往年の名車たちに出会えるイベントが今年も幕張メッセで開催!

ニュル最速のランボやラリー仕様のフェラーリも!100台超の名車が集まった「オートモビルカウンシル」

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2017年8月4日(金)〜6日(日)の3日間、千葉の幕張メッセにおいて「オートモビルカウンシル2017」と呼ばれる自動車イベントが開催されている。

オートモビルカウンシルは、昨年2016年にヘリテージカーイベントとして初開催され、国内外の自動車メーカーとヘリテージカー販売店が一同に会して名車の展示から販売まで行う、これまでの日本には無かった新しいスタイルの自動車イベントだ。

オートモビルカウンシル2017の入り口すぐに展示されている3台のクルマのテーマは“60年代、Golden eraの百花繚乱”

アルファ・ロメオ「ジュリアTZ(1965年)」爆発的ヒット作、初代ジュリアシリーズの頂点に位置するレーシング・スポーツ。展示車は1965年、イタリアのトリノショーに展示された実車。閉会後、エンジンをオイル漬けにした状態でずっと保管されていた個体を、1972年に日本人オーナーが入手。一度も走行していない、事実上新車の状態に保たれた、世界にただ1台のTZ

メルセデス・ベンツ「220SEb(1961年)」近年再評価されているポール・ブラックがデザインした、テールフィンを持たない最初の縦目メルセデス。豪奢な作りとドイツ流エレガンスの極みともいえる1台。2.2リッター直列6気筒エンジンには機械式インジェクションが備わる

シボレー「コルヴェア・モンザ(1963年)」ポルシェ911より早く空冷フラットシックスをリアに積んだ、アメリカの革新的コンパクトカー。展示車のモンザは2ドアのクーペモデル。日野コンテッサ、ヒルマン・インプ、プリンス・グロリア等、外観デザインでも世界に大きな影響を与えた

今年、オートモビルカウンシル2017には、アストン・マーティンやシトロエン、プジョー、VW、ポルシェ、アルファロメオなど100台超の名車が集まった。そのなかでも来場者の人気を集めていたクルマが、ランボルギーニ「ウラカン ペルフォルマンテ」だ。

多くの来場者の注目を集めていた、ニュル最速のランボルギーニ「ウラカン ペルフォルマンテ」

多くの来場者の注目を集めていた、ニュル最速のランボルギーニ「ウラカン ペルフォルマンテ」

ウラカン ペルフォルマンテは、ニュルブルクリンクのノルトシュライフェにおいて、量産車で世界最速のラップタイムを叩き出した最強のスーパーカーだ。ランボルギーニのなかでも最もパワフルなV10エンジンを搭載し、最高出力640PS、最大トルク600Nmを発生し0-100km/h加速は2.9秒を誇るモンスターマシンが、オートモビルカウンシルにて一般公開されている。

また、ランボルギーニ麻布のブースではウラカン ペルフォルマンテ以外にも「クンタッチ[カウンタック](1976年)」や「ディアブロGT(2000年)」、「アヴェンタドールS(2017年)」も展示されている。

フェラーリ「308 Gr.4 Argento(1977年)」

フェラーリ「308 Gr.4 Argento(1977年)」

フェラーリ「308 Gr.4 Bianco(1985年)」

フェラーリ「308 Gr.4 Bianco(1985年)」

ランボルギーニ以外で人気だったのが、エムズバンテックブースに展示されていた2台のフェラーリ「308 グループ4 仕様」(1977年/1985年)。フェラーリのラリーカーとあって、多くの来場者が撮影していた。価格は、1985年モデルが2710万円、1977年モデルは参考出品となっている。

今回、自動車メーカーとしてはランボルギーニ以外にも、トヨタ、ホンダ、マツダ、日産、スバル、ボルボ、アウディがブース出展している。ここからは、各メーカーブースの見所をご紹介しよう。

トヨタブース

トヨタブースののテーマは“プリウス誕生20年”

トヨタブースののテーマは“プリウス誕生20年”

トヨタブースのテーマは“プリウス誕生20年”。初代プリウスと最新のプリウスPHVが展示されているほか、1977年の東京モーターショーに出展された貴重なハイブリッドカー「トヨタスポーツ800 ガスタービン・ハイブリッド」も展示されている。

1977年の東京モーターショーに出展された「トヨタスポーツ800 ガスタービン・ハイブリッド」

1977年の東京モーターショーに出展された「トヨタスポーツ800 ガスタービン・ハイブリッド」

1960年に省エネルギーで軽量、コンパクトなガスタービンエンジンを、負荷の激しいクルマへ搭載するために注目されたハイブリッドシステムだったが、開発に多くの部品が必要になるとのことで市販化に至らなかったという。古くからハイブリッドカーの開発に着手していたことが窺える展示内容となっているのが、トヨタブースだ。

ホンダブース

ホンダブースには、初代NSXとNSX タイプR、新型NSXが展示されている

ホンダブースには、初代NSXとNSX タイプR、新型NSXが展示されている

ホンダ「NSX(1990年)」

ホンダ「NSX(1990年)」

ホンダ「NSX タイプR(1992年)」

ホンダ「NSX タイプR(1992年)」

ホンダ「NSX(2016年)」

ホンダ「NSX(2016年)」

ホンダブースでは、NSXの歴史を紹介するとともに、1990年の初代「NSX」、初代にさらなる走りの楽しさを追求した1992年の「NSX タイプR」、そして新型「NSX」を展示している。

