富士重工業は、2016年6月27日に発表した、「レヴォーグ」の最上級グレード「レヴォーグ STI Sport」の特別展示イベントを、7月1日〜3日の期間、「代官山T-SITE」にて開催する。開催に先駆けて行われたプレスイベントから「レヴォーグ STI Sport」のフォトレポートをお届けしよう。
乗り始めからわかる、上質な乗り味と高い操縦安定性が魅力の、シリーズ最上位グレード「レヴォーグ STI Sport」
2014年4月に登場したスバル「レヴォーグ」が、今年4月にマイナーチェンジされたことにともない、追加された最上位グレードが「レヴォーグ STI Sport」だ。搭載されるエンジンの違いにより、1.6リッター水平対向4気筒DOHC直噴ターボ“DIT”を備える「1.6STI Sports EyeSight」と、2.0リッター水平対向4気筒DOHC直噴ターボ“DIT”を備える「2.0STI Sports EyeSight」の2種類がラインアップされ、2016年7月21日より発売が開始される。
「レヴォーグ STI Sport」のエクステリアは、専用のパーツを採用することで質感が高められている。専用デザインの18インチのアルミホイールや、同じく専用デザインのフロントグリルやバンパー、LEDフォグランプなどにより、アグレッシブではあるが、いわゆる“走り屋仕様”というわけではない、「STI Sport」という名前のイメージよりもラグジュアリーな印象を受ける。内装は、専用の本革シートを中心に、ステアリングやドアパネル、ダッシュボード、シフトレバーなど各所に入れられたステッチが特徴だ。インテリアの印象も、エクステリアと同様、スポーティーさを兼ね備えたラグジュアリーなものとなっている。
足回りを見ると、ビルシュタイン製フロントストラット&リアダンパーに専用コイルスプリングを組み合わせた、専用セッティングのサスペンションが採用されている。これにより、最上位グレードらしい操縦安定性と、乗り心地が実現されている。
価格は、「1.6STI Sports EyeSight」が323万円、「2.0STI Sports EyeSight」が365万円(いずれも税別本体価格)。
フロントマスクには、バンパーとグリル、そしてLEDフォグランプなどの専用パーツが施され、最上位グレードらしいアグレッシブさが演出されている
専用デザインの18インチアルミホイールを履く。ボディとの面もぴったりそろえられた、いわゆる“ツライチ”だ
大型のマフラーカッターが取り付けられている点が、リアデザインの特徴となっている
運転支援システム「EyeSight」はもちろん標準装備
ステアリングホイールには、感触にこだわったステッチ入りのレザーが巻かれている
メーターには赤いリングがプリントされる。左右のメーターの間には4.3インチのカラー液晶が配置される
フロアマットにまで赤いステッチが入れられている
ダッシュボード上のマルチファンクションディスプレイを覆うひさしはレザー調の素材。もちろんここにも赤いステッチが入れられている
専用のボルドーのレザーシート。見た目はかなりラグジュアリーな雰囲気だが、シートは側面の張り出しが大きく、STI(SUBARU TECHNICA INTERNATIONAL)らしいスポーティーさも感じられる
後席もラグジュアリーな印象。室内の広さは十分に確保されている
ドアトリムなども専用デザイン。赤いステッチとボルドーのレザーがここにも使われている
ラゲッジスペースはVDA法で522Lの容量がある。開口部の段差が少なく、床面もフラットなのでスペースを効率よく使える
7月21日の発売に先駆けて、東京の「代官山 T-SITE」にて「レヴォーグ STI Sport」特別展示を7月1日〜3日の期間で実施される。
イベント期間中は、スバルの名車「スバル1000」も展示される