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直接のサポート体制を用意して参入!

基本性能とデザインが特徴のSIMフリースマホ「HTC Desire EYE/626」レポート

国内ではauとの関係が深いHTCだが、SIMフリースマートフォン2機種を国内で扱うことになり、2015年10月下旬より発売が開始される。それら2機種の特徴と、SIMフリースマホで気になるサポート体制などについてレポートをお届けしよう。

左の2機種がHTC Desire EYE、右の2機種がHTC Desire 626

左の2機種がHTC Desire EYE、右の2機種がHTC Desire 626

NTTドコモのLTE4バンド対応&防水ボディ「HTC Desire EYE」

フルHD表示に対応する約5.2インチの液晶ディスプレイを採用。サイズは約73.8(幅)×151.7(高さ)×8.5(厚さ) mmで、重量は約154g。IPX7等級の防水仕様と、IP5X等級の防塵仕様をクリアしている。CPUは、クアッドコアの「Snapdragon800 MSM8974(2.3GHz)」で、2GBのRAMと16GBのストレージを搭載している。OSはAndroid 5.1で、UIはHTC Sense 7.0だ。

国内では最新&ハイエンドのイメージが強いHTCだが、こうしたスペック値を見ると、1世代前のクアッドコアCPUを搭載した、アッパーミドル機という成り立ちだ。

なお、音声通話で使用する3Gネットワークが、auで利用しているCDMA2000から、NTTドコモやソフトバンクで使われているW-CDMAに変更されている。対応バンドを見ると、FDD-LTEの、バンド1(2.1GHz帯)、バンド3(1.7GHz帯)、バンド7(2.6GHz帯)、バンド8(900MHz帯)、バンド19(800MHz帯でNTTドコモ固有)、バンド28(700MHz帯)に対応している。特に、プラチナバンドのバンド19を含む1、3、28というNTTドコモのLTE4バンドに対応していることは、通話エリアの面で有利だ。

TDD-LTEについても、バンド38(1.9GHz帯)、バンド39(2.3GHz帯)、バンド40(2.6GHz帯)、バンド41(2.5GHz帯)の各バンドに対応しており、チャイナモバイルの保有するバンド38、39、40や、ソフトバンク系のWireless City Planningがサービス中のAXGP(バンド41)にも対応する。

バッテリーは内蔵式で容量は2400mAh、連続通話時間が約1200分、連続通話時間が約538時間(3G)/約437時間(LTE)となっており、バッテリー容量と比較すると連続通話時間がかなり長い。なお、Quick Charge 2.0に対応しており、対応の充電器と組み合わせると、従来の急速充電よりさらに25%程度早い充電が行える。

税別の直販価格は52,800円。

大き目のボディにフルHD液晶を組み合わせる

大き目のボディにフルHD液晶を組み合わせる

写真のカラーはスカーレット。デザインは個性的

写真のカラーはスカーレット。デザインは個性的

利用するSIMカードは小型のnanoSIMサイズ。microSDXCメモリーカードスロットも見える

利用するSIMカードは小型のnanoSIMサイズ。microSDXCメモリーカードスロットも見える

防水と防塵仕様対応のボディ。microUSBポートはキャップレス

防水と防塵仕様対応のボディ。microUSBポートはキャップレス

インカメラは約1300万画素で、F値2.2のレンズを搭載。LEDフラッシュは2色を組み合わせた調光対応

インカメラは約1300万画素で、F値2.2のレンズを搭載。LEDフラッシュは2色を組み合わせた調光対応

メインカメラも1300万画素&調光対応LEDフラッシュ対応。F値は2.0

メインカメラも1300万画素&調光対応LEDフラッシュ対応。F値は2.0

HTCらしさは備えつつ価格を抑えた「HTC Desire 626」

もう1機種は、720×1280のHD表示対応5インチ液晶を備える「Desire 626」だ。サイズは、約70.9(幅)×146.9(高さ)×8.19(厚さ)mmで、重量約140g。最近の基準で見ると中型モデルとなるだろう。

