テッピーが行く! 旅カメラ周遊記

【旅カメラ周遊記 第1回】リコー「GR III」で名瀑「袋田の滝」の雪景色を撮る

旅とカメラは人生を彩るスパイスのようなもの。そして、旅とカメラは相性も抜群。「旅を楽しむ、カメラを楽しむ」をコンセプトにした、「旅×カメラ」の連載企画がはじまります! 

本連載では、私、フォトグラファーの河野鉄平(通称テッピー)がカメラ片手にいろいろなところに旅に出ます。第1回は、リコーイメージングの高級コンパクトデジカメ「GR III」を持って、日本三名瀑のひとつ「袋田の滝」(茨城県久慈郡大子町)に向かいました。

記念すべき連載1回目は、「GR III」を持って旅に出かけます。APS-CサイズのCMOSセンサーと、35mm判換算で焦点距離28mm相当の単焦点レンズを搭載した高級コンパクトデジカメです

記念すべき連載1回目は、「GR III」を持って旅に出かけます。APS-CサイズのCMOSセンサーと、35mm判換算で焦点距離28mm相当の単焦点レンズを搭載した高級コンパクトデジカメです

まずはあいさつと名瀑について

こんにちは、テッピーです。

もう40歳を超えてみずからの名を“テッピー”なんて言うのも気恥ずかしいのですが、私のあだ名がテッピーで、なじみの方々からは今でもテッピーと呼ばれています。ぜひ皆さまに本連載を慣れ親しんでいただきたいと考えまして、思い切って「テッピーが行く! 旅カメラ周遊記」という連載名にしてみました。どうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、記念すべき連載1回目の行き先は、「袋田の滝」です。え! それどこ!? と思われた人もいらっしゃるかもしれませんが、袋田の滝は、その名のとおり“袋田にある滝”です。

袋田へは、東京駅から水戸駅までJR常磐線の特急「ひたち」を使い、そこからJR水郡線で向かいました。東京駅からは乗り換えを含めて2時間30分くらいの道程ですGR III、プログラムAE、F2.8、1/250秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:日陰、イメージコントロール:クロスプロセス、28mm相当撮影写真(6000×4000、10.2MB)

袋田へは、東京駅から水戸駅までJR常磐線の特急「ひたち」を使い、そこからJR水郡線で向かいました。東京駅からは乗り換えを含めて2時間30分くらいの道程です
GR III、プログラムAE、F2.8、1/250秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:日陰、イメージコントロール:クロスプロセス、28mm相当
撮影写真(6000×4000、10.2MB)

GR III、プログラムAE、F5.6、1/500秒、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当撮影写真(6000×4000、12.7MB)

GR III、プログラムAE、F5.6、1/500秒、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当
撮影写真(6000×4000、12.7MB)

袋田は茨城県久慈郡大子町にあります。袋田の滝は高さ120メートル、幅は73メートルもあるそうで、日本三名瀑にも数えられる茨城県の名所です。ちなみに、この“瀑(ばく)”とは、水飛沫をあげ、暴れるように落ちる滝のことを意味するそうです。つまり、ざっくり言うとそれだけ“激しい滝”だということです。

冬場は、運がよければ滝全体が凍結する「氷瀑(アイスフォール)」と呼ばれる現象が見られるということで、幸運を祈って出かけてみることにしたのでした。

水戸駅で水郡線に乗り換えます。水郡線の車窓から水戸駅のホームを眺めるGR III、プログラムAE、F5.6、1/500秒、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.1MB)

水戸駅で水郡線に乗り換えます。水郡線の車窓から水戸駅のホームを眺める
GR III、プログラムAE、F5.6、1/500秒、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.1MB)

水郡線は被写体としても魅力的のようですGR III、プログラムAE、F5.6、1/800秒、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.1MB)

水郡線は被写体としても魅力的のようです
GR III、プログラムAE、F5.6、1/800秒、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.1MB)

