選び方・特集

《2023年》プロの評論家おすすめのヘッドセット15選。ビジネスもゲーミングもひとつ上いく快適さ!

テレワークが普及し、仕事の打ち合わせなどをWeb会議で行うのが当たり前となってきた昨今、ビジネスでもプライベートのゲーミングでも使えるヘッドセットの購入を検討する人が増えています。最近のヘッドセットは仕様や価格がさまざまですが、ぜひ失敗のない製品選びをしたいもの。そこで、プロの評論家がヘッドセットの選び方を徹底ガイド。おすすめの製品を厳選し、評価も行います。

<監修> AV評論家 野村ケンジ氏
ヘッドホンをメインに幅広いジャンルで活躍するオーディオビジュアル・ジャーナリスト。レビュー記事はもとより、VGPライフスタイル審査委員、ヘッドフォンブック・アワード審査員などを通して、年間300製品以上のポータブルオーディオの新製品を試聴。ヘッドセットに関しても、多数の製品をチェックしている。TBSテレビ「開運音楽堂」“KAIUNセレクト”のアドバイザーとしてレギュラー出演するなど、活躍の場をますます拡大中。
お気に入りのヘッドセットは、Corsair「VIRTUOSO RGB WIRELESS XT」。ステレオミニプラグ、USB、Bluetooth、専用ワイヤレスと4つの接続方法を備え、サラウンドも楽しめる多機能かつ万能なモデル。「マイク性能のよさや、音楽鑑賞向きのサウンドバランスのよさからも多用している」とのこと。

ビジネスでもゲーミングでも大活躍! ヘッドセットの選び方を解説

ヘッドセットとは、ヘッドホンまたはイヤホンにマイクを搭載したデバイスのことで、2種類のタイプがあります。1つはビジネス用、もう1つはゲーミング用です。多くの製品で2つの用途を兼用できますが、機能や使い勝手のよさ、価格などを考えると、それぞれの用途に特化した製品のほうが優位。そんなヘッドセットの製品選びにおいて、重要となるポイントが3つあります。

・装着方法がしっくりくるか
・接続方法が使用する機器や用途に合っているか
・マイクにノイズキャンセリング機能があるか

「最近は、コストパフォーマンス重視のビジネス向け製品にハイスペックモデルが登場したり、音声の遅延を嫌って有線モデルが優位だったゲーミング製品にワイヤレスモデルが増えてきたりと、これまでとは異なる製品展開も見られます」(野村氏)

装着方法は使用スタイルとフィット感が重要

ヘッドセットは、装着感がしっくりくるものでないと、長時間快適に使用できません。ヘッドセットの装着方法には大きく分けて、オーバーヘッドタイプとインナーイヤー・カナルタイプ、片耳・耳かけタイプの3つがあります。

オーバーヘッドタイプ ― フィット感が高く、長時間の作業やゲームにおすすめ

オーバーヘッドタイプは、ヘッドバンドの左右両端にイヤーパッドを備えたもので、包み込まれるようなフィット感が特徴。大口径ドライバーを搭載したものや、サラウンド再生に対応した製品なら、ゲームのサウンドを迫力たっぷりに楽しむことも可能。厚みのある低域が楽しめる開放型か、中高域の細やかなニュアンスも聴き取りやすい密閉型かはお好みで選んでください。

「装着時のチェックポイントとしては、頭部や耳が強く圧迫されないか、ムレやすくないかなど、イヤーパッドの素材やクッションの厚さ、通気性などを確認してみてください」(野村氏)

インナーイヤー・カナルタイプ ― 遮音性が高く音楽リスニングにもおすすめ

インナーイヤー・カナルタイプは、イヤホンを耳の穴に挿入して使用するもので、遮音性が高く音漏れが少ないため、リスニングに適しています。スマートフォンでよく音楽を聴く人にはこのタイプがよいでしょう。ケーブルを首の後ろにかけるネックバンドタイプや、ケーブルのない左右分離型もあります。

