実はとっても便利なウォーターサーバー。導入方法や料金、メリット・デメリットなど、知っておくべき情報を解説。宅配型と浄水型の違いは? 厳選したおすすめウォーターサーバーをご紹介! 実用レポートも
おいしくて安全なお水を自宅で手軽に飲めるだけでなく、冷水や温水もすぐに飲めるウォーターサーバー。最近では、天然水だけでなく水道水を使った浄水型のサーバーやコンパクトサイズの卓上型も出ていて便利そう。ただ、サーバーの長期契約や宅配水の手配が面倒に感じる人も多いのでは?
ここではウォーターサーバーの導入にかかる料金、メリット・デメリットなど、知っておくべき情報を解説。価格.comの人気ランキングや実際に筆者が契約して使ってみた感想などを基に厳選したおすすめウォーターサーバーをご紹介。自分にあったモデル選びの参考にしてみてください。
水にはそれぞれメリット・デメリットあり。サーバーごとに対応するお水が決まっています
ウォーターサーバーを選ぶ際にまず知っておいた方がよいのは、お水の種類。お水は大きくわけて、ボトルで宅配される「天然水」「RO水」と、自宅の水道水を浄化して使う「浄水」がありますそれぞれの特徴やメリット・デメリットを知っておきましょう。
・天然水
地下水や湧き水など自然の水源で採取したお水。雨や雪解け水が長い年月をかけて地層を通過し、自然なミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなど)が含まれています。人工的なミネラル添加や成分調整は行われず、地層ごとのミネラルバランスや風味がそのまま生かされているのが特徴です。採水地によって味や成分が異なります
・RO水
原水を逆浸透膜(RO膜)という0.0001マイクロメートルの超微細な孔でろ過し細菌やウイルス、有害な化学物質などをほぼ完全に除去した純水に近いお水。必要に応じてミネラルをあとから加えることもあります
・浄水
水道水を高性能フィルターでろ過し、塩素や臭みなどを除去した飲みやすい水
どんな用途で使うのかを明確にしておくのが重要。水をおいしく、健康のために飲みたいのなら天然水、赤ちゃんのミルク作りに適しているのはRO水、安くたくさん使いたいなら浄水型がよいでしょう
→安く使える浄水型のおすすめウォーターサーバーを見る
→卓上型のおすすめウォーターサーバーを見る
→天然水のおすすめウォーターサーバーを見る
→赤ちゃん向け(RO水)のおすすめウォーターサーバーを見る
→契約期間の縛りがないウォーターサーバーを見る
お水の種類がわかったら、サーバー本体の特徴をチェック。ウォーターサーバーは大きくわけて、天然水やRO水がボトルやパックで宅配される「ボトル型」と、自宅の水道水を浄化して使う「浄水型」の2種。さらに、水をたっぷり飲める「床置きタイプ」とコンパクトに設置できる「卓上タイプ」があります。
浄水型には、水道水をサーバー内のタンクに補充して使う「水道水補充型」と、水道の蛇口や配管とサーバーをつないで自動で給水する「水道直結型」があります。
水道水補充型は工事不要で設置が簡単ですが水を定期補充する手間やタンクの清掃が必要です。水道水補充型は給水の手間がなく、料理や米とぎなど水をたくさん使いたい人に向いていますが、設置時に簡単な工事が必要です。
定期的に水が宅配されるボトル型と水道水を浄化して使用する浄水型、どっちがいい?