小型・軽量ボディにAPS-Cセンサーと28mmレンズを搭載する「GR III」

今回一緒に袋田の滝を巡ってくれるカメラは、リコーイメージングの「GR III」です。

「GR III」は片手で軽々と持てるコンパクトデジカメ。カメラバッグは使わずに、このカメラのみを持って旅に出ました

「GR III」は片手で軽々と持てるコンパクトデジカメ。カメラバッグは使わずに、このカメラのみを持って旅に出ました

ご存じの人も多いと思いますが、「GR」は、高級コンパクトカメラの名機です。1996年にフィルムカメラとして誕生して以降、2005年発売の「GRデジタル」シリーズを経て、2013年にAPS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載する「GR」が誕生。今回持ち出したのは、その3世代目の最新モデル「GR III」です。

「GR III」の魅力は何といっても持ち運びやすいコンパクトなフォルムとオシャレなデザインでしょう。これはフィルムカメラ時代から変わらず引き継がれてきた「GR」のポリシーのようなもの。「GR III」に関しては重量が約257g(バッテリー、SDカード含む)しかありません。

しかも、この小型・軽量ボディの中に、APS-Cサイズ相当(23.5×15.6mm)の大きな撮像素子(有効約2424万画素)と、35mm判換算で焦点距離28mm相当の単焦点レンズ(開放F値F2.8)を搭載しています。ものすごく小さいのに、こんなにすごいスペックなんです。

なお、「GR III」の姉妹機として、35mm判換算で焦点距離40mm相当の標準画角を持つ「GR IIIx」もラインアップしています。

「GR III」は、右手ですべての操作が完結する操作性のよさも大きな魅力です。コントロールダイヤル(@)とADJ/露出補正レバー(A)、そして、シャッターボタン手前にある電子ダイヤルをうまく使いこなすことで、「GR III」の機動力を生かした直感的な撮影が楽しめます

「GR III」は、右手ですべての操作が完結する操作性のよさも大きな魅力です。コントロールダイヤル(@)とADJ/露出補正レバー(A)、そして、シャッターボタン手前にある電子ダイヤルをうまく使いこなすことで、「GR III」の機動力を生かした直感的な撮影が楽しめます

スムーズな設定変更を行うために、ボタンカスタマイズの機能もぜひ活用したいところ。今回、私はコマンドダイヤル横のFnボタン(@)に、色合いを調整して写真の雰囲気をがらりと変えることができる「イメージコントロール」を割り当てました

スムーズな設定変更を行うために、ボタンカスタマイズの機能もぜひ活用したいところ。今回、私はコマンドダイヤル横のFnボタン(@)に、色合いを調整して写真の雰囲気をがらりと変えることができる「イメージコントロール」を割り当てました

ちなみに、袋田に旅行に行く直前に、「GR III」の最新ファームウェア(Ver.1.70)が公開となり、「イメージコントロール」に「ネガフィルム調」が新たに追加されました

ちなみに、袋田に旅行に行く直前に、「GR III」の最新ファームウェア(Ver.1.70)が公開となり、「イメージコントロール」に「ネガフィルム調」が新たに追加されました

水郡線で袋田を目指す

水戸駅から水郡線に乗って袋田駅までは70分ほど。次第に薄く積もった雪景色が現れるようになってきて、袋田の滝も雪が積もっているのではないかと期待が高まります。

ちなみに、水郡線は2019年10月に起きた台風の影響でいくつかの路線で不通になっていましたが、少しずつ復旧し2021年3月に晴れて全線で運転が再開されたそうです。その最後に復旧したのが、これから向かう袋田駅から常陸大子駅の間でした。

GR III、プログラムAE、F5.6、+1.7EV、1/400秒、ISO800、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ビビッド、28mm相当撮影写真(6000×4000、12.7MB)

GR III、プログラムAE、F5.6、+1.7EV、1/400秒、ISO800、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ビビッド、28mm相当
撮影写真(6000×4000、12.7MB)

