HDDの空き容量が足りなくてピンチ! 増設したいけど何を買えばいいの?

目的別にズバリ解説! 最適な外付けHDDの選び方

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パソコン、ブルーレイレコーダー、据え置きゲーム機と、いまやさまざまな機器に搭載されているHDD。気付いたときには空き容量がゼロになっていた、なんてことありませんか? そんなときの救世主がUSB接続の外付けHDD。USBポートにつなげるだけで使えるので、手軽に空き容量を増やせます。ここでは、目的別に最適な外付けHDDをQ&A形式でズバリ解説していきます。


普段使いのパソコンで必要な容量は?
パソコンで動画や画像をたくさん保存するときにおすすめな容量は?
レコーダーやテレビで「見たら消す」派にピッタリなHDDは?
レコーダーやテレビでガンガン録り貯めるときに便利なHDDは?
「PS4」で使える外付けHDDは?

Q:パソコンの空き容量がなくなってきたからHDDを増設したいけど、どの容量を選べばいいの?

CASE1: Webブラウジングやストリーミング視聴などが中心のライトユーザーの場合

A:容量は2TBを狙うべし!

HDDを買うときはまず、自分が使っているパソコンのHDD容量をチェック。この2倍が狙い目です。最近のノートパソコンはだいたい500GB〜1TBクラスのHDDを搭載していることが多いので、この場合は1TBか2TB程度のHDDを選べばOK。今使っている容量より余裕のあるものを選ぶことで、パソコンに予期せぬトラブルが起こりシステム全体をバックアップする事態になっても、十分対応できます。ちなみに、市場価格は、1TBモデルが6,000円前後から、2TBモデルが8,000円前後からになっており、2TBモデルを選んだほうがお得です。

Tips 接続インターフェイスは今やUSB 3.0が主流

パソコンに外付けHDDを増設するとき、気をつけたいのが接続インターフェイス。これまでに登場した主なものとして、USB2.0、IEEE1394、eSATAなどの規格がありますが、現在主流なのはUSB 2.0の後継となる「USB 3.0/USB 3.1」。OSにWindows 10/8を搭載したパソコンであれば、ほぼ対応しているので、USB 3.0対応のHDDを選べばまず間違いないでしょう。なお、最新世代のMac BookなどにはUSB 3.0対応製品が使える新型のインターフェイスである「USB Type-C」ポートが搭載されています。

赤枠で囲んだのがUSB 3.0ポート。これ以外にポータブル用の小型なものもあります

赤枠で囲んだのがUSB 3.0ポート。これ以外にポータブル用の小型なものもあります

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CASE2:動画や写真をガンガン保存するようなヘビーユーザーの場合は?

A:容量は4TB以上! お財布が許す限り大容量を選ぶべし!

高精細な動画や写真は、1ファイルの容量がとても大きいもの。2000万画素クラスのデジタルカメラで撮影したRAW形式の画像であれば20MB前後、フルHD解像度の高品質な動画であれば1分で数百MBにもなります。こうしたファイルをたくさん保存するなら、なるべく大容量のモデルを選ぶのが基本。現在であれば、コストパフォーマンスが高い4TBモデルが最適でしょう。14,000円前後のモデルで購入できる製品もあります。ちなみに、8TBモデルも容量単価は4TBモデル並みに安いですが、安価なものでも30,000円前後しますのでお財布が許すなら。

Tips 外付けHDDは「据え置き型」でOK

ゲーム機と同じように外付けHDDにも、持ち運びできる「ポータブル型」と、たくさんのデータが保存できる「据え置き型」があります。ポータブル型は設置面積が小さくコンパクトで手軽に持ち運びできるのに対し、据え置き型は読み書き速度が速く容量単価も安いのがメリット。同じ3TBモデルでも1万円以上の価格差があることも。どちらにも一長一短ありますが、持ち運びする予定がなければ容量単価が安い据え置き型を選びましょう。ちなみに、最近ではメモリーカードやUSBメモリーも大容量化していますので、ちょっとした大容量ファイルを持ち運ぶだけなら、ポータブルHDDよりもそれらのほうが衝撃に強く小さいのでオススメです。

奥が据え置き型HDD(容量は4TB)、手前がポータブル型HDD(容量は2TB)。ポータブル型は手のひらサイズのコンパクトさだ

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Q:テレビやレコーダーにつなげて録画用として使いたい

CASE1:基本的に「見たら消す」派の場合

A:1TBから初めてみるのもアリ

容量1TBというとすごく少なく感じますが、実は標準画質で録画する場合、地上デジタル放送で約127時間、BSデジタル放送でも約90時間録画できます(録る番組によって多少上下があります)。これだけあれば、1週間撮り貯めて休日にまとめて番組を消化するという視聴スタイルでも用が足ります。家族で共有したり、撮り貯める期間を長くしたい場合は、より大容量のものを選んだほうがいいでしょうが、そうでもないなら、価格の安い1TBレベルから始めてみるのもアリ。また、接続方式についても必ずチェックしましょう。最近のテレビやレコーダーはほぼUSB接続を採用していますが、一部のテレビでは過去にeSATA接続を採用していたものもありますので注意が必要です。

Tips 録画(家電)用でないとレコーダーやテレビで使えないの?