ウォーターサーバーの「宅配型」は、天然水やRO水などがボトルで定期的に自宅へ届けられ、ボトル交換が必要です。一方「浄水型」は水道水をサーバー内でろ過して使うため、ボトル交換や受け取りの手間がなく、コストも水道代と定額料金だけで済みます。手軽さやコスパを重視する人に浄水型が人気です。
すぐに使えて手軽なのは浄水器、でもウォーターサーバーならお湯も冷水もすぐに飲めます
浄水型ウォーターサーバーと浄水器の大きな違いは、温水・冷水機能の有無です。また、浄水器は電気代がかからず、コストも月額数百円程度のフィルター代のみ、メンテナンス面でもフィルター交換と簡単な清掃だけなのでコストと手間を抑えたい方に適しています。一方、浄水型ウォーターサーバーは月額2,000〜4,000円のサーバーレンタル料のほか、500〜1,000円程度の電気代がコストとしてかかります。水道水補充型はタンク洗浄などのメンテナンスも必要です。
人気の浄水型はお水代不要、定額で使い放題です(写真はウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバー「ナノシリーズ・アイコン」)
・お湯と冷水がすぐ出る
コーヒーやインスタントスープ、カップラーメンがすぐに食べられるほか、冷蔵庫でペットボトルのお茶やお水を冷やさずにすぐに飲めます。
・重たいペットボトル飲料を運ばなくてOK
ボトル型なら定期配送で水が届きますし、浄水型なら水道水を使用するので水を受け取る手間すら不要。不在がちの一人暮らしでも安心ですし、ペットボトルゴミの削減にもなります。
・卓上モデルならワンルームや狭いキッチンでも設置可能
ウォーターサーバーは大きくて場所をとるイメージがありますが、最近は卓上型でコンパクトなタイプも人気。棚や台などの空きスペースを活用して省スペースに設置できます。
・浄水型なら月額2,500円〜お水使い放題
ウォーターサーバーはペットボトルのお水や浄水器に比べると割高ですが、月額3,000円程度でおいしく安全なお水が飲み放題です。
ボトル型(宅配水)と浄水型の月額料金目安(※2025年7月時点)
ウォーターサーバーは、ボトル型の宅配水の場合、多くはサーバーのレンタル料金が無料で、ボトルのお水代(5〜12L程度)がかかります(一部初期費用やメンテナンス費もかかる場合も)。水を飲む量によって目安となる月額料金は変わりますが、 月間使用量を4人世帯(48L)とした場合、5,000〜10,000円程度となります。
浄水型の場合はサーバーレンタル料2,500〜4,400円程度で、お水代はかかりません(水道料金のみ)。
ウォーターサーバーは、平均2、3年の最低利用期間が設けられています。途中解約すると違約金や解約料が発生するので注意が必要です。長期契約が不安な場合や、赤ちゃんのミルク用としてそもそも1年程度しか使用しない予定なら、契約期間に縛りのない、または期間短めのサーバーを選ぶとよいでしょう。【迷ったらこれ】契約期間の縛りがないウォーターサーバーも参考にしてください。
価格.comには水の種類や利用料金の目安(月額) 、最低利用期間(契約期間の縛り)などで絞り込んで検索できるウォーターサーバー検索があります。条件やこだわりがある場合は使ってみてください。
ウォーターサーバー検索では、ウォーターサーバーのタイプ(ボトル型・浄水型)や最低利用期間の有無でサーバーを絞り込めて便利
ウォーターサーバーの契約には平均3年から5年の最低利用期間が設けられているのがほとんど。途中解約すると違約金がかかってしまいます。自分のライフスタイルにあっているのか一度試してから決めたい、結婚や子育てなどで今後生活環境が変わる可能性があるというような場合は、困りますよね。
そんな人におすすめなのが、契約期間の縛りがないウォターサーバー。迷ったらこちらを検討してみてください。
平均月額:3,300円/月
最低利用期間:なし
違約金・解約料:0円
※平均月額は(サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間 を元に算出
※水道料金は計算に含まず
※2025年7月時点
最低利用期間の縛りや違約金なしで使用できるウォーターサーバー。水道水を注いで使う給水タイプです。有害物質やニオイを除去するという高性能なフィルターで水をろ過しつつミネラルは残すため、「天然水のようなおいしさを味わえる」といいます。フィルターは6か月ごとに無料で交換します。衛生面では、注ぎ口やタンク内をUV-LEDで自動除菌。冷水・温水・常温水の抽出量はそれぞれ約120ml、約250ml、連続抽出(最大1L)の3つから選べます。
気になる人は、本稿後半【実録レポート】浄水型ウォーターサーバー(水道水補充型/水道直結型)を導入してみたも参考にしてください。
>>価格.comですべての「ウォータースタンド」ウォーターサーバーをチェック!
