選び方・特集

初心者必見! 2019年「夏フェス」に持っていきたいアウトドアグッズ8傑

備えあれば憂いなし! 夏フェス初心者必見の便利アイテムを紹介

備えあれば憂いなし! 夏フェス初心者必見の便利アイテムを紹介

梅雨のジメジメした毎日が終われば、いよいよ本格的な夏。そう、毎年恒例の「夏フェス」のシーズンが到来する。

もとは、「ロックフェスティバル」を略して「ロックフェス」と呼ぶようになったことが始まりとされ、その中でも気候の暖かい夏に行うものを「夏フェス」と呼ぶようになったとか。森林やキャンプ場、海岸地帯など、開放感のある全国各地の野外で、毎年大きな夏フェスが開催されている。

そこで今回は、夏フェスに持っていきたいアウトドア系アイテムを紹介。必ず持っていくべきグッズから、持っているだけで安心な便利グッズまで、初心者でも思いっきり夏フェスを楽しめるアイテムを厳選した。

夏フェスの大定番!
しっかりと日差しを防ぐユニークなハット
カブー「チルバ」

野外でのフェスは、日陰のない場所に長時間滞在することが多く、熱中症や日焼けなどの心配がある。また、ステージのような目線より高い場所を見る場合、上から降り注ぐ日光がジャマになることも多いだろう。

そんなときに便利なのが、「Klear Above Visibility Unlimited(視界良好)」の頭文字をブランド名とするカブーの、ユニークな形をした日よけハット「チルバ」だ。

フェスには欠かせないアイテムとして人気の高い「チルバ」は、笠のような形が特徴

フェスには欠かせないアイテムとして人気の高い「チルバ」は、笠のような形が特徴

「チルバ」は、ベトナムの笠にインスピレーションを受けたという独特のデザインが特徴。大きく広い笠(ツバ部分)が顔の周りをしっかりと覆い、強い日差しから守ってくれる。また、内側はサイズ調節できるメッシュキャップを採用しており、頭にフィットしても風通しがよく、あごヒモもサイズ調整が可能なので、風が強い日に飛ばされる心配も少ない。なお、ソフトな素材を使用しているので、小さく折りたたんで持ち運ぶことも可能だ。

もうひとつの特徴は、「DWR(耐水撥水)ナイロン」にスリーピングパッドにも使われる「クローズドセルフォーム」を組み合わせているから水に浮くこと。そのため、夏の川遊びや釣りでも安心して使用できるうえ、耐水撥水素材だからフェス中に急な雨に降られたときにも視界を確保できる。

軽量性と強度にすぐれた
レインポンチョ
キウ「エアライト レインポンチョ」

野外で楽しむフェスで心配なのが天気。特に天気の変わりやすい山間や森林でのフェスでは雨に降られることも多く、身体を濡らして体温が下がってしまい体調を崩さないためにも、雨具は必需品のひとつだ。

傘をさしづらいフェスでの雨対策としては、ライブの盛り上がりや会場の移動時に動きやすいという利点もあるレインコートやレインポンチョが最適だ。

軽量で持ち歩きやすく、急な雨からしっかりと身体を守ってくれる

軽量で持ち歩きやすく、急な雨からしっかりと身体を守ってくれる

「喜雨」という季語をブランド名に掲げるキウの「エアライト レインポンチョ」は、軽量で生地強度にすぐれた「リップストップナイロン」生地を使用したレインポンチョ。前丈103cm、着丈112cm、幅146cmと、大人でもしっかりと全身を守れる大きさながら、その重量は約340gと軽量。生地表面には撥水加工、裏面にはポリウレタンコーティング加工が施され、縫い目にもシームテープを用いて防水効果を高めているため、軽量でも高い防水性を持つのが特徴だ。

首元には、フードを調節できるドローコード付き。巾着型の収納袋に入れてコンパクトに持ち歩けるので、フェスだけでなく、旅行や通勤、通学用として使うのもいいだろう。

開放感のある環境で
疲れた足を開放する
モンベル「ロックオンサンダル」

野外フェスでは、歩きやすい靴を履くのが常識。それでも長く外を歩いていると、足は当然疲れてくる。そんなときは、歩きやすいサンダルをひとつ持っておくといいだろう。夏空の下、開放感のある野外で疲れた足を開放することで、フェスをさらに楽しく過ごすことができるはず。また、靴が濡れたり汚れたりしてしまったときの、履き替え用としても使えるわけだ。

日本を代表するアウトドアブランドであるモンベルの「ロックオンサンダル」は、靴下を履いたままでも履ける同社の名作「ソックオンサンダル」に、かかとを固定するストラップを追加して運動性を高めたモデル。

