近年、ファッションと密接にリンクしたおしゃれなメガネが続々と登場しています。メガネを選ぶポイントと、押さえておきたい人気ブランドを紹介します。
メガネと言っても、フレームの形も素材もさまざま。何を選べばよいかわからない……という方のために、メガネ選びの3つのポイントを紹介します。
出典:楽天市場
メガネは顔の形によって相性が大きく変わります。重要となるのは顔の形とフレームのバランス。たとえば、丸顔の人は直線的でシャープな縁(リム)のもの、面長の顔の人は天地幅がありつつ、曲線的で角のあるフレームのもの、、四角顔の人は縦幅が広い太フレームタイプのオーバル型などが好相性です。以下では、顔型別におすすめの一例をご紹介します。
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丸顔さんの場合、直線的なラインのフレームを選ぶと効果的です。また、ぽってりしたフレームだと丸顔の印象を強めるので、細めのモノだとよりおすすめ。
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面長な印象をやわらげたい方は、メガネの天地幅の広さを意識すると、相対的に顔の立て幅を抑えて見せられます。また、フォックス型やウェリントン型で少し角の要素を足してあげると、引き締まった印象にまとまるでしょう。
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四角顔の印象をやわらげたい人は、角のとれたオーバルやボストン型のメガネを選ぶとよいでしょう。このタイプの人は同時に顔の大きさに悩んでいる方も少なくないはずなので、天地幅が広いもので、メガネを大きめに見せることをおすすめします。
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すっととがった顎がシャープな印象を与える三角顔さん。キツめの印象に悩んでいるなら、スクエアやウェリントンなどの四角型フレームで角を強調するのはマイナス効果です。細めのオーバルやボストンなどで丸みを足してあげるとよいでしょう。
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メガネの素材には、大きく分けるとプラスチックとメタルの2種類があります。一般的にプラスチックはカジュアルな印象が強く、いっぽうメタルはオフィシャルできちんとした印象があります。また、両者を組み合わせたコンビネーションフレームは、どこかクラシカルで貫禄のある印象となります。
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プラスチックフレームは一般的にカジュアルなメガネに多く採用されています。太めに作られているモノも多く、コーデのアクセントとして活躍してくれるでしょう。素材の特性上、カラフルなモデルも選べるので選択肢が豊富です。
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上品でかっちりとした印象のメタルフレーム。フレームは細いモノがほとんどで、顔回りの印象を繊細に見せてくれることから女性にも好まれやすいのが特徴です。太めのプラスチックフレームと比較し、印象を大きく左右することがないので初心者にもおすすめ。
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プラスチックの個性とメタルの上品さをあわせ持つコンビフレームは、素材の切り替えによる絶妙な立体感と高級感が魅力。大人の男の着こなしをワンランクもツーランクもアップグレードしてくれるでしょう。
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メガネを選ぶ際は、服との相性も重要です。特に気をつけたいのが、自分が普段メインとしている着こなしテイストと合うかどうか。メガネそのもののよし悪しを見るのも大切ですが、自分がよく着る服に合わせたらどうなるかというのも、きちんとイメージしてから買うようにしましょう。
フレームもレンズも、基本的にクオリティーと値段は比例します。財布にやさしい価格帯のモノもよいですが、なかには耐久性やフィット性に乏しいモノもあるので、おしゃれメガネを探しているのであれば、素材やデザインで納得のいくモノが揃う3万円くらいを予算の目安にするのがよいでしょう。疲れや頭痛、耳痛、肩こりの原因を作ってしまっては本末転倒ですから、好きなモノを長く快適に使えるようにセレクトしたいですね。
今おしゃれな人に支持されているブランドとは? それぞれのおすすめモデルと合わせて、ぜひチェックしてみてください。目安である3万円を多少オーバーするものもいくつかありますが、回りと差が付く“イイモノ”を求めるならば検討の価値ありです!
