秋の運動会や行楽にぴったりな注目4機種を最新ビデオカメラの選び方とともに紹介

4K対応モデルも選べる! ビデオカメラ 2016秋の陣

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運動会や学芸会など、ビデオカメラが大活躍するシーズンが今年もやってきた。最近は、ビデオカメラではなく、デジタル一眼レフカメラやスマートフォンで動画撮影を行うという人も増えてきているが、大切な思い出をしっかりとキレイに残すなら、やっぱり動画撮影に特化したビデオカメラが有利。フルハイビジョンよりもさらに高画質な4Kで撮影できるモデルもだいぶ値下がっており、ユーザーの選択肢はグッと広がっている。ここでは、運動会や学芸会、秋の行楽シーズンに向けてビデオカメラの購入を検討している人向けに、最新ビデオカメラの選び方と注目4機種の特徴を紹介しよう。

目次
・運動会で使うなら望遠側の焦点距離と手ブレ補正に注目
・狭い室内での撮影なら広角に強いモデル
・お出かけに持ち出すなら取り回しのいい小型・軽量モデル
・動画も静止画も高画質に保存できる4Kモデル
・ビデオカメラ注目4機種ピックアップ

運動会で使うなら望遠側は300-400mmが必須。手ブレ補正はメーカー独自機構に注目

子供をよりアップして大きく撮影するのに便利なズーム機能。幼稚園の運動会などの比較的小さな会場であれば、今売っているビデオカメラのほとんどで問題なく対応できるが、小・中学校などの校庭で行われる運動会だと話は別だ。会場自体が広く、かなり離れた場所から撮影することになることもあるので、望遠側の焦点距離は最低でも300-400mmはほしい。

また、ズーム機能を使った望遠撮影の場合は、手ブレ補正にも注目したい。望遠撮影の場合、画角が非常に小さくなり、ちょっとしたブレも大きなブレになってしまう。特に運動会の場合は、走り回っている子供に向けてビデオカメラを向けているため、他の撮影シーンに比べても手ブレの影響がどうしても出やすい。撮影する場所によっては三脚や一脚が使用できないこともあるので、そういった状況でもブレをしっかりと抑えてくれる手ブレ補正機能がすぐれたモデルを選びたい。最近では、手ブレ補正効果をさらに高めたメーカー独自の手ブレ補正機構を備えたものが多数出ているので、その効果を実際に試してみてから購入するというのもいいだろう。

ミドルレンジ以上の製品では、光学手ブレ補正はいまや当たり前に。ソニーの「空間光学手ブレ補正」など、手ブレ補正効果をさらに高めた独自の手ブレ補正機構を備えたものも登場してきている

狭い室内での撮影をするなら広角撮影に強いモデルを。手ブレ補正での画角制約にも注意

授業参観や学芸会など、室内でのイベントでの動画撮影にも使うのなら、アップ撮影できる望遠側だけでなく、その場の状況全体を写せる広角側のスペックも重要になってくる。ビデオカメラはデジタルカメラに比べて広角側の画角が狭いものが多く、手ブレ補正機能のONにすると、画角に制約がつくモデルもあるので、もしそういったシチュエーションでも使う予定があるならしっかりと確認しておこう。

お出かけに持ち出すなら取り回しのいい小型・軽量モデル。防水・防塵モデルなら水辺でも大丈夫

旅行などにいっしょに持ち出すビデオカメラを選ぶなら、取り回しがしやすく、できるだけ小型で軽量なモデルがいいだろう。また、子供といっしょに出かける場合、荷物などで片手がふさがり、もう片方の手でカメラを構えて撮影することも多い。いざというときに取り逃さないように、片手でも操作がしやすいモデルというのも重要な製品選択ポイントといえる。

さらに最近では、防水・防塵に対応した製品というのもラインアップされている。海や川などの水辺や、天候の変わりやすい山などに持ち出すなら、水にぬれても安心なこういった製品を選ぶというのもアリだろう。

アウトドアシーンでの動画撮影に使えるタフネス仕様のビデオカメラも増えてきている(写真はJVC「Everio R GZ-R400-G」)

