レビュー
10月25日の出荷開始に先がけ、一足お先に体験!

1万円でおつりがくる! 4K/HDR対応のAmazon新「Fire TV」最速レビュー

Amazon「Fire TV」の最新モデル(以下、新Fire TV)の出荷が本日10月25日より開始された。1万円を切る8,980円というお手軽な価格で手に入るSTBながら、薄型テレビの最新トレンドである4K/HDRに対応したのが最大の特徴だ。出荷開始に先がけ、一足お先に実機を入手することができたので、最速レビューをお届けしよう。

4K/HDRに対応したAmazonの新Fire TV。本体は前世代のボックス型から、ケーブル一体型へと生まれ変わった。価格は8,980円だ

CPUをスペックアップし、4K/HDRに標準に対応! 本体サイズもよりコンパクトに

Amazonの手がけるテレビ向けSTBのFire TVシリーズは、据え置き型の筐体を採用したハイエンド向けの「Fire TV」と、スティック型のエントリー向け「Fire TV Stick」の2タイプが展開されている。

今回紹介する新Fire TVは前者のハイエンド向けタイプの最新モデルだ。Fire TVは、前世代から「4K」に対応していたが、今回登場する最新モデルでは4K/60p映像、そしてHDR映像信号(HDR10方式)へと対応したのがトピック。また、スペックアップと同時に、本体がかなり小型化しているのも見逃せないポイントだ。昨今の薄型テレビの映像トレンドである4K/HDR(”ドンキ4K”のような格安モデルは除く)にしっかりと対応してきた形だ。

実は今年4月にスティック型のFire TV Stickにも最新モデルが加わっている。スティック型のFire TV Stick最新モデルも、1.3GHzクアッドコアCPUを採用するなど大幅なスペックアップを果たしていたが、今回の新Fire TVは、1.5GHzのクアッドコアCPUを採用するなど、Fire TV Stick最新モデルと比べてもパワフルなハードウェア仕様となっている。また、「Dolby Atmos」への対応を果たすなど、音声出力周りについてもしっかりと強化されている。

日本でも加入者の多いAmazonプライム会員(年間プラン3,900円、月間プラン400円)にとってはかなり注目度の高いデバイスだが、ここからは、実際にFire TVのセットアップから始めていこう。

日本で利用可能な配信事業者も一目で分かるパッケージだ

日本で利用可能な配信事業者も一目で分かるパッケージだ

パッケージの側面や背面にも事業者サービスが並ぶ。HDR対応もしっかりと表記されている

パッケージの側面や背面にも事業者サービスが並ぶ。HDR対応もしっかりと表記されている

パッケージには本体、リモコン、ACアダプターとUSBケーブルが同梱されている

パッケージには本体、リモコン、ACアダプターとUSBケーブルが同梱されている

ケーブル一体型になった本体。テレビのHDMI端子にFire TV本体を直接つなぐような形で設置する

ケーブル一体型になった本体。テレビのHDMI端子にFire TV本体を直接つなぐような形で設置する

前世代のFire TVと比べると、本体サイズはかなりコンパクトになった。端子類はHDMI出力と電源用のmicroUSBに集約され、microSDスロットは廃止された。有線LANは別売の「Amazon イーサネットアダプタ」(1,780円)を接続することで利用可能だ。

