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エプソンのインクジェット複合機「カラリオ EP-879A」などが登場

エプソンは、2016年9月1日に、インクジェット複合機「カラリオ」シリーズの新モデルとして、5機種7モデルを発表した。そのうち、主力モデルとなる「EP-879A」、高品質な写真を低コストで印刷できる「EP-30VA」、大容量インクを搭載する「EP-M570T」の3機種を中心にレポートしよう。

今年の「カラリオ」のイメージキャラクターは、女優の吉田羊さん。100ページもある台本を自宅でプリントすることもあるそう

昨年モデルより横幅が41mmも小型化した、主力モデル「EP-879A」

A4対応インクジェット複合機の主力モデルとなるのが、この「EP-879A」だ。最大の特徴は、これまでもカラリオシリーズの大きな魅力だった小型ボディのさらなる追及だ。サイズは、約349(幅)×142(高さ)×340(奥行き)mmとなっており、昨年モデル「EP-808A」と比較して、幅が41mm、奥行きが1mmそれぞれ小さくなった。なお、高さは1mmだけ高くなっている。

この小型化の実現には、横置きされた新型の6色の染料インク(シリーズ名:クマノミ)の採用によるところが大きい。また、不要な線をなくし、シンプルで清潔感があるデザインも特徴で、正面だけではなく、本体の側面や背面、上面のどこを見ても、美しく見えるように配慮されている。今まで以上に置き場を選ばなくなったといえるだろう。

操作のかなめとなるタッチパネル液晶は、従来の約4.3型から約2.7型へ小型化されたが、新しいフォントの採用や、高められた階調表現の効果もあり、緻密な印象を受ける。画面のサイズに見合った新しいユーザーインターフェイスを採用したので、操作性も損なわれていないということだ。

カラーバリエーションはホワイト、ブラック、レッドの3色。発売は10月中旬の予定だ。市場想定価格は3万円台前半となる。

インテリアをじゃましない、コンパクトで清潔感のあるデザインが大きな特徴だ

インテリアをじゃましない、コンパクトで清潔感のあるデザインが大きな特徴だ

左が2011年モデル「EP-804A」、中央が2015年モデル「EP-808A」、右が今回発表された「EP879A」。歴代モデルと比べると、ボディの小型化とともに、デザインが洗練されていることがわかる

上面部分には、凹凸がつけられており、ホコリが目立ちにくくなっている

上面部分には、凹凸がつけられており、ホコリが目立ちにくくなっている

背面や側面も、見られることを想定した清潔感のあるデザインだ

背面や側面も、見られることを想定した清潔感のあるデザインだ

約2.7インチのタッチパネル液晶を搭載。昨年モデルより画面サイズは小さくなったが、緻密な画質で高級感が増した

本体に対して横配置されたインクカートリッジ。「クマノミ」と呼ばれる新しいインクカートリッジとなる

本体に対して横配置されたインクカートリッジ。「クマノミ」と呼ばれる新しいインクカートリッジとなる

写真印刷に適した高画質モデル「EP-30VA」

主力モデルの「EP-879A」とともに注目を集めていたのが、この「EP-30VA」だ。すでに発売されている、写真印刷重視のA3対応モデル「EP-10VA」の兄弟機で、A4対応の小型モデルという位置付けだ。「EP-30VA」は、「EP-10VA」と同じ染料インク「Epson ClearChrome K2インク(シリーズ名:ヨット)」を採用しており、L版写真ならインクと用紙を合わせても1枚約12.7円という低コストで印刷が可能。もちろん画質も「EP-30VA」ゆずりの高クオリティだ。

本体カラーはブラック1色のみの設定。発売は10月中旬を予定している。市場想定価格は4万円台後半。

写真を低コストかつ高画質に印刷できる「EP-30VA」。A3対応の「EP-10VA」の兄弟モデルだ

写真を低コストかつ高画質に印刷できる「EP-30VA」。A3対応の「EP-10VA」の兄弟モデルだ

液晶ディスプレイは約4.3型と、大きめのものが採用される。ボディデザインは「EP-10VA」に近く、シンプルさよりも機能性を重視している

大容量インク「エコタンク」を装着したA4対応インクジェット複合機「EP-M570T」

プリントする機会の多いホームユーザーやSOHOユーザーに適した、大容量インク「エコタンク(シリーズ名:ハサミ)」を採用するA4対応インクジェット複合機の新モデルが、この「EP-M570T」だ。

本体パッケージに、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色2本、合計8本の染料インクタンクが同梱されており、A4カラーなら約7500ページ、A4モノクロ文書でも約4500枚のプリントが行える。また、印刷コストの低さも特徴で、追加のインクボトルでは1本当たり、A4カラーで1枚約0.6円、A4モノクロでは約0.3円で印刷できる。本体の耐久性も高く、3万ページまで出力可能だ。

発売は10月中旬の予定。市場想定価格は3万円台後半となる。

SOHOユーザーのように、印刷する機会の多いユーザーに適した大容量インク搭載モデル

SOHOユーザーのように、印刷する機会の多いユーザーに適した大容量インク搭載モデル

4色染料の「エコタンク」を採用。本体パッケージには各色2本のインクタンクが同梱される

4色染料の「エコタンク」を採用。本体パッケージには各色2本のインクタンクが同梱される

A3対応モデルや、年賀状印刷用キーボード付きモデルの最新モデルも

A3出力に対応する「EP-979A3」。独立カートリッジの6色染料インクはシリーズ名「とうもろこし」を使用する。発売は9月15日。市場想定価格は3万円台中盤

自動両面プリントや有線LAN、NFCポートなどが省略されたA4対応インクジェット複合機「EP-709A」。独立の6色染料インクはシリーズ名「イチョウ」。発売は9月15日。市場想定価格は1万円台中盤

4色の顔料インク、タイプ名「リコーダー」を使うA4対応インクジェット複合機「PX-049A」。発売は9月15日。市場想定価格は1万円台前半

キーボード付きのはがきプリンター「PF-81」は、ハードウェアは変わらず「年賀状デザイン集2017」を同梱。型番「PF-81-2017」として継続販売される

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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