GR III、プログラムAE、F4、1/250秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ビビッド、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.0MB)

GR III、プログラムAE、F4、1/250秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ビビッド、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.0MB)

GR III、プログラムAE、F2.8、1/50秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ビビッド、28mm相当撮影写真(6000×4000、11.3MB)

GR III、プログラムAE、F2.8、1/50秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ビビッド、28mm相当
撮影写真(6000×4000、11.3MB)

GR III、プログラムAE、F4、1/250秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ハードモノトーン、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.2MB)

GR III、プログラムAE、F4、1/250秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ハードモノトーン、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.2MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/640秒、+0.3EV、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:ネガフィルム調、50mm相当撮影写真(3360×2240、4.0MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/640秒、+0.3EV、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:ネガフィルム調、50mm相当
撮影写真(3360×2240、4.0MB)

上に掲載した一連の写真は、水郡線の車内から撮影したものです。

最後の写真はクロップ機能を使って焦点距離50mm相当の画角で切り取っています。「GR III」には35mm相当と50mm相当のクロップ機能が備わっており、50mm相当でクロップすれば、この写真のように、まるで標準レンズで切り取ったかのような描写も楽しめるのです。

このクロップ機能は光学ズームではなくデジタルズームです。画面の中央部をその画角相当にトリミングしているため、JPEGの記録サイズは小さくなりますが(50mm相当のクロップの場合、L:6000×4000やM:4800×3200で設定していてもS:3360×2240で記録されます)、元が有効約2424万画素と十分な画素数なので特段困ることはありません。A4サイズ程度のプリントにも十分対応できるレベルです。

袋田の駅に到着。バスで滝に向かう

事前情報では、袋田の滝はJR袋田駅から徒歩で40分くらいとのことだったので、カメラも軽いためのまま駅から歩いてもいいかなと思っていましたが、ちょうど電車の到着に合わせてバスがやってきたので乗り込むことに。

電車が到着してしばらくすると、バスがやってきました。滝への起点になる場所(バスで10分くらい)へ向かいますGR III、プログラムAE、F5.6、1/800秒、+0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:白色蛍光灯、イメージコントロール:ポジフィルム調、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.0MB)

電車が到着してしばらくすると、バスがやってきました。滝への起点になる場所(バスで10分くらい)へ向かいます
GR III、プログラムAE、F5.6、1/800秒、+0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:白色蛍光灯、イメージコントロール:ポジフィルム調、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.0MB)

バスに書いてあった文字。もうハロインは終わって年も明けたけど……でも可愛らしいGR III、プログラムAE、F5、1/400秒、+0.7EV、ISO100、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ポジフィルム調、28mm相当撮影写真(6000×4000、10.1MB)

バスに書いてあった文字。もうハロインは終わって年も明けたけど……でも可愛らしい
GR III、プログラムAE、F5、1/400秒、+0.7EV、ISO100、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ポジフィルム調、28mm相当
撮影写真(6000×4000、10.1MB)

バスから降りて、滝の入り口に向かいます。袋田の滝周辺は温泉郷で、ほどよく観光客で賑わっていました。昨晩降った雪がそこかしこに残っていますGR III、絞り優先AE、F2.8、1/2000秒、+1EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:スタンダード、28mm相当撮影写真(6000×4000、12.9MB)

バスから降りて、滝の入り口に向かいます。袋田の滝周辺は温泉郷で、ほどよく観光客で賑わっていました。昨晩降った雪がそこかしこに残っています
GR III、絞り優先AE、F2.8、1/2000秒、+1EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:スタンダード、28mm相当
撮影写真(6000×4000、12.9MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/400秒、-0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:クロスプロセス、28mm相当撮影写真(4000×6000、9.6MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/400秒、-0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:クロスプロセス、28mm相当
撮影写真(4000×6000、9.6MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/500秒、-0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:クロスプロセス、28mm相当撮影写真(6000×4000、11.3MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/500秒、-0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:クロスプロセス、28mm相当
撮影写真(6000×4000、11.3MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/800秒、+0.7EV、ISO100、ホワイトバランス:昼光色蛍光灯、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.2MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/800秒、+0.7EV、ISO100、ホワイトバランス:昼光色蛍光灯、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.2MB)