起動直後の画面。一番初めは言語選択から。ちなみに、付属リモコンは出荷時にあらかじめペアリングされているので、特に設定などを行う必要はない

ネットワーク接続は、別売の有線LANアダプターを使うことで有線でも行うことができるが、基本は無線LANで接続する形。WPSも利用可能だ

セットアップでAmazonアカウントにログイン

セットアップでAmazonアカウントにログイン

回線速度の測定などを行っている間には、Fire TVの使い方ガイドの動画が流れる

回線速度の測定などを行っている間には、Fire TVの使い方ガイドの動画が流れる

セットアップ完了後、解像度を確認。自動で4K解像度に設定されていた

セットアップ完了後、解像度を確認。自動で4K解像度に設定されていた

テレビ側でも4K/HDR接続になっていることを確認

テレビ側でも4K/HDR接続になっていることを確認

セットアップの流れは、リモコン操作で無線LANやAmazonアカウントを登録していくだけ。4K/HDRのディスプレイ設定は自動認識で、今回検証に使った東芝の「REGZA Z10X(2014年モデル)」では設定するまでもなく4K解像度で表示されていた。音声もデフォルトで「Dolby Digital Plus自動」となっていた。「Dolby Atmos」のフォーマットについても技術的にはこの設定のままでOKだ。

なお、セットアップの回線速度の箇所で流れるビデオは、Fire TVでできることを分かりやすく解説してくれるので、セットアップがてら確認しておくとよい。

Amazonプライムとの連携は抜群! 「プライム・ビデオ」も見放題

ここからは、新Fire TVの操作性などをチェックしていこう。

新Fire TVのグラフィックユーザーインターフェイスは、他のFire TVシリーズでも使われている共通のデザインのものが採用されている。「ホーム」の画面には最初から「プライム・ビデオ」の作品が並んでおり、プライム・ビデオのヘビーユーザーにはかなりありがたい。もちろん、4K解像度対応のデバイスということで、グラフィックユーザーインターフェイスもしっかりと4K解像度となっている。

サークル型のデザインの目立つリモコンは、上下左右の操作と決定、戻るやホームのショートカットのシンプルながら分かりやすい。なお、Fire TVはテレビの裏側に吊り下がる形で設置されるので、テレビの視聴リモコン受光部等は見えないが、Bluetoothで接続されるので操作の感度が問題になることはまったくない。

リモコン以外もスマホアプリ「Fire TV」アプリと連動して操作もできるので、あらかじめインストールしてアカウント登録を済ませておきたい。

「ホーム」の画面から「プライム・ビデオ」の作品が並ぶ

「ホーム」の画面から「プライム・ビデオ」の作品が並ぶ

付属リモコンのほか、スマホ用のアプリからも操作が可能だ

付属リモコンのほか、スマホ用のアプリからも操作が可能だ

Fire TVでは、「Amazonビデオ」(見放題の「プライム・ビデオ」だけでなく、個別にレンタル購入する作品も含んでいる)、「プライム・ミュージック」、「プライム・フォト」といった「Amazonプライム」のサービスをテレビ上で利用することができる。

一番上には、ナビゲーションメニューが配置されており、一番左に用意されている「ホーム」の画面を開くと「プライム・ビデオ」の見放題作品がすぐ並ぶ。「マイビデオ」は、すでにPCなどで利用しているAmazonアカウントと履歴や視聴作品を共有するので、すでにAmazonプライム会員という人なら、目当ての作品も見つけやすい。一般的な作品検索は「映画」「TV番組」のタブから探していく形だ。

「プライム・ミュージック」、「プライム・フォト」については、デフォルトだとホームの一番見やすい位置に表示されているので、自然とアクセスしやすい。なお、Amazon純正以外のアプリをインストールすると、「プライム・ミュージック」や「プライム・フォト」に変わり、「ホーム」の一番見やすい位置にアイコンが並ぶので、お気に入りのアプリをインストールしたときも心配ナシだ。

「プライム・ミュージック」。Amazonプライム会員なら、テレビでさまざまな音楽を無料で楽しめる

「プライム・ミュージック」。Amazonプライム会員なら、テレビでさまざまな音楽を無料で楽しめる

「プライム・フォト」では、バックアップした写真表示も可能だ

「プライム・フォト」では、バックアップした写真表示も可能だ

PCやスマートフォンですでに「Amazonビデオ」のサービスを利用していれば、直近で観ていた作品やウォッチリストに登録した作品、おすすめ作品のレコメンドなどが「マイビデオ」に自動反映される

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