「インナーイヤー・カナルタイプは、装着時に耳を引っ張られるような感覚になりやすいので、なるべく軽量なものや、イヤーピースが自分に合ったサイズのものに変えられるものを選ぶとよいでしょう」(野村氏)

片耳・耳かけタイプ ― 取り回しがよくスマートフォンでの使用にもおすすめ

片耳・耳かけタイプは、片方の耳の穴に挿入したり、フックをかけたりして使用します。音声はモノラル方式が多く、パソコンやスマートフォンでほかの作業をしながら通話するのに適しています。耳かけタイプは、インナーイヤー・カナルタイプだと耳の穴が痛くなるという人におすすめ。

「片耳で音を聴き取ると、音の方向を錯覚したり、周囲の環境を正しく認識できなくなったりすることもあるので、道路を歩きながらの使用は絶対に避けてください」(野村氏)

有線かワイヤレス接続かは接続機器や用途で選ぶ

ヘッドセットは、接続方法がさまざまです。パソコンとスマートフォンなど、接続したい機器が複数ある場合には、ヘッドセットがどの接続方法に対応しているか、あらかじめ確認しておく必要があります。

有線接続 ― デスクトップPCとの接続やゲーム用途ならUSBがおすすめ

有線接続には、ステレオミニプラグで接続する方法とUSBで接続する方法の2通りがあります。ステレオミニプラグは、端子を挿入するマイク/ヘッドホンコンボジャックが、ほとんどのデスクトップPCやスマートフォンに装備されているので、汎用性が高いです。ただし、アナログからデジタルへ信号を変換するため、音質が劣化しやすく、ノイズが入りやすいという弱点も。

これに対してUSB接続は、デジタル信号をやり取りするため音質が劣化しにくく、ノイズが入りにくいです。そのため、接続する機器にUSBポートが備わっているのなら、ステレオミニプラグによる接続よりUSB接続を使用するのがおすすめです。

「最近は、映像出力などにも対応するUSB Type-Cポートを備えたノートPCやスマートフォンが増えています。こうした機器と接続するのなら、高性能なUSB Type-Cに対応したヘッドセットを選ぶとよいでしょう」(野村氏)

ワイヤレス接続 ― ノートPCやスマートフォンとの接続ならBluetoothがおすすめ

ワイヤレス接続のBluetoothは、机の上でケーブルがじゃまになったり、ケーブルによって耳が引っ張られたりする煩わしさから解放されるメリットがあります。無線接続のため、電波の通信が途切れて接続が安定しなかったり、データの遅延が発生したりすることもありますが、実は最新のBluetoothヘッドセットの多くは、ほぼ問題のないレベルまでデータ遅延が抑えられています。こうしたデータ遅延の原因の多くは、「Skype」や「Microsoft Teams」「Zoom」といったアプリ側によるところが多いです。

「Bluetooth対応モデルの価格は有線接続のみのモデルより高めですが、十分な音質で取り回しがよいです。Bluetoothに対応したノートPCやスマートフォンに接続して使うことが多く、ゲーミングでの使用を想定していないのであれば、Bluetoothに対応したヘッドセットをおすすめします」(野村氏)

マイクのノイズキャンセリングの有無と仕組みを確認しておく

ヘッドセットは、音声を拾うマイクの性能も重要。マイクの性能を大きく左右するのは、「指向性」と「ノイズキャンセリング機能」です。指向性については、話者の口元から音を拾う単一指向性のほか、その反対側からも音を拾う双指向性、全方位から音を拾う無指向性があり、各製品の特性に合うものが備わっています。そのため、クリアな音声を相手に伝えるうえでより重視しておきたいのは、拾った音をデジタル処理するノイズキャンセリング機能と言えます。