マツダブース

“ロータリーエンジン誕生50周年”がテーマのマツダブース。「サバンナ RX-7(1978年)」(左)と「コスモスポーツ(1967年)」(右)

「コスモスポーツ プロトタイプ(1966年)」発売前年の1966年に、北海道から九州までのマツダディーラーに47台の試作車を配車して大規模な社外委託実験が行われた。現車は兵庫県のディーラーに配車され、六甲や名神道で実走テストを行った試作車

マツダブースでは“ロータリーエンジン誕生50周年”をテーマとして、「コスモスポーツ プロトタイプ(1966年)」「コスモスポーツ(1967年)」「マツダ ファミリアプレスト ロータリークーペ(1970年)」「マツダ ファミリアプレスト ロータリークーペ レース仕様車(1970年)」「サバンナ RX-7(1978年)」「マツダ 787B(55号車)」と、数々のロータリーエンジン搭載車を展示する。

チャターマークの入ったローターハウジングとともに、ロータリーエンジンの開発の軌跡を辿るコーナーも設けられている

ロータリーエンジン特有のトラブルで“悪魔の爪あと”と呼ばれたチャターマークの入ったローターハウジングが、ロータリーの歴史とともに展示されているのも見所のひとつだ。

レストアサービスが発表されたマツダ「ロードスター(初代NA型)」

レストアサービスが発表されたマツダ「ロードスター(初代NA型)」

さらに、マツダは初日のプレスデーにおいて、初代ロードスター(NA型)のレストアサービスを発表した。サービス内容は、ユーザーのロードスターを預かってリフレッシュさせるサービスに加えて、幌やタイヤ、ウッドステアリング、シフトノブといったパーツを現在の技術で復刻してユーザーへ再供給するという2つのサービスが軸となる。これらは2018年初頭からサービスが開始されるとのことで、マツダブース内にもレストアされた初代ロードスターが展示されている。

スバルブース

“事故ゼロを目指して60周年”がテーマのスバルブース

“事故ゼロを目指して60周年”がテーマのスバルブース

「スバル360」車両は最初に製造された60台のうちの1台

「スバル360」車両は最初に製造された60台のうちの1台

アイサイト・ツーリングアシストを搭載した、8月7日発売予定のスバル「WRX S4」

アイサイト・ツーリングアシストを搭載した、8月7日発売予定のスバル「WRX S4」

アイサイト・ツーリングアシストを搭載した、8月7日発売予定のスバル「レヴォーグ」

アイサイト・ツーリングアシストを搭載した、8月7日発売予定のスバル「レヴォーグ」

スバルブースでは“事故ゼロを目指して60周年”をテーマとして、当時から衝突安全や歩行者保護などの安全技術に取り組んでいた「スバル360」と「スバル1000」が展示されている。

さらに、スバルの最新の安全技術「アイサイト・ツーリングアシスト」を搭載した新型「レヴォーグ」「WRX S4」も、8月7日の正式な発売を控えた直前に一般公開される。

日産ブース

“時代の最先端デザイン”がテーマの日産ブース

“時代の最先端デザイン”がテーマの日産ブース

コンセプトカー「Vmotion 2.0」

コンセプトカー「Vmotion 2.0」

「ニッサン・シルビア(1966年)」

「ニッサン・シルビア(1966年)」

日産ブースのテーマは“時代の最先端デザイン”。2017年の北米国際自動車ショーで公開したコンセプトカー「Vmotion 2.0」のほか、「ダットサン14型(1935年)」「プリンス スカイラインスポーツ(1960年)」、「ニッサン・シルビア(1966年)」が展示されている。

ボルボブース

“ボルボ90周年の歴史とワゴン・エステートの展示”がテーマのボルボブース

“ボルボ90周年の歴史とワゴン・エステートの展示”がテーマのボルボブース

ボルボブースに展示されている「V90 90th アニバーサリーエディション」

ボルボブースに展示されている「V90 90th アニバーサリーエディション」

ボルボブースでは“ボルボ90周年の歴史とワゴン・エステートの展示”をテーマに、「240GLワゴン」「960SXエステート」の展示に加えて、ボルボ創業90周年を記念する特別限定車「V90 90th アニバーサリーエディション」が展示されている。

アウディブース

アウディクワトロのラリー仕様車や新型「アウディ RS5 クーペ」などが展示されているアウディブース

アウディクワトロのラリー仕様車や新型「アウディ RS5 クーペ」などが展示されているアウディブース

日本初公開の新型「アウディ RS5 クーペ」

日本初公開の新型「アウディ RS5 クーペ」

アウディブースでは、初代「アウディ クワトロ」のラリー仕様車「アウディ スポーツ クワトロ S1(1984年)」が展示されているほか、新型「アウディ RS5 クーペ」がオートモビルカウンシルにおいて日本初公開となる。

アウディ A5シリーズのトップモデルであるアウディ RS5 クーペは、新開発の2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載。最高出力450PS、最大トルクは170Nmアップの600Nmを発揮し、0-100km/h加速はわずか3.9秒というハイパワークーペだ。アウディ RS5 クーペの日本における発売は、2017年秋が予定されている。

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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2017.12.14 更新
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