新製品レポート
日常だけでなく過酷なアウトドア環境でも使える4Kビデオカメラ

JVC、防水・防塵・耐衝撃仕様の4Kエブリオ「GZ-RY980」を2月に発売!

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2018年1月16日、JVCケンウッドはビデオカメラ「Everio」の新製品として、アウトドア向けの4K対応モデル「GZ-RY980」を発表。防水/防塵/耐衝撃/耐低温という4つの保護機能「QUAD PROOF」を備えたタフさが特徴で、日常を記録できるだけでなく、水辺でのレジャーシーンやサイクリングといったアクティビティのほか、キャンプなどのアウトドアシーンでもためらいなく使える。店頭予想価格は10万円前後で、発売は2月中旬。

JVCケンウッド「GZ-RY980」。本体サイズは79(幅)×76(高さ)×162(奥行)mmで重量は約620g

JVCケンウッド「GZ-RY980」。本体サイズは79(幅)×76(高さ)×162(奥行)mmで重量は約620g

4K用の高画質テクノロジーを搭載

「GZ-RY980」は、撮像素子に総画素数1890万画素の1/2.3型高感度裏面照射CMOSセンサーを採用。4K録画時の解像度は3,840×2,160ドットで、対応するフレームレートは30p(60pは非対応)。記録形式は映像がMPEG-4 AVC/H.264で音声がリニアPCM 2ch。ビットレートは最大70Mbps。録画ファイルはQuickTime(MOV)形式で保存される。

レンズには、独自の「JVC 4K GTレンズ」を搭載。明るさはF1.8〜2.8で、高精細な描写と小型化を両立させた。フィルター径は46mm。ワイドコンバージョンレンズも取り付けられる。35mm換算の焦点距離は広角側が最大29.9mmで光学ズームは10倍(デジタルズームは200倍)。シーソー式ズームレバーを採用しており、レーバーを前方に倒すとズーム、後方に倒せばワイドと、ズーム・ワイドを直感的に操作可能だ。

新開発の「JVC 4K GTレンズ」

新開発の「JVC 4K GTレンズ」

シーソー式ズームレバー。レーバーをレンズ側に倒すとズームに、端子側に倒せばワイドに調整できる。手ブレ補正は電子式

また映像エンジンも4K用に強化された「FALCONBRID 4K」に刷新されており、映像の高速処理と低消費電力化にも貢献しているという。バッテリー内蔵タイプ(大容量タイプを搭載するのはもちろん)だが、4Kでの連続録画時間は最大4.5時間となり、他社製品に比べても公称値で1時間以上上回っている。

Everioシリーズの特徴となる「QUAD PROOF」については、特に防水性能が強化された。保護等級はフルHD対応の従来モデル「GV-RX670」と同じ、IPX8およびIPX6相当であるが、従来、水深5mで30分以内の利用対応だったものが約1時間に延びている。また、間欠的にであれば水深1mで4時間浸水可能で、浅瀬でのシュノーケリングなど、水辺でのレジャーシーンにさらに強くなった。

液晶パネルを取り出して見える凸凹加工のデザインが、実はヒートシンクの役割も兼ねているという。4K対応ともなると発熱が気になるところだが、そういうところにも工夫があるようだ

タイムラプスやハイスピード撮影に対応

撮影機能も充実している。録画した4K動画のひとコマを、800万画素の静止画写真として切り出す機能を搭載。また、編集不要ですぐ楽しめる4Kタイムラプスや、1秒間を120コマに分割するフルHDのハイスピード撮影にも対応しており、肉眼ではとらえきれない動きもスローモーションで保存できる。こうした機能を搭載することで、これまでデジタルカメラを併用していたシーンも、本機1台でカバーできるようになった。

このほかにも、本体に備えられたUSBポートに、Wi-Fiアダプターを接続すれば、スマートフォンやPCのWebブラウザを通じてリモート操作が可能。さらにネットワーク経由でHD映像をストリーミング再生することもできる。ちなみに、Wi-Fiを内蔵せずあえてアダプター(別売)にした理由については、Wi-Fiが年々進化しており、そうしたトレンドにも柔軟に対応できるからとのこと。

外部ストレージはSDXCメモリーカードに対応しており、ダブルカードスロット仕様となっている。片方がいっぱいになるともういっぽうへ自動的に記録する「連続記録」に対応しており、4K動画でも長時間の録画が可能だ。64GBのSDXCメモリーカードであれば、1枚に4K動画を約1時間45分録画できるという。また、同じ内容を2枚同時に書き込む「同時記録」も行えるが、同時記録時の解像度はフルHDとなる。

背面の端子カバーの中には、ダブルスロットのSDXCメモリーカードのほか、Wi-Fi用のUSB Type-Aポート、映像出力用のHDMI端子、音声出力(マイク)端子、後述する充電用のUSB Type-Cポートを搭載する

そのほか、使い勝手をよくするために細部にもこだわっている。直射日光下で液晶を見やすくするため偏光板を入れ画面の乱反射を抑え視認性を向上させた。また、Y字グリップには水中での撮影に配慮した乾きやすい素材が使われており、加えて水がしみこみにくい加工も施している。このほかにもユニークな機能として、本体内蔵の大容量バッテリーを活用したスマートフォンの充電機能も搭載されている。

強い直射日光下でも画面をみやすくするために、乱反射を低減させる偏光板を入れて視認性を向上させている

強い直射日光下でも画面をみやすくするために、乱反射を低減させる偏光板を入れて視認性を向上させている

カメラのホールド感をアップさせるY字グリップ。水辺での使用にも配慮し、乾きやすい素材に水がしみこみにくい加工が施されている

銭袋秀明(編集部)

銭袋秀明(編集部)

編集部の平均体重を底上げしている下っ端部員。アキバをフィールドワークにする30代。2015年4月、某編集部から異動して価格.comマガジン編集部へ。今年こそ、結果にコミット!

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