「ビジネスの重要な会議で、周囲の騒音がじゃまをして音声がクリアに伝わらないようでは、意味がありません。少しでも音声の品質にこだわるのなら、ノイズキャンセリング機能搭載モデルを選びましょう」(野村氏)

なお、ヘッドセットのノイズキャンセリング機能には複数のものががあります。主なものとして、風切り音やノイズとなる音をカットする「CVC(クリア・ボイス・キャプチャー)」と、マイクが拾った騒音をデジタル化し、その騒音を打ち消す逆位相の音を発生させて音声を伝える「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」があります。一般的には、アクティブノイズキャンセリングのほうが自然にノイズが除去されていると感じる人が多いようです。こうしたノイズキャンセリングの精度は、搭載されるDSP(デジタルシグナルプロセッサ)などのチップの性能にも左右されます。

「搭載されているチップは、仕様表に記載されていない場合も多いですが、価格が2万円以上する最新製品なら、まず高性能なチップが搭載されていると考えてよいでしょう。また、ハイスペックモデルには、狙った音を拾うビームフォーミングに対応したものもあり、ノイズキャンセリングの精度をさらに高めてくれます」(野村氏)

失敗のない製品はこれ! プロがおすすめするヘッドセット15選

プロの評論家が通話や試聴を基に厳選したおすすめ製品を、使用シーン別に紹介。ビジネス向けにはよりクリアな音声を伝えられるものを、スマートフォン通話向けには軽量で操作性の高いものを、ゲーミング向けにはサウンドの迫力にすぐれたものをピックアップ。評価も行いました。

ビジネス向けヘッドセットのおすすめ4選

オーディオテクニカ「ATH-102USB」
USB Type-Cにも対応。Web会議やオンライン授業にも適した扱いやすいモデル

USB Type-C変換コードを付属したオープンタイプのヘッドセット。双指向性エレクトレットコンデンサーマイクの近接効果を利用したノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音を抑え、クリアな音声を相手に届けられます。カーボンブラックフィルムの振動板を採用したドライバーを搭載しており、音質はクリアでナチュラル。本体に抗菌・消臭加工が施されているのも特徴です。120度回転するマイクブームを備え、手元でマイクのON/OFFと音量を調節できるコントローラーを搭載しています。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッドタイプ
接続方法:USB(Type-A/Type-C)
マイク:双指向性エレクトレットコンデンサー
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約78g
【野村氏の評価】
音質:3、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:5
「高コスパモデルながら音質面でも十分に合格点。軽量で長時間使用しても負担が少ないのもうれしいポイントです」

Shokz(ショックス)「OpenComm」
周囲の音を聴き取りながらクリアな通話ができる骨伝導式ヘッドセット

人の声などが聴き取りやすい骨伝導式のヘッドセット。頬骨を通った振動が鼓膜を迂回して直接内耳に音を伝える仕組みで、人の声に相当する中高域の音がクリアに聴き取れるようになっています。また、耳をふさがないオープンタイプなので、使用中に周囲の音も聴き取れます。なお、マイクに適用されるDSPノイズキャンセリングにより、騒音を最小限に抑えながら相手に音声を伝達可能。最大約16時間通話できる省電力設計も特徴です。本体はチタン製でIP55対応の防水・防塵機能も備えています。

【主なスペック】
形状 :オープンイヤータイプ(耳かけスタイルで使用)
接続方法: Bluetooth 5.1
マイク:ブームマイク
ノイズ低減機能:DSPノイズキャンセリング
本体重量:約33g
【野村氏の評価】
音質:3、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:4
「骨伝導タイプのため耳をふさがず、周りの音がきちんと聴き取れます。ブームマイクにより声も明瞭に伝わります」

