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赤外線、超音波、レーザーの3つのセンサーでゴミ取れ性能アップ!

家具のキワまで徹底掃除! マッピング機能とセンサーで掃除時間を半分に短縮したロボット掃除機「ルーロ」

パナソニック創業100年を機に開発された製品群(エアコンドラム式洗濯機、ロボット掃除機)の中から、今回はロボット掃除機「RULO(ルーロ) MC-RS800」(以下、ルーロ)を紹介しましょう。2018年度モデルは複数のセンサーを搭載して清掃性能を高めただけでなく、記録したデータから“気の利いた賢い掃除”をしてくれるところがポイントです。

「MC-RS800」の市場想定価格は15万円で、2017年10月30日発売予定

「MC-RS800」の市場想定価格は15万円で、2017年10月30日発売予定

3つのセンサーで死角をなくし、マッピングで時短を実現

不在時にも家の中をキレイにしてくれるロボット掃除機は、時間を有効活用できる家電として高く評価されているものの、壁ぎわやコーナー、家具の足まわりといった細かい部分のゴミ取れ性能はまだ満足のいくレベルではありません。パナソニックの調査によると、ロボット掃除機のみで掃除が完結している人の割合はわずか5%。ロボット掃除機には広い面を任せ、細かい所を含めた仕上げは普通の掃除機で行うというスタイルが大半なのです。そんな課題に挑むべく、“ブラシが隅まで入り込みやすい”三角形を採用し、さらに念入りにブラシでかき出すことで“隅に強い”を実現しました。たとえば、自動モードでは最初にゴミが溜まりやすい壁ぎわを掃除するとともに、コーナーに到達すると本体を左右に振って隅にあるゴミにしっかりアプローチしてから部屋の中心部の清掃に移ります(下の動画参照)。壁ぎわやコーナーには部屋の中央部分の4.5倍のゴミが溜まるため、隅ゴミの掃除に重点をおくことはとても重要なのだそう。

サイドブラシを吸込口に届くほど長くすることで、かき出したゴミを吸込口までしっかり誘導できるようにしているのもポイントです

ここまでは従来モデルと同様なのですが、2018年度モデルでは清掃性能をグレードアップしながら時短を実現しました。その鍵を握るのは、新たに搭載されたセンサーとカメラです。天カメラが装備されたことでマッピングできるようになり、部屋のどこを走行しているのかが認識できるようになりました。これにより、自動モードの掃除スタイルをランダム走行からルート走行に変更。部屋の端から端まで走行し、雑巾がけするように掃除していないルートを順番に清掃していく方法です。もちろん、上で紹介したように壁ぎわを1周掃除してから、部屋全体をルート走行で規則正しく清掃するので壁ぎわの掃除もおろそかにはなりません。ランダムに掃除していた従来モデルに比べ、掃除するのにかかる時間は半分で済むそうです。

約20μmの微細じんまで検知する「ハウスダスト発見センサー」も搭載されているので、ルート走行している際にゴミが多いと判断したら、その場所を往復して念入りに掃除します

そして、もうひとつの鍵であるセンサーは、これまでの赤外線センサーと超音波センサーに加え、レーザーセンサーを搭載することで壁や障害物の検知精度を大幅に向上させました。センサーは種類によって得手不得手があり、赤外線センサーは障害物に当たって返ってくる光をもとに障害物までの距離を計算するため、大きい家具や壁の察知は得意ですが、透明なものや鏡、細い家具脚は苦手。いっぽう超音波センサーは、障害物に当たって跳ね返ってくる時間で距離を導き出すので、赤外線センサーで見ることができなかった透明なものや鏡を判別できるものの布製品には弱く、障害物の正確な位置も認識できないのだそう。つまり、カーテンやクッションのような布でできたものやキャスター、細い家具脚は見落とされがちだったということです。それらをカバーすべく採用されたレーザーセンサーは、レーザーを水平ライン状に照射し、障害物に当たって光る拡散光を専用のカメラでとらえて位置と距離を検出するというもの。赤外線センサーと超音波センサーではうまく障害物にぶつからず、レスポンスが得られにくい細い障害物に特に効果を発揮するそう。ロボット掃除機が家具などにぶつからないだけでなく、下の動画のようにルート走行中も細い障害物があると検知すると、その周囲をグルリとまわってきめ細やかに掃除してくれるので家具の脚まわりにホコリが残っているような事態も軽減されるようです。

赤外線センサー、超音波センサー、レーザーセンサーを組み合わせ、家具などにもギリギリまで接近して掃除します。なお、これら3つのセンサーとカメラセンサー(マッピング用に天面に装備されたもの)が1台に搭載されるロボット掃除機は業界初なのだそう

レーザーを可視化してみました。壁とテーブルの脚に白い線が見えますが、これが照射されたレーザー。その状態をカメラで分析し、「上方向に拡散光がない=遠くに障害物がある」「下方向に拡散光がある=近くに障害物がある」というように障害物の位置と幅を検知します

3つのセンサーとマッピングシステムなどを搭載した2018年度モデルのルーロは、普通に掃除機がけするよりもたくさんのゴミを集じんできるそうです

スマートフォンのアプリだからできる手軽で便利な掃除メニュー

近年は生活家電も続々とIoT化が進んでおり、ロボット掃除機も連携させたスマートフォンから掃除メニューを選択したり、掃除機の走行をコントロールできるモデルが多くなりました。今回発表されたルーロもこの流れを取り入れ、スマートフォンで遠隔操作、掃除結果の記録や確認、掃除の予約といったことができます。ここまでの機能であれば、他メーカーのIoT化されたロボット掃除機と大きな差はなく、「ほぉ」と感心することもないのですが、掃除の記録機能がユニーク。1回の掃除で集じんした量のほか、ハウスダスト発見センサーとマッピング機能を活用し、部屋のどの部分にゴミが多かったかということまで記録されるのです。そして、掃除メニューの「お手軽モード」を選択すると、記録した掃除データをもとにゴミが多い場所だけを掃除! 外出中に急に来客があることがわかった時に遠隔操作で「お手軽モード」を利用すれば、いつも汚れているポイントのみをルーロがキレイにしてくれます。部屋全体を掃除するよりも、ずっと時間が短縮できるので急いで掃除したい時に役立つのではないでしょうか。

毎回掃除するたびに、吸った場所とゴミの量を記録。ゴミの量が多くなるほど色が濃くなるので、ひと目で汚れやすい場所が確認できます

ただし、充電ステーションから出発し、無事、充電ステーションに帰還できないと掃除の記録はできません。途中で止まってしまった場合には、その回の掃除の記録はとれないので注意しましょう。なお、ルーロは満充電の状態で100分稼動します

また、スマートフォンのアプリを使うからこそできる掃除「エリア指定モード」も便利なので紹介しておきましょう。エリア指定モードとは、その名称のごとく掃除する場所を指定できるというもの。これまでは掃除してほしくない場所に障害物を置いたり、他メーカーのモデルであれば専用装置を設置してロボット掃除機が入らないようにしていましたが、ルーロは侵入してほしくない場所をスマートフォン上のマップで選択すればOKです。掃除の前にものを動かしたり、設置する手間がないのはとてもラク!

「掃除しないエリア」をタップして選べるようにし、あとは赤い囲みで該当か所を選択。これだけで、赤く囲まれた部分はルーロが掃除しないようになります

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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