外付けHDDには、PC用だけでなく、テレビやレコーダーなどの録画(家電)用のものもあります。録画用でもパソコンで使えますし、パソコン用を家電機器で使うこともできますが、録画用HDDの最大のメリットは、メーカーが独自にテレビやレコーダーで動作チェックを行っていること。PC用ではまれに使用機器との相性が悪く使えないものもありますが、録画用ではそうしたトラブルを未然に防げます。ちなみに、録画用モデルの中には「テレビ録画専用」をうたった製品もあります。これは24時間連続録画が可能な高品質なドライブを採用しているもの。価格は若干高めですが時間帯を問わず録画したいなら、耐久性の高いこれらのHDDを選ぶのもありでしょう。

CASE2:消さずにガンガン撮り貯める場合

A:テレビやレコーダーが対応しているHDDの最大容量を選ぶべし!

テレビやレコーダーでは一度に同時接続できるHDDの台数が決まっています。容量が少ないドライブを選ぶと、1台あたりに保存できる番組が少なくなるので、数多くのHDDが必要になります。1台であればたいしてじゃまになりませんが、複数台ともなるとHDD本体を保管するスペースも必要になり、都度つなぎ替えるのも面倒。最大容量のHDDにすることで、その手間とスペースを圧縮できます。とはいえ、上のモデルはまだ高価ですので、購入するなら4TBあたりが狙い目です。

Tips 新しい著作権保護技術「SeeQVault(シーキューボルト)」

テレビやレコーダーに外付けHDDをつなげて録画した番組は、著作権保護のためその録画した機器でしか再生できないようになっています。このため録画機器を買い替えたりすると録画した番組は引き継げないようになっていました。そうした不便さを解消できる新しい著作権保護技術が「SeeQVault」。「SeeQVault」に対応している録画機器とストレージ(HDDやメモリーカードなど)をあわせて使うことで、同一メーカー間のテレビやレコーダーであれば買い替えても新しい環境へそのまま引き継ぐことができます。もしテレビやレコーダーが「SeeQVault」に対応しているなら、HDDも対応モデルを選んでみてはいかがでしょうか。

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Q:PlayStation4では、どのHDDが使えるの? 今買うなら何がいいの?

A: USB 3.0以上で、容量2TB〜8TBまでのHDD。今なら3TBか4TBがお得

PS4に対応するHDDは、バッファロー、アイ・オー・データ機器、エレコム、ロジテックなどの周辺機器メーカーから発表されています。これらのメーカーのWebサイトを参照のうえ、欲しい容量を選ぶのがベスト。今であれば、3TB〜4TBが容量単価も比較的安いので、ちょうどいいでしょう。ちなみに、以下のページから各社の対応HDDを確認できます。

バッファロー http://buffalo.jp/taiou/kisyu/ps4/
アイ・オー・データ機器 http://www.iodata.jp/pio/game/ps4.htm
エレコム http://www2.elecom.co.jp/tables/game/top.aspx?=ps4
ロジテック http://www.logitec.co.jp/connect/ps4/index.html

Tips ゲームアプリも外付けHDDにインストール可能になったPS4

2017年3月9日に公開されたPlayStation4の「システムソフトウェア バージョンアップ4.50」により、外付けHDDの拡張ストレージ化に対応しました。これまで行えなかったゲームアプリ本編や体験版のインストールが外付けHDDに行えるようになり、さらにPS4の本体内ストレージと拡張ストレージ間でのアプリケーションの移動も可能となりました。セーブデータやテーマ、スクリーンショット、ビデオは保存できませんが、プレイ中のゲームタイトルが多い方なら、多くのタイトルをインストールできる大容量の外付けHDDを使うメリットは大きいでしょう。

銭袋秀明(編集部)

銭袋秀明(編集部)

編集部の平均体重を底上げしている下っ端部員。アキバをフィールドワークにする30代。2015年4月、某編集部から異動して価格.comマガジン編集部へ。今年こそ、結果にコミット!

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2017.9.22 更新
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