ソニー「LinkBuds WF-L900」
周囲の音を聞きながら通話ができて、ノイキャンも高性能。便利機能満載の1台

リング型のドライバーユニットを用い、耳をふさがない構造となっており、周囲の音を聞きながらリスニングや通話ができます。通話時のノイズキャンセリング性能もすぐれており、5億サンプルを超えるAIの機械学習で構成された装着者の声と、それ以外の環境ノイズを分離するアルゴリズムにより、音声をクリアに抽出。騒がしい場所でも快適に会話を楽しめます。また、装着中に声を発すると、ヘッドホンが声を認識して自動で再生中の音楽を一時停止する「スピーク・トゥ・チャット」にも対応。

【主なスペック】
形状:インイヤータイプ
接続方法:Bluetooth 5.2
マイク:MEMS全指向性
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約4.1g×2
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:3、フィット感:3、おすすめ度:4
「イヤホンに穴を空けて周りの音を聞こえるようにした個性的な製品。音楽も十分に楽しめる多機能さが魅力です」

Jabra「EVOLVE2 75」
ビジネス用の新機軸ハイエンドモデル

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、イヤーパッドの素材を工夫することで装着感を高めて、音漏れを低減。長時間の使用も快適です。ブームマイクは上げ下げでオンオフの操作ができ、使用しないときはハウジング部へ収納できるため、ヘッドホンとしてもスマートに活用が可能。バッテリー持続時間はアクティブノイズキャンセリングオンで最長33時間と長く、専用パッドで充電ができます。「Microsoft Teams」や「Google Meet」、「Zoom」認定製品のため、Web会議で安心して使えるのもうれしいポイント。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッドタイプ(オンイヤー)
接続方法:Bluetooth 5.2
マイク:4アナログMEMS/4デジタルMEMS
ノイズ低減機能:アクティブノイズキャンセリング
本体重量:約197g
【野村氏の評価】
音質:5、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:5
「上級ビジネス向けモデルという新しいコンセプトの製品。ビジネスに役立つのはもちろん、普段はリスニング用として音楽も存分に楽しめる万能機」

スマートフォン通話向けヘッドセットのおすすめ4選

3ee(スリー)「Call 03」
コストパフォーマンスと音質のよさを両立したお手軽モデル

独自デザインのインナーイヤーチップとイヤーフックを採用することにより、高いホールド性を実現。大口径10mmダイナミックドライバーユニットを搭載しつつ、約9.2gの軽量設計となっており、長時間の装着に便利です。クアルコム社の高性能SoC「QCC3020」を搭載し、ノイズキャンセリング CVC 8.0を採用していることに加え、デュアルマイクを搭載。クリアで聴き取りやすい声を相手に伝えます。

【主なスペック】
形状:耳かけタイプ
接続方法:Bluetooth 5.0
マイク:高性能デュアルマイク
ノイズ低減機能:CVC8.0 ノイズキャンセル機能
本体重量:約9.2g
【野村氏の評価】
音質:3、マイク性能:4、フィット感:3、おすすめ度:4
「ビジネス向けの低価格モデルながらクアルコム社製高機能チップの搭載で音質、マイク性能ともに良質。コスパはかなり高いです」

ケンウッド「KH-M700」
ノイズキャンセリング搭載でWeb会議もリスニングも高音質

ケンウッドの片耳タイプワイヤレスヘッドセットで、初めてアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したモデル。大口径10.4mmの高磁力ネオジウムドライバーユニットを搭載することで、リスニング時の音質を高めており、クリアな音声通話を実現しています。2台の機器を同時に接続できるマルチポイントに対応しており、パソコン上でのWeb会議からスマートフォンでの通話にそのまま移行可能。左右どちらでも装着できる形状で、マルチファンクションボタンを装備。音声アシスタント機能も素早く起動できます。

【主なスペック】
形状:耳かけタイプ
接続方法:Bluetooth 5.0
マイク:MEMSマイク×2
ノイズ低減機能:アクティブノイズキャンセリング
本体重量:約10.3g
【野村氏の評価】
音質:5、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:4
「最新型の片耳ヘッドセット。装着感、音質、マイク性能、すべてにおいて死角なしのハイスペックさが大きな魅力となっています」

