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掃除中に舞い上がるホコリをすばやく吸い取る「掃除アシスト運転」を追加

より強力になった「パワフルショット運転」搭載! シャープの空気清浄機最新モデルをチェック

先日、デザイン重視の空気清浄機「S-style」シリーズを新たに展開することを発表したシャープ。いっぽうで、従来同様、機能・性能を重視した製品の開発にも力を入れており、9月30日、その新モデルであるプラズマクラスター加湿空気清浄機「KI-WF」シリーズと「KI-FX」シリーズを発売した。両シリーズはともにプラズマクラスター25000を搭載。高濃度プラズマクラスターイオンをソファやカーペットなどに直接当てて消臭・除菌を行う「パワフルショット運転」に対応したシリーズだ。新モデルでは、「パワフルショット運転」がより広範囲に集中放出できるように進化。また、掃除機がけで舞い上がったホコリの落下を抑えながらすばやく吸じんする「掃除アシスト運転」を新たに追加した。

フラッグシップモデルの「KI-WF100」(右、適用床面積〜約26畳)と「KI-WF75」(左、適用床面積〜約21畳)

フラッグシップモデルの「KI-WF100」(右、適用床面積〜約26畳)と「KI-WF75」(左、適用床面積〜約21畳)

左から「KI-FX100」(適用床面積〜約26畳)、「KI-FX75」(適用床面積〜約21畳)、「KI-FX55」(適用床面積〜約16畳)。「KI-WF」シリーズと異なるのは、「ともだち家電」(後述)を搭載していない点

「パワフルショット運転」の集中放出範囲が広くなった

まずは、消臭・除菌に強力な効果を発揮する「パワフルショット運転」について見ていこう。「パワフルショット運転」は、通常前後2か所のルーバーから放出されるプラズマクラスターイオンを含んだ風を、前方向のみで放出する機能。通常運転時のおよそ2倍の濃度の高濃度プラズマクラスターイオンを含んだ風を集中して放出することができるため、ソファやカーペットなど家庭での洗濯が難しい物も消臭・除菌できるという。

「パワフルショット運転」は専用ボタンが用意され、ワンタッチでモードの切り替えが可能

「パワフルショット運転」は専用ボタンが用意され、ワンタッチでモードの切り替えが可能

吹き出し口の形状見直すことで従来機「KI-EX」シリーズの倍以上の範囲を消臭除菌できるようになったという

吹き出し口の形状見直すことで従来機「KI-EX」シリーズの倍以上の範囲を消臭除菌できるようになったという

「パワフルショット運転」は2014年度モデルから搭載されているが、当初は、料理臭やペット臭、タバコ臭の消臭、付着菌の除菌のみをうたっていた。しかし今回「部屋干し衣類の生乾き臭」、スーツなどに付着した「30〜40代特有の体臭(ジアセチル)」にも効果があることを実証。これらの効果をより広範囲に発揮できるよう、「KI-WF」シリーズと「KI-FX」シリーズでは、吹き出し口の形状を変更して噴射範囲を上下左右に広げた。

ルーバーのスイング角度は上下約100°

ルーバーのスイング角度は上下約100°

従来モデルより下方向のスイング角度を広げたことで、2段に干した洗濯物の全体にプラズマクラスターイオンが届く

窓を閉めたままの掃除も快適な「掃除アシスト運転」

次に、新搭載となる「掃除アシスト運転」を紹介する。「掃除アシスト運転」は掃除機がけで舞い上がったホコリの落下を抑えつつ、部屋全体に風の流れをすばやく行き渡らせる「スピード循環気流」によってホコリや花粉を集めて吸じんする機能。掃除をする際に部屋にホコリが充満するのを防ぐため、冷暖房時や花粉が気になる季節も窓を開けずに快適に掃除が行えるという。

「掃除アシスト運転」では舞い上がったホコリの落下を抑える運転と、「スピード循環気流」運転を交互に行う

「掃除アシスト運転」では舞い上がったホコリの落下を抑える運転と、「スピード循環気流」運転を交互に行う

運転の切り替えは、操作部右側に配置された「掃除アシスト」ボタンで行う

運転の切り替えは、操作部右側に配置された「掃除アシスト」ボタンで行う

「スピード循環気流」運転時はうしろのルーバーが開いて気流を作り出す

「スピード循環気流」運転時はうしろのルーバーが開いて気流を作り出す

「ホコリブロックプレフィルター」で集じん性能の低下をセーブ

「KI-WF」シリーズと「KI-FX」シリーズには3種類のフィルターが搭載されている。そのうち一番外側のフィルターには「ホコリブロックプレフィルター」を新たに採用した。「ホコリブロックプレフィルター」の網目は、従来機「KI-EX」に採用していたものの約1/5細かさ。網目が細かくなったことで内部に侵入するホコリを大幅に低減できるようになり、集じん性能の低下を抑えるという。交換は不要で、手入れも付着したホコリを掃除機で吸い取るだけと簡単。

従来モデルのフィルター(右)に比べ「ホコリブロックプレフィルター」は網目が細かいのがわかる。キャッチできるホコリの量は約1.3倍に

「静電HEPAフィルター」「ダブル消臭フィルター」は従来機を踏襲

「静電HEPAフィルター」「ダブル消臭フィルター」は従来モデルを踏襲

空気の情報を音声で知らせる「ともだち家電」に対応(「KI-WF」シリーズのみ)

「KI-WF」シリーズは、「ともだち家電」にも対応している。スマートフォンなどのデバイスを使って外出先から部屋の空気の状況を確認したり、空気清浄機の遠隔操作も可能だ。また、クラウドとつながることで花粉やPM2.5、黄砂など室外の空気に関する情報も音声で知らせてくれる。

「ともだち家電」機能の使用には専用アプリ「ココロボ〜ド」が必要。しゃべる頻度は「おしゃべり」「ふつう」「ひかえめ」から選択できる

スマートフォンなどで録音したメッセージを自宅の空気清浄機本体で再生する「家族メッセージ機能」を新搭載。家族のコミュニケーションツールとしても使用できる

静かな加湿で寝室や子供部屋にも最適な「KC-Fシリーズ」も用意

スリムなデザインのスタンダードモデル「KC-Fシリーズ」も同時発表された。「KC-F70」と「KC-F50」には、就寝時に便利な「静か寝運転」を装備。部屋の明かりを消すまではしっかり加湿し、明かりを消すと照度センサーの検知により自動で最小15dBの静かな運転に切り替わる。いっぽう「KC-F40」には、「学習タイム運転」を搭載。加湿運転後に部屋がうるおったことを検知すると、自動で25dB以下の静かな運転に切り替わることで、学習に集中しやすい環境を作るという。

「KC-F70」(上段、適応床面積〜約17畳)、「KC-F50」(下段右2つ、適応床面積〜約13畳)、「KC-F40」(下段左、適応床面積〜約11畳)。「パワフルショット運転」や「掃除アシスト運転」は搭載していない

細分化したニーズに応えるラインアップで空気清浄機購入時の選択肢を拡張

シャープが2000年にプラズマクラスター搭載の空気清浄機を発売して以降、その出荷台数に比例するように国内の空気清浄機市場は拡大した。「市場を牽引してきたと自負している」という同社は今年、スタイルにこだわった「S-style」シリーズを新展開すると同時に、機能・性能を重視した製品の開発にも注力。細分化された用途やデザインなど、ニーズに合わせた製品選びができるラインアップを消費者に提案することで、ユーザーの空気清浄機選びの選択肢を広げている。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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