すねの脇をもみ玉が“ゴリゴリ”刺激するからイタ気持ちいい

フットマッサージャー「モミーナ プロ プラス」でマッサージ通いを減らせるか?

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毎日、とにかくふくらはぎが痛い。マッサージ器を使っても、その時は気持ちがいいけれど、しばらくすると痛みがぶり返してしまう。なので、痛みがひどい時には週1回のペースでフットマッサージに通っているのだが、金銭的にけっこう厳しい。フットマッサージャーで、少しでもマッサージ通いの頻度を減らせないものか。そこで目を付けたのが、フジ医療器の「モミーナプロ プラス フットマッサージャー KC-310」(以下、KC-310)だ。3つのもみ玉がふくらはぎを力強く刺激し、スッキリ感を味わえるという。価格.comの最安価格は4万円を越えており、フットマッサージャーの中では高価な部類だろうが、頻繁にマッサージに通う費用を考えたら安いものかもしれない。1週間ほど自宅で試してみた。

ふくらはぎのマッサージポイントを刺激する3つのもみ玉を内蔵

フットマッサージャーというと、最近ではエアーの圧力でもむタイプも多いが、「KC-310」はもみ玉が動くことで患部を刺激するタイプだ。ふくらはぎの内側、外側、裏側に当たるように、それぞれ形状の異なるもみ玉を配置。上下移動することによって、フットリフレクソロジーのような刺激が強めのマッサージを再現できるという。また、足の部分は、もみ板が足の甲をつかみもみしながら足裏を突起付きローラーがマッサージする。さらに、足裏のバイブ振動で脚全体の血行を促進。足裏には温風ヒーターを搭載し、温風が足首から下に充満することで足湯のような効果が期待できるという。

本体サイズは477(幅)×500(高さ)×483(奥行)mmで、ワンルームのアパートではかなりの存在感だ。重量も約12kgと重めなので、頻繁に移動させるのは難しそう

ふくらはぎ外側に当たるもみ玉が、体全体の治癒力を高めるといわれているツボ「足三里」をゴリゴリ刺激する。同時に、もみ板と突起付きのローラーが足の甲をぎゅーっと刺激

コースは、振動ともみ動作に変化をつけてしっかりマッサージする「リフレッシュ」、弱めの振動とゆっくりとしたもみ動作でやさしい使用感の「リラックス」、強い振動と強めなマッサージの「ハード」という各15分のコース3種類と、5分で手軽にマッサージできる「クイック」が用意されている。なお、使用時間は1日30分以内が推奨されている。

シンプルでわかりやすい操作部。「手動」で使用する時は、バイブレーションの速度を2段階で調整できる。また、ヒーターはマッサージ中でも単独(90秒間)でも使用可能

最初はほとんどの人が「痛い」と感じるかも

「KC-310」の使用法は、足を入れて好みのコースを選択するだけだ。最近多い、足に巻き付けて使用するタイプとは一線を画すその手軽さは、疲れて帰ってきた時などにうれしい。

設置する際は、騒音と床の傷防止のため、下にマットなどを敷くとよい

設置する際は、騒音と床の傷防止のため、下にマットなどを敷くとよい

本体の角度は調節可能。本体を完全に傾けると、リラックスした姿勢で使用できる

本体の角度は調節可能。本体を完全に傾けると、リラックスした姿勢で使用できる

今回は主に「リフレッシュ」コースを試してみた。マッサージが始まると、ふくらはぎの外側(足三里)を上下移動するもみ玉のインパクトが予想以上に強い。最初は「おおぉ、痛い……」というのが正直な感想だった。だが、筆者はもともと強めのマッサージが好みで、ふくらはぎは頻繁にマッサージを受けていることもあり、1分もするうちに慣れてきた。それでも「イタ気持ちいい」というレベルなので、やさしいマッサージが好みの人は注意が必要だ。

ただ、気になったのが、前側に比べて裏側(ふくらはぎのたぷたぷした部分)に対するもみ玉の刺激が弱く感じるということ(筆者のふくらはぎの太さは33cm)。「KC-310」はふくらはぎの後ろ側よりも、前側に痛みを感じるタイプの人に向いているのかも知れない。

足の甲は、もみ板がグーッっとつかんでは放しを繰り返しながら、足裏のもみ玉が回転して足のつぼをぐりぐりと刺激。気持ちよく使用することができた。バイブレーションは血液が揺さぶられるような激しい振動で、疲れがほぐれてくれる感覚を味わえる。

また、予想以上によかったのが、足元のヒーター機能。温かいなと感じられるまでに3分ほどかかるが、足裏だけでなく足首まで温めてくれるため、足湯に使っているような気分でリラックスできる。冬場はもちろんだが、夏場にクーラーで冷えてしまった足先を温めるのにも使えるだろう。就寝前に使用すると寝付きがよくなりそうだ。

マッサージ機能がパワフルだと動作音が大きいのでは? と心配になるが、バイブがONの状態でも、ラグの上で使用していたため顕著に音が大きくなることはなかった。ただ、ヒーター機能を使用すると一気に音が大きくなる。それでも50dBを越えることはなかったので、厚めのラグの上で使用するなど配慮をすれば、使用できる時間帯が限られることはなさそうだ。下の動画では、「リフレッシュ」コース→バイブOFF→ヒーターONに設定を順に変えている。それぞれの音の大きさを確認してみてほしい。

スマホアプリで計ったため、あくまで参考数値ではあるが、ヒーター機能を使用しても46dB程度

スマホアプリで計ったため、あくまで参考数値ではあるが、ヒーター機能を使用しても46dB程度

まとめ

「KC-310」の使用感は、まさに「イタ気持ちいい」という表現がぴったりだ。特にすねの脇を上下するもみ玉の存在感が強いので、この部分の疲労感がひどいという人にとっては最高だろう。ただ、パワーの強弱調整はできないため、痛みに弱い人はちょっと使いづらいかも。また、個人的には、エアーバッグやもみ板を併用し、ふくらはぎ全体をぎゅーっと締め付けるような感覚が味わえればなおよいと感じた。

筆者は、夜、足が痛くて寝付けないということが多かったのだが、「KC-310」を使用している1週間は、その悩みがずいぶんと改善され、マッサージに通うこともなかった。また、ほかのマッサージ器では、1回(15分ほど)運転が終了しても物足りず、2回以上使用するようなこともあったのだが、「KC-310」の場合は、1回の使用でかなりスッキリ感が得られた。マッサージがパワフルなので、痛みがぶり返しにくく、もみの余韻が長続きするようだ。ちなみに、コースごとの差はそれほど感じられないものの、バイブ機能やヒーター機能のON/OFFを切り替えると、マッサージの感じ方に差が出るので、気分や症状に合わせての使い分けも十分に行えると感じた。

足に触れる布カバーはポリエステル製。手洗いできるので、清潔に保てる

足に触れる布カバーはポリエステル製。手洗いできるので、清潔に保てる

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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2017.7.21 更新
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