新製品レポート
4座+ラゲッジで多用途に使える豪華でスポーティーなコンバーチブルGT

日本デビューを果たした、フェラーリ「Portofino(ポルトフィーノ)」レポート

フェラーリ ジャパンは、2017年9月のフランクフルト国際モーターショーで発表した、コンバーチブルGT「ポルトフィーノ」を、2018年2月19日に日本初公開した。その様子をレポートしよう。

「カリフォルニアT」の後継モデルである「ポルトフィーノ」。前席2座、後席2座の4人乗りが可能なユーティリティ性と、600馬力のパワーを兼ね備えた、コンバーチブルタイプのグランツーリスモ(GT)だ

快適で豪華、そして動的性能もアップした「カリフォルニアT」の後継モデル

「ポルトフィーノ」は、2014年に登場した「カリフォルニアT」の後継となる、2+2のコンバーチブルGT。ラグジュアリー性、多用途性、快適な乗り心地を融合させつつ、0km/h
から100km/hまでわずか3.5秒で達する高い動力性能を兼ね備えているのが特徴だ。

搭載される3,855ccの90°V8ターボエンジンは、最高出力441kW(600馬力)、最大トルク760Nm。これに、7速のデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせる。このエンジンは、排気量1リッターあたり156馬力というパワーを実現し、前モデル「カリフォルニアT」と比較すると最大出力で40馬力ものパワーアップを果たした。ボディは、各部を中空構造化できる砂型鋳造や、コンポーネントの一体化を推進することで、「カリフォルニアT」と比較して、ねじれ剛性を35%強化しつつ、約80kgもの軽量化を実現している。

室内の快適性も高められており、前席の居住性が高められたほか、完全に新設計された薄型化&軽量化されたシートの採用で、後席のレッグスペースも広げられている。また、ラゲッジスペースも292リッターの容量が確保されており、屋根を閉じた状態なら中型スーツケースを3個程度、オープンスタイル時でも2個程度が収納可能だ。これにより、ポルトフィーノ1台で、大人2名+小さな子ども2名と荷物を載せた、グランツーリスモとしても活用できる。

快適装備にも力が入れられている。風量を20%増やしつつ、騒音を8db軽減した新型エアコンに加えて、新設計のウインドデフレクターの採用により、室内への気流の巻き込みと騒音を抑えることに成功。また、電動式パワーステアリングや、電子制御のデファレンシャルギア「E-Diff3」、電子制御サスペンション「SCM-E」を備えることで、操作全般の電子化も推進されている。また、液晶化されたメーターに加えて、10.25インチの大画面タッチパネルをサブディスプレイとして搭載しており、インフォテインメント機能も向上している。価格は2,530万円〜(税込本体価格)。

流麗なオープンスタイル、パッと見は後席の存在はほとんどわからない

流麗なオープンスタイル、パッと見は後席の存在はほとんどわからない

屋根を閉じればファストバッククーペに変身する。電動式のリトラクタブルハードトップは、わずか14秒で、屋根の開閉が可能だ

ボンネットに納まるエンジンは、ターボラグを抑え、強力なパワーを瞬時に発揮できる

ボンネットに納まるエンジンは、ターボラグを抑え、強力なパワーを瞬時に発揮できる

10.25インチのタッチパネル液晶を備えるなど、インフォテインメント機能も高められている

10.25インチのタッチパネル液晶を備えるなど、インフォテインメント機能も高められている

フェラーリのGTとしては初めて電動パワステが採用されたステアリング

フェラーリのGTとしては初めて電動パワステが採用されたステアリング

リアシートはさすがに狭いが「カリフォルニアT」と比較して、前後の席とも居住性は高められている

リアシートはさすがに狭いが「カリフォルニアT」と比較して、前後の席とも居住性は高められている

シートは完全な新設計で軽く薄くなり、室内の快適性向上にひと役買っている

シートは完全な新設計で軽く薄くなり、室内の快適性向上にひと役買っている

フェラーリ・ジャパン&コリアのリノ・デパオリ社長によれば、前モデル「カリフォルニアT」は、フェラーリの顧客を広げたモデルだという。その後継となるポルトフィーノも実用的かつスポーティーなモデルとして人気を集めそうだ

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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