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最高濃度「プラズマクラスターNEXT」を搭載

ウイルス飛沫粒子も効率よく捕集! シャープの加湿空気清浄機「KI-PXシリーズ」登場

シャープが、加湿空気清浄機「KI-PXシリーズ」3機種(KI-PX100/KI-PX75/KI-PX70)を発表。本シリーズは現時点で最高濃度のプラズマクラスターイオン「プラズマクラスターNEXT」を搭載しているほか、室内に漂うウイルス飛沫粒子を効率的に捕集する「飛沫粒子モード」も新たに追加されました。また、加湿フィルターのお手入れの手間を軽減するオプションアイテムも登場。既存モデルの一部にも対応するので、メンテナンスをラクにしたい人もチェックしてみてください!

KI-PXシリーズの前モデル(2020年度モデル)。冒頭の写真のように、2021年度モデル(KI-PXシリーズ)はさまざまな場所になじみやすいスクエア型のデザインに一新されました

KI-PXシリーズの前モデル(2020年度モデル)。冒頭の写真のように、2021年度モデル(KI-PXシリーズ)はさまざまな場所になじみやすいスクエア型のデザインに一新されました

KI-PXシリーズは2022年1月14日発売予定。市場想定価格は、「KI-PX100」(プラズマクラスター適用床面積23畳/加湿空気清浄時の適用床面積〜37畳)が141,000円前後(税込)、「KI-PX75」(プラズマクラスター適用床面積18畳/加湿空気清浄時の適用床面積〜27畳)が92,000円前後(税込)、「KI-PX70」(プラズマクラスター適用床面積16畳/加湿空気清浄時の適用床面積〜29畳)が77,000円前後(税込)となっています

KI-PXシリーズは2022年1月14日発売予定。市場想定価格は、「KI-PX100」(プラズマクラスター適用床面積23畳/加湿空気清浄時の適用床面積〜37畳)が141,000円前後(税込)、「KI-PX75」(プラズマクラスター適用床面積18畳/加湿空気清浄時の適用床面積〜27畳)が92,000円前後(税込)、「KI-PX70」(プラズマクラスター適用床面積16畳/加湿空気清浄時の適用床面積〜29畳)が77,000円前後(税込)となっています

「プラズマクラスターNEXT」搭載機が3機種に拡大

今回発表されたKI-PXシリーズに共通するトピックのひとつは、最高濃度の「プラズマクラスターNEXT」の搭載機が拡大されたこと。2020年度モデルで「プラズマクラスターNEXT」を搭載した加湿空気清浄機は最上位機「KI-NP100」(プラズマクラスター適用床面積23畳)の1機種だけでしたが、小型のイオン発生デバイスを開発したことにより、2021年度モデルは3機種(KI-PXシリーズ)となりました。

プラズマクラスターイオンを生成するデバイス。イオンを生成するプラズマ放電では、電極(ブラシのようなもの)の距離を離したほうがイオンを高濃度化しやすいのですが、間に壁を設置したり、風の流れを調整するなど、さまざまな工夫を施すことで、高濃度を保持しながら電極を近づけることに成功。これにより、イオン発生デバイスを小型化でき、幅広い機種に搭載できるようになったそうです

プラズマクラスターイオンを生成するデバイス。イオンを生成するプラズマ放電では、電極(ブラシのようなもの)の距離を離したほうがイオンを高濃度化しやすいのですが、間に壁を設置したり、風の流れを調整するなど、さまざまな工夫を施すことで、高濃度を保持しながら電極を近づけることに成功。これにより、イオン発生デバイスを小型化でき、幅広い機種に搭載できるようになったそうです

プラズマクラスターイオンは消臭や静電気抑制の効果があるほか、ウイルスやカビ菌などの作用を抑制する効果もありますが、その効果は濃度によって異なります。50,000個/p³のイオンを放出する最高濃度のプラズマクラスターNEXTの場合、ひとつ下の濃度「プラズマクラスター25000」では対応していない、付着臭い原因菌の除菌や付着排泄物臭の消臭、付着したペットの皮膚特有の菌の作用抑制も可能。また、濃度が高い分、効果が出るスピードも速くなります。

