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Alexa対応デバイスから、照明や扇風機などの電源をオン/オフできる

他社に比べて使い勝手はどう? 1,980円のAmazon純正スマートプラグ「Amazon Smart Plug」を試した

Amazon純正スマートプラグ「Amazon Smart Plug」

Amazon純正スマートプラグ「Amazon Smart Plug」

Amazonの音声アシスタント「Alexa」に対応したAmazonデバイス群に新たな仲間が加わった。7月15日より販売がスタートするのは、Amazon EchoシリーズなどのAlexa対応デバイスから、照明や扇風機といった家電の電源のオン/オフを操作できるAmazon純正のスマートプラグ「Amazon Smart Plug」。価格は1,980円で、Amazon.co.jpのほか、ヤマダ電機やエディオン、ケーズデンキ、ロフト渋谷店などの一部の家電量販店でも販売する。スマートプラグと呼ばれる製品は他社からも発売されているが、はたしてAmazon Smart Plugの使い勝手はどうなのか。さっそく実機を試す機会を得たので、ミニレビューをお届けしたい。

Alexaアプリで一元管理。BLE対応でセッティングはAlexaアプリでQRコードを読み取るだけ

Amazon純正のスマートプラグとして登場したAmazon Smart Plug。税込み1,980円というお手軽価格ということもあり、パッケージは本体とマニュアルなどの冊子3枚のみという非常にシンプルな構成となっている。本体は、いわゆるスマートプラグといったデザインで、やや厚みのあるホワイトカラーのボディ正面には接続状況を確認できるLEDインジケーターを、側面には電源ボタンが用意されている。このあたりのハードウェア的な作り込みは、他社製スマートプラグとほとんど同じだ。

Amazon Smart Plugのパッケージ

Amazon Smart Plugのパッケージ

パッケージの中身は本体と冊子3つのみと非常にシンプル

パッケージの中身は本体と冊子3つのみと非常にシンプル

本体サイズはこんな感じ

本体サイズはこんな感じ

本体にやや厚みがあるのと、家電を取り付けるコンセントプラグの挿し込み口の位置が真正面にあることなどから、設置位置によっては家具などと干渉する可能性がある点は注意

正面左側の小さい穴の中にLEDインジケーターが用意されており、Wi-Fi接続の状態などを確認できる

正面左側の小さい穴の中にLEDインジケーターが用意されており、Wi-Fi接続の状態などを確認できる

側面には電源ボタンが用意されており、Wi-Fi経由での電源オン/オフ操作だけじゃなく、直接操作も可能となっている

いっぽう、他社製スマートプラグと決定的に異なるのが対応アプリだろう。Amazon Smart Plugは音声アシスタントのAlexaを手がけるAmazonが開発した純正スマートプラグというということもあり、Alexaアプリを使用する形になっている。他社製スマートプラグが自社製のアプリを用意し、それらを使ってセッティングしたあとに、音声アシスタントアプリと紐付けて使用することが多い中、Amazon Smart Plugでは音声アシスタントアプリ内にスマートプラグのコントロール機能を内包することで、機能を一元管理できるようになっているというわけだ。

セッティングも非常に簡単だ。ハードウェア的にWi-FiだけでなくBluetooth Low Energyをサポートしたことで、コンセントにAmazon Smart Plugを差し、マニュアルか本体にプリントされているQRコードを読み取るだけで完結するようになっている。Alexaアプリをインストールしたスマホや、Amazon FireタブレットやEchoシリーズなどのAlexa対応のAmazonデバイスをすでに使用している人なら、Wi-Fiも自動でセッティングしてくれる。Wi-Fiだけにしか対応していないデバイスだと、Wi-Fiのパスワード入力が求められてセッティングが面倒だったりするが、Amazon Smart Plugのセッティングでは、デバイス名を変えない限り、入力を求められることが一切なく、誰でも簡単にセッティングできるというのが魅力と言えるだろう。

セッティングはiOS/Android版のAlexaアプリを使用。アプリを立ち上げ、デバイスから追加する形だ

セッティングはiOS/Android版のAlexaアプリを使用。アプリを立ち上げ、デバイスから追加する形だ

デバイス種類から「プラグ」を選択。ブランドから「Amazon」を選べばOKだ

デバイス種類から「プラグ」を選択。ブランドから「Amazon」を選べばOKだ

QRコード読み取りで設定するためには、AlexaアプリにカメラとBLEのアクセス権を付与する必要がある

QRコード読み取りで設定するためには、AlexaアプリにカメラとBLEのアクセス権を付与する必要がある

Amazon Smart Plugを差し、QRコードでマニュアルや本体に記載されているQRコードを読み取れば、あとは自動でWi-Fi設定をしてくれる

Amazon Smart PlugがWi-Fiに接続され、スマートホーム機能のグループ設定などを行えば使えるようになる

Amazon Smart PlugがWi-Fiに接続され、スマートホーム機能のグループ設定などを行えば使えるようになる

Echoシリーズを使った音声操作はもちろん、Echo Showシリーズならタッチ操作で簡単にコントロールできる

セッティングが完了すれば、1分程度で追加したスマートプラグの情報が反映される。あとはAlexaアプリの画面操作や、EchoシリーズなどのAlexa対応デバイスからの音声操作などで電源オン/オフの操作が可能となる。音声操作なら「アレクサ、○○(デフォルトでは〇番目プラグ)つけて」といった具合だ。

もちろん、Alexaの定型アクションにAmazon Smart Plugを組み込むことも可能で、「アレクサ、おやすみ」といったらAmazon Smart Plugの電源をオフにして接続している照明を切るといったことも可能となっている。また、Echo Showシリーズをすでに持っている人なら、Echo Showの画面から呼び出せるスマートホーム機能のコントロール画面からも簡単に操作できる。このように、登録したAmazon Smart PlugをAlexa対応機器すべてに即座に反映し、簡単に使えるようになるのもAlexaで一元管理しているメリットと言えそうだ。

定型アクションにAmazon Smart Plugを組み込むことももちろん可能だ

定型アクションにAmazon Smart Plugを組み込むことももちろん可能だ

AlexaアプリやEchoシリーズの音声操作はもちろん、Echo Showの画面から呼び出せるスマートホーム機能のコントロール画面からも簡単に操作できる

なお、Amazon Smart Plugに限った話ではないが、接続するデバイスに電源を供給するかしないかというスマートプラグの基本的な構造上、いわゆる物理的なスイッチでオン/オフを制御するような機器しか使用できないため、扇風機やサーキュレーター、照明など、組み合わせる機器が若干限られる点は注意が必要だ。また、Amazon Smart Plugに限ると、スマートプラグの設定やコントロール機能がすべてAlexaに統合されているため、たとえばIFTTTを使って、他のサービスと連携して操作するといったことが簡単にできない点も気を付けたいところ。もし、スマートプラグとさまざまなサービスを連携して本格的なオートメーション機能を試してみたいというのであれば、他社製のスマートプラグのほうが向いているだろう。

今回、Amazon Smart Plugをいろいろと試してみたが、セッティングやコントロール用に別途アプリを用意することなく、Alexaアプリで簡単に一元管理できること、Bluetooth Low Energyに対応していて、QRコード読み取りで簡単に自宅に構築済みのAmazon Echoシリーズとの連携ができることは、他のスマートプラグにはないメリットなのは間違いない。現在ある自宅にAmazon Echoシリーズと手軽に連携して、スマートホーム機能を先取りしたいという人には、価格も手ごろでよさそうだ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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