選び方・特集

《2025年》プロの評論家おすすめのヘッドセット。ビジネスにもゲームにも

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テレワークの普及によって、ビジネスの打ち合わせなどをWeb会議で行うのが一般的となり、ビジネスでもゲームでも使えるヘッドセットの購入を検討する人が増えています。これに合わせ、さまざまな仕様や価格のヘッドセットが発売されていますが、ぜひ失敗のない製品選びをしたいもの。そこで、プロの評論家がヘッドセットの選び方を徹底ガイド。おすすめの製品を厳選し、評価も行います。

<監修> AV評論家 野村ケンジ氏
ヘッドホンをメインに幅広いジャンルで活躍するオーディオビジュアル・ジャーナリスト。レビュー記事はもとより、VGPライフスタイル審査委員、ヘッドフォンブック・アワード審査員などを通して、年間300製品以上のポータブルオーディオの新製品を試聴。ヘッドセットに関しても、多数の製品をチェックしている。TBSテレビ「開運音楽堂」“KAIUNセレクト”のアドバイザーとしてレギュラー出演するなど、活躍の場をますます拡大中。

ビジネスでもゲーミングでも大活躍! ヘッドセットの選び方を解説

ヘッドセットとは、ヘッドホンまたはイヤホンにマイクを搭載したデバイスのことで、2種類のタイプに大別できます。1つはビジネス用、もう1つはゲーム用です。多くの製品で2つの用途を兼用できますが、機能や使い勝手のよさ、価格などを考えると、それぞれの用途に特化した製品を選ぶのがベター。さらに、ヘッドセットを選ぶに当たっては、重要となるポイントが3つあります。

・装着方法がしっくりくるか
・接続方法が使用する機器や用途に合っているか
・マイクにノイズキャンセリング機能があるか

「最近はさまざまなヘッドセットが発売されており、もともとコストパフォーマンス重視のビジネス向け製品でも高音質なモデルが追加されていたり、音声の遅延が発生しにくい有線モデルが主流だったゲーミングヘッドセットにもワイヤレス接続対応のモデルが増えてきたりと、購入の選択肢が広がっています」(野村氏)

装着方法は使用スタイルとフィット感が重要

ヘッドセットは、装着感がしっくりくるものでないと、長時間快適に使用できません。ヘッドセットの装着方法には大きく分けて、オーバーヘッドタイプとインナーイヤー・カナルタイプ、片耳・耳かけタイプの3つがあります。

オーバーヘッドタイプ ― フィット感が高く、長時間の作業やゲームにおすすめ

ヘッドバンドの左右両端にイヤーパッドを備えたもので、包み込まれるようなフィット感が特徴。音が聴き取りやすく、マイクの音も明瞭に伝わりやすいため、Web会議に適しており、大口径ドライバーを搭載したものや、サラウンド再生に対応した製品なら、ゲームのサウンドを迫力たっぷりに楽しめます。厚みのある低域が楽しめる開放型か、中高域の細やかなニュアンスも聴き取りやすい密閉型かはお好みで選ぶとよいでしょう。

「ヘッドセット装着時のポイントとしては、頭部や耳が強く圧迫されないか、ムレやすくないかなど、イヤーパッドの素材やクッションの厚さ、通気性などを確認してみてください」(野村氏)

片耳・耳かけタイプ ― 取り回しがよくスマートフォンでの使用にもおすすめ

イヤホンを耳の穴に挿入して使用するもので、遮音性が高く音漏れが少ないため、リスニングに適しています。スマートフォンでよく音楽を聴く人にはこのタイプが適しているでしょう。ケーブルを首の後ろにかけるネックバンドタイプや、ケーブルのない左右分離型の完全ワイヤレスタイプもあります。

「インナーイヤー・カナルタイプは、装着時に耳を引っ張られるような感覚になりやすいので、なるべく軽量なものや、付属のイヤーピースのサイズが複数あるかを確認しておきましょう」(野村氏)

片耳・耳かけタイプ ― 取り回しがよくスマートフォンでの使用にもおすすめ

片耳・耳かけタイプは、片方の耳の穴に挿入したり、耳にフックをかけたりして使用します。音声はモノラル方式が多く、パソコンやスマートフォンでほかの作業をしながら通話するのに適しています。耳かけタイプは装着時の負担が少ないので、インナーイヤー・カナルタイプだと耳の穴が痛くなるという人におすすめ

「片耳で音を聴き取ると、音の方向を錯覚したり、周囲の環境を正しく認識できなくなったりすることもあるので、道路を歩きながらの使用は絶対に避けてください」(野村氏)

有線かワイヤレス接続かは接続機器や用途で選ぶ

ヘッドセットは、接続方法がさまざまです。パソコンとスマートフォンを同時に接続するなど、接続したい機器が複数ある場合には、ヘッドセットがどの接続方法に対応しているか、あらかじめ確認しておく必要があります。

有線接続 ― デスクトップPCとの接続やゲーム用途ならUSBがおすすめ

有線接続には、ステレオミニプラグで接続する方法とUSB端子で接続する方法の2通りがあります。ステレオミニプラグは、端子を挿入するマイク/ヘッドホンコンボジャックが、ほとんどのパソコンやスマートフォンに装備されているので、汎用性が高いです。ただし、ヘッドセット内でアナログからデジタルへ信号を変換するため、音質が劣化しやすく、ノイズが入りやすいという弱点も。