気軽に履けるのに、かかとのストラップでしっかりと足にフィットして歩きやすい

気軽に履けるのに、かかとのストラップでしっかりと足にフィットして歩きやすい

ソール部分は、軽量でクッション性が高く、さらに同社独自のS字状の鼻緒は、肌当たりのやさしい素材を使用しているので、履き心地がよく、しっかりと足にフィットしてくれるため歩きやすいのも特徴だ。

重量は180gと軽いので長時間歩いても疲れづらく、バックパックに入れて持ち歩いても苦にならない。サイズ展開もXS(22.0〜23cm)からXXL(29.5〜31.0cm)までと幅広く、カラーバリエーションの豊富さも魅力だ。

日本の “手ぬぐい”が
アウトドアアクティビティ用に進化
チャオラス「スポーツてぬぐい」

夏フェスでは、汗をぬぐうためのタオルも必需品のひとつ。一般的には、スポーツタオルを使うことが多く、フェス会場でも首からタオルをかけている人をよく見かける。しかし、タオルはそれ自体が熱くなったり、汗を含んで重くなったりしてしまう。

そんな悩みを解消してくれるのが、日本の伝統的な生活用タオル「手ぬぐい」。そして、そのすぐれた機能性や実用性をヒントに、現代のスポーツやアウトドアアクティビティにマッチするように進化させたのが、チャオラスの「スポーツてぬぐい」だ。

昔ながらの手ぬぐいを現代風にアレンジ。より使いやすい仕様に仕上げている

昔ながらの手ぬぐいを現代風にアレンジ。より使いやすい仕様に仕上げている

同製品は、手ぬぐいの特徴である、すぐれた吸水性や速乾性、軽くコンパクトであること、そして綿100%で肌にやさしいといった利点をそのまま活用。ヘビーに使用できるように端をロックミシンで処理して、ほつれを防止している。さらに、従来の手ぬぐいよりも少し長い110cmに設定しており、ただ首にかけるだけでなく、頭に巻くなど、さまざまな使い方が可能だ。また、椿油を配合した柔軟剤で特殊加工しているので、手ぬぐい本来の持つ高い吸水性を維持しながら肌触りもいい。

スポーツタオルよりも軽くてコンパクトに折りたためて携帯性も抜群なので、複数を持ち歩けるのも便利だ。柄、カラーバリエーションも豊富で、汗対策としてだけでなく、日常のファッションアイテムとしても活躍しそうだ。

飲みやすく持ち運びやすい
“最高のフタ”を持つ保冷ボトル
タケヤフラスク「タケヤフラスク アクティブライン」

汗をかいたり、声を張り上げたりして楽しむ夏フェスでは、こまめな水分補給が大切。ただ、炎天下でペットボトルを持ち歩くとすぐにぬるくなってしまうし、広い会場でいちいち飲み物を買いにいくのは面倒だ。そこで、保冷効果のある水筒を持ち歩くことを提案したい。

「タケヤフラスク」は、米カリフォルニアのハンティントンビーチ生まれのステンレスボトル。最大の特徴は、開けたフタがそのまま本体に固定されるため飲みやすいこと。飲み口は、氷が流れ出てこないように細い口を採用しているいっぽう、本体の口径は広いために、氷が入れやすく、洗いやすい。

本体とフタが同色の「アクティブライン」。底部のシリコンバンパーは凹みを防止する

本体とフタが同色の「アクティブライン」。底部のシリコンバンパーは凹みを防止する

飲み口のフタは開けたらロックされる構造。キャリーハンドルは広くて持ち運びやすい

飲み口のフタは開けたらロックされる構造。キャリーハンドルは広くて持ち運びやすい

フタ部分には、広いグリップのキャリーハンドルが付いており、持ちやすいのはもちろん、バックパックやフックにかけて持ち歩くことも可能だ。

また、耐久性の高いパウダーコーティング塗装が施されており、本体の塗装がはがれにくく、汗をかいた手でも滑らず持ちやすい。

フェスで持ち歩きやすい18オンス(0.52L)は、本体86(幅)×240(高さ)×77(奥行)mmで356g。このほかにも、24オンス(0.7L)、32オンス(0.94L)、40オンス(1.17L)の計4サイズで展開されている。カラーは全9色。

使いやすいだけでなくデザインもシンプルなので、これからの季節は、フェスはもちろん、スポーツやちょっとしたお出かけなど、さまざまなシーンでの水分補給に重宝してくれそうだ。

