり使わなければ月額1,078円(3GBまで)、どれだけ使っても月額3,278円(無制限)です。Wi-Fi環境がメインでデータ通信をほとんど使わない人なら、かけ放題付きの電話回線を月額1,078円に収まる月もあり、コストパフォーマンスは圧倒的です 。
データ通信を利用したIP電話なので通話品質にムラがあることや、専用アプリを使って通話することに抵抗がなければ、メインキャリアからの乗り換えで、料金メリットを感じられるキャリアと言えるでしょう。
■かけ放題の月額料金:1,078円〜3,278円
(基本料金1,078円〜3,278円+専用アプリでかけ放題無料)
■初期費用:0円
■データ容量:3GB〜無制限 段階制
■国内通話料金:22円/30秒
■回線:楽天モバイル
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[新規]7,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー)
・ [MNP]10,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー)
・最強家族プログラム
・ [U22]最強青春プログラム
・ [U12]最強こどもプログラム
・ [65歳以上]最強シニアプログラム(要エントリー)
楽天モバイルの「Rakuten Link」は、LINE通話などと同じ「IP電話」という仕組みを利用しています。これは従来の電話回線ではなく、インターネットのデータ通信を使って音声を送受信する技術です。
楽天モバイルは自社回線エリア内のデータ通信を無制限で提供しているため、そのデータ通信を使うIP電話(Rakuten Link)も実質無料で利用できるのです。
「LINE」アプリや「Rakuten Link」での通話は、IP電話はデータ通信を利用するため、通信環境が悪いと音声が途切れたり遅延したりすることがあります。
いっぽう、ワイモバイルやUQモバイルモバイルなどが提供する電話回線を使った「かけ放題」は、専用の通話回線を使うため、音質がよく安定しています。
また、IP電話は110番や119番といった緊急通報、0570(ナビダイヤル)などへ発信できない場合がありますが、電話回線は”緊急通話”が可能です。
お店や病院の予約、家族への連絡など、1回の通話が、5分以内や10分以内など短い用件で終わることが多い人におすすめです。多くの格安SIMには、「無制限かけ放題」のほかにも、より価格の安い「5分かけ放題」「10分かけ放題」オプションが用意されています。
いいえ、この記事で紹介している格安SIMは、大手キャリアと同等の高品質な通話網を使用しています。そのため、通話品質が劣るということはありません。ただし、インターネット回線を使う「Rakuten Link(IP電話)」は、電波環境の影響を受けて、品質が変動する場合があります。
はい、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)という制度を利用すれば、電話番号を変更せずに乗り換えられます。最近は、乗り換え先での手続きだけでキャリアの乗り換えが完了する「MNPワンストップ方式」に対応する事業者が増え、手続きがさらに簡単になりました。
「かけ放題」であっても、すべての通話が無料になるわけではありません。0570(ナビダイヤル)や0180(テレドーム)、104(番号案内)、衛星電話、海外への発信などは、どのキャリアでもかけ放題の対象外となります。