これに対してUSBは、デジタル信号をやり取りするため音質が劣化しにくく、ノイズが入りにくいです。そのため、接続する機器にUSBポートが備わっているのなら、ステレオミニプラグによる接続よりUSB端子を接続して使用するのがおすすめです。

「最近は、映像出力などにも対応するUSB Type-Cポートを備えたノートPCやスマートフォンが増えています。USB Type-Cは通信スピードも速いので、ノートPCやスマートフォンにUSB Type-C端子が装備されている場合は、なるべくUSB Type-Cを選ぶのがおすすめ」(野村氏)

ワイヤレス接続 ― ノートPCやスマートフォンとの接続ならBluetoothがおすすめ

Bluetoothなどのワイヤレス接続を使用すれば、机の上でヘッドセットのケーブルがじゃまになったり、ケーブルによって耳が引っ張られたりする煩わしさからも解放されます。無線接続のため、電波の通信が途切れて接続が安定しなかったり、データの遅延が発生したりすることもありますが、最新のBluetoothヘッドセットの多くは、データの遅延がかなり抑えられています。

AV評論家 野村ケンジ氏 Bluetooth接続対応モデルの価格は有線接続のみのモデルより高めですが、音質は十分で取り回しがよいです。Bluetoothに対応したノートPCやスマートフォンに接続して使うことが多い場合は、Bluetoothに対応したヘッドセットを選ぶことをおすすめします

マイクのノイズキャンセリングの有無と仕組みを確認しておく

ヘッドセットは、音声を拾うマイクの性能も重要。マイクの性能を大きく左右するのは、「指向性」と「ノイズキャンセリング機能」です。指向性については、話者の口元から音を拾う単一指向性のほか、その反対側からも音を拾う双指向性、全方位から音を拾う無指向性があり、各製品の特性に合うものが備わっています。

想定されるヘッドセットの使用目的などに合わせて適切な性能のマイクが搭載されているので、クリアな音声を相手に伝えるうえでより重視しておきたいのは、マイクが拾った音をデジタル処理するノイズキャンセリング機能と言えます。

AV評論家 野村ケンジ氏 ビジネスの重要なWeb会議で、周囲の騒音がじゃまをして音声がクリアに伝わらないようでは、意味がありません。少しでも音声の品質にこだわるのなら、ノイズキャンセリング搭載モデルを選びましょう

なお、ヘッドセットのノイズキャンセリング機能には複数のものがあります。主なものとして、風切り音やノイズとなる音をカットする「CVC(クリア・ボイス・キャプチャー)」と、マイクが拾った騒音をデジタル化し、その騒音を打ち消す逆位相の音を発生させて音声を伝える「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」があります。

一般的には、アクティブノイズキャンセリングのほうが自然にノイズ除去されていると感じる人が多いようです。こうしたノイズキャンセリングの精度は、搭載されるDSP(デジタルシグナルプロセッサ)などのチップの性能にも左右されます。

AV評論家 野村ケンジ氏 ヘッドセットに搭載されているチップは、仕様表に記載されていない場合も多いですが、価格が2万円以上する最新製品なら、まず高性能なチップが搭載されていると考えてよいでしょう。また、ハイスペックモデルには、狙った音を拾うビームフォーミングに対応したものもあり、ノイズキャンセリングの精度をさらに高めてくれます

失敗のない製品はこれ! プロがおすすめするヘッドセット

プロの評論家が通話や試聴を基に厳選したおすすめ製品を、使用シーン別に紹介。ビジネス用途向けにはよりクリアな音声を伝えられるものを、スマートフォン通話向けには軽量で操作性の高いものを、ゲーム用途向けには迫力のあるサウンドが楽しめる製品をピックアップ。評価も行いました。

ビジネス向けヘッドセットのおすすめ

EPOS「PC 8 USB」
約84gの小型軽量ボディでステレオ音声も楽しめる定番モデル

EPOSがラインアップする、ゼンハイザーブランドの定番ビジネス向けヘッドセット。安定したUSB有線接続で音楽も楽しめるステレオ音声をはじめ、長時間の使用時にもストレスの少ない約84gという軽量小型ボディや、単一指向性のブームマイクとノイズキャンセリング技術による明瞭なマイク音声などから、テレワーク用のヘッドセットとしても人気です。長さ約2mのUSBケーブルは、途中にミュートボタンと音量調整ダイヤルを備えており、シンプルな機能ながらもよく洗練された作りとなっています。

【主なスペック】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:USB
マイク:単一指向性
ノイズ低減機能:公開情報なし
本体重量:約84 g
【野村氏の評価】
音質:3、マイク性能:4、フィット感:3、おすすめ度:4
「USB有線接続による安定性はテレワークでの利用時に大きなアドバンテージとなってくれます。ゼンハイザーブランドのヘッドホンと同等の音質とはいえませんが、普段はステレオ音声で音楽が楽しめるのものも魅力的なポイント。使い勝手のよいコストパフォーマンスにすぐれた製品です」

EPOS PC 8 USBの製品画像
  • EPOS
  • EPOS PC 8 USB
  • 価格.com最安価格4,950
  • 売れ筋ランキング19
  • 約84gの小型軽量ボディでステレオ音声も楽しめる定番モデル
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接続方式
ワイヤード(有線)
ワイヤレス
タイプ
オーバーヘッド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
USB
指向性
単一指向性
ノイキャン
ゲーミング

