ジダラキング
すべてのペット飼い主、必見!

これが欲しかった! 安価な家庭用サイズの「カーペットリンサー」でお手軽クリーニング

自堕落王(ジダラキング)こと僕は、猫を飼っているんですよ、2匹。

自宅でゴロゴロと寝て過ごす僕と、ただゴロゴロ寝て生きている猫は相性ベストマッチ! 一緒に暖かい場所で丸まって、食っちゃ寝するだけの生活を送るんだぜ! ……と、思っていた時期が僕にもありました。

グレーがおもらしするほうで、白いのが吐くほう。どちらも、宇宙一かわいい我が家の猫です

グレーがおもらしするほうで、白いのが吐くほう。どちらも、宇宙一かわいい我が家の猫です

いや〜でも、猫、大変ですよ。

2匹とも10歳を超えて、じわじわと老猫の域に差しかかっているくせに、すぐ腹を減らせてメシを寄越せと暴れるわ、食ったら食ったで腹ごなしに暴れるわ……。

そのくせ、季節の変わり目になると、気軽に体調を崩すところだけは老猫っぽいし。その結果、1匹は持病のてんかん発作でおもらし、1匹は胃腸炎で食ったものをケロッと吐き、と、それぞれ上下からの飽和攻撃を毎日のようにやらかしてくれるわけです。継戦能力高いなー、キミら。

フローリングの上でならともかく、カーペットや椅子の座面への“攻撃”はなかなか深刻。掃除が本当に大変です。このままでは、落ち着いてゴロ寝する場所もなくなっちゃいそうなので、手間をかけずに簡単&キレイに掃除できるツールを探さねば。

水洗い感覚でお手軽カーペットクリーニング!

カーペットへのウェット系ダメージを掃除するには、基本的にスプレータイプの洗浄剤を使うか、水をかけて浮かした汚れをリンサー(水分を吸い取れる業務用掃除機)で吸い取るか、ぐらいです。

とは言っても、洗浄剤はふき取りが結局面倒だし、リンサーは大型過ぎて導入しづらい。せめて、安価で家庭用サイズのリンサーってないの?と探していたところ、見つけましたよ! アイリスオーヤマの「リンサークリーナー RNS-300」!!

業務用だと7〜10万円が一般的なリンサーなのに、なんと1万円を切ったアイリスオーヤマ「リンサークリーナー RNS-300」

業務用だと7〜10万円が一般的なリンサーなのに、なんと1万円を切ったアイリスオーヤマ「リンサークリーナー RNS-300」

まさに、探していた“安価で家庭用サイズのリンサー”にドンピシャ。

ハンドルで手軽に持ち運べるサイズ感(重量約2.7kg)で、収納場所もこれぐらいなら何とか確保できそう。価格も税込で1万円以下ですし、これできちんとカーペットなどをクリーニングできるなら、かなりお得なのでは!?

ブラシやスプレーノズルなど、複数の機能が集約されたハンドツールの底面

ブラシやスプレーノズルなど、複数の機能が集約されたハンドツールの底面

まず、ハンドツール(クリーナーヘッド)底面は、汚れ&水の吸入口、ブラシ、水を吹き出すスプレーノズルという構成。

ハンドツールは、洗浄用水を溜めておく清水タンクと一体型で、トリガーを引くとノズルから霧吹きのように水がプシャーッと出る仕様。

で、この水を汚れにたっぷり吹きつけて、浮いてきた汚れと一緒にまとめて吸い取ることで、簡単にカーペットのすすぎ洗いが行えちゃうという仕組みです。

人さし指でトリガーを引くと、ノズルから清水タンクの水をプシュッと射出。これでカーペットを広い範囲で濡らします

人さし指でトリガーを引くと、ノズルから清水タンクの水をプシュッと射出。これでカーペットを広い範囲で濡らします

吸い取った汚水は、ハンドツールからホースを通って本体の回収タンクに溜め込まれます。タンクは、0.3Lで満水ラインとなり、自動で吸引がストップ。

0.3Lって少ないかな?とも思ったんですが、すすぎ用の水は霧吹きで吹きかけているだけなので、ビショビショに濡らしたと思っても、実際に使われた水はほんのちょっとなんですよね。