Jabra「Talk 25 SE」
小型ながら約9時間の連続通話ができるスタミナバッテリーがうれしい

無指向性マイクと11mm径ダイナミックドライバーの組み合わせにより、クリアなHD通話を可能にしたインイヤーヘッドセット。最大連続通話時間が約9時間と長く、バッテリー性能が高いのも特徴です。また、デバイスが切断されて1時間経過すると、自動的に電源がオフになる「Power Nap機能」を搭載しているので、バッテリーの消耗を抑えられます。接続したスマートフォンで音楽やポッドキャスト、GPSガイドのストリーミングが楽しめるほか、接続状況の最新情報が通知される音声ガイダンスにも対応しています。

【主なスペック】
形状:耳かけタイプ(イヤーフックは取り外し可能)
接続方法:Bluetooth 5.0
マイク:無指向性
ノイズ低減機能:なし
本体重量:約8.6g
【野村氏の評価】
音質:3、マイク性能:3、フィット感:3、おすすめ度:3
「片耳ヘッドセットの定番モデル。音質、マイクともに不満はありませんが、オンイヤーチップのデザインは人によって好みが分かれるかも」

プラントロニクス「Voyager 5200」
先進機能満載で長く使えるハイエンドモデル

航空宇宙分野で培われた高い通信技術を誇る、プラントロニクスのハイエンドワイヤレスヘッドセット。4つのマイクにノイズキャンセリングを搭載し、独自の「WindSmartテクノロジー」によって、風の音や周囲の話し声などの騒音を強力にシャットアウトします。ヘッドセットの装着状態を感知する「スマートセンサーテクノロジー」により、ヘッドセットが自動的にBluetooth接続のオン/オフ、着信応答、音楽再生/一時停止を行ってくれます。さらに、1回押すだけで通話をミュートにしたり、「Siri」などスマートフォンの音声認識機能を実行したりできる多機能ボタンも備えています。

【主なスペック】
形状:耳かけタイプ
接続方法:Bluetooth 5.0
マイク:デジタルMEMS無指向性4マイク配列
ノイズ低減機能:4つのマイクによるアクティブデジタル信号処理(DSP)
本体重量:約20g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:4
「ロングセラーの上級クラス片耳ヘッドセットだけあって、音声、マイク性能、装着感などすべてのポイントで優等生。誰が選んでも失敗の少ない製品と言えるでしょう」

ゲーミングヘッドセットのおすすめ7選

ロジクール「ASTRO A10 Gen 2 Gaming Headset」
より軽量化されたエントリーモデル。ポップなカラーも魅力

eスポーツ用のゲーミングヘッドセットとして高い人気を維持する「ASTRO」のエントリークラス有線モデル「A10」が第2世代に進化。ねじっても壊れないという高い耐久性やブームマイクのフリップミュートはそのままに、先代と比べて約30%軽い246gへと軽量化されました。ヘッドバンドのパットとイヤーパットにやわらかな低反発素材を採用し、快適な装着感を実現。ドライバーは32mmへと小口径化されたものの、音質面では確実なグレードアップを果たし、人の声がより聴きやすくなっています。単一指向性のマイクは、コードに付属するコントローラーを使って手元で簡単に音量調節が可能 。パステルカラーを含む5色展開も特徴です。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッドタイプ
接続方法:ステレオミニプラグ
マイク:単一指向性、6mm ボイスアイソレーションマイク
ノイズ低減機能:なし
本体重量:約246g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:5
「エントリークラスの有線モデルながら、音質的にもこの価格帯では望外の良質さ。音の方向も認識しやすいです」