オーディオテクニカ「ATH-102USB」
USB Type-Cにも対応。Web会議やオンライン授業にも適した扱いやすいモデル

USB Type-C変換コードを付属したオープンタイプのヘッドセット。双指向性エレクトレットコンデンサーマイクの近接効果を利用したノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音を抑え、クリアな音声を相手に届けられます。カーボンブラックフィルムの振動板を採用したドライバーを搭載しており、音質はクリアでナチュラル。本体に抗菌・消臭加工が施されているのも特徴です。120度回転するマイクブームを備え、手元でマイクのON/OFFと音量を調節できるコントローラーを搭載しています。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッドタイプ
接続方法:USB(Type-A/Type-C)
マイク:双指向性エレクトレットコンデンサー
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約78g
【野村氏の評価】
音質:3、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:5
「高コスパモデルながら音質面でも十分に合格点。軽量で長時間使用しても負担が少ないのもうれしいポイントです」

オーディオテクニカ「ATH-M50xSTS-USB」
プロフェッショナルモニターにブームマイクを付属

プロフェッショナルモニターヘッドホンとして人気のオーディオテクニカ「ATH-M50x」に、ブームマイクが付属したヘッドセット。専用DACやヘッドホンアンプを内蔵することで、環境に左右されない良質なサウンドを実現しています。また、ブームマイクにはコンデンサー方式を採用し、最大24bit/96kHzの高音質ADコンバーターを組み合わせた専用チューニングを実施。イヤーパッドは、標準のレザータイプと通気性にすぐれたメッシュ素材の2つが同梱しています。

【主なスペック】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:USB(Type-A)
マイク:単一指向性
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約330g
【野村氏の評価】
音質:5、マイク性能:5、フィット感:4、おすすめ度:4
「プロフェッショナル向けマイクメーカーでもあるオーディオテクニカならではの良質なマイク音声は大いに魅力的。ブームアームを跳ね上げるとミュートする機構は便利です」

ATH-M50xSTS-USBの製品画像
  • オーディオテクニカ
  • ATH-M50xSTS-USB
  • 価格.com最安価格24,818 ( 発売日:2023年2月17日 )
  • 売れ筋ランキング27
  • プロフェッショナルモニターにブームマイクを付属
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接続方式
ワイヤード(有線)
ワイヤレス
タイプ
オーバーヘッド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
USB
指向性
単一指向性
ノイキャン
ゲーミング

Shokz(ショックス)「OpenComm」
人気の骨伝導式ヘッドセットが大きく進化

人の声が聞き取りやすい骨伝導式ヘッドセットとして人気の高い「OpenComm2」がリニューアル。頬骨を通った振動が鼓膜を迂回して直接内耳に音を伝える、独自の骨伝導技術が第7世代「PremiumPitch 2.0」へと進化。中音域と高音域の音声を徹底的に収集して修正を行うことで、よりクリアな音が聴き取れるようになりました。また、ノイズキャンセリングマイクは、DSP(デジタル信号処理)により周囲の騒音を最小限に抑えながら相手に音声を伝達することが可能。

さらに今回、通常モデルに加えて「Shokz Loop110」ワイヤレスアダプタが付属するモデルもラインアップ。こちらは、ワイヤレスアダプタを活用することでパソコンなどと簡単に接続が行なえるうえ、安定した接続が可能です。アダプタはUSB Type-AとUSB Type-Cの2種類が用意されており、購入時に選択できます。なお、この「OpenComm2 UC」はZoom認定ハードウェアとして設計されており、Zoomソフトウェアとの連携がスムーズに行なえるとのことです。

最大連続再生時間は8時間で、通話は16時間。また、5分の充電で2時間通話できる急速充電にも対応しています。そのほかにも、マルチポイント接続やIP55相当の防水・防塵機能など、使い勝手のよい製品に仕上がっています。

【主なスペック】
形状 :オープンイヤータイプ(耳かけスタイルで使用)
接続方法: Bluetooth 5.1
マイク:ブームマイク
ノイズ低減機能:DSPノイズキャンセリング
本体重量:約35g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:5、フィット感:5、おすすめ度:5
「音質面で最新バージョンへとグレードアップしたのはうれしい限り。BGMユースがメインとはいえ、音楽を存分に楽しめる骨伝導イヤホンはそれほど多くないため、貴重な製品といえます。パソコンとスマホの2台を同時接続(待ち受け状態で自動的に切り替わる)できるマルチポイント接続への対応もなかなか便利です」

OpenCommの製品画像
  • Shokz
  • OpenComm
  • 価格.com最安価格18,750 ( 発売日:2020年12月14日 )
  • 売れ筋ランキング82
  • 人気の骨伝導式ヘッドセットが大きく進化
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接続方式
ワイヤレス
ワイヤレス
Bluetooth
タイプ
ネックバンド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
指向性
ノイキャン
ゲーミング