お土産物屋や露店も多く、鮎の塩焼きやだんごが売っていました。写真のおだんごは“滝見だんご”と言うらしい。1本いただきましたが、大変美味でした。撮っていいですかと聞いたら、「どうぞどうぞ」と進んでだんごに手を添え、ピタリと手先を止めてくれましたGR III、絞り優先AE、F2.8、1/1000秒、+0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:昼光色蛍光灯、イメージコントロール:ネガフィルム調、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.1MB)

お土産物屋や露店も多く、鮎の塩焼きやだんごが売っていました。写真のおだんごは“滝見だんご”と言うらしい。1本いただきましたが、大変美味でした。撮っていいですかと聞いたら、「どうぞどうぞ」と進んでだんごに手を添え、ピタリと手先を止めてくれました
GR III、絞り優先AE、F2.8、1/1000秒、+0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:昼光色蛍光灯、イメージコントロール:ネガフィルム調、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.1MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/1000秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:昼光色蛍光灯、イメージコントロール:ネガフィルム調、28mm相当撮影写真(6000×4000、10.5MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/1000秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:昼光色蛍光灯、イメージコントロール:ネガフィルム調、28mm相当
撮影写真(6000×4000、10.5MB)

滝の入り口には券売所があります。ここを通過し「袋田の滝トンネル」をくぐった先に滝はあります。このトンネルが結構長くて、思わず黒部ダムを思い出してしまいましたGR III、プログラムAE、F2.8、1/8秒、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当撮影写真(4000×6000、12.8MB)

滝の入り口には券売所があります。ここを通過し「袋田の滝トンネル」をくぐった先に滝はあります。このトンネルが結構長くて、思わず黒部ダムを思い出してしまいました
GR III、プログラムAE、F2.8、1/8秒、ISO400、ホワイトバランス:太陽光、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当
撮影写真(4000×6000、12.8MB)

「GR III」で袋田の滝を撮りまくる

いよいよ袋田の滝とご対面です。

GR III、プログラムAE、F5、1/400秒、ISO100、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ポジフィルム調、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.1MB)

GR III、プログラムAE、F5、1/400秒、ISO100、ホワイトバランス:オート、イメージコントロール:ポジフィルム調、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.1MB)

展望台に出ると感動的な情景が待っていました。思った以上にでかい! 上の作例はモノクロで撮ったわけではありません。雪と氷に覆われモノトーンに変わった非常に幻想的で壮大な滝の風景が目の前に広がっていました。距離感的に「GR III」の28mm相当でちょうどいい感じです。とりあえず、「イメージコントロール」をいろいろ試しながら撮りまくりました。

少し水が流れていて、氷瀑の状態ではありませんでしたが、自分が望んでいたものに近いシーンに出合うことができました。

1:1のアスペクト比で撮影。縦横の比率を変えるだけでも変化が出ますGR III、絞り優先AE、F8、1/160秒、ISO200、ホワイトバランス:日陰、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当撮影写真(4000×4000、8.8MB)

1:1のアスペクト比で撮影。縦横の比率を変えるだけでも変化が出ます
GR III、絞り優先AE、F8、1/160秒、ISO200、ホワイトバランス:日陰、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当
撮影写真(4000×4000、8.8MB)

50mm相当のクロップにして植物を接写。マクロ撮影時にクロップを用いると、さらに寄り感が強調されますGR III、絞り優先AE、F2.8、1/160秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:日陰、イメージコントロール:レトロ、50mm相当撮影写真(2240×2240、2.4MB)