Razer(レイザー)「BlackShark V2 X」
手ごろな価格の本格ゲーミングヘッドセット

eスポーツ向けに開発されたエントリークラスのゲーミング有線ヘッドセット。高域、中域、低域をそれぞれ調整できる「Razer TriForce 50mmドライバー」を搭載し、好みの音に調整することが可能。また、水平だけでなく上下方向の音も聞き分けられる立体音響技術「THX Spatial Audio」にも対応し、ゲーム内の状況をより的確に認識できます。折り曲げ可能なマイクは、使用時にじゃまになることがないよう、ブームの長さやマイクハウジングの形が最適化されています。ステレオミニプラグを備えているので、PS4やXbox One、Nintendo Switchなど幅広い機器での使用が可能です。

【主な仕様】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:ステレオミニプラグ
マイク:単一指向性
ノイズ低減機能:高度パッシブノイズキャンセリング
本体重量: 約240g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:4
「プロユースも想定されているためか、定位感がよく各帯域のバランスも自然。ゲーミングはもちろんWeb会議などビジネスにも活用できます」

Corsair「HS65 SURROUND」
プログレードのゲーミングサウンドを家庭で手軽に楽しめる

元々PCパーツや周辺機器で有名なコルセアですが、現在はゲーミングやライブストリーミング製品にも注力しており、本製品には、そこで培われた知見がよく生かされています。ラインアップの中ではエントリークラスに位置しますが、50mmドライバーによる迫力の音声や、フリップアップミュート対応の無指向性マイク、簡単に自分専用の音響設定を作り上げられる「Sonarworks SoundID」など、本格的な機能を多数搭載。また、Dolby Audio7.1サラウンドに対応するUSBアダプターが付属しており、迫力のサラウンド音声も楽しめます

【主なスペック】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:ステレオミニプラグ
マイク:無指向性ノイズキャンセリングマイク
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約282g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:5、フィット感:5、おすすめ度:5
「USBアダプターでサラウンドが楽しめるのはもちろん、パーソナライズ機能が付属するなどとてもインテリジェントな製品。この価格でこの内容はすばらしいのひと言」

ロジクール「PRO X Gaming Headset G-PHS-003」
ゲーミングの臨場感が違う! 7.1chサラウンドがこれだけで楽しめる

eスポーツ界を代表する「Logicool G」ブランドの人気ゲーミングヘッドセット。付属のUSB外付けサウンドカード(DAC)を使用することで、オブジェクトベースの立体音響を再生する「DTS Headphone:X 2.0」の7.1chサラウンドサウンドに対応。近くと遠くのフィールドで発生するサウンドの違いから、ゲーム内での敵の位置を的確に把握できます。大口径50mmドライバーユニットを搭載しており、広い音域で正確なサウンドイメージを実現。また、マイク音調整機能「Blue VO!CEテクノロジー」で不要なノイズを低減することで、安定感のある音声通話が可能。ヘッドパッドは、低反発クッションでやわらかい装着感となっており、長時間のゲームプレイでも疲れにくいです。フレームにはアルミとスチールを用いており、頑丈さを追求しています。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッドタイプ
接続方法:USB
マイク:単一指向性、エレクトレットコンデンサー
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約320g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:4
「プロゲーマー御用達の定番モデルだけに、ゲーマーにはぜひ試してほしいのですが、いっぽうで音楽鑑賞にはおすすめできない“ガチ”な製品」

ロジクール「ASTRO A50 Wireless Headset + BASE STATION A50WL-002」
プロの要求にも応える多機能なハイエンドモデル

eスポーツからPS4やNintendo Switchといった家庭用ゲーム機まで、プロゲーマーから圧倒的な支持を誇る「ASTRO Gaming」のフラッグシップモデル。ネオジウムマグネットを採用した大口径40mmサウンドドライバーと高音質アンプ、Dolbyサラウンドサウンドに対応した充電スタンド「BASE STATION」が、あらゆる角度からの音を繊細かつ鮮明に再現。また、やわらかい軽量素材とクロス製のイヤーパッドにより、密着度を高めつつも圧迫感を抑えました。ヘッドセット右側面のボタンで、マイク音とゲーム音のバランスを調整できるだけでなく、ヘッドセット側のボタン操作で音声をミックスできる「MixAmp」をBASE STATIONに搭載するなど多機能です。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッドタイプ
接続方法: USBレシーバーによるワイヤレス接続
マイク:単一指向性
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約370g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:5、フィット感:4、おすすめ度:4
「プロゲーマー向け定番モデルがワイヤレス化。FPSなど0.01秒を争うゲームでなければこちらという選択肢も。もちろん定位の確かさや声の通りのよさなどは抜群によいので心配はありません」