イオン濃度により、消臭や除菌できる種類が異なるだけでなく、効果を出すスピードが違うのもポイント

イオン濃度により、消臭や除菌できる種類が異なるだけでなく、効果を出すスピードが違うのもポイント

ボックス内に入れたチューブのにんにくのニオイが、プラズマクラスターイオンの有無でどのくらい変わるのかを検証。プラズマクラスターイオンが放出されているボックス内はほぼ無臭だったのに対し、普通の状態のボックス内は強烈なニオイが充満していました

ボックス内に入れたチューブのにんにくのニオイが、プラズマクラスターイオンの有無でどのくらい変わるのかを検証。プラズマクラスターイオンが放出されているボックス内はほぼ無臭だったのに対し、普通の状態のボックス内は強烈なニオイが充満していました

発表会場では、プラズマクラスターイオンの濃度によって静電気除去のスピードが変わることを実演。静電気を帯びたフィルムにプラズマクラスターイオンを放出し、静電気が除去されるスピードの違いを見ることができました。比較するのは、「プラズマクラスター7000」(イオン濃度:7,000個/p³)と「プラズマクラスターNEXT」(イオン濃度:50,000個/p³)。帯電量が9,999Vの状態からスタートし、どちらが早く、人が静電気を感じなくなるという500〜1,000Vに到達するかを比べてみたところ、プラズマクラスターNEXT のほうは30秒ほどで到達。いっぽう、プラズマクラスター7000のほうの帯電量は、この時点でまだ1,000Vを超えていました。

静電気で家具などに付着してしまったホコリなどは、空気清浄機の気流だけで吸じんするのは難しいのだそう。素早く部屋の空気をキレイにするには、静電気を抑えたり、除去することも重要なのだといいます

静電気で家具などに付着してしまったホコリなどは、空気清浄機の気流だけで吸じんするのは難しいのだそう。素早く部屋の空気をキレイにするには、静電気を抑えたり、除去することも重要なのだといいます

ウイルス飛沫粒子を効率よく捕集する新たな運転モードを搭載

最新のKI-PXシリーズでも、空気清浄機の背面から室内の空気を吸引し、吸い込んだ空気に含まれる汚れをフィルターで取り除いて放出するという空気清浄の基本的な方法は従来モデルと変わりませんが、KI-PXシリーズには、ウイルス飛沫粒子を効率的に捕集する「飛沫粒子モード」が新たに搭載されました。このモードは、ウイルス飛沫粒子が滞留しやすい天井付近に向けて送風することで、滞留を解消しながら空気を循環させるというもの。従来の気流に比べ、約2倍のウイルス飛沫粒子が捕集できたそうです。

本体に吸引された空気は、プレフィルター→脱臭フィルター→0.3μmの微細な粒子を99.97%以上捕集する静電HEPAフィルターを通過することで汚れが除去され、キレイな空気になります※写真は「KI-PX100」。プレフィルターの自動掃除機能が搭載されているほか、脱臭フィルターには有害ガス成分を低減する「ガスもと〜る脱臭フィルター」を採用。なお、「KI-PX75/KI-PX70」の脱臭フィルターは「ダブル脱臭フィルター」となります

本体に吸引された空気は、プレフィルター→脱臭フィルター→0.3μmの微細な粒子を99.97%以上捕集する静電HEPAフィルターを通過することで汚れが除去され、キレイな空気になります
※写真は「KI-PX100」。プレフィルターの自動掃除機能が搭載されているほか、脱臭フィルターには有害ガス成分を低減する「ガスもと〜る脱臭フィルター」を採用。なお、「KI-PX75/KI-PX70」の脱臭フィルターは「ダブル脱臭フィルター」となります

