一人暮らしにウォーターサーバーって必要? 浄水器やペットボトル水とコストやメリット・デメリットを比較します
一人暮らしでウォーターサーバーを検討しているけれど、キッチンやリビングは狭く、サーバーの置き場の確保に困りそう。そもそも本当に必要?コストは?注文ノルマは?今回はそんな疑問や不安に向き合い、メリット・デメリットを解説。サーバーの種類やサイズ、コスパや手間、機能などを比較したおすすめ機種をご紹介します。
ウォーターサーバーの水は天然水の場合。月間コストはウォーターサーバーボトル型 12L/月消費、浄水型 サーバーレンタル費(定額)、浄水器(蛇口取り付けタイプ) 3〜6か月ごとのフィルター交換費(本体費用は別)、ペットボトル水 「富士山の天然水 ラベルレス」2L×6本=12L/月消費の場合
お水を飲むだけなら手段はウォーターサーバーだけではありません。塩素やカルキの臭いが気にならなければ水道水をそのまま飲んでもよいですし、ペットボトルのお水はスーパーやネットショップで手軽に買えます。浄水器を使ってもよいでしょう。ウォーターサーバーの大きな特徴は、重たいペットボトル水を購入して運ぶ手間がなく、おいしい冷水や温かい飲み物をすぐに飲める利便性です。
・いつでもおいしい温冷水が飲める
・インスタント調理の時短に
・水を買う、運ぶ手間が省ける
・冷蔵後でお茶や水を冷やす手間とスペース不要
・来客時の飲み物に困らない
熱いお湯がすぐに出るウォーターサーバーは、コーヒーやインスタントスープ、カップラーメンがすぐに食べられますし、水道水を浄化して使う浄水型なら、料理や米とぎにも気兼ねなく使えます。ボトル宅配型の天然水ならミネラルたっぷりのおいしい水が自宅で飲めます。いずれも冷たいお水がすぐに出るのでお水をたくさん飲めて健康的に。ペットボトルのお茶やお水を冷蔵庫で冷やす時間とスペースも不要です。また、重たいペットボトルの水を買って運ぶ手間もありません。ペットボトルゴミの削減にもなります。
・浄水器やペットボトルの水に比べて高い
・電気代がかかる
・設置スペースが必要
・注文ノルマや契約期間に縛られる
まずコストが割高なのは間違いありません。ウォーターサーバーは、水代(ボトル型の場合)のほかサーバーレンタル料、電気代などが毎月発生し、浄水器やペットボトルと比べてコスパが悪いです。また、一人暮らしで部屋が狭い場合サーバーの設置スペースのほか、水ボトル(ボトル型の場合)の保管場所が必要。このほかボトル型は、お水の注文ノルマがある場合もあります。一人で飲み切れず水の余り置き場に困る可能性もあり、導入に躊躇してしまうかもしれません。
本稿では狭い部屋に適した卓上サイズを中心にご紹介。さらに飲みきれないのが心配な人のために、注文をスキップできるサーバーを中心に紹介しているので安心してください。
ウォーターサーバーは温水・冷水がすぐに飲めるので、コーヒーやお茶、インスタント食品を調理することが多く、在宅時間が長い人に適しています。ペットボトルのお水を都度購入して運ぶ、お湯を沸かす、冷蔵庫で冷やすなどの手間を省けるので時短にも! 来客時もすぐに飲み物を出せるので、買い置きがしにくい一人暮らしにぴったりです。自分のライフスタイルに合っていると思ったらウォーターサーバーを検討してみてください。
ウォーターサーバーを選ぶ際にこれだけは確認しておきたいのが、使用目的、水の種類(天然水or水道水浄水)、サーバータイプ(床置きor卓上、浄水型の水道水補充or水道直結)。おすすめモデルを手っ取り早く知りたい人向けに、各タイプのイチ推しをピックアップしたので参考にしてください。
dewo mini(フレシャス)/smartプラスNext(コスモウォーター)/ナノシリーズ・アイコン(ウォータースタンド)/putio(feelfree)
ボトル型の天然水は割高だけどお水はおいしい、浄水型は安くたくさん使えます
ウォーターサーバーは大きく分けて、天然水などがボトルやパックで宅配されるボトル型と、自宅の水道水を浄化して使う浄水型の2種。ボトル宅配型のお水は主に天然水と、河川水などを特殊なフィルターで浄化したRO水というお水があります。天然水は自然の水源から採水しミネラルが豊富で味わいがあるので、おいしさや健康目的で水を飲む人向け。RO水は赤ちゃんのミルク用に適しています。ボトル宅配型は、多くの場合サーバーレンタル料は無料。お水は定期配送で必要な分を購入します。いっぽう浄水型のお水は水道水を高性能フィルターでろ過し、塩素や臭みなどを除去したお水。水道代以外にお水代はかからず、月額2,500〜4,400円ほどのサーバーレンタル料のみでお水は使い放題です。