ソニー「INZONE H7 WH-G700/WZ」
オーディオ用ヘッドホンで培われた技術とデジタル処理で自然な音場を実現

© Sony Interactive Entertainment Inc. All rights reserved. Design and specifications are subject to change without notice.

ソニーが新しく立ち上げたゲーミングブランド「INZONE」のヘッドセット。3タイプが用意されていますが、本製品はワイヤレス接続でアクティブノイズキャンセリング機能なしのミドルモデルです。ドライバーユニットの振動板素材などオーディオ用ヘッドホンで培われた技術を多岐にわたり投入。また、PCソフトウェア「INZONE Hub」が用意され、ゲーミング向けに最適化した「360 Spatial Sound for Gaming」を搭載。耳画像データから音の聴こえ方の個人差を補正する「立体音響の個人最適化」とステレオ音声を7.1ch再生する「立体音響バーチャライザー」の組み合わせにより、正確かつ自然な音場を実現しています。

【主なスペック】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:Bluetooth 5.0
マイク:両指向性
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約325g
【野村氏の評価】
音質:5、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:5
「基本はパソコン向けの製品ですが、スマートフォンともBluetooth接続が可能。また、独自の360度立体音響を搭載しサラウンドヘッドホンとしても楽しいです」

パナソニック「SC-GN01」
ステレオ信号も4chに。立体的なサウンドとクリアな通話が楽しめる

「ファイナルファンタジーXIV」のサウンドチームとの共同開発によって生まれた、肩乗せスタイルのゲーミングヘッドセット。本体の前後左右に3cm径のドライバー4基を内蔵し、立体的で奥行きのあるゲーミングサラウンドを実現。「エコーキャンセルマイク」を搭載しており、ゲームサウンドが会話に干渉することなく、クリアなボイスチャットでゲームを楽しめます。ケーブルを交換すれば、PS4/5、Nintendo Switch、Xbox Oneなどのゲーム機器と接続もできます。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッド
接続方法:USBケーブル、ステレオミニプラグ
マイク:MEMS型×2
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約244g
【野村氏の評価】
音質:3、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:4
「ネックバンド型は装着時にまったくストレスを感じることがないのでとても使いやすいです。ゲーム用途を主眼とした尖った製品コンセプトにも好感が持てます」

まとめ。幅広いラインアップから、使用シーンも想定しながら選ぶ

前述のように、ヘッドセットにはビジネス用とゲーミング用という2つの主目的がありますが、ビジネス用でも長時間装着しやすく、リスニング用としても楽しめるヘッドホンタイプや、屋外でも扱いやすい片耳タイプなどがあります。そのいっぽうで、ゲーミング用はマイク性能がよくWeb会議でも十分に活用できるので、単純に“ビジネス”と“ゲーミング”だけで分類できない製品が多いのも確か。

そのため、ヘッドセットを選ぶ際には、冒頭に紹介した製品選びの3つのポイントに加えて、「どんな場所でどのくらいの時間使用したいか」「ビジネスがメインかゲームがメインか」「多機能な1台を使い続けるか2台を使い分けるか」など、実際の使用環境をシミュレーションしながら選ぶとよいでしょう。最近のヘッドセットは、2〜3年前と比べるとはるかにラインアップが充実しているので、じっくり比較すれば、きっと条件に合った製品を見つけられるはずです。

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価格.comマガジン編集部

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