新製品レポート
調理家電「ヘルシオ」とつながるAIoT仕様

シャープならではの軽〜い防水・撥水液晶テレビ「AQUOSポータブル」登場

シャープの液晶テレビ“AQUOS”シリーズの新モデルとして、バッテリーを内蔵したコンパクトなテレビ「AQUOSポータブル」が発表された。軽くて家中どこにでも持ち運べるので、好きな場所でテレビを見られるようになる。

ディスプレイはタッチパネル式で手軽に操作ができ、防水・撥水加工が施されているため、キッチンやバスルームなどでも使える。さらに無線LANも内蔵しており、テレビでありながら調理家電との連携機能も備えているのがシャープならではだ。その特徴を紹介しよう。

16型液晶で約1.36kgの軽量設計! 家中どこでも片手で持ち運べる

「AQUOSポータブル」は、テレビとしては地上/BS/110°CS受信チューナーを2基ずつ備えたフルHDモデルという位置づけになる(ディスプレイ解像度は1,920×1,080)。ディスプレイのサイズ別に、16型「2T-C16AP」と、12型「2T-C12AP」の2種類をラインアップし、2018年9月20日から発売を予定。

ポイントは、放送受信チューナーを別筐体として分離していることで、ディスプレイ部とチューナー部の2ユニット型テレビとして販売される。ディスプレイ部はバッテリーを内蔵しながらも軽量化しており、16型モデルで約1.36kg、12型モデルで約0.97kgという軽さを実現。家中どこにでも手軽に持ち運んで、いろいろな場所でテレビを視聴できるようになっている。

ディスプレイ部と放送受信チューナー部がセットになった2ユニット型の「AQUOSポータブル」。双方はWi-Fiを使用し1対1でワイヤレス接続する仕様(ルーターがなくても機器同士で接続できる)。なお、シャープが放送受信チューナーを別筐体とした液晶テレビを手がけるのは、2011年に発売された「フリースタイルAQUOS」以来だ。ある意味「再参入」となる

ディスプレイ解像度は1,920×1,080のフルHD。広視野角パネルを搭載しており、上下左右さまざまな角度からテレビ画面を見やすいようになっている。ちなみに、放送受信チューナーは2基搭載するが、1基は裏番組録画専用で、2番組同時録画はできない。バッテリーの最長駆動時間は、16型モデルが約3時間40分、12型モデルが約4時間30分

軽くて強度もある高機能樹脂製のディスプレイと、その背面に備える「スリムハンドルスタンド」で、女性でも片手で持ち運べる手軽さを実現!

ディスプレイの周囲は傷が付きにくいクッション性のある素材でプロテクトしており、持ち運んでいる最中に壁などにぶつけてしまっても大丈夫

ディスプレイはタッチパネル式になっており、タッチ操作で手軽にチャンネルを切り替えたり、電子番組表の表示をピンチイン/アウト操作で拡大/縮小することも可能だ。さらに録画機能もしっかり考えられており、チューナー部に500GBのHDDを内蔵していて、放送番組を録画できるほか、別売の外付けUSB-HDDを接続しての録画も行える。

テレビ視聴中のディスプレイにリモコンを表示させることができる

テレビ視聴中のディスプレイにリモコンを表示させ、タッチ操作でチャンネル切替などを行うスタイル

ちなみにタッチ操作をベースとしているため、製品にはリモコンが付属しない。必要な場合は別売のリモコンを購入することとなる

防水・撥水設計だから、キッチンやお風呂でも使える

さらにディスプレイ部はIPX6/7同等の防水・撥水機能に対応しており、キッチンやバスルームなどの水回りでも使えるといううれしい仕様。撥水仕様のおかげで水アカが付きにくいという面もあり、お風呂テレビとしても便利に使えるようになっている。

こんな風に、調理器具と一緒にキッチンの壁にかけておいてテレビを見ることもできる

こんな風に、調理器具と一緒にキッチンの壁にかけておいてテレビを見ることもできる

撥水加工なので、ディスプレイに水が飛び散っても、サッと吹けばすぐにキレイに

撥水加工なので、ディスプレイに水が飛び散っても、サッと吹けばすぐにキレイに

防水仕様のおかげで、誤って水中に落としてしまうようなことがあっても全く問題ないので、お風呂テレビとしても使える

本体背面に備える充電用インターフェイスは、片手で簡単に開閉できるキャップ式。水の侵入を防ぐ

本体背面に備える充電用インターフェイスは、片手で簡単に開閉できるキャップ式。水の侵入を防ぐ

ホームネットワーク機能に対応! ウェブブラウジングも楽しめる

AQUOSポータブルは無線LAN規格IEEE802.11n/a/g/b/acに準拠し、ホームネットワーク機能に対応している。シャープのBDレコーダー「AQUOSブルーレイ」と連携させて、AQUOSブルーレイ内に保存してある録画番組を「AQUOSポータブル」で視聴するといった使い方も可能だ。

また、ディスプレイ部にはWebブラウザーを搭載しているので、通常のネットブラウジングも楽しめる(アプリのダウンロードは不可)。

シャープならではのAIoT化! 黒物家電の枠を超えて、調理家電とレシピ連携

もうひとつ、シャープならではの機能と言えるのが、同社の調理家電と連携できることだ。大ヒット調理家電のウォーターオーブン「ヘルシオ」や、自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」とホームネットワーク経由でつながる。

というのも、「AQUOSポータブル」には、シャープが提供するクラウドレシピサービス「COCORO KITCHEN」のアプリがプリインストールされている。ここから、おすすめの献立レシピを確認することが可能なのだ。そして、「AQUOSポータブル」からタッチ操作でレシピを選ぶと、その情報がそのまま、同一ネットワーク内にあるヘルシオやホットクック、さらに「COCORO KITCHEN」をインストールしたスマホにも共有される。あとは材料を下ごしらえすれば、共有したレシピ情報からヘルシオやホットクックで調理を開始できるというわけだ。

「AQUOSポータブル」の見やすい大画面で「COCORO KITCHEN」のレシピを選び、それを調理家電に直接共有できることで、調理までの手順がよりスムーズになる

近年、シャープはAI+IoT=“AIoT”をキーワードに、クラウドと連携する家電開発を精力的に行っている。AV機器から生活家電に至るまで、さまざまな製品のAIoT化を促進しており、先日はプラズマクラスター冷蔵庫が同じように「COCORO KITCHEN」に対応して、ヘルシオやヘルシオ ホットクックと連携できるようになっていた(→詳細はこちら)。そして、今回は液晶テレビAQUOSがそれに続いた形だ。黒物家電と白物家電の枠を超えて、AIoT化を促進するシャープならではの新機能と言える。

タッチパネル非搭載のシンプルモデルもラインアップ

なお「AQUOSポータブル」には、上述の2T-C16AP/2T-C12APのほかに、タッチパネル非搭載の下位モデル「2T-C12AF」も同時発売される。こちらは地上/BS/110°CS受信チューナーを1基ずつ搭載する仕様。HDDも内蔵していないので録画は行えないが、「シンプルにテレビ視聴だけ楽しみたい!」というユーザーにはうってつけだ。

「COCORO KITCHEN」との連携機能もない。シンプルにテレビだけを楽しむ手軽な「2T-C12AF」

「COCORO KITCHEN」との連携機能もない。シンプルにテレビだけを楽しむ手軽な「2T-C12AF」

タッチパネル非搭載なので、こちらには専用リモコンが同梱される

タッチパネル非搭載なので、こちらには専用リモコンが同梱される

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
関連記事
ページトップへ戻る