レビュー
FPSやTPSを遊ぶならぜひ欲しい

控えめに言って最高。PS4「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」が優秀すぎ

PlayStation 4(PS4)のコントローラー「DUALSHOCK 4」に装着する拡張機器「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」。「DUALSHOCK 4」に装着することで、背面に2つのボタンを追加することが可能になります。実際に試用したところ、2つのボタンが増えただけでここまで操作性がアップするのかというくらい優秀でした。

「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」を使うと操作性がチートレベルでアップする!?

「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」を使うと操作性がチートレベルでアップする!?

SIE“公式”の「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」

「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」は、「DUALSHOCK 4」に装着することで背面に2つのボタンを増やすというシンプルなデバイスです。このボタンに割り当てられるのは、○、×、△、□、十字キーの上下左右、R1/2/3、L1/2/3、OPTIONボタンの全15種類。SHAREボタンやタッチパッド、PSボタン以外のすべてのボタンを割り当てられます。

「DUALSHOCK 4」にボタンを追加するアタッチメントや、「DUALSHOCK 4」よりも多くボタンを搭載するコントローラーついては、サードパーティー製のものが存在しますが、「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」が注目なのは、SIE公式のアタッチメントということです。

SIE公式の「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」。円形の部分は、有機ELパネル搭載のボタンになっており、この上部の左右に伸びた部分が拡張ボタン

SIEの公式製品ということもあり、「DUALSHOCK 4」への装着性はもちろん、割り当てボタンの追加方法も簡単。「DUALSHOCK 4」背面のイヤホンジャックに差し込むだけで使えて、装着時の握り心地も快適。重量は約26gと、もちろん装着時は若干の重さを感じますが、操作には影響がない範囲に収まっています。

「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」にはイヤホン/マイクプラグと拡張端子が搭載されており、この部分を「DUALSHOCK 4」のイヤホンジャック部分に差し込む

「DUALSHOCK 4」に装着すると、ちょうどグリップの上部にボタンが配置されるような設計

「DUALSHOCK 4」に装着すると、ちょうどグリップの上部にボタンが配置されるような設計

設定方法もシンプルで、装着後に有機ELパネルを長押しし、後は割り当てたいボタンを押すだけです。また、プリセットは3パターンまで登録可能。有機ELパネルを2回押すことでプリセットを切り替えられるので、遊ぶゲームごとに設定しておくと便利です。

有機ELパネルをポチポチと押すだけで、好きなボタンを割り当て可能。PCに接続したりする必要はありません

有機ELパネルをポチポチと押すだけで、好きなボタンを割り当て可能。PCに接続したりする必要はありません

ボタンの押し込みについては、ボタンにかけた指を少し押し込むだけと、軽めの押し心地です。押したときにコリッという感触があり、押したことや回数が指を伝わってきちんと認識でます。あまり力を入れなくても押せるのはポイントが高いです。

操作性は、もはやチートレベルでアップ

通常「DUALSHOCK 4」を使う場合、L1/2とR1/2ボタンのところに人差し指をかける人(パターン1)と、L1とR1に人差し指を、L2とR2に中指をかける人(パターン2)が多いでしょう。

「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」を装着すると、パターン1の場合は、背面のボタンを中指で押すことになります。筆者はもともとパターン1派ですが、指に違和感なく背面のボタンを中指で押せました。やっぱり公式製品ということだけあって、握りやすさもすぐれている設計です。

パターン1の握り方の例。R1/2とL1/2ボタンを、左右の人差し指で押し分ける必要がありますが、背面のボタンを中指で押せるのが楽ちん

パターン2の場合は、薬指で背面のボタンを押すことになります。パターン1派の筆者にとっては、握り方に違和感があって少し窮屈に感じましたが、もともとパターン2を使っている人なら問題ないでしょう。こちらのほうが、人差し指、中指、薬指のそれぞれで違うボタンを押せるため操作の複雑性はアップしますが、「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」アリのパターン1よりも、素早く操作を行えそうです。