Jabra「Evolve2 65 Flex」
ハイブリッドANCや複数マイク搭載でクリアな通話を実現

ビジネス向け上級ヘッドセットという独自のコンセプトを打ち出すJabra「EVOLVE2 75」に次ぐハイスペックモデル。イヤーカップに完全収納されるブームマイクを備え、オンイヤータイプのイヤーパッドを採用しています。高精度ハイブリッドANC(アクティブノイズキャンセリング)や複数マイクとビームフォーミング技術を組み合わせた「Jabra ClearVoice」マイクに加えて、手軽な持ち運びを可能にする折りたたみ構造、長時間の装着に配慮したやわらかなヘッドパッド「Jabra エアコンフォートテクノロジー」など、機能性や快適性がさらに進化しています。バッテリー持続時間はANCオフで最長約32時間、ANCオンで最長約21時間。充電用の専用パットが付属しており、卓上で充電することができます。

【主なスペック】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:USB(Type-A/Type-C)、Bluetooth 5.2
マイク:2アナログMEMS/4デジタルMEMS (ステレオ)
ノイズ低減機能:アクティブノイズキャンセリング (ANC)、ハイブリッド ANC
本体重量:約136g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:5、フィット感:4、おすすめ度:5
「ヘッドセットとしてだけでなくヘッドホンとしても使える完成度の高いモデル。屋外でも室内でも気軽に扱える配慮が随所に施されています。赤のLEDで集中していることを知らせるビジーライト機能も便利」

シャープ「AQUOS サウンドパートナー AN-SS3」
軽量ボディと人の声が聞き取りやすさが魅力

クリアな音声がワイヤレスで手軽に楽しめる、テレビ向けをメインターゲットとした製品ですが、音声がとても聞き取りやすいこと、約88gの(ネックバンドスピーカーとしては)軽量ボディ、送信機を活用した独自ワイヤレス接続、耳を塞がないネックバンド型で環境音が把握しやすいなどから、テレワーク用のヘッドセットとしても注目を集めています。

このほかにも、シャープの補聴器「メディカルリスニングプラグ」で培ったノウハウを活用することで、人の声が聴き取りやすい「クリアボイスプラス」を採用。「テレビモード」「テレワークモード」2種類のモードが用意されているので、活用シーンに合わせて切り換えることもできます。また、ボディにはIPX4相当の生活防水や抗菌加工も行われているため、日常的な使用時にも安心です。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッド
接続方法:2.4 GHzワイヤレス+Bluetooth
マイク:公開情報なし
【野村ケンジ氏の評価】
音質:3、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:4
「テレビ用、特にニュースやバラエティ番組にマッチした製品。ヘッドホンもマイクも音がクリアなため、テレワーク、特にWEB会議にはもってこいの製品です。また、音声ガイダンスが日本語になっている点もうれしいところ」

スマートフォン通話向けヘッドセットのおすすめ

ケンウッド「KH-M700」
ノイズキャンセリング搭載でWeb会議もリスニングも高音質

ケンウッドの片耳タイプワイヤレスヘッドセットで、初めてアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したモデル。大口径10.4mmの高磁力ネオジウムドライバーユニットを搭載することで、リスニング時の音質を高めており、クリアな音声通話を実現しています。2台の機器を同時に接続できるマルチポイントに対応しており、パソコン上でのWeb会議からスマートフォンでの通話にそのまま移行可能。左右どちらでも装着できる形状で、マルチファンクションボタンを装備。音声アシスタント機能も素早く起動できます。

【主なスペック】
形状:耳かけタイプ
接続方法:Bluetooth 5.0
マイク:MEMSマイク×2
ノイズ低減機能:アクティブノイズキャンセリング
本体重量:約10.3g
【野村氏の評価】
音質:5、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:4
「最新型の片耳ヘッドセット。装着感、音質、マイク性能、すべてにおいて死角なしのハイスペックさが大きな魅力となっています」

ゲーミングヘッドセットのおすすめ

Razer「BlackShark V2 Pro (アップグレードモデル)」
“対戦向けの究極のワイヤレス”モデルを謳う高性能

eスポーツ向けに開発された有線ヘッドセット「BlackShark」をベースとしたワイヤレスゲーミングヘッドセット。eスポーツのプロフェッショナルとのコラボレーションにより設計されたとのことで、“対戦向けの究極のワイヤレスゲーミングヘッドセット”を謳っています。2.4GHzワイヤレスとBluetoothワイヤレスを切り替え可能な「SmartSwitch」システムを備えているほか、水平だけでなく上下方向の音も聞き分けられる立体音響技術「THX Spatial Audio」に対応、「Razer TriForce 50mmドライバー」により高音、中音、低音をそれぞれ好みの音に調整することも可能です。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッドタイプ
接続方法:USB Type-A、Bluetooth 5.2
マイク:超広帯域
本体重量:約320g
ノイズ低減機能:高度なパッシブノイズアイソレーション
【野村ケンジ氏の評価】
音質:3、マイク性能:3、フィット感:4、おすすめ度:4
「ゲーミングに特化した製品なので音のキレのよさや定位感はなかなか良好。2.4GHzとBluetoothを切り替えられたり、連続再生時間が最長約70時間に対応したりするなど、既存モデルよりもグレードアップしている点はうれしいポイント」

