アップルは、2025年3月5日に新型「iPad Air」と「iPad」を発表しました。新型「iPad Air」はM3チップ搭載でアップルの生成AI「Apple Intelligence」に対応。新型「iPad」は、A16チップ搭載でストレージの選択肢が3種類に。ただし、こちらは「Apple Intelligence」に対応しません。
アップル「iPad Air」、11インチ 98,800円〜(公式サイト販売価格。税込。以下同)、13インチ 128,800円〜、2025年3月12日発売
新型「iPad Air」は従来モデルと同様に11インチと13インチをラインアップ。最大の特徴はM3チップを搭載することです。M3チップはM1チップより約2倍、A14 Bionicチップより約3.5倍高速化。グラフィック処理性能はM1から最大40パーセント高速化されており、一般的な用途はもちろん、グラフィック処理能力が求められるゲームも快適に動作するとのことです。新しくレイトレーシングにも対応したことで、対応ゲームを遊ぶ際はより美麗な映像を楽しめるでしょう。
また、M3チップを搭載したことによりアップルの生成AI「Apple Intelligence」が利用できます。「Apple Pencil Pro」と「Apple Pencil(USB-C)」にも対応します。ストレージは
性能アップが図られながらも、価格はM2チップ搭載の「iPad Air」から据え置きの98,800円〜(11インチ)、128,800円〜(13インチ)となっており、お買い得感があります。
また、「iPad Air」用に新しい「Magic Keyboard」も発表されました。価格は11インチモデル用が46,800円、13インチモデル用が49,800円です。
「Magic Keyboard」
アップル「iPad」、58,800円〜、2025年3月12日発売
新型「iPad」はサイズが従来どおりの10.9インチ。従来モデル「iPad(第10世代)」のA14チップからA16チップへとアップグレードされ、30%の高速化を実現。また、ストレージ構成が従来モデルの64/256GBから128/256/512GBへと増えたことも見逃せません。ただし、新型「iPad Air」とは異なり、「Apple Intelligence」は利用できません。
アップル公式サイトの販売価格は、「iPad(第10世代)」と同じ58,800円。パフォーマンス向上に加えて、ストレージも倍増したうえで価格が据え置かれており、こちらもお買い得感がありますね。