天然水とRO水、浄水の違いも覚えておくとよいでしょう
ウォーターサーバーはボトル宅配型と浄水型いずれも、病院や商業施設でよく目にする大きな床置き型のほかに、テーブルや棚の上にスッキリおける卓上型が登場しています。床置き型は種類が豊富でデザインや機能から選べるのが特徴。またボトル型の場合、大型ボトルで水がたっぷり入り交換の手間が省けます。
このほか浄水型には、水道水をサーバー内のタンクに補充して使う水道水補充タイプと、水道の蛇口や配管とサーバーをつないで自動で給水する水道直結タイプ(卓上型)があります。ボトル型と浄水型の水道水補充タイプは設置工事が不要ですが、水道直結タイプは設置時に簡単な工事が必要です。
コーヒー機能搭載した浄水型ウォーターサーバー「every frecious tall+cafe」(エブリィフレシャス)
卓上タイプの天然水ウォーターサーバー「FRECIOUS dewo mini」(フレシャス)
ウォーターサーバーの月額料金は実際どのくらいかかるのでしょうか。
【浄水型の場合】
サーバーレンタル料+その他メンテナンス代(無料が多い)+電気代=3,000〜4,500円程度
サーバーレンタル料のみでお水は使い放題です。カートリッジ交換などのメンテナンス代も無料のところが多いので、月額費用を気にせず使えます。
【ボトル宅配型の場合】
水の料金+サーバーレンタル代(無料が多い)+配送料(無料が多い)+その他メンテナンス代(無料が多い)+電気代=3,000〜6,500円程度
お水を飲む分だけ購入するため、飲めば飲むほど料金も上がります。1日コップ1杯(200ml)を1、2杯程度飲むなら月間12Lの消費になり、月額2,000〜3,000円程度です。1日1Lくらい飲むなら月間30Lの消費になり、月額4,000〜6,000円程度になります(※いずれも1年間の水代を月ごとの平均で見た場合)。
このほか注意したいのは、ボトル型、浄水型いずれも契約時に最低使用期間が設定されており、期間内に解約すると、数万円の違約金や解約料が発生する場合があることです。一人暮らしで引っ越しやライフスタイルの変化が訪れそうな場合は違約金・解約料も含めたトータルコストを比較しましょう。
卓上型も床置き型も、壁にぴったり付けられないのでゆとりをもって設置しましょう
床置き型と卓上型いずれも、事前に本体サイズをチェックして設置時のイメージを明確にしておきましょう。たとえば卓上型ウォーターサーバーの中にはA4サイズほどのコンパクト設計で、狭いカウンターや棚にも置きやすいモデルもありますが、注意しなくてはいけないサーバー本体からの放熱スペースが必要なこと。本体の背面や側面と壁で5〜15cmほど離して設置することが推奨されています。また、浄水型の場合は本体上部に給水フタがあるため、設置する棚の高さや天井との距離にも余裕があるとよいでしょう。
ウォーターサーバーに搭載されている主な機能として、温度調整機能、再加熱機能、コーヒー機能、チャイルドロック機能、静音・省エネモードなどがあります。ライフスタイルにあわせて必要な機能の有無を事前に確認するとよいでしょう。
価格.comには搭載する機能のほか、水の種類や利用料金の目安(月額) 、最低利用期間(契約期間の縛り)などで絞り込んで検索できるウォーターサーバー検索があります。条件やこだわりがある場合は使ってみてください。
ウォーターサーバー検索では、サーバーのタイプ(ボトル型・浄水型)や最低利用期間の有無でサーバーを絞り込めて便利
ウォーターサーバーを契約する前に必ず確認しておきたいのが最低利用期間(契約期間)。
通常2〜3年、長くて5年の契約期間があり、期間内に使用をやめると違約金や解約料が発生します(中には契約期間がなくいつでも解約できるサーバーもあります)。
一人暮らしでライフスタイルが変化しがちな人は事前に契約期間と解約料をチェックし、実際に使用する期間を踏まえたコスト計算をしましょう。引っ越しをひんぱんにする人はこちらのQ&Aを要チェック!