Razer「Kraken V3 X (アップグレードモデル)」
人気の高コスパモデルが待望のアップグレード

本格的なゲーミング体験が堪能できるハイコストパフォーマンスな有線ゲーミングヘッドセット「Kraken V3 X」が、2023年モデルへとアップグレード。高音、中音、低音それぞれ個別にフォーカスすることで良質なサウンド作り上げる「RAZER TRIFORCE 40mmドライバー」や、背後や横の音を遮断して良質な音声を確保する「Razer HyperClearカーディオイドマイク」、長時間の使用時にも快適なハイブリッド素材+メモリーフォーム層採用のイヤーパッドなどはそのままに、本体デザインやライティングを変更。サラウンドは有償でTHX Spatial Audioへのアップグレードが可能となりました。

【主なスペック】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:USB Type-A
マイク:折り曲げ可能な HyperClear カーディオイド
本体重量:約285g
ノイズ低減機能:なし
【野村ケンジ氏の評価】
音質:3、マイク性能:3、フィット感:4、おすすめ度:4
「KRAKEN V3 シリーズは本製品を加えた4モデルがラインアップされ、カラーバリエーションも豊富に展開されています。ゲーミングや通話用としてはこちらのモデルで十分ですが、上位モデルはイヤーパッドが異なるので、実際に装着してどちらが自分にとってベストかを比べてみるとよいでしょう」

ロジクール「ASTRO A10 Gen 2 Gaming Headset」
より軽量化されたエントリーモデル。ポップなカラーも魅力

eスポーツ用のゲーミングヘッドセットとして高い人気を維持する「ASTRO」のエントリークラス有線モデル「A10」が第2世代に進化。ねじっても壊れないという高い耐久性やブームマイクのフリップミュートはそのままに、先代と比べて約30%軽い246gへと軽量化されました。ヘッドバンドのパットとイヤーパットにやわらかな低反発素材を採用し、快適な装着感を実現。ドライバーは32mmへと小口径化されたものの、音質面では確実なグレードアップを果たし、人の声がより聴きやすくなっています。単一指向性のマイクは、コードに付属するコントローラーを使って手元で簡単に音量調節が可能 。パステルカラーを含む5色展開も特徴です。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッドタイプ
接続方法:ステレオミニプラグ
マイク:単一指向性、6mm ボイスアイソレーションマイク
ノイズ低減機能:なし
本体重量:約246g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:5
「エントリークラスの有線モデルながら、音質的にもこの価格帯では望外の良質さ。音の方向も認識しやすいです」

ロジクール「ASTRO A30」
ワイヤレスだからあらゆるシーンで便利。接続性向上で音質も上質に

2.4GHzワイヤレス接続とBluetoothに対応することで、パソコンに加えてPlayStation4やPlayStation5、Nintendo Switch、スマートフォンに対応。また、2.4GHzワイヤレス接続にはロジクール独自の技術「LIGHTSPEED」を採用。音の遅延を感じにくい安定した接続性を実現しました。さらに、Logicool G モバイルアプリ(iOS、Android OS両対応)を使用すれば、パソコンだけでなくスマートフォンでもゲーム音やボイスチャットのミキシング、イコライザーなどの詳細設定が可能。

【主なスペック】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:USBレシーバーによるワイヤレス接続/Bluetooth/ステレオミニプラグ
マイク:単一指向性
ノイズ低減機能:着脱式大口径ノイズキャンセリングマイク
本体重量:約342g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:4
「『ASTRO A10 Gen 2』のワイヤレス版といった印象ですが、ワイヤレス化によって機能性と使いやすさが大きく向上しています。外観デザインも価格に見合った上質さです」

ASTRO A30の製品画像
  • ロジクール
  • ASTRO A30
  • 価格.com最安価格12,779 ( 発売日:2023年2月16日 )
  • 売れ筋ランキング-
  • ワイヤレスだからあらゆるシーンで便利。接続性向上で音質も上質に
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接続方式
ワイヤレス/ワイヤード(有線)
ワイヤレス
Bluetooth/無線2.4GHz
タイプ
オーバーヘッド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
ミニプラグ
指向性
単一指向性
ノイキャン
ゲーミング

Razer(レイザー)「BlackShark V2 X」
手ごろな価格の本格ゲーミングヘッドセット

eスポーツ向けに開発されたエントリークラスのゲーミング有線ヘッドセット。高域、中域、低域をそれぞれ調整できる「Razer TriForce 50mmドライバー」を搭載し、好みの音に調整することが可能。また、水平だけでなく上下方向の音も聞き分けられる立体音響技術「THX Spatial Audio」にも対応し、ゲーム内の状況をより的確に認識できます。折り曲げ可能なマイクは、使用時にじゃまになることがないよう、ブームの長さやマイクハウジングの形が最適化されています。ステレオミニプラグを備えているので、PS4やXbox One、Nintendo Switchなど幅広い機器での使用が可能です。

【主な仕様】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:ステレオミニプラグ
マイク:単一指向性
ノイズ低減機能:高度パッシブノイズキャンセリング
本体重量: 約240g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:4
「プロユースも想定されているためか、定位感がよく各帯域のバランスも自然。ゲーミングはもちろんWeb会議などビジネスにも活用できます」

BlackShark V2 X RZ04-03240600-R3M1 [Razer Green]の製品画像
  • Razer
  • BlackShark V2 X RZ04-03240600-R3M1 [Razer Green]
  • 価格.com最安価格5,980 ( 発売日:2021年10月29日 )
  • 売れ筋ランキング6
  • 手ごろな価格の本格ゲーミングヘッドセット
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接続方式
ワイヤード(有線)
ワイヤレス
タイプ
オーバーヘッド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
ミニプラグ
指向性
単一指向性
ノイキャン
ゲーミング