処理性能は、クアッドコアの「Snapdragon 410 MSM8916(1.2GHz)」や、2GBのRAM、16GBのストレージを搭載している。処理性能の面で見ると、低価格のSIMフリー機と同等といったところだ。ソフトウェアを見ると、OSはAndroid 5.1で、UIはHTC Sense 7.0という、Desire EYEと同じ組み合わせだ。

対応バンドについては、FDD-LTEの、バンド1(2.1GHz帯)、バンド3(1.7GHz帯)、バンド5(850MHz帯)、バンド7(2.6GHz帯)、バンド8(900MHz帯)、バンド19(800MHz帯)、バンド28(700MHz帯)に対応しており、Desire EYEと同じくNTTドコモのLTE4バンドに対応している。なお、TD-LTEおよび5GHz帯のWi-Fiについては、対応が見送られており、差別化が図られている。

バッテリーは内蔵式で容量は2000mAh。連続通話時間541分(3G)と、連続待受時間約451時間(3G)/約400時間(4G)というバッテリー性能となっている。

税別の直販価格は29800円。

ひと回り小型のボディはHD表示対応の約5.0インチサイズ

ひと回り小型のボディはHD表示対応の約5.0インチサイズ

カラーバリエーションは、左がマカロンピンク、右はマリーンブルー

カラーバリエーションは、左がマカロンピンク、右はマリーンブルー

デュアルSIM機のようだが、nanoSIMカードを1枚だけ使用する。メモリーカードはmicroSDXC対応

デュアルSIM機のようだが、nanoSIMカードを1枚だけ使用する。メモリーカードはmicroSDXC対応

メインカメラは約1300万画素でレンズのF値は2.2。LEDフラッシュを備えるが調光対応はしていない

メインカメラは約1300万画素でレンズのF値は2.2。LEDフラッシュを備えるが調光対応はしていない

サブカメラは約500万画素で、F値は2.8。LEDフラッシュは備わっていない

サブカメラは約500万画素で、F値は2.8。LEDフラッシュは備わっていない

カラフルな側面で、最近のスマートフォンとはちょっと違う雰囲気だ

カラフルな側面で、最近のスマートフォンとはちょっと違う雰囲気だ

キャップレスのmicroUSBポートを搭載

キャップレスのmicroUSBポートを搭載

HTCが直接サポートを行い、最短5日の修理に対応

SIMフリースマートフォンを利用するうえで気になるがサポート体制だ。通信キャリアのような、購入後のしっかりとしたサポートを受けられるのかが不明な場合もあり、その点に不安を感じる方もいることだろう。

しかし、HTCでは、今回のSIMフリー機の発売に際し、自前のサポート体制を用意。1年間のアフターケア期間に加え、年中無休で10〜19時の対応を実現するコールセンター、故障した場合でも最短5日で修理を完了させ手元に届く体制を整えている。また、発売前にサポートメニューの「HTC クラブサービス」も用意される見込みである。

加えて、直販サイトでは、充電器やケースといった周辺機器に加え、SIMカードの取り扱いも予定されている。このように、SIMフリー機は初めてというユーザーでも使いやすい環境が用意されているのが特徴となっているのだ。

また、通信キャリア製スマホでは、OSのアップグレード対応がほとんどされていなかったが、SIMフリー機については、異なるアップグレードポリシーに従い、グローバルモデルに近いアップグレードが行われるだろう。

注意点としては、通信環境がCDMA2000を使うauではなく、W-CDMA陣営のNTTドコモやソフトバンク系統に切り替わっていることと、シンプルなグローバルモデルをベースにしているため、FeliCaポートやテレビチューナーといった日本固有の機能への対応が見送られている点がある。

ともあれ、国内で正規販売されるW-CDMA系のHTC製スマートフォンとしては、ソフトバンクのDesire HD以来実に5年ぶりの製品で、注目を集めそうだ。

宅配便を使った製品の修理経路を用意。最短5日で修理を完了させる。また、代替機を利用できるサービスも検討中とのこと

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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