手が出しやすくなってきた4Kモデル。動画から静止画を高画質に保存できるのも魅力

4K対応ビデオカメラがだいぶ値下がってきた。対応モデルが出始めた頃は価格が非常に高かったが、ここ最近はフルハイビジョン対応モデルとの価格差もかなり小さくなり、いよいよ選択肢のひとつとして検討していい段階になってきている。

4K対応ビデオカメラの魅力は、なんといってもフルハイビジョンよりもさらにキレイな動画で思い出を残せることだろう。また、イメージセンサーが一般的なフルハイビジョンカメラよりも大きいため、動画から静止画を保存する際も、より高画質に保存できるのも魅力といえる。イメージセンサーやレンズなどの光学系デバイスがフルハイビジョン対応モデルに比べると大型のため、本体がどうしても大きくなりがちだが、本体の重さは気にならない、より高画質に思い出を残したいというのであれば、4K対応ビデオカメラはいい選択肢になるだろう。

4K対応ビデオカメラはイメージセンサーやレンズなどの光学系が大きいため、動画から切り出して保存した静止画が、一般的なフルハイビジョン対応ビデオカメラよりもキレイなことが多い

ビデオカメラ注目4機種ピックアップ

強力な「空間光学手ブレ補正」と最大26.8mmの広角レンズでワイド撮影にも強い1台
ソニー「HDR-CX675」

ソニー「HDR-CX675」(ブラック) ソニー「HDR-CX675」(ボルドーブラウン) ソニー「HDR-CX675」(ピンク) ソニー「HDR-CX675」(ホワイト)

主要スペック
撮像素子サイズ:1/5.8型
フルハイビジョン/4K:〇/×
焦点距離(光学ズーム):26.8mm-804mm(光学30倍ズーム)
内臓メモリー:32GB
対応記録メディア:メモリースティックマイクロ、microSD/SDHC/SDXCメモリーカード
バッテリー駆動時間:約310分
本体サイズ・重量:57.5(幅)×66(高さ)×120.5(奥行)mm、重量360g

ソニーは4K対応ビデオカメラもラインアップしているが、今回取り上げる「HDR-CX675」は、フルハイビジョン対応の上位モデルとなる。同社のビデオカメラといえば、イメージセンサーを含めた光学系全体を使って強力に手ブレを補正する「空間光学手ブレ補正」が大きな特徴となっているが、今回紹介する「HDR-CX675」では、同機能をさらに強化。5軸方向で手ブレを補正する新モード「インテリジェントアクティブモード」により、動く被写体を追いながら走って撮ってもこれまで以上にブレないようになっている。

また、最大26.8mmの広角レンズを搭載し、デジタルカメラに匹敵する広角撮影を楽しめる。室内などの撮影に制約のある場所でも、その場のすべての状況をしっかりと収められるtいうのはかなり魅力的といえる。

なお、今回紹介したモデルの兄弟機として、プロジェクター機能を内蔵した「HDR-PJ675」というモデルもラインアップされている。プロジェクターを内蔵したため、重量が多少重くなり、価格も1万円前後高くなるものの、田舎の実家に帰省したときに、テレビを使わなくても子供の姿を大画面で見せてあげることができる。

4K動画からフルハイビジョン動画を保存できる「あとから補正」が便利!
パナソニック「HC-VX980M」

パナソニック「HC-VX980M」(ブラウン) パナソニック「HC-VX980M」(ホワイト)

主要スペック
撮像素子サイズ:1/2.3型
フルハイビジョン/4K:〇/〇
焦点距離(光学ズーム):30.8mm-626mm(光学20倍ズーム)
内臓メモリー:64GB
対応記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード
バッテリー駆動時間:約100分(実撮影時間約50分)
本体サイズ・重量:65(幅)×73(高さ)×141(奥行)mm、重量395g

今回紹介する4モデルで唯一4K撮影に対応したモデル。同社の4K対応モデルで一番のエントリーモデルで、4K対応モデルとしては比較的リーズナブルな価格となっている。

4Kの高画質な動画撮影をサポートしたことに加え、とりあえず4Kで撮影しておいて、あとから補正をかけてきれいなフルハイビジョン動画を残せる「あとから補正」という機能を搭載したのが本機の最大の特徴。同機能を使えば、4K動画からブレの少ない動画を残せる「あとから手ブレ補正」、特定の人物だけを追尾してその人物を中心にした動画を残せる「あとから追っかけ」、4K動画から切り出してズームアップやパンニングなどの映像効果を狙える「あとからズーム」といった映像効果をあとから加えることができる。