Barracuda X Bluetooth対応版
2.4Ghzワイヤレス対応機器とBluetooth対応機器を同時に接続できる

ゲーミングヘッドセットとして高い人気を誇るRAZER「BARRACUDA X」のワイヤレスモデル。独自システム「SmartSwitchシステム」を搭載することで2.4GHzワイヤレス接続対応機器とBluetooth対応機器を同時に接続、またはシームレスに切り替えることが可能。2.4GHzワイヤレス接続は「HyperSpeed Wireless」を採用し、低遅延で音切れの少ない接続を実現しています。また、「HYPERCLEAR カーディオイドマイク」と名付けられたブームマイクは、背景ノイズを除去して明瞭な音声を確保。取り外しも可能で、屋外などでワイヤレスヘッドホンとして活用することもできます。

【主なスペック】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:USBレシーバーによるワイヤレス接続(USB Type-C)/Bluetooth 5.2/ステレオミニプラグ
マイク:単一指向性
ノイズ低減機能:パッシブノイズキャンセリング
本体重量:約250g
【野村氏の評価】
音質:3、マイク性能:3、フィット感:4、おすすめ度:4
「ゲーミングに特化している製品なのでヘッドセットとしての音質はごく普通ですが、2.4GHzワイヤレス接続とBluetooth接続が簡単に切り替えられたり、約50時間連続で再生したりするなど、機能面で多くの魅力を多く持ち合わせています」

Barracuda X Bluetooth対応版の製品画像
  • Razer
  • Barracuda X Bluetooth対応版
  • 価格.com最安価格14,980 ( 発売日:2022年9月30日 )
  • 売れ筋ランキング72
  • 2.4Ghzワイヤレス対応機器とBluetooth対応機器を同時に接続できる
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接続方式
ワイヤレス/ワイヤード(有線)
ワイヤレス
Bluetooth/無線2.4GHz
タイプ
オーバーヘッド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
ミニプラグ
指向性
単一指向性
ノイキャン
ゲーミング

ロジクール「PRO X Gaming Headset G-PHS-003」
ゲーミングの臨場感が違う! 7.1chサラウンドがこれだけで楽しめる

eスポーツ界を代表する「Logicool G」ブランドの人気ゲーミングヘッドセット。付属のUSB外付けサウンドカード(DAC)を使用することで、オブジェクトベースの立体音響を再生する「DTS Headphone:X 2.0」の7.1chサラウンドサウンドに対応。近くと遠くのフィールドで発生するサウンドの違いから、ゲーム内での敵の位置を的確に把握できます。大口径50mmドライバーユニットを搭載しており、広い音域で正確なサウンドイメージを実現。また、マイク音調整機能「Blue VO!CEテクノロジー」で不要なノイズを低減することで、安定感のある音声通話が可能。ヘッドパッドは、低反発クッションでやわらかい装着感となっており、長時間のゲームプレイでも疲れにくいです。フレームにはアルミとスチールを用いており、頑丈さを追求しています。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッドタイプ
接続方法:USB
マイク:単一指向性、エレクトレットコンデンサー
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約320g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:4
「プロゲーマー御用達の定番モデルだけに、ゲーマーにはぜひ試してほしいのですが、いっぽうで音楽鑑賞にはおすすめできない“ガチ”な製品」

PRO X Gaming Headset G-PHS-003の製品画像
  • ロジクール
  • PRO X Gaming Headset G-PHS-003
  • 価格.com最安価格11,847 ( 発売日:2019年8月29日 )
  • 売れ筋ランキング27
  • ゲーミングの臨場感が違う! 7.1chサラウンドがこれだけで楽しめる
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接続方式
ワイヤード(有線)
ワイヤレス
タイプ
オーバーヘッド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
USB/ミニプラグ
指向性
カーディオイド(単一指向性)
ノイキャン
ゲーミング

ソニー「INZONE H3 MDR-G300/WZ」
さまざまな機器でソニーの高音質サウンドを楽しみたい人に

ソニーのゲーミングブランド「INZONE」の3タイプのヘッドセットのなかでも、スタンダードクラスに位置づけられるモデル。ワイヤレス接続の上位モデルとは異なり、こちらは有線接続となります。また、マイクも同じエレクトレットコンデンサー型ながら単一指向性を採用。イヤーパッド形状も異なるなど、随所にコストパフォーマンスを意識した作りとなっています。なお、パソコン用のソフトウェアとして「INZONE Hub」を用意。ゲームタイトルごとのイコライザー設定や立体音響の個人最適化など、上位モデル同様の設定を行えます。

【主なスペック】
形状:オーバーヘッドタイプ
接続方法:ステレオミニプラグ
マイク:単一指向性
ノイズ低減機能:公開情報なし
本体重量:約299g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:4
【野村氏の評価】
「さまざまな機器に接続したい場合、アナログ有線接続の汎用性の高さはありがたい限り。パソコンがメインだけれど、さまざまなゲーム機に接続したい人は、上位モデルよりあえてこちらを選ぶのもよいと思います。単一指向性のマイクは、テレワークでも扱いやすいです」

