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モバイルワークステーションはロゴが「HP」から「Z」に

日本HP、高性能なクリエイター向けPCのラインアップを強化

日本HPは2020年6月29日、オンラインで発表会を開催し、クリエイター向けパソコンの新モデル11機種を発表した。新型コロナウィルスの影響でテレワークやオンライン会議が広まる中で、高性能なパソコンの需要が増えると見込んでラインアップを強化する。

映像クリエイターや写真家などには、機動性とパフォーマンスを強化したモバイルワークステーションを、フリーランスやプロシューマー、趣味でクリエイティブな活動をしているユーザーには高性能なパソコンを訴求する。

同社の専務執行役員パーソナルシステムズ事業統括の九嶋俊一氏。「ニューノーマル時代、誰もがクリエイターとしてさまざまなコンテンツを作るようになる」と語った

「Z」ロゴを冠したモバイルワークステーション「ZBook G7」

同社のワークステーションは、国内外の有名スタジオで採用されているという。現在はデスクトップパソコンが主流だが、テレワークや在宅ワークの広がりを受けて持ち運べるモバイルワークステーションを強化する。

同社のモバイルワークステーション「HP ZBook」は、これまで天板のロゴが「HP」だったが、新モデルからは「Z」に変更される。ZBookのブランディングを強化するのが狙いだ。新モデルの「HP ZBook Create G7」および「HP ZBook Studio G7」は、インテルの第10世代CoreプロセッサーやNVIDIAの「GeForce RTX2070Super」「NVIDIA Quadro RTX4000」を採用。モバイルできる開発環境として、高い基本性能を実現している。4K OLEDのモデルもラインアップする。

冷却性能では、カスタムベイパーチャンバーや新型冷却ファンを搭載。パフォーマンスと静音性のどちらを重視するか選択できる「Zパワースライダー」など独自のツールも盛り込んでいる。

ボディは強度と耐久性にすぐれたCNCアルミニウム。ネジを使わないユニボディ筐体でデザイン性にもこだわっている。MIL規格にも準拠しており、高い堅牢性も特徴だ。ベゼルの狭額縁化により、本体のコンパクト化も実現。従来モデルの「ZBook Studio G5」と比べて、体積比で22%ダウンしているという。重量も1.9kg〜と2kgを切る軽さを達成。厚さも18.9mmから17.9mmにスリムとなっている。

発売は8月下旬の予定。HP Directplusでの価格はHP ZBook Studio G7が320,000円(税別)〜、HP ZBook Create G7が226,000円(税別)〜。

HP ZBook Create G7

HP ZBook Create G7

HP ZBook Studio G7

HP ZBook Studio G7

「HP ZBook Firefly 14 G7」と「HP ZBook Firefly 15 G7」は、軽さや薄さにこだわったモバイルワークステーション。14型モデルのHP ZBook Firefly 14 G7の重量は約1.4kgで、世界で最も小さくて軽い14型のモバイルワークステーションだという。15.6型モデルのHP ZBook Firefly 15 G7はテンキー付きで、在宅勤務の用途でも便利に使えるという。

HP ZBook Firefly G7は、NVIDIAの「Quadro P520」(4GB)を搭載し、グラフィック性能はh従来モデルよりも50%アップしている。CPUも第10世代Coreプロセッサーを採用し、マルチコアCPU処理性能は最大30%もアップしているという。

発売は8月上旬の予定。HP Directplusでの価格はHP ZBook Firefly 14 G7が185,000円(税別)〜、HP ZBook Firefly 15 G7が188,000円(税別)〜。

HP ZBook Firefly 14 G7

HP ZBook Firefly 14 G7

HP ZBook Firefly 15 G7

HP ZBook Firefly 15 G7

個人向けの「ENVY」や「Spectre」にも高性能モデルを用意

ワークステーションは、クリエイターでも主に企業内で働いている人向けなのに対して、フリーランスやプロシューマー、SNS上などで趣味としてクリエイティブ活動を楽しんでいる人向けには、「ENVY」や「Spectre」という個人向けモデルを用意。ただし、GeForce GTXや32GBの大容量メモリーを搭載した高性能なモデルだ。ゲーミングPCとは違い、シンプルなデザインで、クリエイティブ系のソフトが最適化されるGPUドライバーを備えるという。

「HP ENVY 15」は、インテルの第10世代Coreプロセッサー、NVIDIAのGeForce RTX2060 with Max-Q Design、最大32GBのメモリーを搭載。薄型ボディだが、ゲーミングPC並みの冷却性能を備える。

ディスプレイは超高精細な4K OLED、色域をアプリに合わせて最適化できる「HP Display Control」も備える。スマホとパソコンの間で画像や動画を転送するアプリ「HP Quick Drop」(アップルの「Air Drop」のようなアプリ)を用意し、スマホで写真や動画を撮影してパソコンで編集するといったワークフローを簡素化できるという。

直販価格は、Core i7/16GB/512GB SSD/NVIDIA GeForce GTX 1660Ti with Max-Qを搭載したモデルが179,800円(税別)〜。発売は7月下旬以降の予定だ。

HP ENVY 15

HP ENVY 15

「HP ENVY All-in-One 32」はディスプレイ一体型デスクトップ。NVIDIAのGeForce RTX 2080 SUPER with Max-Qを搭載する高性能なモデルだ。ディスプレイはDCI-Pカバー率98%の31.5型。IPSパネルを採用した4Kディスプレイで、HDR600に対応する。

スペック面ではTDP65Wの第10世代Coreプロセッサーを搭載。メモリーは最大32GBで、ストレージも最大1TB SSD+2TB HDDの大容量ストレージを選択可能。外部インターフェイスはThunderbolt 3やHDMI入力出力端子など豊富な種類を備える。HP Directplusでの価格は298,000円(税別)〜。発売は7月下旬以降。

HP ENVY All-in-One 32

HP ENVY All-in-One 32

デスクトップパソコンでは「HP ENVY Desktop TE01」をラインアップ。GeForce RTXグラフィックを搭載するハイパフォーマンスなタワー型デスクトップだ。第9世代Core i7プロセッサーや大容量ストレージなど豊富なカスタマイズメニューを用意する。「Adobe Creative Cloud」を3か月無料で使える特典も付いてくる。HP Directplusでの価格は118,000円(税別)〜。発売は7月下旬以降。

HP ENVY Desktop TE01

HP ENVY Desktop TE01

「HP Spectre x360 15」はタブレットとしても使えるコンバーチブルタイプの2in1パソコン。第10世代CoreプロセッサーやGeForce GTX1650Ti with Max-Q Design、OptaneメモリーH10などを搭載する。AMDのAPUを搭載したAMDモデルもラインアップする。

ディスプレイはHP ENVY 15と同じ、4K OLED。HP Display Controlなども備える。書き心地にこだわった新型のアクティブペンも同梱される。HP Directplusでの価格は227,800円(税別)〜、発売は7月下旬以降の予定。

HP Spectre x360 15

HP Spectre x360 15

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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