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アメリカのビンテージスタイルを今っぽく絶妙にアレンジしたアイウェアが世界中で人気を集めているオリバーピープルズ。ラリー・レイト氏、その弟のデニス・レイト氏、ラリー氏の友人であるケニー・シュワルツ氏の3人によって1986年に発足されました。ここで紹介する一本は、天地幅の広いウェリントンシェイプが美しい代表作「シェルドレイク」。太さと細さが好バランスのフレームが、スマートで知的なムードを漂わせます。
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世界中でポピュラーな存在、レイバンは、光学機器メーカーのボシュロムが1937年にアメリカで創設。ウェリントン型のサングラス「ウェイファーラー」が有名ですが、サーモント型の「クラブマスター」もブランドを代表する名作です。そのデザインは、古き良き1950年代のメガネが想起元。レトロかつ知的な印象を醸し出すフレームが、コーディネートを大人っぽく格上げしてくれます。
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カネコオプティカル(金子眼鏡)は、国産メガネの聖地である福井県の鯖江を代表するブランド。そんな名門とユナイテッドアローズによるコラボレーションラインは、日本製ならではの品質とセレクトショップならではのトレンド感が調和していて狙い目です。トレンドのクリアフレームが使われた本作は、涼しげな風貌。半透明のベージュがリュクスなムードも感じさせます。細身のボストンフレームで、着けこなしやすいのも魅力。
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完成度の高さで評価を得ているカネコオプティカル(金子眼鏡)は、別注やコレボレーションも多数。ユナイテッドアローズだけでなく、アーバンリサーチとのコラボコレクションも定番です。このモデルはスクエアに近いウェリントンシェイプが特徴。黒いセルフレームとキーホールブリッジがクラシックな雰囲気を放っています。クセのないオーセンティックなデザインで汎用性も抜群。
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2023年で生誕10周年を迎えたブランドですが、実はOEM生産を手掛けるメガネメーカーとしては1984年から歴史が続いています。それだけに品質に関しては折り紙付き。ブランドとして提案しているのは、1980年代の金型や図面をベースにしつつ、現代的な要素も落とし込んだモダンクラシックなメガネです。こちらのモデル「ハーパー」はベースこそクラシカルなウェリントン型ですが、ユニークなツートーン仕様で個性を描き出しています。テンプルの内側から見える、繊細な模様の芯材もポイントに。
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アメリカを代表する老舗アイウェアブランドのモスコット。1915年にニューヨークで創業し、設立から100年以上が経った今もファッションシーンの第一線で躍動しています。定番モデルはいくつかありますが、大人世代に人気なのがボストンタイプの「ミルゼン」。1930年代に登場し、アンディ・ウォーホルやジョン・レノンなどの著名人も愛用していた傑作です。
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2021年にスタートしたばかりのフレッシュなジャパンブランド。フレンチテイストのフレームを基盤に、美術的な要素も織り交ぜた唯一無二のアイウェアを提案しています。こちらの「エギュイーユ05」はブランド内でも屈指の人気モデルで、小ぶりのボストンシェイプながらも肉厚感あるセルフレームゆえに存在感は満点。また、ボタンのような丸いノーズパットもさりげなく印象的なディテールです。
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1865年に設立された米国3大アイウェアブランドのひとつであるシュロンのベストセラーと言えば、こちらの「ロンサー」。登場したのは1947年のことで、今ではスタンダードとなっている、眉部分にプラスチック、下にメタルを使用したブローフレームを考案・採用した最初のモデルとして知られています。誕生当時から現在に至るまで、ほぼ姿を変えることなく愛され続けており、キリッと凛々しい雰囲気を放つフレームは、知的な大人にこそマッチします。
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2004年に誕生したエフェクターは、日本のアイウェアショップ「オプティカルテーラー クレイドル」のオリジナルブランド。顔周りにインパクトを与えてくれる骨太なフレームが最大の特徴です。定番モデルの中でも特に人気が高いのは、ウェリントンタイプの「ファズ」で、“黒セル”ブームを牽引した大ヒットフレーム。8mmの厚さを誇るセルフレームがボリューム満点で、顔周りの印象をガラリと変えてくれます。
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低価格&高品質なアイウェアを発信するゾフ。そのなかでも、ファッション性に特化したシリーズが「ゾフ クラシック」です。ビンテージを感じさせるハイセンスなデザインは、世代問わず支持を集めています。このボストンメガネはライトウェイトなメタルフレームで、着けているのを忘れているような掛け心地。最小限にボリュームをそぎ落とした、ナローなシルエットも◎です。
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2021年にデビューしたアイウェアブランド、オウン。クラシカルなフレームデザインをベースに、自然と顔になじむようなファッションアイコンとしてのメガネを提案しています。このモデルはサイズバランスにこだわったブロータイプ。幅と厚みのあるセルを、丸みのあるフォルムでまとめた、誰にでも似合いやすいデザインながらも、流線的でボリュームあるブローラインが、さりげない個性を主張してくれます。
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ニューは、1950年代の古きよきアメリカンビンテージをベースにしつつ、現代的なエッセンスも融合した高感度なアイウェアを提案しています。こちらのモデル「アムラム」は、ジャズ界におけるフレンチホーンプレイヤーのパイオニア、デビッド・アムラム氏をイメージ。小ぶりなクラウンパントシェイプとセル巻きを組み合わせ、クラシック×モダンな印象を演出しています。
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アイウェアの企画メーカーであるブロス ジャパンが手掛けるアパレルブランド、エバースと、同メーカーが展開する鯖江産アイウェアブランド、BJクラシックコレクションによるジョイントワーク。メタルフレームらしいすっきりとしたフォルムに加えて、ベータチタン製テンプルならではの軽やかな掛け心地が魅力です。さらに、“サンシフト”と呼ばれる機能レンズを使っているのもカギ。紫外線とブルーライトの両方をシャットアウトしてくれるので、幅広いシーンで活躍します。
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エイムは2001年に設立されたブランド。2009年には「IOFT」(国内最大規模のメガネ展示会)でデザイン最優秀賞にノミネートされ、実力を証明しました。2012〜2018年まで活動を休止していましたが、2019年に再スタートしてリブランディング。アーティスティックなビジョンで身に着ける人の個性を引き出すことが目的です。このモデルは、丸みを持たせたクラウンパントシェイプが特徴。クリアな新色が新鮮かつ爽快です。
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2015年にデンマークで誕生したブランド、Have a look(ハブアルック)のコンセプトは、“クールでカラフル。おしゃれに楽しむリーディンググラス”。実用的でありながらデザインにすぐれたメガネを展開しています。今回ピックアップした「CIRCLE」は、テンプル部分にバネを仕込むことでフィット感を向上。さらに、軽量なポリカーボネートを使うことで、長く掛け続けても疲れにくいように配慮されています。北欧らしい絶妙なカラーリングも同ブランドならではの魅力でしょう。