なので、ピンポイントの汚れをキレイにするだけなら、この容量で何の問題もなさそう。

タンクが満水状態で電源を入れると、内部のフローター弁が気圧によって閉じられ、これ以上の吸入を止める仕組み。意外とアナログな機構です

タンクが満水状態で電源を入れると、内部のフローター弁が気圧によって閉じられ、これ以上の吸入を止める仕組み。意外とアナログな機構です

取りあえず1度電源を入れてみるか、と本体のスイッチをオン。と、同時にゴオオオオ!というなかなかの爆ボリュームで吸引音が響きます。

体感的には、一般的なスティック型掃除機の1.5倍ぐらいうるさい感じ。これで掃除しながら会話するのは無理かな、というレベルです。ホコリなどの固形物を吸うよりも、液体を吸うほうがより大きなパワーを要するんだから、これはまぁ仕方ないのかも。

ただ、この音に見合うだけの吸引力を発揮してくれるなら、確かにリンサーとしての実力は期待できるんじゃないでしょうか。

汚れたカーペットも手触りサラサラの気持ちよさに!

ということで、さっそくテストしてみましょう。

僕がリンサーでやりたいことのトップは、カーペットの上にやられた猫ゲロの掃除です。とはいえ、さすがに実物を使うのは記事的にアレなので、雰囲気を近づけた擬似的なヤツ(水で溶いた小麦粉+水彩絵の具)を用意してみました。

写真は、染み込んだものまで対処可能なのかを実証するために、カーペットに落として30分ほど放置したものです。

カーペットに落ちている疑似猫ゲロ。リンサーをかける前に、まずはペーパータオルで軽くぬぐいます

カーペットに落ちている疑似猫ゲロ。リンサーをかける前に、まずはペーパータオルで軽くぬぐいます

我が家のいつもの清掃手順は、ペーパータオルでざっくり取り去ってから、「アルカリウォッシュ」(セスキ炭酸ソーダの水溶液)をスプレーしてはペーパータオルで叩いてふき取り、スプレーして叩いてふき取り……を何度も繰り返して、最後にペット用消臭スプレーで仕上げ、という感じ。

被害規模にもよりますが、大体作業時間10分です。ただ、これだと完璧にキレイになった感じがしないんですよねー。何かまだ微妙に染み込んでいるような……。

ハンドツールの清水タンクに、今回は40℃のお湯をセット

ハンドツールの清水タンクに、今回は40℃のお湯をセット

対して、「リンサークリーナー」ならどうでしょうか。

ペーパータオルで猫ゲロを取り去るまでは同じですが、その後はハンドツール側タンクのキレイな水(または40℃までのお湯)をプシュプシュとスプレーします。

ここは、軽く湿らせる程度ではなくて、割とビショビショになるまで濡らすほうがよさそう。そうしたら、汚れた部分の上に、ハンドツールを押し当ててスイッチオン。

おおおおー! 吸ってる、吸ってる! 吸入口からハンドツール上部を伝って、ブラシでかき出された汚れ&水がガンガンと吸い込まれていくのがよく見えます。

濡らした分の水をあらかた吸い切ったら、さらにスプレーで水を追加。まだまだ汚れた水が上がってくるので、これがキレイになるまで数回繰り返します。で、仕上げに「アルカリウォッシュ」も吹いて吸って、クリーニング完了です。ここまで所要時間3分ちょい。

汚水を吸い取っている様子が丸見えなので、汚れの残り具合がよくわかります。あと、グイグイと吸う様子にテンションも上がります

汚水を吸い取っている様子が丸見えなので、汚れの残り具合がよくわかります。あと、グイグイと吸う様子にテンションも上がります

表面的な汚れが見えないのはもちろん、カーペットの毛足の奥まで確認しても、完璧にキレイな状態に! 水分もほぼ吸い取り切っているので、放置しておくとすぐに乾燥しました。

さらに、ブラシがけまで同時に行っているので、手触りもサラサラのフカフカに。「リンサー」をかけた部分だけ、カーペットが新品に戻ったような雰囲気です。これはホント気持ちいいなー。

水洗いでキレイに汚れが落ちたのに加えて、ブラシがけもされてフカフカのカーペットに。これは気持ちいいー!

水洗いでキレイに汚れが落ちたのに加えて、ブラシがけもされてフカフカのカーペットに。これは気持ちいいー!

