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デュアルSIMデュアルスタンバイ対応。家電量販店でも取り扱い予定

激戦のSIMフリースマホ市場に本格参入! モトローラ「Moto G4 Plus」速報

2016年7月13日、モトローラ・モビリティ・ジャパンは、SIMフリーのAndroidスマートフォン「Moto G4 Plus」を発表、同月22日より発売を開始する。記者発表会の様子から、新モデルの特徴をレポートしよう。

近ごろ日本市場ではすっかり名前を聞かなくなったモトローラ・モビリティは、今回の「Moto G4 Plus」の発売を機に“再活性化”され、積極的な販売攻勢に打って出るという

激戦区のフルHD対応SIMフリースマホ市場に投入される注目モデル

「Moto G4 Plus」は、1080×1920のフルHD表示に対応する約5.5インチの液晶ディスプレイを備えた製品。ボディのサイズが、約76.5(幅)×152.9(高さ)×7.87(厚さ)mmで、カメラ部分の厚みは約9.87mm。重量は約157gとなっている。本機にスペックの近いSIMフリースマホとして、FREETELの「REI」や、ファーウェイの「P9 lite」および「GR5」、ZTEの「Blade V580」などがあり、強力な競合モデルがひしめく激戦区に「Moto G4 Plus」は投入されることとなる。

「Moto G4 Plus」のボディは、防水保護等級を取得してはいないものの、表面に撥水加工「Nano-coating」が施されており、雨や水しぶきがかぶっても平気な程度の防水性は確保されている。内蔵式のバッテリーは容量3,000mAhの大容量だが、同梱されるACアダプターを使うことで、モトローラ・モビリティ独自の急速充電機能「TurboPower」が利用可能でき、15分の充電で約6時間の駆動が行える。こうした点は、競合機種と比べた本機のアドバンテージと言えるだろう。

ボディは約7.87mmの厚さに抑えられており、従来の「Moto X Play」の約8.9mmよりも大幅に薄く仕上がっている

ボディは約7.87mmの厚さに抑えられており、従来の「Moto X Play」の約8.9mmよりも大幅に薄く仕上がっている

上面に備わるヘッドホン端子。側面はメタルフレームで囲われている

上面に備わるヘッドホン端子。側面はメタルフレームで囲われている

カラーバリエーションは、ホワイト(左)とブラック(右)の2色が用意される

カラーバリエーションは、ホワイト(左)とブラック(右)の2色が用意される

裏ブタは取り外しが可能。バッテリーの交換をユーザーが行うことはできない

裏ブタは取り外しが可能。バッテリーの交換をユーザーが行うことはできない

基本スペックとしては、オクタコアCPUの「Snapdragon 617 MSM8952(1.5GHz×8))」を搭載。メモリーとストレージに関しては、RAMが3GBでROMが32GBの上位モデルと、RAMが2GBでROMが16GBのエントリーモデルの2機種が用意される。なお、いずれにも128GBまで動作確認の取れたmicroSDXCメモリーカードスロットが搭載されている。

プリインストールされるOSは、最新のAndroid 6.0.1。なお、次世代となる「Android N」およびその次の「Android O(仮称)」へバージョンアップを行うことが保証されている。

外部接続インターフェイスとしては、microUSBポートを使用。センサー類は、指紋認証センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー、近接センサーを備える。なお、これらのセンサーの制御はCPUとは別の専用チップ「センサーHub」が受け持っており、バッテリー消費を抑えた利用が可能。無線機能では、Bluetooth 4.1LE+EDRに対応しているが、NFCポートは搭載されていない。

オーソドックスなmicroUSBポートを採用。同梱されるACアダプターを使うことで、モトローラ・モビリティ独自の急速充電機能「TurboPower」を利用可能だ

指紋認証センサーを備えるホームボタンは四角い形状

指紋認証センサーを備えるホームボタンは四角い形状

RAM2GB/ROM16GBのエントリーモデルのストレージの空き容量は約10.8GB程度。システム領域は約5.18GBだった

RAM2GB/ROM16GBのエントリーモデルのストレージの空き容量は約10.8GB程度。システム領域は約5.18GBだった

次に、カメラ性能を見てみよう。メインカメラには画素数約1,600万のイメージセンサーと、F2.0を採用。オートフォーカスには、高速かつ正確なレーザーフォーカスと、従来からの位相差オートフォーカス(PDAF)の2方式が併用され、暗い場所でも安定したピント合わせが行える。サブカメラは、約500万画素のイメージセンサーと、画角84度の広角レンズを採用しており、背景を広く写した自分撮りが行える。

メインカメラは、レーザーフォーカスと位相差オートフォーカスの2種類のオートフォーカス機構を備える

メインカメラは、レーザーフォーカスと位相差オートフォーカスの2種類のオートフォーカス機構を備える

メインカメラのマニュアル撮影モードでは、露出がEV+2〜−2、ISO感度が100〜3200、シャッター速度が1/3200〜1/5秒の範囲で調節が可能。このほかホワイトバランスと、マニュアルフォーカスも行える

最後に、対応バンドや通信性能を見てみよう。LTEはB1/3/5/7/8/19/20/28/40(TD-LTE)に対応、3GがB1/2/5/8/19に対応しており、NTTドコモのネットワークとの適合性が高い。また、TD-LTEのB40に適合しているので中国での使用にも向いている。

なお、本機は2基のSIMカードスロットを備えており、2つのSIMカードで同時にデータ通信が行えるデュアルSIMデュアルスタンバイに対応している。たとえば、片方のSIMカードでLTEのデータ通信を行いつつ、もう片方のSIMカードで3Gのデータ通信を行うことができるほか(LTEのデータ通信を両SIMで同時に行うことはできない)、片方のSIMを音声通話用に、もう片方のSIMをデータ通信用に使いわけるといったことも行える。また、海外に出張することが多い場合なら、国内向けのSIMカードと海外向けのSIMカードを挿しておき、シームレスに使うことも可能だ。

microSIMカードスロットを2基搭載。なお、nanoSIM用のアダプターが2個同梱される

microSIMカードスロットを2基搭載。なお、nanoSIM用のアダプターが2個同梱される

MVNO各社やECサイトに加えて、家電量販店でも発売予定

従来機種の「Moto X Play」や「Moto G」は、基本的に一部のECサイトだけで扱われていたため、販売チャネルは極めて狭かったが、この「Moto G4 Plus」では、販売チャネルが大幅に強化される。MVNOでは、BIGLOBEやDMM Mobile、大手ECサイトでは、Amazon.co.jpや楽天ブックスで取り扱われるほか、モトローラ・モビリティ・ジャパンの社長であるダニー・アダモポーロス氏は「伝統的な家電量販店」でも発売されることを明かした。具体的な店舗名は後日発表されるが、実機に触れることのできる実店舗で取り扱われることはユーザーには朗報と言えるだろう。

なお、本機の市場想定価格は、RAM3GB/ROM32GBの上位モデルが35,800円、RAM2GB/ROM16GBエントリーモデルが32,800円(いずれも税別)となっている。

MVNO各社や大手ECサイトに加えて、家電量販店からも発売される

MVNO各社や大手ECサイトに加えて、家電量販店からも発売される

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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