※プラン内容やキャッシュバック特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「ウォータースタンド」公式サイトを確認してください
水道のお水を高性能な特殊フィルターでろ過して飲む浄水型ウォーターサーバー。水道代以外にお水代がかからないので月額費がグッとおさえられるのが特徴。定額で好きなだけ飲めるのがうれしいですね。お茶やコーヒーを手軽に飲みたい、調理や米とぎにも気兼ねなく使いたい、という人に適しているでしょう。お水の手配や空きボトルの保管、廃棄も不要です。
平均月額:4,400円/月
最低利用期間:なし
違約金・解約料:0円
※平均月額は(サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費) を元に算出
※水道料金は計算に含まず
※2025年7時点
水栓からサーバーへ自動給水する、水道直結型のウォーターサーバー。最低利用期間や違約金なく手軽に始められます。簡単な工事で設置できて賃貸住宅でも導入できます。
お水は、2段階の高性能フィルターでウイルスやバクテリアなどの有害物質やニオイを除去しつつミネラルは残すのが特徴。フィルターは6か月ごとに無料で交換します。衛生面では、「UVクリーン機能」を搭載。冷水・常温水のほか、温水は70/80/90度の3段階で設定可能。水の抽出量は120/180/300/3分連続の4種類で選択できます。
気になる人は、本稿後半【実録レポート】40代主婦が浄水型を導入してみたも参考にしてください!
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※プラン内容やキャッシュバック特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「ウォータースタンド」公式サイトを確認してください
平均月額:3,300円/月
最低利用期間:2年
違約金・解約料:16,500円(利用期間2年未満)
初期費用:出荷手数料2,200円、限定カラーのみ別途プラス2,200円
※平均月額は(サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費) を元に算出
※水道料金は計算に含まず
※2025年7月時点
限定色のコットンピンク、アップルグリーン、アイスラベンダーと通常色のブラックとホワイトの5色をラインアップする浄水型ウォーターサーバー。独自のWフィルターでミネラルを残し不純物をカット。有機フッ素化合物「PFAS」(PFOS/PFOA/PFHxS)除去試験をクリアしています。フィルターは6か月に1度無料で交換します。
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※プラン内容や特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「ハミングウォーター」公式サイトを確認してください
卓上型のウォーターサーバーなら棚や台などの空きスペースを活用して省スペースに設置可能。一人暮らしのワンルームでも場所を取りません。ボトル型(宅配水)と浄水型いずれも展開しています。
一人暮らしや卓上ウォーターサーバーの選び方や使用目的別のおすすめモデルなどは以下の記事でくわしく紹介していますので、気になる人は見てみて下さい。
参考プラン:【お得プラン】
平均月額:3,140円/月〜(目安)
最低利用期間:5年
違約金・解約料:1年未満 35,000円/1年以上2年未満 20,000円/2年以上3年未満 15,000円/3年以上4年未満 10,000円/4年以上5年未満 5,000円※すべて不課税
※平均月額は (サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費) を元に算出
※水道料金は計算に含まず
※2025年7月時点
幅24cmとコンパクトで業界最小クラスの浄水型ウォーターサーバー(水道水補充タイプ)。リビングだけでなく寝室やキッチンに置いてもじゃまになりません。有機フッ素化合物(PFAS)PFOS・PFOAなどもしっかり除去できるという浄水性能が特徴。再加熱機能(85〜87度)も搭載します。費用面では、定額3,140円で使い放題かつ、1年以上使用すれば違約金20,000円を払っても月額4000円台。生活環境が変わりやすい一人暮らしでも手軽に使用できます。
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※プラン内容やキャッシュバック特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「feelfree」公式サイトを確認してください
平均月額(目安):4,493円〜(2人世帯の場合)/8,273円〜(4人世帯の場合)
水:富士山の天然水 (12Lボトル)
容器:回収ボトル
最低利用期間:6か月
違約金・解約料:5,000円(利用期間6か月間未満。以降は富士山の天然水13本以上購入が条件 )
※平均月額は(サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間 を元に算出
※月間使用量を2人世帯=24L、4人世帯=48L使用として試算