コーヒーや醤油など、汚れの強いものを落としたい時は、水の代わりに「アルカリウォッシュ」などをたっぷり吹きつけてハンドツールで吸い取る、というワザも可能です。

ただし、台所用中性洗剤、強アルカリ性洗剤、強酸性洗剤や、発泡性の高い洗剤は吸い込ませないように、とのこと。

と言っても、40℃のお湯を使えば大体の汚れは吸えちゃうように思います。特に、汚れが固まりがちな冬場は、お湯スプレーが有効かも。

ヒャッハー! 汚物(カーペット)は「リンサー」でクリーニングだぜー!

ヒャッハー! 汚物(カーペット)は「リンサー」でクリーニングだぜー!

さらに、カーペットだけでなく、ソファや車のシートなどもクリーニングできちゃいます。

我が家の仕事用椅子も、幾度となく猫が粗相(特にてんかん猫の失禁)を繰り返してきた“激戦場”。これまでは、ペーパータオルで叩きふき+消臭剤で「よし、キレイになったはず!」と自分に言い聞かせてきたんですが、えーと、正直、座るたびに「何かうっすらと猫のおしっこのニオイ、するわ……」と思っていました。

基本、猫の寝床と化しているので、汚れと引っかき傷のひどい椅子。でも「リンサー」をかけた部分(写真右側)は驚きの美しさに!

基本、猫の寝床と化しているので、汚れと引っかき傷のひどい椅子。でも「リンサー」をかけた部分(写真右側)は驚きの美しさに!

改めて椅子に「リンサー」をかけてみると、ハイ、思ったとおり、吸い上げた水がスゴい濁っていました。こんな汚いのにずっと座っていたのかー、とめっちゃ萎えました。でも、もう大丈夫。次第に吸い込む水の透明度が増していくので、キレイになっているという実感がスゴい。

ここでも、仕上げに「アルカリウォッシュ」を吹いて吸い込み切ったら、すっきりサッパリ! もうニオイも何もありません。

クリーニング後の本体洗浄はやや面倒くさいかも……

ついつい調子に乗って、過去の猫粗相の痕跡をガンガン洗いまくってやりましたよ。うーん、爽快感!

使用後は、汚水タンクを本体からカパッと外して排水します。さらに、タンク内に残った汚れも、水を中に通してまるっと洗浄しましょう。ついでに、ハンドツールの清水タンクも排水しておきます。

今回は、疑似猫ゲロを吸ったのでこんな感じですが、ガチの汚れを掃除した後は、とても写真ではお見せできない茶色い泥水が溜まりました。こんな汚れの上で生活していたのか……、とおののくレベル

今回は、疑似猫ゲロを吸ったのでこんな感じですが、ガチの汚れを掃除した後は、とても写真ではお見せできない茶色い泥水が溜まりました。こんな汚れの上で生活していたのか……、とおののくレベル

ホースとハンドツールも水洗い可能なので、ザブザブと洗います。ハンドツール底面のブラシには、絨毯の繊維なども含めた汚れがかなり引っかかっているので、そこは古い歯ブラシなどでゴシゴシと。

あとは、あちこちに残った水分を乾燥させれば、お手入れ終了となります。

タンクは、上下からつまんで引くと簡単に取り外せます。あとは底部のゴム栓を外して排水したら……

タンクは、上下からつまんで引くと簡単に取り外せます。あとは底部のゴム栓を外して排水したら……

裏側の穴から水を通して、すすぎ洗いします。意外と汚れが残るので、これを何回か繰り返すべし

裏側の穴から水を通して、すすぎ洗いします。意外と汚れが残るので、これを何回か繰り返すべし

って、簡単に清掃後の流れを書いてみましたけど、正直、お手入れは割と面倒くさいかも。

何せ、汚水を吸い込んでいるものだから、ここで手を抜くとあとからかなり臭くなりそうだし、割とキッチリと洗っておく必要がありそう。

そうは言っても、「カーペットや椅子、ソファなど、普通は洗えないものがキレイに水洗いできる」という機能とトレードオフなので、仕方ないんですけど。

犬や猫を飼っている家庭は、大体「カーペットや椅子は洗えないからしょうがない」という諦念の元に生活しているはず。どうしたって、絶対に粗相はするんですから、あいつら。それが、1万円以下の機械でここまでキレイにクリーニングできるんだったら、片付けが多少手間なぐらいで文句を言う筋合いもありません。

これは、全ペット飼いの家庭にマストで備えておくべきツールかも。あー、猫のおしっこ臭くない椅子で原稿書くの、最高だわー!

きだてたく

きだてたく

最新機能系から雑貨系おもちゃ文具まで、何でも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は大手文房具店の企画広報として企業ノベルティの提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。

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