また、ボトル宅配型を契約する上で懸念するのが注文ノルマです。サーバー事業者によっては月にボトル〇本以上の注文必須で、注文がない場合は手数料などが発生する場合もあります。いっぽう、飲みきれない場合は注文のスキップが可能な事業者もあるため、契約前にボトルのサイズや1回あたりの注文量、注文ノルマ(スキップ)が可能かどうか確認しましょう。
本稿では、注文ノルマがない、またはスキップ可能なサーバーを紹介します。
参考プラン:【お得プラン】
平均月額:3,140円/月〜(目安)
最低利用期間:5年
違約金・解約料:1年未満35,000円/1年以上2年未満20,000円/2年以上3年未満15,000円/3年以上4年未満10,000円/4年以上5年未満5,000円 ※すべて不課税
※平均月額は (サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費) を元に算出
※水道料金は計算に含まず
※2025年8月時点
幅24cmとコンパクトで業界最小クラスの浄水型ウォーターサーバー(水道水補充タイプ)。リビングだけでなく寝室やキッチンに置いてもじゃまになりません。有機フッ素化合物(PFAS)PFOS・PFOAなどもしっかり除去できるという浄水性能が特徴。再加熱機能(85〜87度)も搭載します。メンテナンス面では、半年に1回のフィルター交換だけでなく、1年に1度サーバーをまるごと交換するため衛生的。
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平均月額:4,400円/月
最低利用期間:なし
違約金・解約料:0円
※平均月額は(サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費) を元に算出
※水道料金は計算に含まず
※2025年8月時点
水栓からサーバーへ自動給水する、水道直結型のウォーターサーバー。最低利用期間や違約金なく手軽に始められます。簡単な工事で設置できて賃貸住宅でも導入できます。
お水は、2段階の高性能フィルターでウイルスやバクテリアなどの有害物質やニオイを除去しつつミネラルは残すのが特徴。フィルターは6か月ごとに無料で交換します。衛生面では、「UVクリーン機能」を搭載。冷水・常温水のほか、温水は70/80/90度の3段階で設定可能。水の抽出量は120/180/300/3分連続の4種類で選択できます。
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サーバーレンタル費:3,850円/月
停電時の出水:不可
最低利用期間:3年
【違約金・解約料】3年未満:40,000円
※平均月額は(サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費) を元に算出
※水道料金は計算に含まず
※2025年8月時点
タンクに水道水を注いで使う浄水型ウォーターサーバー。不純物をしっかり除去する浄水カートリッジを搭載。ボタンひとつでコーヒーが抽出できるカフェ機能を備えたのが特徴。水温設定は、冷水、飲み水(eco)、飲み水、ミルク、コーヒー・紅茶、カップラーメン(高温水)など6段階の水温設定ができるほか、再加熱機能も搭載しています。
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サーバーレンタル費:2,580円/月
停電時の出水:不可
最低利用期間:5年
【違約金・解約料】1年未満:50,000円(不課税) / 1年以上2年未満:40,000円(不課税) / 2年以上3年未満:30,000円(不課税) / 3年以上4年未満:20,000円(不課税)/ 4年以上5年未満:10,000円(不課税)
※平均月額は(サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費) を元に算出
※水道料金は計算に含まず
※2025年8月時点
サーバーレンタル料2,580円と、今回取り上げている浄水型ウォーターサーバーの中で最も安いのがlitta。タンクの容量は、給水:3.0L、冷水:1.0L、温水:1.0L。
水は、有機フッ素化合物PFASを含む29種類の不純物を除去。フィルターは8か月ごとに無料で交換できます。衛生面では、UV殺菌機能を搭載。水温は、冷水:約5度、温水:約87度。光センサーにより、部屋が暗くなると自動的に作動するエコモードを搭載しています。