※2025年7月時点
カウンターやテーブルの上に置く小型卓上モデル。高性能エコモード搭載。機能面では、停電時に取水可能なほか照度センサーにより暗くなると自動で節電するエコモードを搭載。マーキュロップの特徴は最低利利用期間6か月と圧倒的な短さで気軽に始められること。違約金・解約料も5,000円(水13本以上購入が条件)と寄り添い価格で、天然水のサーバーに興味があるけど違約金が不安…という人にぴったりです。
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※プラン内容やキャッシュバック特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「マーキュロップ富士山の天然水」公式サイトを確認してください
天然の水源から採水した天然水が自宅でたっぷり飲めるのが特徴。ミネラルなどが含まれた美味しくて栄養も補給できるお水を求めるなら天然水一択でしょう。
参考プラン:【レンタルプラン(全サーバー)】
平均月額(目安):4,248円〜(2人世帯の場合)/8,496円〜(4人世帯の場合)
水:フレシャス富士(9.3Lボトル)
容器:使い捨てボトル
最低利用期間:3年
違約金・解約料:40,000円(不課税)
★価格.com特典3,000円キャッシュバック実施中★
※平均月額は(水の料金+サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間 を元に算出
※月間使用量を2人世帯=24L、4人世帯=48L使用として試算
※2025年7月時点
ボタンひとつで手軽に本格的な「天然水ドリップコーヒー」を作れるウォーターサーバー。お茶・紅茶にも対応。サーバーのエアレス構造やフレッシュ機能により「天然水をいつでも新鮮な状態を保つ」としています。水は、富士山の標高1000m地点で採水される、希少ミネラル「バナジウム」を含んだ天然水(軟水)です。機能面では、チャイルドロック機能や自動お掃除機能を搭載。
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※プラン内容やキャッシュバック特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「フレシャス」公式サイトを確認してください
平均月額(目安):4,104円〜(2人世帯の場合)/8,208円〜(4人世帯の場合)
水:天然水 静岡など(12Lボトル)
容器:使い捨てボトル
最低利用期間:3年
違約金・解約料:サーバー引取手数料:20,900円/サーバー交換手数料:11,000円
★価格.com特典3,000円キャッシュバック実施中★
※平均月額は(水の料金+サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間 を元に算出
※月間使用量を2人世帯(24L)として試算
※2025年7月時点
重たいボトルを足元で交換できる天然水サーバー。「48時間以内に出荷された」という採水地直送の汲みたて天然水が特徴。サーバーの水温設定をボタンひとつで6段階(冷水:5〜10度/6〜15度/10〜20度・温水:80度〜90度/70度〜80度/60〜70度)で調整できるほか、ウォーターサーバー背面に「非常用電源ユニット」が付属し、停電時にも常温水が使用可能。また本体上部にUSB充電ポートを2ポート搭載しサーバーを充電ステーションとして使用できます。このほか、3モードで使い分けられるチャイルドロックにエコモード、タンク内を清掃するWクリーン機能などを備えます。
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※プラン内容やキャッシュバック特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「コスモウォーター」公式サイトを確認してください
参考プラン:【天然水おトクプラン】
平均月額(目安):3,950円〜(2人世帯の場合)/7,900円〜(4人世帯の場合)
水:京都丹波の銘水(12Lボトル)
容器:使い捨てボトル
最低利用期間:3年
違約金・解約料:2年および天然水購入回数24回/サーバー引取料16,500円/サーバー交換料5,500円
★価格.com特典10,000円キャッシュバック実施中★
※平均月額は(水の料金+サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間 を元に算出
※月間使用量を2人世帯=24L、4人世帯=48L使用として試算
※2025年7月時点
月額3,950円〜天然水生活を始められるオーケンウォーターの「Smartプラス」。重たい水ボトルを持ち上げずに足元で交換できる「ボトルスライド」方式を採用。ボディカラーは、シンプルでインテリアになじみやすい4種のカラーを用意(※一部カラーは初回に限定カラー料金2,200円(税込)が別途かかります)。衛生面では、サーバー内部を常にクリーンな状態に保つWクリーン機能を搭載。このほかサーバーの駆動音や振動音を30%削減(※同社従来製品比)した静音設計で寝室にも設置できるとしています。
>>価格.comですべての「オーケンウォーター」ウォーターサーバーをチェック!