パターン2の握り方の例。上級者はパターン2でも問題なさそう

パターン2の握り方の例。上級者はパターン2でも問題なさそう

「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」が、その効力を発揮するのはFPSやTPSといったジャンルのゲームを遊ぶときです。もちろん、FPS/TPS視点のRPGなどを遊ぶときにも便利です。

こういったゲームで多いのが、Lスティックを押し込むとダッシュする操作。L3ボタンにダッシュが割り当てられているゲームです。Lスティックはキャラクターの移動を行うため、移動しつつLスティックを押し込む動作は、慣れてないとなかなかやりにくいことがあります。

筆者は、敵に囲まれたり、ボス戦で死にそうになって逃げるときなどにかなりの頻度でパニックを起こすのですが、このときにLスティックの押し込みがうまくいかず、「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと早く走って!」と焦りながら結局やられてゲームオーバーになってしまうことが多々あります。

個人的には、入力したつもりの操作が反映されずにゲームオーバーになる理不尽さを乗り越えてクリアする達成感も好きですが、やはり思った通りの操作が反映されるほうがストレスフリーです。意図しない動作でゲームオーバーになったときは、コントローラーを投げてしまいたいほどの苦痛をともなうので。

しかし、「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」の左ボタンにL3ボタンを割り当てておけば、Lスティックを動かしながら背面のボタンをソッと押すだけで、ダッシュしてくれるので、操作するのがめちゃくちゃ楽になります。これでイライラすることともおさらばです。

背面ボタンに「L3」を割り当てれば、Lスティック押し込みの苦悩から解放されます

背面ボタンに「L3」を割り当てれば、Lスティック押し込みの苦悩から解放されます

FPSやTPSを遊ぶときに、もうひとつ悩まされるのが、Rスティック&○×△□同時押し問題。Rスティックは、多くのゲームで視点移動の操作が割り当てられています。Lスティックでキャラクターを移動させつつ、Rスティックで視点を動かして周囲の状況を把握する、という操作です。FPSであれば、常に視点操作で周囲の敵やアイテムを確認するのが一般的でしょう。

この視点操作は親指で行うのが基本です。しかし、視点操作は常時行いっぱなし。つまり、親指でほかのボタンを押す時間はほとんどありません。親指で○×□△を押すと、その間は視点操作ができなくなってしまいます。対戦ゲームなどでは、Rスティックを操作できないわずかな時間が命取りになるわけです。

では、人差し指で○×□△を押せばいいのではないか、という人もいるでしょうが、人差し指はL1/2を押さなければいけないし、そもそも、親指でRスティックを動かしつつ、人差し指で○×□△を押すのは、指の間接的にむちゃくちゃしんどいです。

しかし、「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」の背面ボタンに○×□△の中から使う頻度が高いものを割り当てておけば、長年苦しめられてきたRスティック&○×△□同時押し問題を解決できるというわけです。

背面ボタンに×と○を割り当てるだけで、忙しく動いていた親指をRスティックに集中させられます。これは本当に便利

実際にいくつかのゲームで試してみても、その効果は明らかで、「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」の威力をまざまざと感じました。親指はRスティックだけに集中させて、中指や薬指で背面ボタンを押せば、視点移動しながら、ジャンプやしゃがみ動作が行える。これは、誰もが本当に待ち望んだ拡張機能と言えるでしょう

「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」を使えば、ゲームの操作性がアップするのは火を見るより明らかです。もはやチートレベルと言っても過言ではありません。でも安心してください。SIEの公式製品ですから、チートなどと言われることはないでしょう。対戦ゲームなどでは、自分のスコアを伸ばせる可能性さえ出てくると思います。

唯一問題なのは、予約が始まってもすぐに売り切れてしまうことです。2020年1月16日の初回販売分は即売り切れで、4月下旬には再販されますが、すでにインターネット上では予約ができず、プレミア価格がついています。

どうしても入手したい人は、ゲームショップや家電量販店を根気よく探す方法しか残されていません。ただし、SIEが今後再々販を行う可能性もあるので、これを期待して待つ方法もあります。FPSやTPSを遊ぶユーザーはマストで持っていていい製品だと思いますよ。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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