4K対応モデルということで、本体サイズがやや大きく、ズーム機能がほかに比べて若干物足りない部分があったりするが、そういった欠点を4Kの高解像度動画と「あとから補正」を使って補完できているというのはまさにお見事だ。バッテリー駆動時間だけ大容量バッテリーを用意するなどして工夫してやれば、なかなか使える1台になるだろう。

スペックは必要十分。コストパフォーマンス抜群の1台!
キヤノン「iVIS HF R700」

キヤノン「iVIS HF R700」

主要スペック
撮像素子サイズ:1/4.85型
フルハイビジョン/4K:〇/×
焦点距離(光学ズーム)※1:38.5mm〜1232mm(光学32倍ズーム)
内臓メモリー:なし
対応記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード
バッテリー駆動時間:約150分(実撮影時間約85分)
本体サイズ・重量:53(幅)×58(高さ)×116(奥行)mm、重量295g

キヤノンの「iVIS HF R700」は、同社ビデオカメラのエントリー向けモデルだ。内蔵メモリーを非搭載とすることでコストダウンを図っており、今回紹介した4モデルの中で唯一、3万円を切る価格を実現している高コストパドーマンスな1台となっている。

光学32倍ズームをはじめ、撮影シーンに合わせてビデオカメラが4つのブレ補正を自動切替する「マルチシーンIS」、光学式と電子式の両方を併用して5軸方向の手ブレを補正する「ダイナミックモード」、合計107パターンからカメラが自動判断し、カメラまかせでキレイに撮れる「こだわりオート」など、エントリーモデルながら、撮影機能はかなり充実している。とにかく低価格にビデオカメラを手に入れたいという人にはうってつけの1台と言える。

防水・防塵のタフネス仕様! 大容量バッテリーで長時間撮影にもピッタリ
JVC「Everio R GZ-RX600」

JVC「Everio R GZ-RX600」(オレンジ) JVC「Everio R GZ-RX600」(カモフラージュ) JVC「Everio R GZ-RX600」(ホワイト) JVC「Everio R GZ-RX600」(ブラウン)

主要スペック
撮像素子サイズ:1/5.8型
フルハイビジョン/4K:〇/×
焦点距離(光学ズーム):40.5mm〜1620mm(光学40倍ズーム)
内臓メモリー:64GB
対応記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード
バッテリー駆動時間:約290分(実撮影時間約150分)
本体サイズ・重量:60(幅)×59.5(高さ)×127(奥行)mm、重量295g

IPX6/IPX8相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能、1.5mの耐衝撃性能、マイナス10度までの耐低温性能などを備え、アウトドアシーンでも積極的に使えるタフネス仕様が魅力のフルハイビジョンビデオカメラ。ホワイトやブラウンといった定番カラーだけでなく、ビビットなオレンジや、ビデオカメラでは珍しいカモフラージュをカラーバリエーションとしてそろえているのもほかにはない特徴となっている。

広角側の焦点距離が40.5mmとなっており、画角が狭くて室内撮影がやや苦手だが、広角側が弱い分、望遠側は光学40倍ズームで焦点距離1620mmとかなり強力。また、タフネスボディのため、大容量のメモリーとバッテリーをあらかじめ搭載しているのも見逃せないポイントだ。特にバッテリー駆動時間については、実撮影時間で約2時間40分の連続撮影が可能となっており、業界トップクラスの性能となっている。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

製品 価格.com最安価格 備考
HDR-CX675 40,500 さらに強化された空間光学手ブレ補正を備えたフルハイビジョンハンディカム
HC-VX980M 59,300 4K動画からフルハイビジョン動画を保存できる「あとから補正」を備えた4K対応ビデオカメラ
iVIS HF R700 23,544 コストパフォーマンスにすぐれたフルハイビジョンビデオカメラ
Everio R GZ-RX600 36,497 アウトドアシーンでも積極的に使えるタフネス仕様が魅力のフルハイビジョンビデオカメラ
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2017.2.15 更新
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