2016年9月20日、メンズ・レディースの時計やバッグなど、ファッション小物を展開している「Fossil Group, Inc.」の日本現地法人であるフォッシルジャパンは、東京・二子玉川の蔦屋家電にて、スマートウォッチ、ハイブリッドスマートウォッチ、トラッカーの3タイプのウェアラブル製品を発表しました。FOSSIL、Misfit、SKAGEN、DIESEL、EMPORIO ARMANI、kate spade new york、MICHSRL KORSの7ブランドから、全107機種が今年の秋以降、順次発売されます。
発表会では、フォッシルグループAPACシニアバイスプレジデントのジャック・クィンランさん(写真左)やMisfit創業者のサニー・ヴーさん(写真右から2番目)が登壇。今まで他メーカーから発売されてきたようなウェアラブル製品と違い、ファッションとテクノロジーの融合である「ファッションウェアラブル」であることを強調しました。ゲストとして、細川茂樹さん(写真左から2番目)、松島花さん(中央)も製品を身につけ登壇されました。写真右はフォッシルジャパン代表取締役の木村信也さん
今回発表されたのは、文字盤がタッチパネルとなっている「スマートウォッチ」、アナログ時計の外観にスマートウェアラブル技術を搭載した「ハイブリッドスマートウォッチ」、スマートウェアラブル技術を搭載したブレスレット型アクセサリーの「トラッカー」の3種類。2015年にウェアラブル機器のハードウェアメーカーMisfitがフォッシルグループの傘下となったことで、ウェアラブル技術の開発・生産が強化され、200人の技術者が新たにFossil Groupへ加わったのだそう
FOSSILのスマートウォッチを身につけた細川さんは、「世界各地の天気や時間がわかるし、うちから目的地までの距離もわかる。誰から着信があったのかをちょっと確認したいとき、スマホを見るよりも(スマートウォッチを見るほうが)スマート」とコメント
FOSSIL のスマートウォッチ。通話、メッセージ、メールの着信をタッチパネル上でチェックできます。このほか、好きなデザインの文字盤を選んで表示させることも可能。価格は34,500円〜49,000円(税別)
FOSSILの「ハイブリッドスマートウォッチ」を身につけた松島さんは、「モデル仲間とのセルフィーをSNSに上げることがあるんですけども、“ハイブリッドスマートウォッチ”でスマホのカメラのシャッターを押せるのが便利。デザイン性も高くて、今日のようなドレスにももちろん合いますし、デニムにTシャツ、スニーカーにも合うのがよいですね。やっとウェアラブルウォッチをデザインで選べる時代が来ました」と、モデルならではの視点でコメントしていました
FOSSILのハイブリッドスマートウォッチの一部。ファッション性を第一に考えており、文字盤はアナログでデザイン性も高め。見た目は従来のアナログウォッチと変わりませんが、スマホに着信があると震えてお知らせしたり、スマホカメラのシャッターを操作できるなど、スマホと連携して活用できます。電池にはボタン電池を使い、日々の充電が必要ないのも魅力です。価格は24,000円〜55,000円(税別)
こちらはFOSSIL のトラッカー。お気に入りの時計やアクセサリーなどと合わせてもかわいい! こちらもボタン電池を使用しているので、充電する必要がありません。価格は12,800円〜21,000円(税別)
今回発表された3タイプのウェアラブルの主な機能として、振動による通知機能、アクティビティトラッキング(活動量計)、睡眠時間と質を自動で記録、音楽の再生や一時停止、シャッターボタン、スマートフォンを探す(スマートフォンを鳴らす)などを備えています。そのほか、日常生活防水にも対応しており、スマートウォッチはIP67の防塵・防水に対応、ハイブリッドスマートウォッチとトラッカーは30m〜50mの防水に対応しています
なお、製品は、デジタル機器デバイスとしてではなく、ファッションウェアラブルウォッチとして、百貨店やファッションモールなど全国約500店舗にて9月より順次発売開始とのこと。また、二子玉川の蔦屋家電では9/21(水)〜25(金)まで、梅田蔦屋家電では9/30(金)〜10/2(日)まで、ポップアップストアを開設し、販売、予約も同時に開始するとのこと。すべてのブランドのモデルを一度に見比べられる機会なので、お見逃しなく。
ポップアップストアの様子は以下のフォトギャラリーからどうぞ。