新製品レポート
Googleのスマホが日本にやってくる!

GoogleがFeliCa対応「Pixel 3」を発表。翻訳機能付きイヤホンも日本発売へ

Googleは、2018年10月10日に新製品発表会を開催し、最新スマートフォン「Pixel 3」および「Pixel 3 XL」を発表した。日本での発売も決定し、日本向けモデルは「FeliCa」に対応することが明らかになった。「Pixel 3」の詳細に加え、このほかに発表された新製品をレポートする。

シリーズで初めて日本でも発売される「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」

シリーズで初めて日本でも発売される「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」

「Pixel 3 XL」はノッチ(切り欠き)を採用。2モデルの基本スペックはほぼ共通

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」は、OSに最新の「Android 9 Pie」を搭載。OSとセキュリティのアップデートは3年間保証されている。基本スペックは、CPUが「Snapdragon 845」、メモリーが4GB、ストレージが64/128GBという構成だ。

異なるのは、本体サイズやディスプレイ。「Pixel 3」が5.5型フルHD+の有機ELパネルを搭載するのに対して、「Pixel 3 XL」は6.3型QHD+の有機ELパネルを搭載。さらに、「Pixel 3 XL」のみ前面カメラやセンサー部分にノッチ(切り欠き)を採用する。

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」の本体、ディスプレイサイズ

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」の本体、ディスプレイサイズ

特筆すべきなのは、日本向けモデルのみ「FeliCa」に対応していること。これはハードウェアの対応になり、アプリ「おサイフケータイ」に対応するかは今のところ不明だが、大いに期待できるだろう。さらに、IPX8の防水対応なのもうれしいポイントだ。また、本体の側面を握って操作する「アクティブエッジ」に対応する点や、前面に2基のステレオスピーカーを搭載するのも面白い。

基本スペックシートは以下から確認していただきたい。

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」の基本スペック

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」の基本スペック

シングルカメラにAIを活用したGoogleならではのアプローチ

上記スペックシートを見るとおわかりいただけるが、「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」は背面に1基のカメラを搭載するシングルカメラ仕様だ。多くのスマートフォンがデュアルカメラを搭載する中で、「Pixel 3」は珍しい存在になる。

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」は背面に1基のカメラを搭載するシングルカメラ仕様

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」は背面に1基のカメラを搭載するシングルカメラ仕様

「Pixel」シリーズは、新モデルが発表されるたびに“最高のカメラ”と評価され、カメラ評価サイトの「DxOMark」で非常に高いスコアを得ていた。そのため、「Pixel 3」のカメラに対する期待も相当大きなものになっている。そんな期待にGoogleはシングルカメラ+AIという答えを出してきた。発表会でもAIを活用したカメラ性能について強くアピールしていた。

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」のメインカメラは1220万画素で、F1.8のレンズを備える。デュアルピクセル位相差検出、光学式および電子式手ぶれ補正機能など、ハイスペックなカメラとしては標準的なスペックだが、前述の通りAIを活用した機能が特徴だ。

シャッターを押した前後複数枚の写真から、誰も目をつぶっていない、ピントが合っているといった要素をAIが判別して最高の1枚を自動で選んでくれる「トップショット」や、光学ズームなしでも複数のフレームからAIが鮮明な1枚に仕上げる「超解像ズーム」、暗い環境でもフラッシュを使わずに自然な写真を撮影できる「ナイトショット」、笑顔や変顔を認識して自動で撮影する「フォトブース」といった機能は、AIを活用したGoogleならではのアプローチだ。

撮影前後からベストショットを選ぶ「トップショット」

撮影前後からベストショットを選ぶ「トップショット」

暗い環境でも自然な撮影が可能な「ナイトショット」

暗い環境でも自然な撮影が可能な「ナイトショット」

また、被写体を認識して、商品を検索したり、動物やランドマークを調べる「Google Lens」も便利そうだ。

フロントカメラは800万画素の広角カメラ(F2.2、視野97°)と標準カメラ(F1.8、視野75°)を搭載。多人数での自撮りに対応する。

広角カメラで大人数での自撮りにも対応するフロントカメラ

広角カメラで大人数での自撮りにも対応するフロントカメラ

ちなみに、「Pixel 3」ユーザーは、同端末で撮影した写真や動画をオリジナルの解像度、つまり圧縮することなく無制限に「Googleフォト」に保存できる。ただし、無料期間は2022年1月31日まで。これ以降も2022年1月31日までに保存した写真については無料となる。

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」の発売日は2018年11月1日。公式サイトでは、ウェイティングリストへの登録のみ可能となっており、価格は明らかにされていない。アメリカでは「Pixel 3」が799ドル(約90,000円)から、「Pixel 3 XL」が899ドル(101,000円)からとなっている。

Qi対応ワイヤレス充電スタンド「Google Pixel Stand」と翻訳機能付き「Pixel USB-Cイヤホン」も登場

「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」のほか、ワイヤレス充電スタンド「Google Pixel Stand」と「Pixel USB-Cイヤホン」も日本で発売される。こちらはすでに公式サイトで予約が開始されており、「Google Pixel Stand」が9,504円(税込)、「Pixel USB-Cイヤホン」が3,456円(税込)。

「Google Pixel Stand」は、Qi対応のワイヤレス充電スタンドで、「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」向けではあるが、Qi対応スマートフォンであれば充電可能。「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」をセットすると、Googleフォトに保存した写真をデジタルフォトフレームとして使えるなど、簡易的なスマートディスプレイのように利用できるのが特徴だ。

「Google Pixel Stand」

「Google Pixel Stand」

「Pixel USB-Cイヤホン」は、24bitデジタル再生に対応するUSB-C接続の有線イヤホン。インラインリモコンからGoogleアシスタントを起動し、40カ国語対応のリアルタイム翻訳機能を利用可能だ。このイヤホンは、「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」に付属するものの単品販売となる。

「Pixel USB-Cイヤホン」

「Pixel USB-Cイヤホン」

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
関連記事
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る