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タイパ重視のアップデート! 場所や時間を問わずに使える新型「プライベート・ビエラ」

モニター部とチューナー部が分離し、家の中を自由に持ち運べるパナソニックのポータブルテレビ「プライベート・ビエラ」。2023年モデルは、人気の防水対応15V型モデル「15LD12H」「15L12H」と、手軽に使える防水非対応の10V型モデル「10L12」の3モデルが5月19日に発売される

■プライベート・ビエラ2023年モデル
15LD12H(15V型、防水対応、BD再生対応、500GB内蔵HDD録画対応)市場想定価格92,000円前後
15L12H(15V型、防水対応、外付けHDD録画対応)市場想定価格73,000円前後
10L12(10V型、外付けHDD録画対応)市場想定価格58,000円前後

ブルーレイ再生機能や500GB HDDを備えた防水対応15V型モデル「15LD12H」。スマートフォンアプリ「どこでもディーガ」への持ち出し機能も利用できる

ブルーレイ再生機能や500GB HDDを備えた防水対応15V型モデル「15LD12H」。スマートフォンアプリ「どこでもディーガ」への持ち出し機能も利用できる

防水対応の15V型モデル「15L12H」。HDDは内蔵されておらず、録画機能は外付けHDD増設で対応する形だが、その分ユーナー部がコンパクトになっている

防水対応の15V型モデル「15L12H」。HDDは内蔵されておらず、録画機能は外付けHDD増設で対応する形だが、その分ユーナー部がコンパクトになっている

防水非対応の10V型モデル「10L12」。モニター部はS字フックなどに引っ掛けて利用できる。こちらもHDDは内蔵されておらず、録画機能は外付けHDD増設で対応だ

防水非対応の10V型モデル「10L12」。モニター部はS字フックなどに引っ掛けて利用できる。こちらもHDDは内蔵されておらず、録画機能は外付けHDD増設で対応だ

昨今、“タイパ(タイムパフォーマンス)”を重視する人が増えてきている。今回発表された最新モデルでも、視聴場所や時間を問わずにテレビやネット動画を楽しめる「プライベート・ビエラ」ならではの利点に加え、タイパを重視する人に向けた機能が新たに実装された。

今回新たに実装されたのは、1.3倍/1.6倍から選べる「早見再生」、1分毎のプレビュー画面から見たいシーンをパッと探せる「プレビューサーチ」の2つ。前者の「早見再生」機能は、従来モデルにも1.3倍再生として実装されていたが、今回新たに実装された1.6倍の「早見再生」を活用すれば1時間番組を約38分で視聴できるし、「プレビューサーチ」と併用すれば、より効率的に録画番組を視聴できるというわけだ。

また、テレビ放送のリアルタイム視聴や録画番組の視聴だけでなく、本体に内蔵されたアプリを活用してネット動画やインターネットラジオを楽しめるのも「プライベート・ビエラ」の大きな特徴だが、今回の新モデルではこちらの機能も強化されている。具体的には、内蔵アプリは、「YouTube」「U-NEXT」「Hulu」「TVer」「ABEMA」「DAZN」「radiko」と従来モデルと同じだが、新モデルでは「U-NEXT」のライブ配信に新たに対応。アーティストのライブ、ミュージカル作品、スポーツ中継などのさまざまなライブ配信コンテンツを楽しめるようになった。

さらに、「プライベート・ビエラ」は内蔵するネット動画アプリに「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」「Disney+」がなく、後からアプリの追加もできない点が課題となっていたが、これについても15V型モデル「15LD12H」「15L12H」にHDMI入力を新たに追加する形でフォロー。Amazon「Fire TV」シリーズやGoogle「Chromecast with Google TV」シリーズなどのメディアストリーミング端末などを接続することで、内蔵アプリ以外のネット動画サービスを利用できるようになった。もちろん、メディアストリーミング端末だけでなく、ゲーム機やパソコンなどを接続することも可能だ。なお、「15LD12H」「15L12H」は防水対応モデルでお風呂やキッチンなどの水回りでも利用できるが、HDMI入力端子が防水カバーを開けて使う形となるため、HDMI入力を使用する際は防水にならない点は注意してほしい。

15V型モデル「15LD12H」「15L12H」のモニター部背面に搭載されたHDMI入力端子とヘッドホン出力端子。HDMI接続やイヤホン・ヘッドホン接続のときは防水非対応となる

15V型モデル「15LD12H」「15L12H」のモニター部背面に搭載されたHDMI入力端子とヘッドホン出力端子。HDMI接続やイヤホン・ヘッドホン接続のときは防水非対応となる

このほか、新モデルでは本体デザインも一部変更。3モデルともカラーリングをモノトーンでまとめたほか、「15LD12H」「15L12H」は背面の凸形状を廃止してシボ加工を見直すなどの改良を実施し、全体的に洗練された上質なデザインへとシフトしている。

左が15V型新モデル、右が15V型旧モデル。旧モデルはブラックとクリアの2トーン仕上げだったが、新モデルはすべてブラックで統一された

左が15V型新モデル、右が15V型旧モデル。旧モデルはブラックとクリアの2トーン仕上げだったが、新モデルはすべてブラックで統一された

HDMI入力が新搭載に合わせ、モニター部の背面のデザインも刷新。凸部分がなくなり、スマートな印象になった

HDMI入力が新搭載に合わせ、モニター部の背面のデザインも刷新。凸部分がなくなり、スマートな印象になった

なお、今回投入される「15LD12H」と「10L12」は同社が展開する家電のサブスクでも提供を予定。「15LD12H」は月額2,680円、「10L12」は月額1,750円で利用でき、14泊15日のお試しプランも用意するそうだ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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