※プラン内容やキャッシュバック特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「オーケンウォーター」公式サイトを確認してください
河川水などを特殊なフィルターでろ過した純水に近いお水「RO水」。赤ちゃんのミルク作りに適しているほか、天然水に比べて消費期限が長いため災害時などの備蓄にも○。天然水に比べてコストも抑えられるため、リーズナブルにお水を飲みたい人向きです。
参考プラン:【お得スタートプラン】
平均月額(目安):3,627円〜(2人世帯の場合)/6,881円〜(4人世帯の場合)
初期費用:2,200円(再加熱機能付きモデルは4,400円)
水:RO水(12L)
容器:回収ボトル
最低利用期間:3年
違約金・解約料:1年未満12,500円/1年以上2年未満10,000円/2年以上3年未満8,000円
★価格.com特典3,000円キャッシュバック実施中★
※平均月額は(水の料金+サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間を元に算出
※月間使用量を2人世帯=24L、4人世帯=48L使用として試算
※2025年7月時点
全国580以上の産院に設置されているという、赤ちゃんに適したRO水サーバー。水は不純物をろ過したほか、バランスよくミネラルを配合した「まろやかで美味しい」軟水です。水代が1本(12L)あたり1,590円と天然水に比べてコスパがよいのが特徴。機能では、約30秒で90度以上に温める再加熱機能を搭載。年に1回サーバーをパーツごとに分解して洗浄するなどメンテナンスもしっかり行います。
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※プラン内容やキャッシュバック特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「クリクラ」公式サイトを確認してください
参考プラン:【通常プラン】
平均月額(目安):4,670円〜(2人世帯の場合)/7,910円〜(4人世帯の場合)
水:RO水(12L)
容器:回収ボトル
最低利用期間:1年
違約金・解約料:1年未満の退会の場合は9,900円
★価格.com特典4,000円キャッシュバック実施中★
※平均月額は(水の料金+サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間 を元に算出
※月間使用量を2人世帯(24L)として試算
※2025年7月時点
水の分子より大きな不純物をすべて除去し、ウイルスやダイオキシン類、鉛などの有害物質も取り除くというろ過システムを採用したRO水サーバー。ろ過したピュアウォーターにカルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムの4種のミネラルを添加。赤ちゃんのミルク作りに適しています。
>>価格.comですべての「アクアクララ」ウォーターサーバーをチェック!
※プラン内容やキャッシュバック特典など契約に関する詳細は、申し込みの前に「アクアクララ」公式サイトを確認してください
筆者は 「ウォーターサーバー」の必要性をまったく感じていなかった40代の主婦(5歳と2歳の子どもあり)です。家でも外でも、飲み物はお茶かコーヒー(またはお酒! )。水を飲む習慣がなく、ペットボトルで水を購入したことも数えるほどしかありませんでした。そんな筆者が半信半疑で導入したウォーターサーバーですが、結果的には導入して大正解でした。以下、筆者が感じたメリット・デメリットをお伝えします。
筆者宅に設置した「ピュアライフ」。カラーは「ホワイト」
導入したのはウォータースタンドの「ピュアライフ」です。水道水を自分で注ぐ給水型で、お水の注文や重いボトル交換が不要。ボトルのごみも出ないため、居住スペースを圧迫しないのが特徴。幅約26cmとスリムで設置場所も選びません。筆者が「ピュアライフ」に決めた理由は以下の2点です。
・浄水型なのでボトル交換が不要&好きなだけ水が飲める
お水のおいしさにはこだわらず、定額で好きなだけ水が飲める点を重視。宅配水のようにお水の配達手配や自宅に大きなボトルを保管する手間がないことがポイントでした。
・契約期間の縛りがない
ウォーターサーバーの導入で最もネックになっていたのは、契約期間の縛りがある点です。平均して3年、長いところでは5年の最低利用期間が設けられ、契約中に解約すると数万円の違約金が発生することも。そんな中、「ウォータースタンド」のウォーターサーバーは契約期間がなく、いつでも解約できます。実際に使ってみて継続するか判断したかった筆者にはうってつけでした。
では実際に使用してみてどうだったのか、結果的には浄水型ウォーターサーバーの導入は我が家の生活スタイルにぴったりで大正解だったことは前述のとおりですが、具体的に何がよかったのか3つのポイントをお伝えします。
温水・常温水・冷水がすぐ飲めて、温水の温度や水量も選択できるのも便利。温水(熱湯)は3秒間長押しで出る仕様なので子どもがいても安心です
・冷水・温水がいつでも好きなだけ飲めてビールの消費量まで減った!?