細かいものを持ち歩くのに便利な
水に強いボディバッグ
キウ「メッシュポケットボディバッグ」

普段から持ち歩くスマートフォンはもちろん、自動車やテントのカギ、チケットなどを入れておける小さめのポーチは持っておくといいアイテムのひとつ。なかでも、激しく動いたり、食べ物や飲み物、タオルを手に持ったりすることの多いフェスでは、常に両手を空けておけるボディバッグが便利だ。

キウの「メッシュポケットボディバッグ」は、生地の表面には撥水加工を、裏面にはポリウレタンコーティング加工が施された防水性の高いボディバッグ。

中身が見えるメッシュポケットがアクセントにもなっているボディバッグ

中身が見えるメッシュポケットがアクセントにもなっているボディバッグ

サイズは27(幅)×15(高さ)×8.5(奥行)cmで、500mlのペットボトルが収納可能。ちょっとしたものを入れておくのに便利な外側のメッシュポケットのほかに、内側にもファスナー付きメッシュポケットやキーカラビナが付いているため、小物やカギを入れておいても、目的のものをさっと取り出しやすい便利な作りに仕上がっている。

また、止水ファスナーが採用されており、汗や雨で中身が濡れてしまう心配もなく、背面は通気性のあるメッシュ素材なので背負い心地もいい。大きすぎずカジュアルな見た目なので、フェスやアウトドアといった雨が心配なシーンはもちろん、タウンユースでも男女兼用で使用できる。

濡らしたくない着替えや
汚れた衣服を詰めておける
モンベル「アクアペル スタッフバッグ 」

夏フェスで盛り上がれば、当然大量の汗をかく。また、天候が崩れてしまって、雨で服を濡らすことも多い。そのため、たとえ日帰りでの参加だとしても、必ず着替えを用意しておきたい。そういった着替えやタオルを入れておくために、メインのバックとは別に、防水性の高い収納用バッグを持っておくと便利だ。

モンベルの「アクアペル スタッフバッグ」は、濡らしたくない荷物の収納に便利な防水バッグ。バックパックに収納した際にデッドスペースを作りにくい丸底デザインで、40デニールのナイロンに、モンベル独自の高耐水圧ポリウレタン樹脂防水コーティング「ハイドロプロコーティング」を施した素材を使用。すべての縫い目にシームテープ処理を施しているために防水性が高く、出し入れ口を3回折り返してバックルで留めておくことで、雨でメインのバッグが濡れてしまっても、中身を濡らさずにしっかりと守ってくれる。

防水性の高い素材を使用した収納用バッグ。持っておくだけで用途は幅広い

防水性の高い素材を使用した収納用バッグ。持っておくだけで用途は幅広い

また、着替えなどの濡らしたくない荷物をまとめておくだけでなく、濡れたものを入れて持ち帰るのにも使える。サイズは3L、5L、10L、15Lの4種類で、日帰りフェスなら3Lや5L、長期での参加なら10Lや15Lのものを選ぶといいだろう。

座ったままステージが見られる
スタンディングチェア
DOD「Vチェア」

何もない広場で長時間立ってステージを見ていることの多い野外フェスでは、折りたたみのチェアが役立つ。また、炎天下で行われる夏フェスは体力をすぐに消耗してしまうので、こまめに休憩を取るためにも必要だ。ただ、持ち歩きやすいコンパクトな折りたたみチェアは座面が低いことが多く、座ったままステージを見ることは難しい。

そんなときは、DODの野外フェス用スタンディングチェア「Vチェア」が便利。使い方は、軽くて丈夫なアルミ合金の脚をV字に広げ、身体にフィットする幅5cmのハンモックシートに腰かけるだけ。

立った状態で腰かけることで目の位置が低くならず、休みながらステージを見られる

立った状態で腰かけることで目の位置が低くならず、休みながらステージを見られる

また、簡単に着脱できる座面クッション付きのため座り心地もよく、通常のチェアのように腰を下ろさずに立ったままバランスを取って座るので、目の位置が低くなりすぎず、休憩を取りながらステージを鑑賞できるのだ。

折りたためばコンパクトに。バランスが取る姿勢で寄りかかるように座るのがコツ

折りたためばコンパクトに。バランスが取る姿勢で寄りかかるように座るのがコツ

高さは、730mm、800m、850mmの3段階で調整可能で、収納時には440mmにまでコンパクトになり、重量690gと軽い。専用のキャリーバッグに入れておけば持ち運びもラクだ。

展開時でも、場所を取らないから密集地帯でも使いやすいので、フェスのような大勢の人が集まる場所での使用はもちろん、街中で行列に並ぶ際などに活用することもできそうだ。

安東渉

安東渉

アウトドアやデジタルカルチャーなど、ジャンルに捉われない自由な記事を執筆するライター・編集者。週末は家族でアウトドアを楽しむファミリーキャンパーでもある。

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