50mm相当のクロップにして植物を接写。マクロ撮影時にクロップを用いると、さらに寄り感が強調されます
GR III、絞り優先AE、F2.8、1/160秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:日陰、イメージコントロール:レトロ、50mm相当
撮影写真(2240×2240、2.4MB)

上の植物の写真ではマクロモードを使っています。マクロモードはコントロールダイヤルにある花のマークから設定します。マクロモードを使うと被写体までの距離が6〜12cmの範囲でAFが行えるようになり、被写体を大きく写せます。

ひとつ注意したいのが、マクロモードでは12cmまでの範囲でしかピントが合わせられなくなること。13cmを超える被写体距離になるとピントが合わなくなるので、この場合はマクロモードを解除する必要があります。

ハイキングコースに入ってみる

展望台からハイキングコースに進めるようになっていて、ちょっと雪深かかったのですが、人の往来があったので少し入ってみることに。

「GR III」は軽いのでへっちゃらだと思いましたが、ひたすら階段を上がるコースで、途中から息も絶え絶え。階段を下りてきたアルピニスト風の人に「この上は眺めいいですか?」とはぁはぁ言いながら尋ねたのですが、「う〜ん、まあ、そ〜だね〜」と何だかはっきりしないご回答。予想はしていましたが、木々に囲まれ全景は見えなかったものの、滝を上から眺められて多少の達成感はあったのでした。

この下は舗装されているけれども、この上は舗装されていなくて土道。転倒注意的な階段が続きますGR III、絞り優先AE、F8、1/60秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:日陰、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.1MB)

この下は舗装されているけれども、この上は舗装されていなくて土道。転倒注意的な階段が続きます
GR III、絞り優先AE、F8、1/60秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:日陰、イメージコントロール:モノトーン、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.1MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/250秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:曇天、イメージコントロール:ハードモノトーン、28mm相当撮影写真(6000×4000、13.5MB)

GR III、絞り優先AE、F2.8、1/250秒、+0.3EV、ISO200、ホワイトバランス:曇天、イメージコントロール:ハードモノトーン、28mm相当
撮影写真(6000×4000、13.5MB)

ぜえぜえ言いながら登りきったところから見えた袋田の滝の上流GR III、絞り優先AE、F8、1/125秒、+0.3EV、ISO100、ホワイトバランス:曇天、イメージコントロール:HDR調、50mm相当撮影写真(3360×2240、4.2MB)

ぜえぜえ言いながら登りきったところから見えた袋田の滝の上流
GR III、絞り優先AE、F8、1/125秒、+0.3EV、ISO100、ホワイトバランス:曇天、イメージコントロール:HDR調、50mm相当
撮影写真(3360×2240、4.2MB)

GR III、絞り優先AE、F8、1/400秒、-0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:曇天、イメージコントロール:クロスプロセス、50mm相当撮影写真(3360×2240、4.2MB)

GR III、絞り優先AE、F8、1/400秒、-0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:曇天、イメージコントロール:クロスプロセス、50mm相当
撮影写真(3360×2240、4.2MB)

詳細設定でモノトーンのHDR調に。重厚感があります。袋田の滝は「四度(よど)の滝」とも呼ばれるそう。大子町観光協会のサイトによると、これは西行法師がこの滝を見て、「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことが由来とも言われているそうですGR III、絞り優先AE、F5、1/400秒、-0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:曇天、イメージコントロール:HDR調、28mm相当撮影写真(4000×6000、12.8MB)

詳細設定でモノトーンのHDR調に。重厚感があります。袋田の滝は「四度(よど)の滝」とも呼ばれるそう。大子町観光協会のサイトによると、これは西行法師がこの滝を見て、「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことが由来とも言われているそうです
GR III、絞り優先AE、F5、1/400秒、-0.7EV、ISO200、ホワイトバランス:曇天、イメージコントロール:HDR調、28mm相当
撮影写真(4000×6000、12.8MB)

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