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充電式になった!「ハダクリエ ホット&クール」新モデルの進化をチェック

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筆者はさまざまな美顔器を試していますが、その中でも効果の高さを実感して即購入したのが2014年発売の「ハダクリエ ホット&クール CM-N3000」(以下、前モデル)。そんな「ハダクリエ ホット&クール」に、新モデル「CM-N4000」誕生しました。前モデルで日々ケアをしていると使い勝手にちょっぴり気になる所もあったのですが、CM-N4000ではその辺りが改良されているみたい! 前モデルと比較しつつ、その使用感をレポートします。

前モデルとどこが変わった?

ハダクリエ ホット&クールでは、肌に微弱な電流を流すことでクレンジングや保湿を効果的に行うことができます。温熱ヘッドと冷却ヘッドを搭載しており、温熱ヘッドで「肌を温めて毛穴を開き、汚れを引き出す」「化粧水のうるおいを角質層まで届ける」、冷却ヘッドで「毛穴を引き締める」という3つのケアが可能。

前モデルとの大きな違いは3つです。コンセントが要らない充電式になり、細かい部分へもアプローチしやすくするために温熱ヘッドの高さを増大。そして、前回使用した電流の強さと同じ強さで使用できる「メモリー機能」も新搭載しました。なお、電流の波形は前モデル同様のため、肌への効果自体は同じだそうです。

サイズは4.9(幅)×16.1(高さ)×5.7(奥行)cm、重量は約190g。前モデルよりやや大きく、40gほど重くなりました。表側に「温熱ヘッド」、裏側に「冷却ヘッド」を搭載

充電は1時間半ほどで完了。満充電の状態から7回(11分/回)使用できます。充電中の使用はできません

充電は1時間半ほどで完了。満充電の状態から7回(11分/回)使用できます。充電中の使用はできません

新しくなったハダクリエの使い心地をチェック!

モードは、毛穴を温めて開いて汚れを引き出す「温クレンジング」、角質層までうるおいを浸透させる「温モイストアップ」、うるおいを肌に閉じ込める「温マスク」、毛穴を引き締める「クール」の4つです。すべてを行っても約11分でケアが完了。使用する化粧品類は、普段使用しているものでよいそうです(一部例外あり)。

まずは、「温クレンジング」を使用。3分で、洗顔で落としきれない毛穴の汚れをコットンに引き寄せて落とします。

付属のリングでヘッドにコットンを装着し、化粧水をたっぷりしみこませます

付属のリングでヘッドにコットンを装着し、化粧水をたっぷりしみこませます

クール以外のモードは、「弱・中・強」の3段階で電流の強さが選択可能。電流が強いほど効果は高くなりますが、強めで使用してピリピリとした刺激を感じる時は弱めで使用しましょう

ヘッドを肌に当てる際は、ほほ→Tゾーン→デコルテの順ですべらせます。「クール」以外のモードでは45秒ごとに“ピッ”と音が鳴るので、それを合図にほかの部位に移れば全範囲をバランスよくケアできるそう。

ヘッドを肌に当てると、微振動が発生。微弱電流が毛穴の汚れを引き寄せるため、こする必要はありません

ヘッドを肌に当てると、微振動が発生。微弱電流が毛穴の汚れを引き寄せるため、こする必要はありません

前モデルより少しだけ重くなっているものの、コードがなくなったため扱いやすくなりました。温熱ヘッドの高さが増したことで凹凸のある部分へのフィット感がアップし、よりしっかりケアができている感じ!

温熱ヘッドの高さが5mmほどになり、小鼻など凹凸のある部分にも使用しやすくなりました

温熱ヘッドの高さが5mmほどになり、小鼻など凹凸のある部分にも使用しやすくなりました

ケアがしにくいと感じていた鼻の下に当ててみた様子。前モデルでは少し隙間ができていますが、CM-N4000はぴったりフィット!

前モデルとCM-N4000でともに「温クレンジング」を行った後のコットンを比較。細かい部位にも届きやすいためか、CM-N4000のほうがほんの少しですが汚れがよく取れました

次に使用する「温モイストアップ」は温熱ヘッドの熱によって毛穴を開かせ、化粧水のうるおい成分を肌の角質層までしっかり浸透させるモード。所要時間は3分です。

温熱ヘッドの温度は40℃。コットン越しにほんのり温かさを感じられます

温熱ヘッドの温度は40℃。コットン越しにほんのり温かさを感じられます

使用後は、手で化粧水をつけた時よりも深く水分が浸透している感覚で、肌がうるおいをたっぷりチャージできた気がします。とろみのあるテクスチャーの化粧水ならコットンなしでケアできるので、温熱をしっかり感じたい場合はそちらを使用するとよさそう。

つづいて、クリームや乳液でフタをするようにしながら化粧水のうるおいを閉じ込めて拡散する「温マスク」を行います。今回はクリームを顔全体に塗って使いましたが、シートマスクの上からのケアも可能。所要時間は3分です。

温熱ヘッドは肌に刺激を与えにくいといわれているチタン素材。高さが増したことで目もとまでしっかりケアできています

「温マスク」使用後は、肌がもっちりぷりぷりに! 仕上げに「クール」モードを使用して、開いた毛穴を引き締めましょう。ケアの時間は準備の10秒を含め2分です。冷却ヘッドは熱伝導率の高いアルミニウムを使用しているため、立ち上がりが早い! ほかのモードより短めなので、特に毛穴の開きが気になるところを集中的にケアするといいかも。

冷却ヘッドは周辺環境の温度よりも10℃低い温度になります

冷却ヘッドは周辺環境の温度よりも10℃低い温度になります

温熱ケアでやわからくなった肌の上を冷たいヘッドがすべると、肌がきゅっと引き締まって目の冷めるような気持ちよさ。夜のケアの仕上げはもちろん、単独で朝のメイク前に使用しても◎。化粧ノリがよくなります。

これで11分フルコースは終了です。ケアをした直後の肌は“ぷりんぷりん”。角質層までうるおいを届けるせいか、いつもよりふっくらやわらかな感触になりました。翌朝になっても、顔全体がうるおいのベールに包まれているようなしっとり感があるのはうれしい。今回はすべてのコースを使用しましたが、使用タイミングや肌の調子に合わせて、一部のモードのみでケアも可能です。

まとめ

肌のケアは継続が大切ですが、つい面倒になってしまうもの。だからこそ、使用する製品の使い勝手は重要です。CM-N4000はコードレスになったことやメモリー機能のおかげで手間が少なくなり、ぐっと使用しやすくなりました。また、温熱ヘッドの改良により、これまでと同じ時間でよりしっかりケアできるようになったのもうれしい。充電式になると「充電切れをきっかけにケアをサボりだすのでは?」と懸念したのですが、フルコースで使用しても7日持つため充電の頻度が低く、その心配は少ないはず。

使用中コードがジャマにならないのでベッドに寝ころがって使用する際も身軽。筆者のような面倒くさがりやならずとも、小さな子どもがいてずっと鏡の前にいるわけにはいかない、という人などにも使い勝手がよさそうです。

大泉瑠梨
Writer
大泉瑠梨
美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。
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