筆者は普段よくコーヒーを飲みますが、毎回ケトルで湯を沸かしていました。今はウォーターサーバーからいつでもすぐにお湯(92度)が出るので、一瞬も待たずにコーヒーやお茶が飲めるのが便利でたまりません。夜中に小腹が減ってもすぐにカップラーメンが食べられます。また、今まではのどが渇いてなんとなく冷蔵庫を開け、なんとなく缶ビールを飲んでしまうこともあったのですが、お水を飲むようになった結果、ビールなどお酒の消費量が減って健康的になったという副産物も!
気になるお水の「味」ですが、水道水の嫌なカルキ臭がなく、それだけで充分に美味しい! 以前は沸かしたお茶を冷蔵庫で冷やして飲んでいましたが、今はお水をゴクゴク飲んでいます。お茶を作る手間が省け、冷蔵庫のお茶ポットのスペースも空いてよいことずくめ。夏場は冷水で野菜を洗えばしゃきしゃきに冷えたサラダが食べられるし、お蕎麦やおうどんも美味しく冷やせるのではないでしょうか。
・子どものお茶作りが楽になった
個人的にいちばん生活の変化を感じたのは子ども用のお茶作りかもしれません。筆者宅には保育園児が2人いるのですが、家でもお出かけ先でも子どもの飲み物はお茶。毎朝保育園に持って行く水筒の麦茶を用意するのも日課で、朝になって作り忘れが判明すると大変……。急いでお湯を沸かして熱いお茶を入れては、無理矢理氷で冷まして持って行っていました。ウォーターサーバーが来てからは、わざわざお茶を作って冷まさなくても、温水と冷水ですぐにちょうど良い温度のお茶を作ることができます。時間がなければ、お水をそのままを持たせても問題ありません。忙しい朝の面倒なタスクがひとつ減って楽になりました。
のど渇いた! と言われてすぐに飲ませられるので便利です
・浄水で炊いたお米が美味しかった
まったく想定していなかったのが、ウォーターサーバーのお水でお米を炊いたときの変化です。お米を研ぐ時もケチらずにウォーターサーバーの水を使ったところ、炊きあがったご飯の香りからして違います。食べてみると、お米の甘さとモチモチ感があり、おいしさが増していました。ウォーターサーバーを入れてよかったなと心から思いました。
サーバ−上部に備えたタンク(4.5L)に水を注ぎます
・サーバー本体が場所を取る
天然水タイプでも浄水型でもほとんど変わらないのが、床置きタイプのサーバーがそれなりに大きく場所を取るという点です。横幅30cm以内のスリムなモデルも多いですが、デザインがシンプルで洗練されていても場所を取るのは変わりありません。筆者宅はキッチンに設置するスペースがなかったので仕方なくリビングに置きましたが、そうなると料理などで使用する際にいちいち水を汲みに行くのが面倒でした。
・水の補充とタンクの丸洗いが面倒
本製品の給水タンクは4.5Lです。飲料用としてだけなら家族4人でも1日1、2回程度の補充で済みそうですが、料理や米とぎに使う場合浄水のスピードが間に合わないことすらあります。またタンクは取り外して丸洗いができますが、3日に1度ほどしっかり洗わないとぬめりなどが出てくる恐れがあるとのこと。この補充とタンク洗いが思いのほか手間でした。
タンクは取り外し可能。丸洗いできるのは衛生的ですが、数日に一度洗わなくてはいけないのは手間に感じました
「ピュアライフ」を使用したことで、ウォーターサーバー自体の便利さと有用性はよくわかったものの、従来面倒くさがりな筆者には水の補充とメンテナンスがどうしても我慢できなくなりました。そして手を出したのが、水道水直結タイプのウォーターサーバー「ナノシリーズ・アイコン」(同じくウォータースタンド)です。水を補充する必要がないタンクレスモデルで、タンク丸洗いのメンテナンスは不要(半年に1度無料で送付される内部のフィルターを交換するのみ)です。
我が家のウォーターサーバー2代目は「ナノシリーズ・アイコン」(ウォータースタンド)。キッチンペーパーと並べてわかるとおり本当にコンパクトで場所を取りません
結論から言うと、「ナノシリーズ・アイコン」にして大正解。キッチンのデッドスペースだった出窓カウンターに、簡単な工事のみで設置できて省スペースに。ちなみに水道水直結なので設置場所を選びそうですが、実際は水道から水を延長パイプで最大7mほど伸ばして設置できるため、蛇口のすぐ近くに置かなくても大丈夫。意外と置き場に困らないかもしれません。
設置スペースの問題、給水やタンク掃除の手間の問題が解消されたことで、ほぼすべてのネックがなくなりました。水温も冷水・常温水のほか、温水70/80/90度の3段階で設定可能。水量は120/180/300/3分連続の4種類で選択できます。
強いて言えば、元々サーバーレンタル料が3,300円/月が4,400円/月になった点。家計にとって決して小さい金額ではないので、ぺットボトルのお茶やコーヒーは買わずに持参するなどの節約を心掛けたいです。
米とぎのほか料理にもばんばん使えます
ウォーターサーバー、浄水器、ペットボトルのお水。一番良いのはどれ?