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平均月額(目安):2,550円〜(12L飲む場合)/6,376円〜(30L飲む場合)
水:フレシャス富士(4.7Lパック)
容器:使い捨てパック
最低利用期間:3年
違約金・解約料:40,000円(不課税)
注文スキップ:可能(2か月連続休止で月額1,100円の休止手数料が発生)
★価格.com特典3,000円キャッシュバック実施中★
※平均月額は(水の料金+サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間 を元に算出
※2025年8月時点
卓上タイプで最小クラスの天然水ウォーターサーバー。水のパックは4.7Lと小さく女性でも楽に交換できるのが特徴(その分交換頻度は高くなります)。水温は、冷水:5〜10度、温水:80〜85度(エコモード:70〜75度)。タンクの容量は、冷水:0.8L、温水:0.9L。
冷却機能は、ウォーターサーバーや冷蔵庫で一般的なコンプレッサー方式ではなく、ペルチェ冷却方式を採用し静音性が○。そのほか、光センサーによるSLEEP機能や、温水温度を70度に設定するミルク作りにも便利なエコモードを搭載。衛生面では、UV-LED殺菌機能を搭載しています。
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平均月額(目安):2,052円〜(12L飲む場合)/5,130円〜(30L飲む場合)
水:天然水 静岡など(12Lボトル)
容器:使い捨てボトル
最低利用期間:3年
違約金・解約料:サーバー引取手数料:20,900円/サーバー交換手数料:11,000円
注文スキップ:可能(2か月連続休止で手数料880円)
★価格.com特典3,000円キャッシュバック実施中★
※平均月額は(水の料金+サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間 を元に算出
※2025年8月時点
重たいボトルを足元で交換できる天然水サーバー。「48時間以内に出荷された」という採水地直送の汲みたて天然水が特徴。サーバーの水温設定をボタンひとつで6段階(冷水:5〜10度/6〜15度/10〜20度・温水:80度〜90度/70度〜80度/60〜70度)で調整できるほか、ウォーターサーバー背面に「非常用電源ユニット」が付属し、停電時にも常温水が使用可能。また本体上部にUSB充電ポートを2ポート搭載しサーバーを充電ステーションとして使用できます。このほか、3モードで使い分けられるチャイルドロックにエコモード、タンク内を清掃するWクリーン機能などを備えます。
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平均月額(目安):1,987円〜(12L飲む場合)/4,967円〜(30L飲む場合)
水:プレミアムウォーター 富士吉田(12Lボトル)
容器:使い捨てボトル
最低利用期間:5年
注文スキップ:可能(最後に配送した日から最大59日間まで。60日以上休止で事務手数料880円が発生)
違約金・解約料:1年未満 45,000円/1年以上2年未満 35,000円/2年以上3年未満 25,000円/3年以上4年未満 15,000円/4年以上5年未満 5,000円
★価格.com特典3,000円キャッシュバック実施中★
※平均月額は(水の料金+サーバーレンタル費用+配送料+メンテナンス費+そのほか固定費)/最低利用期間 を元に算出
※2025年8月時点
テーブルやキッチンカウンターにも置けるニュアンスカラーの卓上型天然水サーバー。定番のホワイトとブラックに加え、トープとグレーの4色展開。
今回紹介している宅配型(天然水)の卓上ウォーターサーバーの中では月額料金が安くコスパが高いのが特徴。水は、厳選した採水地の地下水脈からくみ上げ、口当たりを損なわないよう非加熱処理を施したミネラルウォーター。水のボトルは12Lで、使い終わったらペットボトルゴミとして処分できます。水温は、冷水:約6度、温水:約85度。タンクの容量は、冷水:1.8L、温水:1.4L。
このほか、光センサー・時間指定によるエコモードを搭載。また、停電などでウォーターサーバーが使えない場合に、ボトルに差し込むだけで出水できる非常用コックが付属します。
>>価格.comで「スリムサーバー4 ショート」(プレミアムウォーター)の料金や特典をチェック!