汚れが取り除かれキレイになった空気は、運転モードに合わせて斜め後ろ、斜め前、前方の3方向から放出。飛沫粒子モードは天井付近を狙うため、斜め前から集中して送風されます

汚れが取り除かれキレイになった空気は、運転モードに合わせて斜め後ろ、斜め前、前方の3方向から放出。飛沫粒子モードは天井付近を狙うため、斜め前から集中して送風されます

下の動画は、ウイルス飛沫粒子が捕集されるシミュレーション。従来の気流でも天井付近に滞留するウイルス飛沫粒子を捕集することはできましたが、飛沫粒子モードのほうが効率よく捕集できます。

なお、「おまかせ運転」に設定しておけば、センサーで空気の汚れを検知し、状況に合わせて飛沫粒子モードなどにも自動で切り替えてくれるので、通常は、おまかせ運転にしておくといいでしょう

なお、「おまかせ運転」に設定しておけば、センサーで空気の汚れを検知し、状況に合わせて飛沫粒子モードなどにも自動で切り替えてくれるので、通常は、おまかせ運転にしておくといいでしょう

また、KI-PXシリーズには無線LAN機能が搭載されているので、同社のAIoT対応エアコンと連携させておくと、より空気清浄の効率がアップ。エアコンと空気清浄機の両方を稼働させている場合、放出された風がぶつかり、空気清浄機に汚れを含んだ空気がうまく誘導されないことがありますが、AIoT機能を使用すれば、風量や風向を制御し、お互いの気流が干渉しない気流を作り出してくれます(下の動画参照)。

エアコンと空気清浄機を連携させておくことで、効率のよい捕集が行えるとのこと。アプリ上でエアコンと空気清浄機の位置関係を設定して使います

エアコンと空気清浄機を連携させておくことで、効率のよい捕集が行えるとのこと。アプリ上でエアコンと空気清浄機の位置関係を設定して使います

最上位機にもシャープ独自の加湿構造を採用

加湿機能に関しては、前モデル(KI-NP100/KI-NX75/KI-NS70)ではKI-NX75にのみ採用されていた「二層構造の加湿フィルター」と「加湿集中ガイド」が、KI-PXシリーズではKI-PX100とKI-PX75の2機種に完備されました。KI-PX75は従来と同じ構造ですが、加湿量は前モデルより20mL/h増えた900mL/hにアップ。さらに、加湿構造が変更されたKI-PX100は加湿量1,000mL/h(前モデルは930mL/h)を実現しました。ちなみに、二層構造の加湿フィルターというのは、加湿フィルターを2枚配置することでより多くの水を同時に気化させるというもの。これに加え、加湿集中ガイドで風路を切り替えて加湿フィルターに風を集めることで、気化効率をアップ。この2つの構造により、大容量かつ素早い加湿を行えるのが特徴です。

1枚の加湿フィルターの厚みを持たせるより、2枚にしたほうが風により多くの水分を風に乗せて送れるのだそう。なお、KI-PX70には加湿集中ガイドは装備されていませんが、加湿フィルターは2層構造となっています

1枚の加湿フィルターの厚みを持たせるより、2枚にしたほうが風により多くの水分を風に乗せて送れるのだそう。なお、KI-PX70には加湿集中ガイドは装備されていませんが、加湿フィルターは2層構造となっています

本体内に吸引した空気を加湿フィルターに集めるために配置されたのが、加湿集中ガイド。加湿をオンにすると加湿集中ガイドが閉じて、吸い込まれた空気は加湿フィルターに誘導されます

本体内に吸引した空気を加湿フィルターに集めるために配置されたのが、加湿集中ガイド。加湿をオンにすると加湿集中ガイドが閉じて、吸い込まれた空気は加湿フィルターに誘導されます

