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ガーミンから“超”ロングバッテリーの「fenix 8」シリーズが登場

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ガーミンは、GPSスマートウォッチのフラッグシップモデル「fenix 8」シリーズを発表。また、同シリーズから価格を抑えたコスパモデル「fenix E」も登場した。

「fenix 8 Sapphire AMOLED」(左)、公式価格は178,000円〜(税込。以下同)、2024年8月29日発売。「fenix 8 Sapphire Dual Power」(右)、公式価格は178,000円〜、2024年10月中旬発売予定

「fenix 8 Sapphire AMOLED」(左)、公式価格は178,000円〜(税込。以下同)、2024年8月29日発売。「fenix 8 Sapphire Dual Power」(右)、公式価格は178,000円〜、2024年10月中旬発売予定

ガーミンの最新テクノロジーが詰まった「fenix 8」シリーズ

ガーミンのフラッグシップモデル「fenix 8」から、有機ELディスプレイを搭載した「fenix 8 Sapphire AMOLED」と、ソーラー充電に対応した「fenix 8 Sapphire Dual Power」の2モデルが登場した。

「fenix 8 Sapphire AMOLED」は、43mm、47mm、51mmの3サイズ展開。ベゼルの素材は高強度ステンレススチール、DLCチタン、チタンの3種類から選べ、バンドはシリコンを中心に、チタン、レザーと、全8種類の豊かなバリエーションがラインアップされた。

写真は「fenix 8 Sapphire AMOLED」の大画面サイズとなる51mmモデル。同サイズ限定でレザーバンドが展開される

写真は「fenix 8 Sapphire AMOLED」の大画面サイズとなる51mmモデル。同サイズ限定でレザーバンドが展開される

「fenix 8 Sapphire Dual Power」は、47mmと51mmの2サイズを展開。ベゼル素材は、DLCチタンとチタンの2種類。バンドはすべてシリコンで統一されている。

写真は「fenix 8 Sapphire Dual Power」の51mmモデル。イエローとブラックの2色展開

写真は「fenix 8 Sapphire Dual Power」の51mmモデル。イエローとブラックの2色展開

まず注目は、バッテリーの持続時間だ。「fenix 8 Sapphire AMOLED」は、明るく鮮やかな有機ELディスプレイを搭載しながらも、約29日間※のロングバッテリーを実現。いっぽうの「fenix 8 Sapphire Dual Power」は、新しいソーラー充電技術により、太陽光発電量が既存モデル対比で50%増加。約48日間※の超ロングバッテリーを実現しているそうだ。
※スマートウォッチモードでのバッテリー持続時間

新機能として、ガーミン初の「音声コマンド」を搭載。スマートウォッチの各種機能の呼び出しやスポーツモードの開始などを、声で操作することができる。あくまで時計本体を操作するための機能なので、スマホのペアリングがなくても使用することが可能。もしペアリングしたスマホを操作したい場合は、「音声アシスタント」も搭載されている。

ガーミンのスマートウォッチは機能が非常に豊富で、かつ、機能を選ぶ際にはメニューから深い階層まで探しに行く必要があるのだが、「音声コマンド」により面倒な操作をスキップして一発で機能を呼び出せるようになった。

「アラームを17:00に設定」の呼びかけに反応しアラームを自動で設定してくれる

「アラームを17:00に設定」の呼びかけに反応しアラームを自動で設定してくれる

「fenix 8」は、アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810」に準拠した高い耐熱性、耐衝撃性、耐水性を担保。さらに、技術標準規格「EN13319」にも準拠することで、新たにダイビング機能が追加された。水温、水中コンパス、深度、浮上速度アラート、サーフェスインターバルといったダイビングウォッチの基本機能とセンサーを搭載し、40mまでの潜水をサポートしてくれる。

ダイビング中のログを取得できるだけでなく、水中でのボタン操作も可能

ダイビング中のログを取得できるだけでなく、水中でのボタン操作も可能

ガーミン同士でのコミュニケーション方法もアップデート。スマホを介さずにガーミンのスマートウォッチ同士でアクティビティルートや位置情報、ワークアウトなどをリアルタイムで共有できる「Garmin シェア」や、ウォッチ上でメッセージのやり取りができる「Garmin Messenger APP」を内蔵している。

「Garmin Messenger APP」でのチャット画面

「Garmin Messenger APP」でのチャット画面

従来モデルからの万能っぷりも健在

新機能だけでなく、従来モデルから受け継いだ魅力的な機能も満載だ。

GNSSマルチバンドに加え、L1、L5信号の異なる周波数帯に対応することで、登山ルートやビル群でもブレの少ない高精度の位置情報が取得可能。また、日本詳細地形図や世界中のゴルフコース、スキーマップを内蔵するうえ、海外大陸地図もダウンロードできる。LEDフラッシュライト、Suica対応、NFCモードなど便利な機能も搭載されている。

気になる健康モニタリングは、最新の第5世代心拍センサーを搭載。精度の高い身体データを計測できるうえ、それらデータを基に分析し、次の活動や休息の提案までもサポート。身体エネルギーの残量をスコア化するガーミンの人気機能「Body Battery」や「睡眠コーチ」は、従来以上に精度の高いデータ取得が期待できそうだ。

左は日本詳細地形図、右は睡眠スコアの画面

左は日本詳細地形図、右は睡眠スコアの画面

また、「fenix」シリーズとしては初のコスパ重視の有機ELモデル「fenix E」が登場。「fenix 8」に搭載された「音声コマンド」、「ダイビングモード」などの新機能は非搭載で、心拍センサーは1世代前の第4世代となる。「fenix 8」に比べると素材もダウンスペックとなるが、最新モデルにこだわらない人であれば、手ごろな価格で手に入るこちらのモデルを検討するのもよいだろう。

「fenix E 47mm」、公式販売価格138,000円、2024年9月中旬発売予定

「fenix E 47mm」、公式販売価格138,000円、2024年9月中旬発売予定

関原元気(編集部)
Writer / Editor
関原元気(編集部)
出版社にてメンズファッション誌やWebメディアの編集に長年従事し、現在は「価格.comマガジン」にて、PC、スマートフォン、スマートウォッチ分野を担当。ユーザー目線で、デジタルガジェットの面白さを届けます。
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