・温水・冷水が不要な人
・長期間使わない可能性がある人
・違約金や解約料に抵抗がある人
ウォーターサーバーは、天然水ならミネラルたっぷりの美味しいお水が、浄水型なら不純物をろ過した純水に近い安全なお水が飲めるほか、温水や冷水がすぐに出るというメリットがあります。いっぽうで、サーバーレンタル料や契約期間の縛りによって解約時に違約金が発生するなど、導入に慎重にならざるを得ない面があります。また、サーバーの設置スペース、天然水の宅配手配、空いたボトルの保管場所など、サービス会社やプランによってさまざまな懸念点もあります。
複雑な比較検討や仕組みの理解が苦手で、単純に飲料用のお水を飲みたい、温水も冷水も不要! という人は、ウォーターサーバーは不向きかもしれません。その場合は、水にミネラルやおいしさを求めるならペットボトルのお水を、不純物をろ過するだけで充分なら浄水器が良いでしょう。ただし、浄水器はさまざまなタイプがあり値段も数千円のボトルタイプからビルドインタイプの数十万円までピンキリ。自分にあったモデルを探しましょう。以下の記事ではタイプ別におすすめの浄水器14選を紹介しているので参考にしてください。
ウォーターサーバーに関する疑問は契約前にクリアにしておきましょう
使用するサーバーや使用状況によって異なりますが、おおむね月額500〜1,000円程度かかるとされています。省エネモード(エコモード)が搭載されているサーバーなら、夜間などサーバーを使わない間の電気代を節約できます。
サーバーの設置に特別な工事は必要ありません。多くの場合、サーバーが到着したらコンセントにつなぐだけで利用できます。ただし、浄水タイプで水道水直結型の設置には工事が必要です。
業者によって異なりますが、2か月連続で注文をスキップすると、500〜1,000円などが手数料としてかかることもあります。
自然故障の場合は無料で交換してくれるのが一般的ですが、故意によるものや破損時の交換・修理は有料になることも。契約前に保証範囲を確認しておくと安心です。
市販のペットボトルを挿すタイプのウォーターサーバーは、本体を購入するだけで手軽に導入できるのが利点。いっぽう、メーカーによる定期メンテナンスなどはないため、セルフメンテナンスが必要になります。夏の間だけなど、期間限定でウォーターサーバーを使いたいという場合には便利な商品ですが、この点は留意しておきましょう。
引っ越し先がサービスエリア内であれば、住所変更の手続きを行うことで継続して使用できます。サービスエリア外に引っ越す場合は解約となり、違約金が発生する場合も。契約前にサービスエリアを確認しておくと安心です。
ウォーターサーバーはレンタルが主流ですが、会社によってはサーバー購入プランも用意しています。天然水宅配型の「FRECIOUS Slat+Cafe」(フレシャス 富士の銘水)の場合、59,400円(税込)で購入できます(※一括購入)。
価格.comでは、各ウォーターサーバー提供会社が実施しているキャンペーンや特典とは別に、価格.com独自で実施している「価格.com特典キャッシュバック」があります。
現金最大1万円のキャッシュバックがあるお得な特典(※2025年7月時点)なので、サーバーの導入を検討している人は一度チェックしてみてください。
価格.com独自で実施している特典キャッシュバックがあります
「価格.com特典キャッシュバック」を実施しているかどうかは、価格.comの各ウォーターサーバー詳細ページでも確認できます。
「価格.com特典」の表示があればキャンペーンを実施中です