一人暮らしに適したものだけでなく、もっと広くウォーターサーバーを比較検討したい場合は以下の記事も参考にしてみて下さい。
せっかく使うなら後悔なく使いたいですよね【画像:litta(Locca)】
静音に配慮したモデルの多くが「生活音と同程度」。 寝室で気になる人は静音・ランプ控えめモデルを選ぶか、設置場所を調整しましょう。
ボトル宅配型の場合、引っ越し先がサービスエリア内であれば、住所変更の手続きを行うことで継続して使用できます。サービスエリア外に引っ越す場合は解約となり、違約金が発生する場合も。契約前にサービスエリアを確認しておくと安心です。
浄水型の場合は配送エリアに制限がないため基本的に継続して使用可能。ただし取り外しと設置は専用スタップが行う場合もあるため必ずサーバー事業者に事前連絡をしましょう。
自然故障の場合は無料で交換してくれるのが一般的ですが、故意によるものや破損時の交換・修理は有料になることも。契約前に保証範囲を確認しておくと安心です。
静音に配慮したモデルの多くが「生活音と同程度」。 寝室で気になる人は静音・ランプ控えめモデルを選ぶか、設置場所を調整しましょう。
宅配業者による配送が多く、不在票対応・再指定配達が可能なことが多いです。リターナブル方式(配達式ボトル)だと指定場所置きも可能な場合も。
市販のペットボトルを挿すタイプのウォーターサーバーは、本体を購入するだけで手軽に導入できるのが利点。いっぽう、メーカーによる定期メンテナンスなどはないため、セルフメンテナンスが必要になります。夏の間だけなど、期間限定でウォーターサーバーを使いたいという場合には便利な商品ですが、この点は留意しておきましょう。
価格.comでは、各ウォーターサーバー提供会社が実施しているキャンペーンや特典とは別に、価格.com独自で実施している「価格.com特典キャッシュバック」があります。
現金最大1万円のキャッシュバックがあるお得な特典(※2025年8月時点)なので、サーバーの導入を検討している人は一度チェックしてみてください。
価格.com特典キャッシュバック実施中のウォーターサーバー
水道直結かつ卓上サイズで使い勝手が唯一無二! ナノシリーズ・アイコン(ウォータースタンド)
浄水型ウォーターサーバーの中で唯一水道直結型である「ナノシリーズ・アイコン」。水を補充する必要がないタンクレスモデルで、タンク丸洗いのメンテナンスは不要(半年に1度無料で送付される内部のフィルターを交換するのみ)という、利便性随一の注目モデルです。
実は筆者、「ナノシリーズ・アイコン」を自宅で10か月ほど愛用しているヘビーユーザー。ふだんの生活に欠かせなくなった水道水直結型ウォーターサーバーをレポートします。
お米をとぐ、野菜を洗う、茹でた麺を冷やすなどに重宝しています。
・冷水のおいしさに目覚めた
筆者は元々水を飲む習慣がなく、ペットボトルで水を購入したのも数えるほど。ウォーターサーバーがあっても自分自身はたいして飲まないのではないかと思っていましたが、実際に届いたウォーターサーバーから出る冷水を飲んで、そのおいしさにビックリ。「塩素はカルキ臭はしっかり除去しミネラルは残した」とうたうお水はすっきりしてとても飲みやすく(浄水なのでお水の味には期待していませんでしたが)朝起きてすぐに、お風呂上がりに、ゴクゴク飲んでいます。夏場は特に熱中症予防にも意識的にお水を飲むようになり、健康にも好影響です。
・お茶やコーヒーがすぐに飲める
以前はコーヒーを飲む、麦茶を作って冷蔵庫で冷やす場合、ケトルでお湯を沸かしていましたが、湯が沸くのを待たずにすぐにコーヒーもお茶も飲めるようになってとても便利に。麦茶は、作って冷まさなくても冷水で割ってすぐに飲めるので小さい子どもがいる家庭も重宝します。
・お米研ぎ、そうめんを冷やす、冷たいサラダなど料理にフル活用
水やお茶を飲むだけでなくおいしいお水で米をといだり、冷水で野菜を洗ってしゃきしゃきに冷えたサラダが作ったりと料理にもフル活用。夏はお蕎麦やそうめんを流水でしっかり冷やせるのでほとんど氷いらずです。
・置き場は工夫が必要だが省スペースに設置できた
水道直結型で注意しなくてはいけないのは設置に簡単な工事が必要なこと。食器洗浄機のように、水栓や給水管のつなぎ部分に分岐部品を取り付け、そこから水を本体に流す仕様です。
我が家の場合は1時間以内でスムーズに工事が終わり、特に大きな音が出るようなこともありませんでした。設置場所を営業担当者と相談しながら決められたのもありがたかったです。キッチンのデッドスペースだった出窓カウンターに置けることがわかり思いのほか省スペースに設置できました。ちなみに設置場所は意外と融通がきくとのこと。水道から水を延長パイプで最大7mほど伸ばして設置できるため、蛇口のすぐ近くに置かなくても大丈夫だそうです。
【まとめ】
単純にお水代として月額4,400円は決して安くありませんが、おいしい飲み物が飲める、料理全般に活用できる、水分をよく摂ることで健康維持の一端まで担っていることを考えると、むしろコスパが良すぎるのではないかと思います。契約期間の縛りがないのでいつでも解約できるという安心感もあり、引き続きおいしいお水生活を継続していく予定です。