アイ・オー・データの「ポケドラCloud」は、いわゆるNAS(Network Attached Storage)と呼ばれているネットワークHDDで、自宅にサーバーを設置するような感じの周辺機器。インターネットを利用してiPhoneやAndroidのスマートフォン、iPadなどのタブレットの写真や動画などの各種データをポケドラCloudに保存・閲覧・共有する。もちろんPCとの接続も可能で、iPhoneなどで撮影した写真・動画をPCに移動するときにもネットワーク経由でやり取り可能だ。
写真や動画の保存・閲覧は、専用アプリ「Remote Link Files」で行う。PCでファイル操作を行っていくような感じで手軽の写真をポケドラCloudにアップしたり、閲覧できる。ただし、ネットワーク経由でポケドラCloudにアクセするため、ネット環境が使えない場所では利用できないほか、ネット環境によっては写真の表示などに時間がかかってしまう。しかしながら容量を気にせず、写真や動画を自宅のポケドラCloudに保存できるので、外部に流出してしまう心配も無く、セキュリティ的に安心なのがうれしい。とにかく大量に撮った写真や画像を保存しておき、アプリだけで外出先からでもチェックしたい人にはオススメだ。
三角の立方体で、サイズは約85(幅)×79(奥行)×130(高さ)mm。高さはiPhone 6を立てたサイズとほぼ同じだ。重量は約340g。自宅のネットワークルーターに接続し、アプリで設定するだけで設置は完了
スマホから専用アプリ「Remote Link Files」でポケドラCloudのファイル操作・閲覧などを行う
テレビに接続して使うデジタルフォトアルバム「おもいでばこ」(バッファロー)は、製品名のとおり、さまざまな場所でスマホやデジカメを使って撮影した想い出の写真や動画を保存しておける“箱”だ。最大の特徴は、写真や動画の取り込み方がとにかく簡単なこと。iPhone・iPadの場合は、本体に接続したLightning-USBケーブルを本体に差し込みボタンを押せば、自動で転送が始まる。専用アプリ(無料)を使って取り込むことも可能だ。またAndroidも同様に、MicroUSBケーブルやアプリで取り込める。もちろんデジカメで撮ったものも可能だし、360℃丸ごと撮影できる全天球カメラ「RICOH THETA」(リコー)の写真にも対応。ほかにもUSBメモリーや外付けHDDとも接続可能で、その中にある写真や動画だけを取り込めるようになっている。写真の取り込みスピードがかなり高速で、かつ、ダブって取り込まないようになっているのもポイント。
家族で撮った写真や子供の成長写真をまとめておくのにピッタリ。撮りまくった写真を保存・整理して、これまでの想い出にひたるのに最適なアイテムだ。
本体サイズは、約154(幅)×118(奥行)×37(高さ)mm。基本、付属のリモコンで操作を行う。お弁当箱のような形のこの箱の中に想い出がギッシリと詰めこむことができる
本体前面にはUSB端子やメモリーカードスロットを配置。メモリーカードを挿して「とりこみ」ボタンを押すだけで写真や動画を本体に取り込まれる
背面にはHDMIやLANポートを搭載。HDDなどのバックアップ用機器を接続できるUSB端子も用意されている
iPhone/iPadから「おもいでばこ」に写真を送信するには、専用アプリから行う。アプリでは、アップした写真や動画の閲覧も可能
大きなテレビ画面で、これまで撮った大量の写真や動画を振り返って楽しもう
スマホで撮影した写真や動画をテレビの大画面で見ると、迫力はもちろん懐かしさや感動も倍増だ!
写真や動画を撮った日付でカレンダーにしてくれる機能もあり、いつ頃の想い出かを振り替えるのに便利
各写真や動画ごとにコメントを書き込める機能も。アプリからも行え、これを使うと文字入力がラク
富士フイルムからも、テレビに接続して使うデジタルフォトアルバム「ワンダーフォトボックス PB-20J」が発売されている。スマホやタブレットから専用アプリを使って、写真や動画の取り込みが可能。USBケーブルでも自動取り込みができ、同時に充電もしてくれる。もちろんほかにもデジカメで撮影したものをSDカードで取り込めるほか、USBメモリーに入っている写真や動画も自動で転送する。その際、過去の同じ画像は取り込まないように選別し、新しモノだけを効率よく追加するようになっている。
また、取り込んだ写真を整理する機能も充実。撮影した日や月ごとで自動選別してカレンダー上に表示できるほか、撮影場所による地図上の表示、被写体別(人物や料理、ペットなど)に自動でフォルダ分けしてくれる。また、プリントの注文も簡単に行えるようになっているのは、さすが富士フイルムの製品といったところ。お気に入りの写真を手軽に紙プリントしたりフォトブックにできるので、想い出を形に残したい人に最適なアイテムといえるだろう。
本体は約149(幅)×123(奥行)×30.5(高さ)mm。重量は約320g。小型のリモコンとマウスが付属し、基本操作はこれらで操作を行う
本体の上面にスリットがあり、ここにスマホやタブレットを横向きに立てかける
本体前面左のカバーを開けると、USB端子とSDカードスロットがある。USBケーブルを挿してスマホと接続すると、写真や動画の取り込みを行いながらスマホ本体の充電もできる
スマホの画面には、Wonder Photo Box」をテレビで映したものと同じものが表示される。テレビを付けなくてもスマホやタブレットだけでも写真の閲覧・整理が可能
スマホ専用アプリから写真を選んで手軽に送信できる
写真を自動選別する機能が充実。大量の写真を被写体ごとにわけてまとめて見られるのは便利!
動物だけを分けて見られるユニークな機能。たまに別のものが混ざっているが(笑)、自動選別なので仕方なし?
写真のGPS情報をもとに、撮った撮影位置で地図上に写真を表示可能。地図を拡大すれば、より詳細な位置が表示される
写真の高品質プリントやフォトブックの制作サービスなども用意。街の写真屋さんに依頼する感じで、写真やフォトブックのネット注文ができる。スマホから写真プリントのネット注文も可能