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ASUS、5.9インチの小型フラッグシップスマホ「Zenfone 9」海外発表。SoCとカメラが進化

ASUSは2022年7月28日、スマートフォンのフラッグシップモデル「Zenfone 9」を発表した。各社のフラッグシップモデルは年々大型化しているのに対し、ASUSは昨年発売した「Zenfone 8」でコンパクトなフラッグシップモデルというほかにはない特色を打ち出した。Zenfone 8の後継モデルであるZenfone 9もコンパクトなボディはそのままに、パワーアップしたカメラと高性能なSoCを搭載。コンパクトでハイスペックなスマホとしてさらに進化している。

なお、日本での発売は現時点で未定。また、本記事は海外で発表された情報を元に記事を執筆している。

5.9インチの有機ELディスプレイを搭載するZenfone 9。コンパクトボディのフラッグシップモデルだ

5.9インチの有機ELディスプレイを搭載するZenfone 9。コンパクトボディのフラッグシップモデルだ

「Zenfone 8」と同じ5.9インチ、169gの小型・軽量ボディ

Zenfone 9は5.9インチのディスプレイを搭載するスマートフォン。ディスプレイはZenfone 8と同じサムスン製の有機ELだ。解像度は1080×2400で、アスペクト比は20:9。リフレッシュレートは最大120Hzとフラッグシップモデルらしい高性能なディスプレイを搭載する。デジタルシネマ規格のDCI-Pを112%、sRGBを151%カバーするなど色域も広く、表示品質も高い。HDR10+もサポートする。

Zenfone 8はボディがラウンドした形状だったが、Zenfone 9はスクエアなフォルムに変更された。本体サイズは146.5(高さ)×68.1(幅)×9.1(厚さ)mm。0.2mmだけ厚くなったが、幅と高さはわずかに小さくなっている。重量は169gで、Zenfone 8と同じだ。

角張ったスクエアなフォルム

角張ったスクエアなフォルム

右側面には指紋認証センサーが組み込まれた「ZenTouchボタン」を搭載。2回押し、スライド、長押しという3つの操作が可能で、Google Payや銀行系アプリの認証操作などができる。操作系では背面をダブルタップすることで、スクリーンショットを撮影したり、カメラのフラッシュライトを起動したりすることも可能。コンパクトボディを生かし、片手でさまざまな操作ができるのだ。

右側面に「ZenTouchボタン」を搭載。指紋認証センサーが組み込まれており、2回押しやスライド、長押しで、Google Payや銀行系アプリの認証操作ができる

右側面に「ZenTouchボタン」を搭載。指紋認証センサーが組み込まれており、2回押しやスライド、長押しで、Google Payや銀行系アプリの認証操作ができる

カラーバリエーションは、「Sunset Red」「Moonlight White」「Midnight Black」「Starry Blue」の4色が用意されている。表面素材には、グリップ力の高い指紋防止コーティングが施されている。IP68等級の最高水準の防滴防水性能も備える。

大きなデュアルカメラに6軸の強力な手ブレ補正を搭載

Zenfone 9のメインカメラは、5000万画素の広角カメラと1200万画素の超広角カメラのデュアルカメラ。インカメラは1200万画素だ。

広角カメラのセンサーにソニーの「IMX766」を搭載。Zenfone 8の広角カメラと比べると、センサーサイズが22%大きくなり、ピクセルサイズも0.8μmから1.0μmへ56%大型化し、暗いところでより明るい写真を撮影できるようになった。光学式手ブレ補正の「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー」も搭載。ジンバルを装着して撮影したような滑らかな動画を撮影できるという。

メインカメラの広角カメラはソニーのフラッグシップセンサーであるIMX766を搭載。F1.9のレンズを搭載。オートフォーカスは2×2 OCL PDAF。超広角カメラはソニーの「IMX363」を採用し、F2.2のレンズを搭載する。4cmのマクロ撮影もサポートする

メインカメラの広角カメラはソニーのフラッグシップセンサーであるIMX766を搭載。F1.9のレンズを搭載。オートフォーカスは2×2 OCL PDAF。超広角カメラはソニーの「IMX363」を採用し、F2.2のレンズを搭載する。4cmのマクロ撮影もサポートする

撮影モードには、感度やシャッタースピード、ホワイトバランスなど細かくカスタマイズできる「Pro Mode」、パノラマ、長時間露出により光跡写真を撮影できる「Light Trail Mode(Beta)」などが用意される。

動画撮影は8K UHD(7680×4320)・24fps、4K UHD(3840×2160)・30fps/60fps、フルHD(1920×1080)・30fps/60fpsの撮影が可能だ。

コンパクトなボディに大きなレンズを搭載。上の広角カメラはさすがに、本体から少し飛び出ているようだ

コンパクトなボディに大きなレンズを搭載。上の広角カメラはさすがに、本体から少し飛び出ているようだ

「Snapdragon 8+ Gen 1」搭載。バッテリーは4300mAh

SoCにはクアルコムの「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。同社が先日海外発表したゲーミングスマホ「ROG Phone 6」と同じSoCだ。Zenfone 8が搭載していた「Snapdragon 888 5G」と比べると、CPU性能が15%、GPU性能が50%アップし、電力効率は30%改善されているという。メモリーはLPDDR5で最大16GB、ストレージはUFS3.1の最大256GB。ASUSによると「Antutu Benchmark」のスコアは1104795のハイスコアだという。

冷却機構については、Zenfon 8ではヒートパイプだったが、Zenfon 9ではより冷却性能のすぐれたベイパーチャンバーを採用。グラファイトや銅など冷却性能を高めるために素材にもこだわった。

搭載するバッテリー容量は4300mAhで1.9日間利用可能(ASUSが想定するユースケースによる。Snapdragon 8 + Gen1搭載スマホとしてはトップクラスのスタミナを実現している。

サウンド面では、左に12×16mm、右に10×12mmのステレオスピーカーを搭載(横向き時)。3.5mmヘッドホン端子も備える。

通信機能はnanoSIMを2枚装着でき、DSDVをサポート。無線LANはWi-Fi 6E、Bluetoothはバージョン5.2で、クアルコムのaptX Adaptiveに対応する。基本ソフト(SO)は「Android 12 with ASUS ZenUI 9」を搭載する。

Moonlight White

Moonlight White

Sunset Red

Sunset Red

 Midnight Black

Midnight Black

 Starry Blue

Starry Blue

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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