INZONE H3 MDR-G300/WZの製品画像
  • SONY
  • INZONE H3 MDR-G300/WZ
  • 価格.com最安価格8,910 ( 発売日:2022年7月8日 )
  • 売れ筋ランキング16
  • さまざまな機器でソニーの高音質サウンドを楽しみたい人に
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接続方式
ワイヤード(有線)
ワイヤレス
タイプ
オーバーヘッド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
USB/ミニプラグ
指向性
単一指向性
ノイキャン
ゲーミング

パナソニック「SC-GN01」
ステレオ信号も4chに。立体的なサウンドとクリアな通話が楽しめる

「ファイナルファンタジーXIV」のサウンドチームとの共同開発によって生まれた、肩乗せスタイルのゲーミングヘッドセット。本体の前後左右に3cm径のドライバー4基を内蔵し、立体的で奥行きのあるゲーミングサラウンドを実現。「エコーキャンセルマイク」を搭載しており、ゲームサウンドが会話に干渉することなく、クリアなボイスチャットでゲームを楽しめます。ケーブルを交換すれば、PS4/5、Nintendo Switch、Xbox Oneなどのゲーム機器と接続もできます。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッド
接続方法:USBケーブル、ステレオミニプラグ
マイク:MEMS型×2
ノイズ低減機能:ノイズキャンセリング
本体重量:約244g
【野村氏の評価】
音質:3、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:4
「ネックバンド型は装着時にまったくストレスを感じることがないのでとても使いやすいです。ゲーム用途を主眼とした尖った製品コンセプトにも好感が持てます」

ロジクール「G FITS GHS-FITS」
独自のUSB無線接続もできるロジクールG初の完全ワイヤレスイヤホン

ロジクールのゲーミングブランド「ロジクールG」初の完全ワイヤレスイヤホン。グループ企業であるUltimate Earsの音響技術が投入されているのが特徴で、2020年に発売された「UE FITS」をベースとし、ロジクールGならではのサウンドやユーザビリティーを実現しました。最大の特長は、「LIGHTFORM」と名付けられたイヤーチップのカスタマイズシステム。初回の利用時、アプリからの指示によってイヤーチップの成形を行うことで、自分の耳にピッタリとフィットするイヤーチップにすることができます。USBドングルも付属されており、Bluetooth接続だけでなく同ブランド独自の専用ワイヤレス「LIGHTSPEED」にも対応。低遅延で安定した接続を実現しています。

【主なスペック】
形状:インイヤー
接続方法:Bluetooth
マイク:ビームフォーミングマイク
ノイズ低減機能:公開情報なし
本体重量:約7.2g
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:5
「LIGHTFORMのカスタムイヤーチップはとてつもなく秀逸。手軽な操作で自分の耳にピッタリのイヤホンにできます。また、パソコンなどとはUSBドングルによる専用接続LIGHTSPEEDが使用できるため、音切れのない安定した接続を確保することもできます。装着性、接続安定性の両面から、ゲームだけでなくテレワークでの活用にもオススメできます」

G FITSの製品画像
  • ロジクール
  • G FITS
  • 価格.com最安価格14,800 ( 発売日:2023年4月27日 )
  • 売れ筋ランキング16
  • 独自のUSB無線接続もできるロジクールG初の完全ワイヤレスイヤホン
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接続方式
ワイヤレス
ワイヤレス
Bluetooth/無線2.4GHz
タイプ
左右分離型
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
指向性
ノイキャン
ゲーミング

steelseries「Arctis Nova Pro Wireless」
2つのワイヤレスと2つのUSB接続が活用できる

steelseriesは、2001年にデンマークのコペンハーゲンで創業したゲーミングブランド。業界初となるゲーミングマウスパッドを作り上げたほか、キーボードやマウス、ヘッドセットなど幅広い製品をラインアップしています。そんなsteelseriesのフラッグシップヘッドホンがこの「Arctis Nova Pro Wireless」。ヘッドホン本体とレシーバーユニットで構成され、2.4GHzの無線接続とBluetoothの両方に対応。かつ、同時接続することが可能です。また、レシーバーユニットはUSB-Cポートを2つ搭載しており、パソコンとゲーム機など2つを接続して、手間なく切り替えて活用することもできます。ゲームしながら仲間と会話をできるだけでなく、パソコンで作業しつつスマートフォンからの電話を受けられるなど、ビジネスシーンでも大いに活躍します。外音取り込み機能を備えたハイブリッドANC機能も搭載しています。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッド
接続方法:2.4 GHzワイヤレス+Bluetooth
マイク:公開情報なし
【野村氏の評価】
音質:4、マイク性能:4、フィット感:5、おすすめ度:5
「USBにワイヤレスにとさまざまな機器が接続できるメリットは大きいでしょう。さらに、レシーバーで充電したバッテリーと交換してバッテリーを持続させるホットスワップ機能もユニーク。ハウジング内に完全収納されるブームマイクもありがたい。多機能、かつユーザーの使い勝手に徹底配慮した製品ですね」

Arctis Nova Pro Wirelessの製品画像
  • steelseries
  • Arctis Nova Pro Wireless
  • 価格.com最安価格49,210 ( 発売日:2022年9月2日 )
  • 売れ筋ランキング46
  • 2つのワイヤレスと2つのUSB接続が活用できる
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接続方式
ワイヤレス/ワイヤード(有線)
ワイヤレス
Bluetooth/無線2.4GHz
タイプ
オーバーヘッド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
ミニプラグ
指向性
双方向性
ノイキャン
ゲーミング