なお、タンクのフタに装着して使用する「Ag+イオンカートリッジ」も従来モデル同様付属するので、タンクやトレーのぬめりやニオイの原因となる水中の菌の抑制が期待できます

なお、タンクのフタに装着して使用する「Ag+イオンカートリッジ」も従来モデル同様付属するので、タンクやトレーのぬめりやニオイの原因となる水中の菌の抑制が期待できます

お手入れをラクにする新たな取り組みをスタート

空気清浄機は基本的にフィルターで空気の汚れを除去する仕組みなため、フィルターの性能が低下した状態では高い効果は望めません。プレフィルターの定期的なお手入れや集じん/脱臭フィルターの交換など、メンテナンスが必要です。その中でも、加湿空気清浄機で使用する加湿フィルターの衛生面は特に気になるもの。水道水に含まれるミネラル成分などがフィルター上に残るため、手入れを怠ると固体化し、そこに菌などが繁殖してニオイやカビなどが発生してしまうからです。ただ、常時水に浸っている加湿フィルターのお手入れは、めんどうで、つい後回しにしがち。そこで、シャープは、加湿フィルターに取り付けておくだけで水道水に含まれるミネラル成分などを事前にキャッチする「使い捨て加湿プレフィルター」を新たに用意。使い捨て加湿プレフィルターは1か月に1回交換するだけでいいので、重曹などを使ってつけ置き洗いする回数が軽減されます。

お手入れを怠った加湿フィルターは、ミネラル成分などが凝固し、このように汚れてしまいます。ここに菌などが繁殖し、ニオイやカビなどが発生。気化した湿った風にのって室内に不快なニオイが放出されてしまいます

お手入れを怠った加湿フィルターは、ミネラル成分などが凝固し、このように汚れてしまいます。ここに菌などが繁殖し、ニオイやカビなどが発生。気化した湿った風にのって室内に不快なニオイが放出されてしまいます

「使い捨て加湿プレフィルター」を加湿フィルターに取り付けておくだけで、上の写真のような汚れが防げます。加湿フィルター全面をおおってはいませんが、風が通り、乾燥しやすい中央部をカバーするだけで十分なのだそう

「使い捨て加湿プレフィルター」を加湿フィルターに取り付けておくだけで、上の写真のような汚れが防げます。加湿フィルター全面をおおってはいませんが、風が通り、乾燥しやすい中央部をカバーするだけで十分なのだそう

「使い捨て加湿プレフィルター」は既存モデルにも装着可能。「FZ-PF10MF」と「FZ-PF50MF」の2サイズが用意されており、それぞれ適応する機種が異なるので、詳細はシャープ公式サイトでチェックしてください。メーカー希望小売価格はどちらも6枚セットで1,100円(税込)。なお、KI-PX100には3枚、KI-PX75には1枚が同梱されています

「使い捨て加湿プレフィルター」は既存モデルにも装着可能。「FZ-PF10MF」と「FZ-PF50MF」の2サイズが用意されており、それぞれ適応する機種が異なるので、詳細はシャープ公式サイトでチェックしてください。メーカー希望小売価格はどちらも6枚セットで1,100円(税込)。なお、KI-PX100には3枚、KI-PX75には1枚が同梱されています

また、フィルターやAg+イオンカートリッジなど交換しなければならない別売品をセットにした「リフレッシュパック」も登場。用意されているのはKI-PXシリーズの3機種と、既存の「KC-50シリーズ」のセットのみとなります。

フィルターは10年ごとの交換が目安、Ag+イオンカートリッジは1年ごとの交換が目安と、交換時期は異なりますが、事前に用意しておけば、交換のタイミングできちんと交換できるかも!? また、まとめて購入すると価格が安くなるのはお得です

フィルターは10年ごとの交換が目安、Ag+イオンカートリッジは1年ごとの交換が目安と、交換時期は異なりますが、事前に用意しておけば、交換のタイミングできちんと交換できるかも!? また、まとめて購入すると価格が安くなるのはお得です

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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