SteelSeries「Tusq」
貴重なブームマイク付カナル型イヤホン

2001年にデンマークのコペンハーゲンで創業したゲーミングブランド、steelseriesのゲーミング向けカナル型イヤホン。着脱式のブームマイクが採用された、ユニークなモデルです。なお、マイクはイヤホン本体にも内蔵されており、ブームマイクを取り外していても通話可能。利用シーンに応じて使い分けることが可能です。

接続端子は3.5mmアナログ方式を採用。エルゴノミクスデザインや耳周りの軽量サスペンションなどにより、何時間もプレイできる快適な装着感を確保しているとのこと。イヤーチップは3サイズが付属します。

【主なスペック】
形状 :オーバーヘッド
接続方法:2.4GHzワイヤレス
マイク:カーディオイド(単一指向性)
【野村ケンジ氏の評価】
音質:3、マイク性能:4、フィット感:4、おすすめ度:3
「海外ではたまに見かけるものの、日本国内では“ブームマイク付カナル型イヤホン”はとても貴重な存在です。そのため、ヘッドホンが苦手な人にはピッタリな製品といえます。しかしながら、マイク音声は“ブームマイク”の恩恵こそあるものの、音質に関しては“あくまでもこの価格帯のなかでは”というただし書きがつくのでご注意を。できれば購入前にいちど試聴していただきたいです」

Tusqの製品画像
  • steelseries
  • Tusq
  • 価格.com最安価格5,718 ( 発売日:2021年3月19日 )
  • 売れ筋ランキング37
  • 貴重なブームマイク付カナル型イヤホン
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接続方式
ワイヤード(有線)
ワイヤレス
タイプ
カナル型
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
ミニプラグ
指向性
無指向性
ノイキャン
ゲーミング

ロジクール G535 LIGHTSPEED WIRELESS HEADSET G535BK
低価格ながら使い勝手のよい高コスパ製品

ロジクールのゲーミングヘッドセット「Gシリーズ」のなかでは、比較的高コスパな製品。1万円以下でありながら、低遅延の独自無線接続「LIGHTSPEED」を採用しています。LIGHTSPEEDワイヤレスによって、低遅延を実現するとともに、最大12mまで届く安定したワイヤレス接続も両立。

それでいて、バッテリー持続時間は最大33時間と、使い勝手のよい仕上がり。さらに、わずか236gの軽量さや、重量をヘッドバンド全体に分散してくれるサスペンション式ヘッドバンド、低反発イヤーパッドなどにより、良好な装着感を実現。通気性にすぐれたスポーツメッシュ素材を採用するなど、長時間着用時の快適さも追求されています。

【野村ケンジ氏の評価】
音質5、マイク性能3、フィット感4、おすすめ度4
「ヘッドホンとしての音質はなかなか良好で、音楽鑑賞を存分に楽しめます。そのいっぽうでマイク性能は普通。ブームマイクならではの明瞭さ、フォーカスの高さは持ち合わせていますが、解像度としてはあまり良質とはいえないレベルです。マイク性能を重視したい人には上位モデルがおすすめです」

G535 LIGHTSPEED WIRELESS HEADSET G535BKの製品画像
  • ロジクール
  • G535 LIGHTSPEED WIRELESS HEADSET G535BK
  • 価格.com最安価格15,950 ( 発売日:2022年7月21日 )
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  • 低価格ながら使い勝手のよい高コスパ製品
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接続方式
ワイヤレス
ワイヤレス
無線2.4GHz
タイプ
オーバーヘッド
装着タイプ
両耳用
プラグ形状
指向性
単一指向性
ノイキャン
ゲーミング

【まとめ】幅広いラインアップから、使用シーンも想定しながら選ぶ

前述のように、ヘッドセットにはビジネス用とゲーミング用という2つの主目的がありますが、ビジネス用でも長時間装着しやすく、リスニング用としても楽しめるヘッドホンタイプや、屋外でも扱いやすい片耳タイプなどがあります。そのいっぽうで、ゲーミング用はマイク性能がよくWeb会議でも十分に活用できるので、単純に“ビジネス”と“ゲーミング”だけで分類できない製品が多いのも確か。

そのため、ヘッドセットを選ぶ際には、冒頭に紹介した製品選びの3つのポイントに加えて、「どんな場所でどのくらいの時間使用したいか」「ビジネスがメインかゲームがメインか」「多機能な1台を使い続けるか2台を使い分けるか」など、実際の使用環境をシミュレーションしながら選ぶとよいでしょう。最近のヘッドセットは、2〜3年前と比べるとはるかにラインアップが充実しているので、じっくり比較すれば、きっと条件に合った製品を見つけられるはずです。

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価格.comマガジン編集部
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パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!
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宮澤保生(編集部)
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宮澤保生(編集部)
学生時代から価格.comのヘビーユーザーで、外資系金融機関、出版社、新聞社を経て念願のカカクコムへ。趣味はドライブ、JAZZ鑑賞、映画鑑賞。ユーザー目線に立った記事の作成を心掛けています。
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単一指向性
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両耳用
プラグ形状
USB
指向性
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ワイヤレス
ワイヤレス
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両耳用
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タイプ
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